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加藤幹郎の検索結果1 - 25 件 / 25件

  • 映画学と映画批評、その歴史的展望――加藤幹郎インタヴュー

    ----映画雑誌『イメージフォーラム』に加藤さんのダゲレオ出版評論賞受賞作が掲載されてから去年(2006年)でちょうど25年が経ちました。そして今年(2007年)は、加藤さんが50歳をむかえられる年です。この節目に過去四半世紀をふりかえって、映画批評と映画学にいったい何が起きたのかお聞きしたいと思います。 加藤 おかしな話ですが、20代前半のころ自分が50歳になる日が来ようなどとは夢にも思っていませんでした。ひとえに想像力不足のせいでしょう。もっとも20代前半で50代の自分を想像することなど、あまり健康的なことではないような気もします。いずれにせよわたしもまた死の緩慢な歩みを歩んできた者たちのひとりです。もっとも死の訪れは誰にとっても(あなたにとっても)早すぎるものでしかありませんが。 さて日本ではこの25年ほどのあいだに映画をめぐる言説に大きな地殻変動が起きました。1980年ころまで映画

    • Amazon.co.jp: 映画館と観客の文化史 (中公新書): 加藤幹郎: 本

        Amazon.co.jp: 映画館と観客の文化史 (中公新書): 加藤幹郎: 本
      • Beyond the Art Vol.24 3D(立体視)アニメーションの可能性と課題 加藤 幹郎/氷川 竜介/森本晃司 | 文化庁メディア芸術プラザ

        「3D元年」ともいわれた2010年。3D劇場映画の話題作連発、また家庭用の3Dテレビ、ビデオカメラなども登場し、立体視の世界はより身近なものとなりました。いっぽうで、アニメーション表現の最前線にいる者にとって、いま3D映像にはどんな可能性と課題があるのでしょうか。つくり手、評論家、研究家など識者の生の声をお届けします。 3D映像史とアニメーション映画/加藤 幹郎(映画評論家) 日本アニメーションのお家芸「空間・世界観」と3Dの相性/氷川 竜介(アニメ評論家) 現実世界にはない「ワクワク」を生むツールとして/森本 晃司(アニメーション監督) 加藤 幹郎(かとう みきろう) 1957年、長崎県生まれ。映画批評家、映画学者。京都大学大学院教授。主著に『表象と批評——映画・アニメーション・漫画』(岩波書店)、『映画館と観客の文化史』(中公新書)、『「ブレードランナー」論序説——映画学特別講義』(筑

        • Amazon.co.jp: 「ブレードランナー」論序説 (リュミエール叢書 34): 加藤幹郎: 本

            Amazon.co.jp: 「ブレードランナー」論序説 (リュミエール叢書 34): 加藤幹郎: 本
          • 加藤幹郎編著『アニメーションの映画学』 - logical cypher scape2

            映画研究の手法でもって、アニメーションについて論じる論文集。 以下のエントリをきっかけに読んだので、参照に。というか、概要は以下のエントリに任せて、各論文の感想を。 『アニメーションの映画学』読みました - 覚え書き、あるいは思考メモ 第1章「〈原形質〉の吸引力 エイゼンシテインの漫画アニメーション理論」今井隆介 エイゼンシテインが、ディズニーアニメについて書いた論文やメモなどを集成した「エイゼンシテインオンディズニー」の要約。 エイゼンシテインはディズニーアニメを絶賛しているのだが、まず第一に、それが極度な合理化によって抑圧された日常を「忘却」させてくれるからとしている。 さて、一体何がそのような「忘却」をもたらしているのか、というと、それがタイトルにもあるところの「原形質性」である。 具体的には、タコが象のように歩いているシーンに見られるように、タコが象に変化してしまうというそのアニメ

              加藤幹郎編著『アニメーションの映画学』 - logical cypher scape2
            • Amazon.co.jp: ヒッチコック「裏窓」ミステリの映画学 (理想の教室): 加藤幹郎: 本

                Amazon.co.jp: ヒッチコック「裏窓」ミステリの映画学 (理想の教室): 加藤幹郎: 本
              • Amazon.co.jp: 映画の論理―新しい映画史のために: 加藤幹郎: 本

                  Amazon.co.jp: 映画の論理―新しい映画史のために: 加藤幹郎: 本
                • Amazon.co.jp: 荒木飛呂彦論: マンガ・アート入門 (ちくま新書): 加藤幹郎: 本

                    Amazon.co.jp: 荒木飛呂彦論: マンガ・アート入門 (ちくま新書): 加藤幹郎: 本
                  • Amazon.co.jp: 映画とは何か: 加藤幹郎: 本

                      Amazon.co.jp: 映画とは何か: 加藤幹郎: 本
                    • 映画の領分―映像と音響のポイエーシス | 加藤 幹郎 |本 | 通販 | Amazon

                        映画の領分―映像と音響のポイエーシス | 加藤 幹郎 |本 | 通販 | Amazon
                      • Amazon.co.jp: 映画学的想像力: シネマ・スタディーズの冒険: 加藤幹郎: 本

                          Amazon.co.jp: 映画学的想像力: シネマ・スタディーズの冒険: 加藤幹郎: 本
                        • Amazon.co.jp: 列車映画史特別講義――芸術の条件: 加藤幹郎: 本

                            Amazon.co.jp: 列車映画史特別講義――芸術の条件: 加藤幹郎: 本
                          • 加藤幹郎著『「ブレードランナー」論序説 映画学特別講義』(筑摩書房2004)を読むための用語解説(入門篇)

                            INDEX R指定/ アイマックス・シアター/ 『アンダルシアの犬』/ イスタブリッシング・ショット/ 『イワン雷帝 第一部』/ 隠喩/ オーソン・ウェルズ/ エディプス・コンプレックス/ マックス・エルンスト/ エンタシス/ カタルシス/ グーテンベルク/ クレジット・タイトル/ クロース・アップ/ ジャン=リュック・ゴダール/ 『サイコ』/ サウンド・トラック/ サブライム(崇高美)/ 『サンセット大通り』/ シークエンス/ シーン/ 写真銃/ ジャンル/ ショット/ ジェイムズ・ジョイス/ ストーリー・ボード 入門篇2→ R指定 1968年から施行されたレイティング・システムにおける区分のひとつ。Rは「16歳未満の観客は親または大人の同伴が必要」とされ、G=一般向け・M=成人向け・X=16歳未満入場禁止と区別される。1930年に策定された映画製作倫理規定(プロダクション・コード)は責

                            • 加藤幹郎 - Wikipedia

                              長崎県長崎市生まれ。1981年筑波大学比較文化学類卒業。筑波大学院博士課程文芸・言語研究科単位取得満期退学。英文学者として出発。ジェイムズ・ジョイスに関する論文「Ulyssesの謎--第15挿話"Circe"を中心に」により第9回日本英文学会新人賞受賞[3]。1986年、帝京大学専任講師に着任。 その後、映画研究にシフト。1999年、京都大学より論題「古典的ハリウッド映画の構造と歴史:ジャンルの生成とヘイズ・コード」で、博士(人間・環境学)。 ミシガン大学客員教授、フルブライト客員研究員(カリフォルニア大学バークレー校、カリフォルニア大学ロサンゼルス校、ニューヨーク大学、ハワイ大学マノア校)、京都大学総合人間学部助教授などを経て、2006年より京都大学大学院人間・環境学研究科教授[4]。2015年3月末に京都大学教授を早期退職し、のちに京都大学名誉教授。 日本の映画研究および関連学会のあり

                              • 『荒木飛呂彦論: マンガ・アート入門 (ちくま新書)』(加藤幹郎)の感想(15レビュー) - ブクログ

                                はやくも、今年ワースト候補が登場。 『荒木飛呂彦論』という名前に釣られて購入。副題に「アート・マンガ入門」なんて書かれていれば、これは買わざるをえないでしょう! というわけで。でも、実際は買うまでに時間がかかりました。本屋で本書を見つけたときは、「おっ!」と思ったものの、ぱらぱらと読んでみると、とても「入門」な内容に思えなかったので。でも、やはりファンなので購入した。 中身は、漫画家荒木飛呂彦を論じるというよりも、『ジョジョの奇妙な冒険』について語るというスタンス。著者は映画研究を専門としている人のようで、ユリイカの荒木飛呂彦特集にも本書のような視点での文章を載せている。映画研究者の立場から荒木飛呂彦の作品について語るという内容。でも、映画なら作品から論を立てるというのは当たり前なのかもしれないが、しかし、それなら本書も『ジョジョの奇妙な冒険論』で良かったのでは? というように、この本には

                                  『荒木飛呂彦論: マンガ・アート入門 (ちくま新書)』(加藤幹郎)の感想(15レビュー) - ブクログ
                                • Amazon.co.jp: 映画の身体論 (映画学叢書): 塚田幸光 (編集), 加藤幹郎 (監修): 本

                                    Amazon.co.jp: 映画の身体論 (映画学叢書): 塚田幸光 (編集), 加藤幹郎 (監修): 本
                                  • Amazon.co.jp: 映画視線のポリティクス: 古典的ハリウッド映画の戦い: 加藤幹郎: 本

                                      Amazon.co.jp: 映画視線のポリティクス: 古典的ハリウッド映画の戦い: 加藤幹郎: 本
                                    • 表象と批評 映画・アニメーション・漫画 / 加藤幹郎/著 - オンライン書店 e-hon

                                      ヒッチコック、スピルバーグ、アルマー,イーストウッド,新海誠,荒木飛呂彦,楳図かずお。視覚ジャンルを超えて大衆表象を分析する待望の批評集。 眩暈と落下―ヒッチコック『レベッカ』のテクスト分析 第1部 映画(歴史と物語―スペクタクル映画作家スピルバーグ ジャンル、スタジオ、エクスプロイテイション―エドガー・G・アルマー論の余白に ジャンルの歴史の終焉―西部の人、クリント・イーストウッド) 第2部 アニメーション(風景の実存―新海誠アニメーション映画におけるクラウドスケイプ) 第3部 漫画(法外なもの、不均衡なもの、否定的なもの―マニエリスト漫画作家荒木飛呂彦 愛の時間―あるいは漫画はいかにして一般的討議を拒絶するのか プロミネンス、瞳の爆発―楳図漫画の恐怖の受容と表象)

                                        表象と批評 映画・アニメーション・漫画 / 加藤幹郎/著 - オンライン書店 e-hon
                                      • 映画館と観客の文化史 -加藤幹郎 著|電子書籍|中央公論新社

                                        加藤幹郎 著 映画はいったいどこで見るべきものなのだろうか。ホームヴィデオの普及以降一般的になった、個人的な鑑賞は、はたして映画の本来的な姿から遠ざかってしまったものなのだろうか。本書は、黎明期から今日までの一一〇年間の上映形態を入念にたどりながら、映画の見かたが、じつは本来、きわめて多様なものだったことを明らかにする。作品論、監督論、俳優論からは到達し得ない映画の本質に迫る試みである。 書誌データ 配信開始日2013/7/15 判型中公eブックス 希望小売価格946円(10%税込)

                                          映画館と観客の文化史 -加藤幹郎 著|電子書籍|中央公論新社
                                        • 加藤幹郎氏死去、京都大名誉教授 映画学|社会|地域のニュース|京都新聞

                                          加藤幹郎氏(かとう・みきろう=京都大名誉教授、映画学)26日午後0時42分、病気のため福岡市の病院で死去、63歳。長崎県出身。葬儀・告別式は既に行った。喪主は妻綾香(あやか)さん。 2005年12月~12年3月、日本映画学会の初代学会長を務めた。

                                            加藤幹郎氏死去、京都大名誉教授 映画学|社会|地域のニュース|京都新聞
                                          • 映画ジャンル論―ハリウッド的快楽のスタイル | 加藤 幹郎 |本 | 通販 | Amazon

                                            コメント: ◆◆◆おおむね良好な状態です。中古商品のため若干のスレ、日焼け、使用感等ある場合がございますが、品質には十分注意して発送いたします。 【毎日発送】

                                            • 荒木飛呂彦論: マンガ・アート入門 (ちくま新書) by 加藤幹郎 - 基本読書

                                              優れたジョジョという漫画シリーズについて大ファンである著者がその魅力を解き明かしていく構成。あらかじめ言っておくと、完全な本ではない。いちいちここで一つ一つ指摘していくこともしないが、取り上げられるポイントにどうも納得いかないところがあるしこじつけか著者の妄想じみているところも多い。全体的な割合でいえば面白いと思ったのは2割ぐらいで、あとは疑問が浮かんだり2割の部分の繰り返し部分だったりで占められている。紹介するか迷ったが、「もっとこういう作家論が出てほしいな」という思いがあったので、一応書いておこうと思った。以下目次。 はじめに 第一章 波紋とは何か、スタンドとは何か 第二章 差異と反復の主題系 第三章 「奇妙な」杜王町空間 第四章 革新的な漫画スタイル変様 第五章 美術史観点から芸術漫画を読む 第六章 岸辺露伴と荒木飛呂彦 第七章 二元論を超えて おわりに あとがき 第一章では親子関係

                                                荒木飛呂彦論: マンガ・アート入門 (ちくま新書) by 加藤幹郎 - 基本読書
                                              • 加藤幹郎『映画館と観客の文化史』 - logical cypher scape2

                                                映画は一体どのようにして見られてきたのか、ということについての歴史的変遷を追った本。 映画を見る、と一言で言っても、それには様々な様態がある。シネマ・コンプレックスで見るのか、DVDを借りてきてホームシアターで見るのか、ネットで落としてきてPCで見るのか、など。 また、どのように見られるのかに応じて、作品そのものもまた変化しうる。 映画を論じるに当たって、作品内容だけではなく、それがどのように受容され体験されるのかということも検討しなければ、片手落ちになってしまうのではないか、そのような問題提起を促す本でもある。 この本の中で強調されていることは、以下のようなことである。 まず、先行ミディアムと後発ミディアムは、決して断絶するわけではない、ということである。 例えば、演劇と映画である。映画館での映画上映と演劇や歌などのライブ・パフォーマンスは、かなり長きにわたって共存しつづけている。幻灯(

                                                  加藤幹郎『映画館と観客の文化史』 - logical cypher scape2
                                                • 映画批評) 溝口健二『残菊物語』の「視線」と「声」のからみあい(引用の織物)  ――加藤幹郎「視線の集中砲火」と蓮實重彦「言葉の力」 - 秋谷高志 批評をめぐる試み

                                                  溝口健二監督『残菊物語』は驚くほどのスピードで、原作小説掲載、新派上演を経て、映画化された。 一九三七年(昭和一二年)九月、『サンデー毎日』秋季特別号に村松楓風(しょうふう)の短篇小説『残菊物語』が掲載され、同年一〇月には巖谷三一(愼一)脚色、川尻清譚演出によって明治座新派興行で上演された(菊之助を花柳章太郎、お徳を水谷八重子、五代目菊五郎を喜多村緑郎)。花柳が原作を読み舞台化を希望したという。その好評により、二ヶ月後の一二月には明治座で同じく巖谷脚本、花柳主役で『続残菊物語』が上演されたが、これは原作の末章「残んの花」にあたる帰京後の菊之助の復活から、お徳と同じ病による死までである。 そして早くも一九三九年(昭和一四年)一〇月には松竹と溝口健二によって映画『残菊物語』が公開された(菊之助を新派舞台と同じ映画初出演の花柳章太郎、お徳を同じく新派の森赫子(かくこ)、菊五郎を二代目河原崎権十郎

                                                    映画批評) 溝口健二『残菊物語』の「視線」と「声」のからみあい(引用の織物)  ――加藤幹郎「視線の集中砲火」と蓮實重彦「言葉の力」 - 秋谷高志 批評をめぐる試み
                                                  • 映画館と観客の文化史 -加藤幹郎 著|新書|中央公論新社

                                                    加藤幹郎 著 映画はいったいどこで見るべきものなのだろうか。ホームヴィデオの普及以降一般的になった、個人的な鑑賞は、はたして映画の本来的な姿から遠ざかってしまったものなのだろうか。本書は、黎明期から今日までの一一〇年間の上映形態を入念にたどりながら、映画の見かたが、じつは本来、きわめて多様なものだったことを明らかにする。作品論、監督論、俳優論からは到達し得ない映画の本質に迫る試みである。 書誌データ 初版刊行日2006/7/25 判型新書判 ページ数320ページ 定価990円(10%税込) ISBNコードISBN978-4-12-101854-0 書店の在庫を確認 ❑紀伊國屋書店 ❑丸善&ジュンク堂書店 ❑旭屋書店  ❑有隣堂  ❑TSUTAYA

                                                      映画館と観客の文化史 -加藤幹郎 著|新書|中央公論新社
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