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北極振動の検索結果1 - 18 件 / 18件

  • 寒くなるかは、ジェット気流のエアカーテン次第!?〜2月の天気〜

    1977年滋賀生まれ。お天気キャスター。的中率、夢の9割をめざす気象予報士です。 好きな言葉は「予報当たりましたね」。株式会社ウェザーマップ所属。 ツイッターでも気象情報やってます。(動画インタビュー) 前の記事:生まれた地域で得意スポーツの種目が決まる?〜1月の天気〜 > 個人サイト ウェザーマップ・増田雅昭 ツイッター @MasudaMasaaki 2月の天気が1月に到来!? 増田さん(中央)にお話を伺うのは、1月に引き続きライターの加藤さん(画面)、林さん(右)。今回はライターの西村さん(左)も加わります 林:今年に入って1ヶ月経ちましたが、2月の天気って1月と変わりますか? 増田:まだ暖冬傾向が続くでしょうね。少しずつ春っぽい天気のパターンが現れてきます。 西村:春っぽい天気のパターン……ですか? 増田:例えば、強い南風が吹く「春一番」は代表的ですね。あとは、ずっと冬型が続かずに低

      寒くなるかは、ジェット気流のエアカーテン次第!?〜2月の天気〜
    • 暖冬 本州付近に寒気流れ込みにくく 来月にかけても同傾向か | NHKニュース

      この冬は東日本や西日本を中心にかなり気温が高く、降雪量も日本海側の多くの地点で平年の20%以下となるなど記録的に少なくなっています。気象庁は「偏西風の蛇行」と「正(せい)の北極振動」と呼ばれる現象で本州付近に寒気が流れ込みにくかったと分析していて、来月にかけても同じような傾向が続きそうだとしています。 気象庁によりますと、この冬は2つの理由で本州付近への寒気の南下が弱いために、暖かく記録的に雪が少なくなっていると分析しています。 1つ目が「偏西風の蛇行」です。 平年であれば、九州から関東の南の海上付近を吹いている偏西風が、今シーズンは日本海から東北付近を吹いていて、寒気の南下をいわば「ブロック」するような状態になっているということです。 もう一つが「北極振動」です。 北極付近と中緯度地域の気圧がシーソーのように互いに変動する現象で、今月は北極付近の気圧が低く中緯度の気圧が高い「正の北極振動

        暖冬 本州付近に寒気流れ込みにくく 来月にかけても同傾向か | NHKニュース
      • 120年余の中で“最も暑い4月に” 気象庁 統計開始以降 | NHK

        各地で季節外れの暑さとなった4月は、エルニーニョ現象の影響などで暖かい空気に覆われやすく、全国の平均気温は平年を2度余り上回り、気象庁が統計を取り始めてからの120年余りの中で最も高くなりました。 気象庁によりますと、4月は日本付近は暖かい空気に覆われる日が多く、各地で気温が上がりました。 ▽4月15日には最高気温が、新潟県三条市で32.5度となり、沖縄を除いてことし初の真夏日となったほか ▽4月28日には、福島県伊達市で32.3度まで上がるなど 北海道から沖縄までの87地点で、平均気温が統計開始以降、4月として最も高くなりました。 このため全国の平均気温は、平年より2.76度高く、気象庁が1898年に統計を取り始めてから最も暑い4月となりました。 地域別では、 ▽北日本が3.2度 ▽東日本が2.7度 ▽西日本が2.4度 ▽沖縄・奄美が2.6度 それぞれ平年より高くなり、このうち、北日本と

          120年余の中で“最も暑い4月に” 気象庁 統計開始以降 | NHK
        • ラニーニャ現象発生時の特徴が現れる 17日頃から寒波襲来 雪と寒さの見通し(気象予報士 白石 圭子)

          昨年2021年11月10日、気象庁はラニーニャ現象が発生しているとみられると発表しました。12月の実況でもラニーニャ現象は続いているとみられ、今後、冬の終わりまで続くとみられます。 ラニーニャ現象は、太平洋の熱帯域で、東部で冷たい水の湧き上がりが平常時より強く、海面水温が平常時より低くなっています。一方、西部には暖かい海水がより厚く蓄積します。この影響で、ラニーニャ現象発生時は、インドネシア付近で、対流活動が活発になるという特徴があります。 インドネシア付近で、対流活動が活発になると、インドやチベット付近で、高気圧の勢力が強まり、高気圧と低気圧が東西に交互に現れるようになります。このため、偏西風は、インドやチベット付近で北へ蛇行、黄海や朝鮮半島付近では南へ蛇行し、日本に九州など西から寒気が流れ込みやすくなります。 12月中旬以降、熱帯の対流活動は、ラニーニャ現象発生時の特徴はみられませんで

            ラニーニャ現象発生時の特徴が現れる 17日頃から寒波襲来 雪と寒さの見通し(気象予報士 白石 圭子)
          • 「温暖化でジェット気流が蛇行して異常気象が増える」というのは本当か 大気科学の第一人者、筑波大学の田中博教授に聞く | JBpress (ジェイビープレス)

            「地球温暖化によって北極域の気温が上がると、偏西風が蛇行して、異常気象が増える」という言説がある。果たしてそれは本当なのか。この真偽について、大気科学の第一人者である、筑波大学計算科学研究センターの田中博教授に聞いた。 (杉山 大志:キヤノングローバル戦略研究所研究主幹) 北極域の気温上昇には2つの背景 杉山大志・キヤノングローバル戦略研究所研究主幹(以下、杉山):まず、北極域の気温が上がる理由ですが、これは地球温暖化かもしれないし、北極振動*1のような自然変動かもしれない、ということでよろしいでしょうか。 *1 北極域の気圧が平年より低いとき、日本などの中緯度帯で平年より高くなり、北極域で平年より高いとき、中緯度帯で平年より低くなる現象 田中博・筑波大学計算科学研究センター教授(以下、田中):はい、その通りです。北極域の気温が上がる背景には、温暖化でゆっくり起こる部分と、北極振動のような

              「温暖化でジェット気流が蛇行して異常気象が増える」というのは本当か 大気科学の第一人者、筑波大学の田中博教授に聞く | JBpress (ジェイビープレス)
            • データ分析基盤のカオスに平穏をもたらした話 - ハウテレビジョンブログ

              導入 こんにちは、データ分析PJTの縄司です。 寒気の流入が顕著になり、西高東低な気圧配置が頻繁に見られる冬が訪れてきましたね。今年は寒くなるのでしょうか?気になった方はAOI(北極振動指数)やエルニーニョ現象、ラニーニャ現象の詳細をぜひご覧になってください。肌の潤いは失われビニールの袋を開けるのに苦戦する日々を送っています。 さて今回は弊社データ分析基盤刷新のお話しをさせていただきます。 内容 従来のデータ分析基盤アーキテクチャ 弊社のデータ分析アーキテクチャは上のようになっており、MySQLやBigQueryで集めたデータをRedashに集約してデータの分析・可視化を行なっておりました。異なるデータソースを結合するQuery Resultsや豊富なチャート機能は便利ですが、日頃データ抽出やデータの整合性を確認する時にどのクエリを見ればいいの?といった疑問が業務の中でたくさんありました。

                データ分析基盤のカオスに平穏をもたらした話 - ハウテレビジョンブログ
              • 二酸化炭素と地球温暖化2020 | ここは3.11後の日本

                おけおめ! 地球温暖化は無知や疑似科学に政治とかが絡みついて毎度変なことになるね。 科学は常時アップデートしてるんだけど、義務教育のときにインストールした知識のままアップデートされてない人が多く問題を複雑化させている。 また偏った情報が発信されていることもあって、多く人々が正常な判断をできない分野として確固たる地位を確立してきている。心配。 地球温暖化は信仰に近い存在になりつつあり、少しでも教義と違う示唆や別軸からの考えをぶっこむと攻撃でも受けたかのように反撃される。だからといって放置するのもなんなので2007年のIPCCレポの頃に某増田掲示板で書いたツリーをちょいと書き直した。当時と比べ温暖化なのか寒冷化なのかの議論は既に決着してると思うので気候変動に的をしぼる。 気候変動 ┌→しているよ─┬→人類の活動が原因だよ─┬→二酸化炭素を削減しないとだめだよ │ │ │ ├→火力発電を改善しよ

                • 続く暖冬、積もらぬ大雪 業者も困惑、「災害」と悲鳴も:時事ドットコム

                  続く暖冬、積もらぬ大雪 業者も困惑、「災害」と悲鳴も 2020年01月27日12時16分 2017年1月の新潟県長岡市中心部(上)と、20年1月の同じ場所(下)の様子(長岡市提供) 記録的な暖冬の影響で、日本海側を中心に雪が少ない状態が続いている。気象庁の予報では、2月も降雪量は少ない見通しで、大雪に備えていた除雪業者からは「少雪災害だ」との声も漏れる。 「気候変動は最大の危機」 英皇太子演説、グレタさんとも面会―ダボス会議 気象庁によると、高温と少雪が続く背景には、「偏西風の蛇行」と「北極振動」がある。日本付近で北にずれた偏西風は、大陸からの寒気の南下を抑制。北極付近に寒気が留まる現象も加わり、冬型の気圧配置が長続きしなかった。 昨年11月1日から今月23日までの累積降雪量は、札幌市が162センチで平年比56%、新潟市は1センチで同1%と極端に少ない。太平洋側では名古屋市で初雪が観測され

                    続く暖冬、積もらぬ大雪 業者も困惑、「災害」と悲鳴も:時事ドットコム
                  • 三重大Rナビ -三重大学の研究最前線-|日本やアジアの異常気象の一因が アフリカのサヘル地域の雨雲にあることを初めて解明 ― アフリカのサヘル地域で大雨が降れば、日本は猛暑に ―

                    ホーム プレスリリース 日本やアジアの異常気象の一因が アフリカのサヘル地域の雨雲にあることを初めて解明 ― アフリカの... 日本やアジアの異常気象の一因が アフリカのサヘル地域の雨雲にあることを初めて解明 ― アフリカのサヘル地域で大雨が降れば、日本は猛暑に ― 研究の概要 ■ アフリカのサヘル地域の雨雲が日本やアジアの気象に影響していることを、過去39年間の観測値と数値シミュレーションにより発見 ■ サヘル地域で雨が強まれば、日本の気温が高くなる ■ 日本で観測史上最高の猛暑を記録した2018年は、サヘル地域でも記録的な雨量を観測 【概要・研究の意義】 三重大学生物資源学研究科の立花義裕らの研究グループは、過去39年間にわたる観測値の分析と数値シミュレーションにより、アフリカのサヘル地域で雨雲が大きく発達すると、日本上空の高気圧の引き金となり、結果的に日本の猛暑の一因となっていること

                      三重大Rナビ -三重大学の研究最前線-|日本やアジアの異常気象の一因が アフリカのサヘル地域の雨雲にあることを初めて解明 ― アフリカのサヘル地域で大雨が降れば、日本は猛暑に ―
                    • 寒波 - Wikipedia

                      この項目では、極地や高緯度から冷たい気団が押し寄せてくることについて説明しています。春の低温については「寒春」を、夏の低温については「冷夏」を、秋の低温については「寒秋」を、冬の低温については「寒冬」をご覧ください。 この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "寒波" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL (2012年1月) 寒波(かんぱ、英: cold wave)とは、極または高緯度地方で冷却された空気が、中緯度や低緯度地方の広い範囲に流れ出すこと[1]。極(北極や南極)や高緯度地域から、気温が低い気塊が、中緯度や低緯度地域へと波のように押し寄せてくる現象。主に冬季に起

                      • 今年はモスクワに冬が訪れなかった

                        今年はモスクワに冬が訪れなかった2020.03.12 10:009,123 Brian Kahn - Earther Gizmodo US [原文] ( Kenji P. Miyajima ) モスクワの冬が寒くないなんて、テキサスの夏が暑くないようなものです。 ロシアといえばめちゃくちゃ寒いイメージがありますよね。わたし(Miyajima)は映画『レッドブル』でシュワちゃんがかぶっていた防寒帽や、『ロッキー4』で雪山の斜面を駆け上がるスタローンの姿が浮かんできます。 そんな寒いはずのロシアも、地球温暖化にかかるとひとたまりもないみたいですよ。 モスクワの冬の平均気温が平年を6.3度上回る観測史上最高を記録モスクワは観測史上初めて冬(12月から2月)の平均気温が氷点下(0度)を上回り、平年よりも6.3度も高い記録的な暖かさになりました。この信じられない暖かさはモスクワだけにとどまらず、ユー

                          今年はモスクワに冬が訪れなかった
                        • 2019年は「観測史上2番目に暑い年」だったことが判明! 2019年12月は過去最高の暖かさ : 登山ちゃんねる

                          2020年01月10日 2019年は「観測史上2番目に暑い年」だったことが判明! 2019年12月は過去最高の暖かさ カテゴリニュース Comment(20) 1: 名無しさん 2020/01/09(木) 19:49:31.44 ID:+xz6w8kM9 2019年のオーストラリアの気温は観測史上最高を記録し、気温の高さを主因とした記録的な大火災は、2020年1月時点でも収束の見通しが立っていません。そんな中、オーストラリアだけではなく地球全体で見ても、2019年は記録的な暑さだったことが判明しました。 Surface air temperature for December 2019 | Copernicus https://climate.copernicus.eu/surface-air-temperature-december-2019 Congratulations, 2019

                            2019年は「観測史上2番目に暑い年」だったことが判明! 2019年12月は過去最高の暖かさ : 登山ちゃんねる
                          • 今年の冬 暖冬で日本海側の雪は少ない予想 それでも一時的な大雪の心配(気象予報士 白石 圭子)

                            今年の冬は、エルニーニョ現象や正のインド洋ダイポールモード現象の影響が残ることにより、暖冬になる予想です。日本海側の雪は、冬の期間を通して少ないでしょう。ただ、一時的に寒気が流れ込み、大雪になる心配がないとはいえません。 今年の冬(2023/2024年)、エルニーニョ現象や正のインド洋ダイポールモード現象の影響が残ることにより、暖冬になる予想です。日本海側の雪も少ないでしょう。 ある現象が出現すると、それが何千キロ、何万キロも離れた場所に伝播される現象をテレコネクションといいます。エルニーニョ現象も、熱帯での現象が日本などに影響を及ぼすテレコネクションです。 春から南米ペルー沖で、海面水温が平常より高くなるエルニーニョ現象が発生しています。エルニーニョ現象は、初冬にかけてピークになるでしょう。熱帯域では、太平洋中部から東部を中心に、対流活動が活発になります。 一方、インド洋では、エルニーニ

                              今年の冬 暖冬で日本海側の雪は少ない予想 それでも一時的な大雪の心配(気象予報士 白石 圭子)
                            • 春の寒さ、北極圏の海氷の縮小が原因か

                              カナダのセントローレンス湾に形成される海氷(2013年2月)。 Image courtesy Jeff Schmaltz, MODIS/USGS/NASA 北半球では、春分から1週間以上過ぎても通常より低い気温が続いている。これに関して気象学者らは、海を覆う氷の減少が原因ではないかとする最近の研究を指摘している。 アメリカ国立雪氷データセンター(NSIDC)の撮影によると、2012年秋は北極圏を覆う氷の面積が記録的に小さかった。そして現在のデータによると、最近記録された海氷面積の年間最大値は人工衛星の観測史上、6番目に小さいという。 地球温暖化による北極圏の海氷の減少のため、大気の循環が変化して雪と氷が増大すると気象学者のリュー・ジーピン(Jiping Liu)氏は説明する。リュー氏はこの問題に関し、2012年に「Proceedings of the National Academy」誌で

                                春の寒さ、北極圏の海氷の縮小が原因か
                              • 観測史上最も暖かい冬 - 一人でお茶を

                                四国新聞2020年4月15日の記事より。 観測史上最も暖かい冬 平年差1.66度 気象庁は14日、この冬(昨年12月~今年2月)の日本の平均気温は平年値を1.66度上回り、1897年12月から翌年2月の冬に統計を開始して以来、最も高くなったと発表した。有識者を交えた異常気象分析検討会で明らかにした。 気象庁によると、偏西風が日本付近の北側で吹いて冬型の気圧配置が続かず、寒気の南下を妨げたと結論付けた。地球温暖化や北極圏に寒気が滞留する大気現象「正の北極振動」も影響した。 正の北極振動が起きると北極圏の気圧が低下し、日本付近を含む北半球の中緯度帯の気圧が高まる。寒気が南下しにくくなり、暖冬になりやすい。 気象は、人には手の届かないところにあるという点ではウィルスより遥か高みにあるものですから、どうしようもないなあという感想。 でも、地球温暖化とかニュースでよく取り上げられて、その際には原因の

                                  観測史上最も暖かい冬 - 一人でお茶を
                                • 温暖化で雪がふえるのはどんなばあいか - macroscope

                                  【まだ書きかえます。どこをいつ書きかえたかを必ずしも明示しません。】 - 1 - 2020年12月16-18日ごろ、北関東の大雪がニュースになった。それを機会に、地球温暖化と雪との関係もちょっと話題になった。 地球温暖化にともなって雪が減るかふえるかについては、現役の研究者である川瀬宏明さんのそれを主題とする本があるが、ここではわりあい簡単な理屈で言えることをのべておきたい。 - 2 - わたしは、「地球温暖化」ということばを、二酸化炭素そのほかの温室効果気体の増加によっておきる (気温の上昇にかぎらない) 気候の変化、という意味でつかうことにしている。しかし、ここでは、(「地球」のつかない) 「温暖化」を、広域 (水平規模 数千 km) の地上気温や海面水温があがるような気候の変化をさしてつかうことにする。温室効果気体の増加は、たぶん、この意味の「温暖化」をもおこすだろう。 降水が雨にな

                                    温暖化で雪がふえるのはどんなばあいか - macroscope
                                  • この冬 ラニーニャ現象の発生だけでない 11月中頃から寒気が流れ込みやすくなる(気象予報士 白石 圭子)

                                    さしあたり、日本列島に寒気が流れ込むのは、11月7日(日)立冬の頃でしょう。この寒気の流れ込みは、九州など西日本が中心で、最高気温は九州などで、11月下旬から12月上旬並みになる所もある見込みです。季節が一気に進むでしょう。 気象庁が10月11日に発表した、エルニーニョ監視速報によると、今後、冬にかけて平常の状態が続く可能性もある(40%)が、ラニーニャ現象が発生する可能性の方がより高い(60%)、とのことです。ラニーニャ現象の基準は、国によって微妙な違いがありますが、アメリカ海洋大気庁は、10月の時点で、ラニーニャ現象が発生しているとしています。 ラニーニャ現象は、南米ペルー沖の海面水温が平年より低くなる現象です。 ラニーニャ現象が発生すると、日本付近では偏西風が平年より南に蛇行し、寒気が流れ込みやすくなります。今後、この影響が出てくるでしょう。 ラニーニャ現象とは別に、日本の天候を左右

                                      この冬 ラニーニャ現象の発生だけでない 11月中頃から寒気が流れ込みやすくなる(気象予報士 白石 圭子)
                                    • 気象庁|報道発表資料

                                      2020年(令和2年)冬(2019年12月~2020年2月)、日本に記録的な暖冬をもたらした大規模な大気の流れについて、異常気象分析検討会においてその要因を分析し、見解をまとめました。 天候の状況 2020年冬は全国的に高温となり、日本の冬平均気温偏差は+1.66℃で、冬として1898年冬(1897年12月~1898年2月)の統計開始以降最も高い記録を更新しました。また、降雪量は全国的にかなり少なく、北日本日本海側と東日本日本海側では1962年冬(1961年12月~1962年2月)の統計開始以降最も少ない記録を更新しました。 今冬の天候をもたらした要因 今冬は、シベリア高気圧及びアリューシャン低気圧がともに冬を通して平年よりも弱かったことから、冬型の気圧配置となる日が少なく、日本付近への寒気の流入が平均して弱くなりました。このような状況をもたらした大規模な大気の流れの特徴とその要因は以下の

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