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印象日の出 どこにあるの検索結果1 - 29 件 / 29件

  • Authenticity オーセンティシティ とは

    筆者がよく用いている表現である authenticity(オーセンティシティ)とは何かについて、一度文章に起こそうと思いました。 この世には、不自然なことやヤラセへの謎が多く転がっています。例えば仮にサッカーに詳しくもない若いタレントが大事な試合の席に呼ばれた際に、なぜサッカーに詳しい視聴者は違和感を覚えるのでしょう?なぜプロのゲーマーが使いもしないデバイスを宣伝をしていると「わざとらしい」という抵抗を感じるのでしょう?逆に、なぜ有名タレントが本心からゲームが好きだと「すごい」という評価になるのでしょう?この感情を説明できる概念が authenticity で、クリエイターや何らかの運営をされる方は既に暗に感じ取っているものかと存じます。 既に authenticity について解説した記事 もあったのですが、ゲーマー方向から見た説明は無かったため、便宜のためにここに残すことにしました。

    • 『モネ 連作の情景』展に行ってきました - 時の化石

      どうもShinShaです。 久しぶりに美術展に行ってきました。 10月から上野の森美術館で始まった『モネ 連作の情景』展。 今回は、なんと美術展初日の女性陣で混み混みの中訪問したのです。 この美術展、展示されているのは100%モネの作品なのです。 モネは女性に絶大な人気がありますね。 この美術展では、初めて見る初期の作品がたくさん出展されていました。 やはりモネの絵は素晴らしかったです。 そして、二枚の睡蓮は記憶に残る美しい作品でした。 『モネ 連作の情景』展エントランス クロード・モネ プロフィール 美術展『モネ 連作の情景』から 初期の作品 印象派以後の作品 ミュージアムショップに入れない💦 おわりに クロード・モネ プロフィール クロード・モネは1840年フランス・パリ生まれの印象派画家。5歳のとき、一家で大西洋に面したセーヌ河口近くのル・アーヴルに移り住む。51年、公立中学校に入

        『モネ 連作の情景』展に行ってきました - 時の化石
      • 知ってる作品が見つかります!印象派の名画を巨匠ごとに一挙に紹介! - 【海外旅行】一人旅(バックパッカー)向けの世界の歩き方

        どうもゾノです! 本日は「印象派の美術館」として世界的に有名な、オルセー美術館について紹介します!! こんな方におすすめ! 印象派の絵画が好き!! オルセー美術館の主要作品を全て知りたい! 19-20世紀を代表する画家について詳細も知りたい! 本記事では「必ず鑑賞すべき作品」を網羅しているので、今後訪れる予定の方が事前に鑑賞作品をピックアップできるようにまとめています。 さらに!? オルセー美術館の主要作品を簡単にさらっと紹介するだけでなく、印象派やポスト印象派、写実主義、新古典主義など19世紀から20世紀初頭を代表する西洋美術のジャンルごとに、代表する画家のエピソードを交えて詳しく紹介しているので、知識・教養としても楽しめる内容になっています! 結構なボリュームでオルセー美術館の主要作品を紹介しているので、事前に気になる作品がある方は目次からジャンプしてください! 本記事が少しでも参考に

          知ってる作品が見つかります!印象派の名画を巨匠ごとに一挙に紹介! - 【海外旅行】一人旅(バックパッカー)向けの世界の歩き方
        • 見開き1メートル!前代未聞の巨大なアート本「SUMO本」が開く新しい読書体験とは? | 和樂web 美の国ニッポンをもっと知る!

          「なんだこれは!デカい!!」 緊急事態宣言が解除された翌日、懇意にしている小学館・文化事業室の担当編集者・H氏から「小学館で『SUMO本』という新レーベルが立ち上がるので、一度その実物を編集部まで見に来ませんか?」と誘われた僕が、小学館の会議室で実物と対面させてもらって思わずもらした一言です。 『東大寺』と表紙に書かれたその本は・・・いや、すでにこれはもう本ではない何か別のものにしか見えなかったのですが、天地690mm、見開き約1000mmと今まで見たこともない巨大なサイズでした。まさに圧巻の一言。 なぜこんなバカでかい書籍を出版することになったのだろう・・・そう思ってH氏に聞いてみたところ、実はこうした巨大アート本が今、世界的に静かな流行となっているのだそう。 そこで、今回はこの超大型の「SUMO本」シリーズの創刊第1弾『東大寺』(三好和義・著)を徹底解剖することで、新たな巨大アート本の

          • 【レポ】没入体験型ミュージアム「Immersive Museum」でモネやルノワールの世界に包まれる! 子連れやおひとりさまにもオススメですっ

            » 【レポ】没入体験型ミュージアム「Immersive Museum」でモネやルノワールの世界に包まれる! 子連れやおひとりさまにもオススメですっ 【レポ】没入体験型ミュージアム「Immersive Museum」でモネやルノワールの世界に包まれる! 子連れやおひとりさまにもオススメですっ にのうでプニ子 2022年7月9日 0 この夏、アートに触れたい方にオススメなのが日本初の没入体験型ミュージアム「Immersive Museum」。 2022年7月8日より日本橋にて開催するこちらの展覧会は、美しい映像や音楽を使った最新のテクノロジーでモネやルノワールなどの印象派の名画に “没入” しながら鑑賞できるというのです……! 先日行われた内覧会にお呼ばれしたので、実際に体験してきた様子をレポいたしますっ! 【足を踏み入れた瞬間、圧倒されます】 会場は、東京・日本橋のコレド室町15Fにある日本

              【レポ】没入体験型ミュージアム「Immersive Museum」でモネやルノワールの世界に包まれる! 子連れやおひとりさまにもオススメですっ
            • 12月5日は国際ボランティアデー、納めの水天宮、アルバムの日、バミューダ・トライアングルの日、モーツァルト忌毎月5日はたまごの日、ノー・レジ袋の日、等の日 - 風に吹かれて旅するブログ (話題・記念日&ハッピートーク)

              おこしやす♪~ 12月5日は何の日? その時そして今日何してた? 2022年令和4年 12月5日は国際ボランティアデー、納めの水天宮、アルバムの日、バミューダ・トライアングルの日、モーツァルト忌毎月5日はたまごの日、ノー・レジ袋の日、等の日です。 ●『国際ボランティアデー・International Volunteer Day』 : 国連の制定した国際デーの一つです。 世界中の経済と社会開発の推進の為、ボランティア活動の貢献に対する認識を高め、社会のあらゆる層から、より多くの人々が、国内外においてボランティア活動に参加しようとする意識を拡大する為に設けられた日です。 ※ ゴミ拾いとボランティア活動についての一考察 カタール・サッカーワールドカップ(W杯)で日本人サポーターがスタジアム内のゴミ拾いをし、この様子が写真付きで伝えられると、主催者側から感謝の言葉と表彰状が渡された。 さらに他国の

                12月5日は国際ボランティアデー、納めの水天宮、アルバムの日、バミューダ・トライアングルの日、モーツァルト忌毎月5日はたまごの日、ノー・レジ袋の日、等の日 - 風に吹かれて旅するブログ (話題・記念日&ハッピートーク)
              • 「世界限界の向日葵と永劫回帰の櫻」について - 雨上がり停留所

                ◆はじめに この記事はMADMAX2023に提出した「世界限界の向日葵と永劫回帰の櫻」について、解説を加える記事です。 本作は芸術を主題としたサクラノ刻を題材にしています。 そのため、通常のMAD以上に芸術的な性質を持たせています。 簡単に言えば、美術史、哲学、詩、音楽等の知識を持つ批評家や作り手が解説を加えることで初めて価値を持つMADと言えます。 これは芸術全般の特徴で、フォービスムが何かを理解せずにマティスを見ても良さが分からない、オランピアの元ネタを理解しなければマネの革新性に気付けない、と同様に視聴者に一定の知識を要求するMADです。 写真が登場するまでの絵画は遠近法、陰影のつけ方等の写実性が一定の評価基準になりえたので、絵の「上手さ」が評価されていました。しかし、その後、ポスト印象派、フォービスム、キュビスム、ドイツ表現主義、抽象表現主義、シュールレアリスム、ポップアートと写実

                  「世界限界の向日葵と永劫回帰の櫻」について - 雨上がり停留所
                • 印象派の展覧会 - Wikisource

                  姉妹プロジェクト:データ項目 『ル・シャリヴァリ』(パリ)掲載。1874年4月の第1回印象派グループ展をアカデミズム絵画の立場から風刺したもので、「印象派」という名前の名付け親とされる。 ああ! それは実に大変な1日だった。私が、風景画家であり、ベルタンの弟子であり、数々の政権の下でメダルや勲章を受けてきたジョゼフ・ヴァンサン氏とともに、キャピュシーヌ大通りの第1回展覧会に思い切って飛び込んだのは! 軽率な彼は、何の警戒心も持たずにそこに来たのだった。彼は、どこでも見られる種類の絵を見られるものと思っていたのだ。良いものや悪いもの、良いというよりは悪いだろうが、それでも善良な芸術的モラル、形態への忠実さ、巨匠への敬意を否定しないものだ。ああ! 形態! ああ! 巨匠! この哀れな老人には、もはやそんなものは必要なくなった! 全て変わってしまったのだ。 一つ目の部屋に入るや、ジョセフ・ヴァンサ

                  • アルフレッド・シスレーとは|代表作、どんな人だったのかを生涯とともに解説 | イロハニアート

                    はてなブックマーク 「この画家の何がすごいか」は、Webメディア、書籍が解説してくれている。 しかし、難しく、高尚に語られがちで「結局何がすごいのか」について分からないことも多々あるだろう。 そこでこの連載では、西洋画家について、あえてフランクに面白おかしく紹介していく。 今回は印象派の画家、アルフレッド・シスレーについて解説する。「印象派のなかでシスレーが好き」といえる方は、本当に絵が好きなんだろうと思う。それくらい、シスレーといえば「良くも悪くも癖のない絵」で有名だ。教科書のような、美しい絵を描く画家である。 では、そんなシスレーは何がすごいのか、作品のどこが見どころなのか。生涯を解説しつつ、紹介していこう。 シスレーの生涯 ~実業家から画家への転向~ アルフレッド・シスレーは、1839年10月にパリで誕生した。しかし父母ともにイギリス人だ。父親は絹産業の実業家。母親も教養が高く、特に

                      アルフレッド・シスレーとは|代表作、どんな人だったのかを生涯とともに解説 | イロハニアート
                    • 【読書感想】美意識の値段 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

                      美意識の値段 (集英社新書) 作者:山口 桂発売日: 2020/01/17メディア: 新書 Kindle版もあります。 美意識の値段 (集英社新書) 作者:山口桂発売日: 2020/02/21メディア: Kindle版 内容(「BOOK」データベースより) クリスティーズは世界二大オークション・ハウスのひとつ。その日本法人の社長である著者は、長年東洋美術部門インターナショナル・ディレクターをつとめ、日本美術のスペシャリストとしてさまざまな美術品と出会い、オークションを通じて、多くの作品の橋渡しをしてきた。本書は、オークションを取り巻く個性あふれる関係者、セールでの駆け引きはもちろん、美術品との数奇な出会い、真贋の見分け方、「歴史の一部」を預かるトップコレクター達の誇り、そして欧米でのオークション・ハウスと人々の関係等の逸話を紹介。そして日本美術への想いを通して、アートと共にある生活を提案し

                      • どこでもGO

                        こんにちは!どこでもGOです! 東京・世田谷文学館で開催されている企画展伊藤潤二展を見てきました。楳図かずお似のおどろおどろしい作品がいっぱいです。原画なども豊富に展示されています。 ご紹介しますね。 引用:世田谷文学館HP 目 次 1. 伊藤潤二展とは 2. 伊藤潤二さんとは 3. 世田谷文学館 4. 第1章 美醜 5. 第2章 日常に潜む恐怖 6. 第3章 怪画 7. 第4章 伊藤潤二 8. ミュージアムショップ 9. まとめ 10. 基本情報 1. 伊藤潤二展とは 美しくもグロテスクな世界を描く漫画家伊藤潤二さんの初の大規模な個展です。約600点以上に及ぶ自筆原画、イラスト、絵画など作品豊富です。フィギュア原型師の藤本圭紀さんによる「富江」のフィギュアも見逃せません。場所は東京・世田谷文学館、比較的都心部にありながらも閑静な住宅地にある雰囲気のいい館です。 下記の2会場での開催です。

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                        • 【ターナー】英国最大の巨匠!超もやらせ風景の謎!?【ノラム城、日の出】

                          皆さん、おうちにはどんな絵を飾りたいですか〜?😲 今回は、飾りたい絵代表に選ぶ人が多い?…と思われる😂 風景画家のターナーです🖼 キレイな風景画家としてだけではなく、色の画家としても有名なターナーですが、 よく見たらモヤモヤしてる…?🤔 このモヤモヤが一体どこからやってくるのか!? そんな疑問をスッキリしてくれる回です💡さぁ五郎さんの解説にgo〜🏃‍♀️💨 チャンネル登録・👍ボタン・コメントお願いします👘 【🌞お知らせ🌝】 ①五郎さんの深イイ😎美術本はこちら📚  闇の西洋絵画史(黒の闇・白の闇 全10巻)以下特設サイトからご購入頂けます! https://www.sogensha.co.jp/special/yaminoseiyokaigashi/ ②五郎さんの新しい本が発売されました📗🎉 ※美術と同じくらい詳しい(機械式時計)の本です🕰

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                          • 今までもこれからもパスピエのファンでいたい理由 | ロッキン・ライフ

                            日本武道館までの道のり スポンサーリンク パスピエとは顔を出さないバンドとして大胡田なつき(以下なっちゃん)のアートワークと共に話題となり、世に広まったバンドである。 初期のMVはなっちゃん自身によって描かれたイラストで構成されており、本人たちの面影すらも出さぬバンドであった。 その後1th フィーバーにて本人たちの姿が公の場に公開。 2013年に出された1thフルアルバム”演出家出演”を皮切りに日本のロックシーンの前線へと舞い降りた。 フェスやライブを意識したこのアルバムは今でこそ信じられないが、ダイバーやサークルモッシュを出現させる。 その後初の全国ワンマンツアー”印象日の出”は全公演sold out。急遽”印象 日の出 外伝”として追加公演まで決定。 そんな印象日の出のファイナル、東京公演で成田ハネダ(以下成田さん)がある言葉を放った。 「お前らフィーバーできんのか?オレら、このまま

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                            • 印象派絵画はここを見て!鑑賞をもっと楽しむ3つのコツを簡単解説 | イロハニアート

                              はてなブックマーク 印象派の作品というと、どのような印象を持っていますか? 抽象的でわかりにくい、勉強しないと理解できない…そんな難しいイメージがあるかもしれません。 実際、印象派は写実的な作品に比べると、感覚的で自由な表現が特徴です。しかし、印象派の「感覚的」な表現は、緻密な視覚効果と絵画技術の上に成り立っています。 クロード・モネ『印象・日の出』, Public domain, via Wikimedia Commons この記事では、印象派の作品をどう鑑賞していいかわからない人に向けて、注目すべき3つのポイントをまとめました。 印象派を楽しむコツ①:色彩で見る ピエール=オーギュスト・ルノワール『ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会』, Public domain, via Wikimedia Commons 印象派作品鑑賞の際は、色彩に注目すると新しい発見があるかもしれません。とく

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                              • 掌の美術論第4回 機械的な手と建設者の手

                                まつい・ひろみ  東京大学大学院総合文化研究科准教授。博士(美術史)。専攻は、フランスを中心とする近現代美術。著書に『キュビスム芸術史:20世紀西洋美術と新しい<現実>』(名古屋大学出版会、2019年)、翻訳にデイヴィッド・コッティントン『現代アート入門』(名古屋大学出版会、2020年)など。 手が勝手に動いて、思いもよらないような線を描くという体験は、誰にでもあるはずだ。幼い子供はある段階から、線を描きながら、その線に意味を与えていくことができるようになる。丸のようなものを描く。そして子供はそこに、順番に名前を与えてく。「このまるはたまごだよ。たまごじゃないよ。さなぎだよ。さなぎじゃないよ。なまえ・・・なの」。同じ丸のイメージに別の言葉を重ね、今度はその新しい言葉が、別の線を生み出していく。手先から生み出される線は、特定の何かと絶対的な類似を示すこともないまま、いかようにも変容する。最初

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                                • 色彩と質感の地理学−日本と画材をめぐって (6) | 芸術色彩研究会

                                  風土による視覚の感覚の違い。地域と移動の問題 中村:課題がいくつか見えてきたと思うんですが、具体的に、「色彩と質感の地理学」のタイトルに基づいて、ネーションの問題ではなく、風土によって、色や質感に対する感覚が違ってくるのかという話をしていきましょう。風土によって我々の知覚はどういうふうに変わっていくのか。また僕たちが場所を移動することによっても変わっていくのかという話をしていきたいんですが、「色彩方言」という概念を提唱した本があるそうですね。 三木:はい。地域によってなぜ色彩の感性が変わるのか仮説を考えた方がいるので紹介したいと思います。佐藤邦夫さんが書いた『日本列島 好まれる色 嫌われる色 カラー・ダイアレクトとテイストバラエティー』という本です。佐藤さんは色彩学者に留まらなかった人で「感性マーケティング」とか、そういうこともやっておられた方です。この方の本は結構面白いですが、どこまで科

                                    色彩と質感の地理学−日本と画材をめぐって (6) | 芸術色彩研究会
                                  • 風景はどこにあるのか?|高野聖

                                    風景はどこにあるのだろうか。この問い自体、極めて現代的な意識によって初めて可能になるものだろう。そういう意味ではこの問い自体が既にして答えを内包しており、立論は不適切なことのようにも思われる。しかし私はあえてこの問いを発しよう。世界の美しさのために。 風景はかつて存在しなかった。風景は近代において初めて発見された、わたしの内面において。そしてついには再び見失われてしまう。それに気づいているかは別としても。今こそ私たちは再び風景を見つけ出さなければならない。本稿では柄谷行人『日本近代文学の起源』とそれ以後の作家・保坂和志の風景論を辿りながら、私たちがかつて発見し、今や見失ってしまう風景を探し求めていこう! 風景は存在しなかった : 象徴界の風景 柄谷行人『日本近代文学の起源』では、第一章に風景論が据えられている。近代文学を論じるにあたって、なぜまず初めに風景が論じられなければならないのか、そ

                                      風景はどこにあるのか?|高野聖
                                    • [みゅう]パリ 美術コラム 『籐椅子の静物画』パブロ・ピカソ みゅうパリブログ|オプショナルツアー・現地ツアーの[みゅう]

                                      [みゅう]パリ 美術コラム 『籐椅子の静物画』パブロ・ピカソ 2016-05-30 ピカソが31歳の時に描いた静物画です。総合的キュビズムの時代の作品ですが、絵画史の中でも非常に重要な作品です。 では、早速作品を見てみましょう。 小さな楕円形の周りは、綱によって囲まれています。キュビズムの手法が使われて、一見ぐちゃぐちゃな印象なのですが、よく見るとそれぞれの対象が見えてきます。 真ん中にあるのが、ワイングラスです。琥珀色のワインが入っているように見えます。横からと上からの視点が重なりあって描かれています。 JOUという文字が見えます。JOUという文字で想像できるのは、JOURNAL,英語でいうとNEWSPAPERです。つまり新聞という文字の一部が描かれているのです。「読売新聞」の「読売新」の部分が描かれているようなものでしょう。そう考えると、後ろにある重なり合ったような四角が、乱雑にたたま

                                        [みゅう]パリ 美術コラム 『籐椅子の静物画』パブロ・ピカソ みゅうパリブログ|オプショナルツアー・現地ツアーの[みゅう]
                                      • おフランス旅3〜オルセー美術館 - ひろすけの日記

                                        ボンジュール 4/11(木)オルセー美術館にやって来ました。朝一番、9:30入場です。早速5階(6階)フロアへGo! お目当ては印象派・ポスト印象派の絵画です。 が、先ずは大時計の裏側の写真を撮りましょう。映えスポットです。 モネ セザンヌ ルノワール どこかで一度は見たことがある絵が多数展示されています。そして… どうやら一番人気はここのようです。 先生、またお会いできましたね。 hirosuke123.hatenablog.com 名だたる画家と並んで私が推したいのは、吉岡徳仁 先生です。その先生の作品は、 ベンチです。 まるで水の塊から彫り出したかのような。光を反射するような詩的な雰囲気を醸し出しています。(説明文まま)すばらし……!……うつくし…… 先生は佐賀県の生まれということで、更に推し要素UPです。僭越ながら座らせていただきました。 お昼です。もう一方の大時計の裏にあるカフェ

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                                        • 産業革命が印象派に与えた影響とは | Historiai

                                          ◆技術の進歩や発明が印象派に与えた影響 以前美大に通う友人の学園祭に行った際に「赤富士」をテーマにした美大生の連作を見ました。赤富士と言えば北斎の通称「赤富士」こと凱風快晴が特に有名ですよね。 (葛飾北斎「凱風快晴」通称・赤富士) 壁一面に並ぶ赤富士の絵を見てその場にいた美大の先生に「綺麗な色ですね。富士山を赤く塗る発想がすごいですね」と褒めたところ「江戸時代には赤富士が大いに流行したんです。でも裏話をすると赤富士が好まれた理由の一つに、当時赤い絵の具が安かったからということがあるんですよ。予算的な理由から絵師が赤を好んで使ったんです」と言われたことがあります。 先生から詳しく話を聞くと当時、日本画の絵の具は大変高価な上に希少性も高く入手が難しかったのだそうです。ですから当時の絵師は気兼ねなく使える「赤」を好んで使用したのだそうです。 この様に絵画作品というのは芸術家が意図している他に知ら

                                            産業革命が印象派に与えた影響とは | Historiai
                                          • 印象派とは? 風景画の歴史を変えた運動・代表的な画家たちを簡単に解説!|ジュウ・ショ(アートライター・カルチャーライター)

                                            「印象派」というとマネ、モネ、ルノアールなどなどの儚げで繊細な水彩画が特徴だ。その画風から印象派には勝手に柔和なイメージがついて回る。 印象派はこう……「日曜の午前中、揺れるカーテンの隙間から差す朝日、淡色のティーカップとスプーンが擦れる音」みたいなね。どこか可憐で優雅かつロココのようにケバケバしくない。そんな攻守最強感があってセンスいいよね。 いやしかし歴史的に印象派を見てみよう。メンタルはパンク全開で、もうほぼブルーハーツだぞ、と。カウンターカルチャーだったのは事実だ。 今回はそんな印象派のパンクさについて書く。背景を知ればきっと作品が違うように見えてくる。「睡蓮」の水底には切れたナイフが沈んでるのである。 西洋美術を長らく支配してきたアカデミズムとは そもそも「アカデミズム」の存在を知らなくては、印象派の功績は語れない。アカデミズムとは簡単にいうと「わしら芸大の古典主義スタンスが至高

                                              印象派とは? 風景画の歴史を変えた運動・代表的な画家たちを簡単に解説!|ジュウ・ショ(アートライター・カルチャーライター)
                                            • ガールズクリエイション -少女藝術奇譚- プレイ雑感|弓川

                                              前置き こんにちは、弓川と名乗っている者です。今日はブラウザゲームの弓川です。2023年10月24日の12時半頃、FANZAもといDMM GAMESより『ガールズクリエイション -少女藝術奇譚-』(以下、ガークリ)というゲームがサービスを開始しました。 実は、芸術家やその創作物の美少女化ゲームということで少し前から目を付けておりまして。公開直前生放送で24日にサービスインという告知があったこともあり、12時頃だろうとアタリをつけて張り付いておりました。 本記事では、そんなガークリをプレイしたことによる情報の記録や雑な感想を雑に書いていきたいと思います。 世界観 かつて藝術の神々が生み出したとされる街「アテネス」がこのゲームの舞台。この町の人々は、神の力を宿した芸術品の謎パワーによって平和に暮らしていました。しかしある時から「死の芸術」と呼ばれる、人殺しのための芸術品が街に出回り始めました。

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                                              • モネ イマーシブ・ジャーニー 体感型デジタルアート 360度巨大映像空間に没入 こんなの見た事ない! - どこでもGO

                                                こんにちは!どこでもGOです! 東京の東所沢にある角川武蔵野ミュージアムでやっている企画展「モネ イマーシブ・ジャーニー 僕が見た光」を見てきました。360度巨大映像空間にデジタルアートが全てモネ!モネ!印象派! もちろん世界初! 最近は没入型アート展示がはやりになっていますが、今までで最高の没入感です。 ご紹介しますね。 引用:角川武蔵野ミュージアムHP 目 次 1. 「モネ イマーシブ・ジャーニー 僕が見た光」とは 2. 展覧会入場まで 3. 会場構成 4. 第1会場 エピローグ 5. 第1会場 体感型デジタルアート 6. 第1会場 プロローグ 7. 第2会場 資料展示 8. 第3会場 フォトスポット 9. 角カフェ 10. まとめ 11. 基本情報 関連記事 1. 「モネ イマーシブ・ジャーニー 僕が見た光」とは 今回のモネ展は角川武蔵野ミュージアムで開催されてきた、体感型没入型のデ

                                                  モネ イマーシブ・ジャーニー 体感型デジタルアート 360度巨大映像空間に没入 こんなの見た事ない! - どこでもGO
                                                • セザンヌ、ゴッホ、モネ、そして映画『THE FORGER』──とうとう書けなかった「好きな絵」の話と、名画贋作者の美しい視線: 趣味的偏屈アート雑誌風同人誌

                                                  趣味的偏屈アート雑誌風同人誌とは、 3人の筆者が書く同人誌ブログです。 音楽や映画、文学に美術、政治・社会・教育、旅や散歩、発見や修理まで、 面白いこと気になることをなんでも、思いつくままに…。 このブログは、三人の筆者が自由に書いています。 三者三様、さまざまな分野に興味があるわけですが、絵画が好きなのは共通しているようです。美術館に行っていることが、各人の文からもうかがえます。 筆者のひとりであるわたしも、絵画も美術館も好きでした。十年前までは美術館やギャラリーへよく行きましたし、現代美術も熱心に追っていました。 美術館や企画展を見る目的で、海外へ行ったこともあります。日本の招聘展では観覧者が多すぎるから、もともと作品を持っている美術館の常設展で見たいし、現代美術のインスタレーションやパフォーマンスは、展示の一回性ということもあります。外国へ旅行してでもという気持ちは、美術作品を見るの

                                                  • 馬名でフランス語単語を覚える - とにかくフランス語を勉強する

                                                    フランス語の馬名をひたすらに並べてみました。アイウエオ順です。 競馬に興味のないフランス語学習者の方も、単語チェックリストとして使ってください(どうやって??)。 ※1 まだまだたくさん確認漏れがあります。(現状、見つけては追加している) ※2 冠名付きの馬は含みません(ヴィクトワール「ピサ」とか、「フサイチ」コンコルドとか)。文法的にフランス語として成り立つものだけ。発音の変わらない性数の登録違いは許容しています。 ※3 JRA・地方登録馬を含みますが、70年代以前の登録馬および、海外の登録馬は含みません。そこまでカウントするとキリがないため。名前が同じ馬は一頭だけ掲載します。 ※4 カタカナの当て方が独特な馬もいますが、馬主さんの選択なので大目に見てください。 ※5 ★はGⅠ競争の勝利馬、☆はGⅡ、GⅢ競争の勝利馬(いずれも海外、交流競走含む)を指します。 アヴァリス(Avarice,

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                                                    • しったかぶりして美術館に行こう (エクストリーム西洋美術史)|王子|こどもとエンタメ

                                                      私は芸術大学を卒業しています。 幼い頃、よく母に美術館やオーケストラのコンサートに連れて行ってもらいました。 とは言え、芸術系の家系などではなく、母は芸術の素人で、特別何かを教えてくれた訳ではなく、私は美術館もコンサートも非常に退屈でした。 芸術大学では基本的な教養として美術史を学びます。 高校までで美術史をどこまで学ぶのかは覚えていませんが、基本的な美術史の知識を得た後は美術館での鑑賞が楽しめるものになりました。 美術史を知っていると、作品の背景を想像でき、作品の見え方も変わってきます。 少しだけの知識でも見え方が変わります。 美術館が好きな方や興味のある方は、少しだけでも美術史をかじってみるのをおススメします。 その入門として、西洋美術史を簡単に解説します。 おおまかな西洋美術史おおまかな西洋美術史は以下のようになっています。 [古代] 紀元前。古代エジプト、古代ギリシア、古代ローマな

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                                                      • 314.『セザンヌ 画家のメチエ』前田英樹について① - 平らな深み、緩やかな時間

                                                        前回、小説家の保坂 和志(ほさか かずし、1956 - )さんの著書、『小説、世界の奏でる音楽』(2008)を取り上げました。この本の中の、画家セザンヌ(Paul Cézanne, 1839 - 1906)に関する記述を読みながら、文学に関わる人が美術についてどのように語っているのか、を考察しました。その時に引用文献として引かれていたのがフランス文学者、文芸・映画評論家でもある前田英樹(まえだ ひでき、1951 - )さんの『セザンヌ 画家のメチエ』(2000)という本でした。 私は迂闊なことに、この『セザンヌ 画家のメチエ』を読んでいませんでした。それには、ちょっとした理由があります。日本語で書かれたセザンヌの文献は、日本の研究者の書いたものから翻訳されたものも含めると山ほどあります。私は美術史の研究者ではありませんが、それらの文献に積極的に目を通している方だと思います。しかし、さすがに

                                                          314.『セザンヌ 画家のメチエ』前田英樹について① - 平らな深み、緩やかな時間
                                                        • スタイル・ルック用語集

                                                          アセクシャル・ルック : asexual look男女別の着方にとらわれない(性別のない)ルックス。たとえば、男性のカーナビー・ルックや女性のパンタロン・スーツなど。1966年に出現した言葉。 アティテュールディナル・ルック : attitudinal lookアティテュード(態度)を重視し、お仕着せではない自分の着用態度を重視した衣装。デザイナーの提案や雑誌の情報に左右されないというニュアンスをもつが、売られた衣服を買っている以上は自分のアティテュードがそがれている点に要注意。 アシッド・ファッション : acid fashion1960年代のドラッグ・カルチャーを代表するファッション用語で、これにイメージされる1960年代調のファッションのこと。サイケデリック・ファッションとも。リバイバルで有名なのはニュー・ヒッピー。アシッドは幻覚体験や超感覚体験のことで、LSDなどの厳格剤を服用する

                                                            スタイル・ルック用語集
                                                          • 印象派の誕生 - スプーキーじいさんって何考えてるの!?

                                                            前から書いているとおり、私はアートが好きです。 中でも一番好きなのが西洋絵画で、色々と見てきました。 ただ詳しくない人にとっては、興味を持ったとしてもアートってちょっと敷居が高いのかもしれません。 そういう話題を出そうとしても引かれることはよくあります。 何の知識もないとしても、ただ見て感じて楽しめるのがアートのいいところなのですがね。 別に知識がなくても馬鹿になんてしないし、聞かれれば教えてあげるのですけど。 あと美術館に行くと、長時間立ちっぱなしでアートを見るわけですよ。 (私の場合は大体三時間くらいかかります) それもあって、誰かを誘ってアートを見に行くということはほぼありません。 (一人で集中したいという理由もあります) おそらく日本人が一番好きな西洋絵画って、印象派ですよね。 モネ、ルノワール、シスレー、バジールらが始めたムーブメントで、マネ、ピサロ、セザンヌなども加わって大きな

                                                              印象派の誕生 - スプーキーじいさんって何考えてるの!?
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