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国家公務員法の検索結果1 - 7 件 / 7件

  • 〈特別公開〉警察腐敗 内部告発者はなぜ逮捕されたのか(青木理)

    ※『世界』2024年8月号収録の記事を特別公開します。 「鹿児島県警は芯から腐り切っている」 誤解を恐れずに評すれば、出来の悪い警察小説か警察ドラマの筋立てかと見紛うような、あまりにあからさまであまりに剝き出しの権力犯罪である。 だが、現実にそれは起きた。いや、現在進行形で起きている。そして一連の事態は、この国の警察組織や刑事司法の闇を照射し、同時にメディアやジャーナリズムの真価を根本から問うてもいる。 福岡市の中心部にほど近い一角に佇む築40年を超える古びたマンション。すべての端緒を切り拓き、歪んだ捜査の標的にもされたネットメディアは、この一室に拠点を置いている。ほぼ一人で運営する小メディア『HUNTER(ハンター)』の主宰者は中願寺純則(64)。編集作業に使っているという六畳ほどの狭い部屋で私と向きあった中願寺は、常に背筋を伸ばしたまま淡々と、しかし静かな怒気を端々に滲ませて口を開いた

      〈特別公開〉警察腐敗 内部告発者はなぜ逮捕されたのか(青木理)
    • 鹿児島県警 情報漏えい事件などの再発防止策 公表 | NHK

      鹿児島県警察本部では、情報漏えい事件で元生活安全部長が逮捕・起訴されるなど、警察官による問題が相次いでいます。 6月から警察庁が実施してきた「特別監察」の結果を踏まえ、鹿児島県警は2日、再発防止策を公表する方針で、現場の警察官が組織の問題について議論し、本部長に直接意見を伝える「研究会」の設置などが盛り込まれるものとみられます。 鹿児島県警察本部では、元生活安全部長が、個人情報が書かれた内部文書をライターに郵送し、職務上知り得た秘密を漏らしたとして、国家公務員法の守秘義務違反の罪で逮捕・起訴されるなど、去年からことしにかけて現職の警察官や元幹部が逮捕される事件が6件相次ぎました。 組織運営上の課題など原因を分析し、再発防止策につなげるため、警察庁は6月24日から県警に監察官を派遣して「特別監察」を実施し、野川明輝本部長を含む関係者から事情を聴くなど検証を進めてきました。 1か月余りにわたっ

        鹿児島県警 情報漏えい事件などの再発防止策 公表 | NHK
      • 「権力の番犬」は無視されたままでいいの?   特別寄稿「鹿児島県警前部長の内部告発」 ライター 小笠原淳

        職員の不祥事が相次ぐ鹿児島県警で、組織ぐるみの不正隠蔽(いんぺい)が疑われている。国家公務員法の守秘義務違反容疑で逮捕された本田尚志(ほんだ・たかし)前県警生活安全部長が勾留理由開示手続きの法廷で「野川明輝(のがわ・あきてる)本部長が県警職員の犯罪行為を隠蔽しようとしたことが許せなかった」と述べ、警察庁が特別監察に入ったところだ。 監察対象の野川本部長は、中央採用のキャリア警察官。身内の調査にはおよそ公平性が期待できないとしても、本来、外から彼らを監視すべき報道機関は、どこまでその役割を果たせていたか。 逮捕された前部長への捜査は、福岡のニュースサイト「HUNTER(ハンター)」への捜索がきっかけとみられる。 まず県警は別の事件の関係先として報道機関であるハンター編集部を捜索し、パソコンなどを押収した。その中に、北海道でライター業に就く筆者が同編集部と共有していたデータがあった。捜索の5日

          「権力の番犬」は無視されたままでいいの?   特別寄稿「鹿児島県警前部長の内部告発」 ライター 小笠原淳
        • [レポート] 人事院 人事官 伊藤かつら氏『技術者にとっての“人的資本”を考える』#devio2024 | DevelopersIO

          クラスメソッド設立20周年を記念し、オフラインイベント、オンラインイベントを複数日にわたって展開するイベント「Classmethod Odyssey」を2024年07月現在、絶賛開催中です。 当エントリでは、2024年07月12日(金)に開催されたオフラインイベント「DevelopersIO 2024 TOKYO」における伊藤かつら氏のセッション「技術者にとっての“人的資本”を考える」の内容についてレポートします。 セッション概要 イベント公式サイトに記載のセッション概要情報は以下の通りです。 セッションタイトル 技術者にとっての“人的資本”を考える 登壇者 伊藤 かつら氏 (人事院 人事官) セッション概要 技術者が能力と成果で評価される時代がやってきました。キーワードは“人的資本”。組織から自由でありながら評価されるには。優秀な技術者がいきいきと働ける職場を作るには。多くの技術者とさま

            [レポート] 人事院 人事官 伊藤かつら氏『技術者にとっての“人的資本”を考える』#devio2024 | DevelopersIO
          • 「いずれ新聞社に家宅捜索が…」金平茂紀さんが鹿児島県警不祥事に感じる「行き過ぎ」とメディアへの警鐘:東京新聞 TOKYO Web

            鹿児島県警の捜査資料漏えい事件に関連し、ニュースサイト「ハンター」が家宅捜索された問題を巡り、「民主主義社会の根幹を脅かす」として、日本ペンクラブは抗議声明を出した。他のメディアはどう受け止めるべきなのか。ペンクラブ理事で、ジャーナリストの金平茂紀さん(70)に聞いた。(西田直晃) 鹿児島県警「情報漏えい」事件 県警の元巡査長=地方公務員法違反罪で懲役1年、執行猶予3年の鹿児島地裁判決=による捜査情報の漏えい先として4月8日、福岡市のハンター事務所を家宅捜索した。押収したパソコンに保存されていた内部告発に関する文書画像を端緒に、前県警生活安全部長が国家公務員法(守秘義務)違反容疑で逮捕、同罪で起訴された。 事態を受け、日本ペンクラブは6月19日、いち早く「取材源秘匿や内部通報者保護制度を脅かす」と非難する声明を発表した。金平さんは「家宅捜索に加え、入手した情報をもとに内部告発者を逮捕した。

              「いずれ新聞社に家宅捜索が…」金平茂紀さんが鹿児島県警不祥事に感じる「行き過ぎ」とメディアへの警鐘:東京新聞 TOKYO Web
            • 鹿児島県警が再発防止策 逮捕者相次ぎ 改革推進研究会を設置へ | NHK

              鹿児島県警察本部は、警察官や元幹部が相次いで逮捕されたことを受けて、組織の運営に課題があるとして、現場の警察官が組織の問題について議論し、本部長に直接意見を伝える「改革推進研究会」の設置を柱とする再発防止策をまとめ、2日公表しました。 鹿児島県警察本部では、元生活安全部長が、個人情報が書かれた内部文書をライターに郵送し、職務上知り得た秘密を漏らしたとして、国家公務員法の守秘義務違反の罪で逮捕・起訴されるなど、去年からことしにかけて現職の警察官や元幹部が逮捕される事件が6件相次ぎました。 これらの事件を受けて県警は2日、会見を開き、問題の原因や再発防止策などを盛り込んだ調査結果を公表しました。 問題の原因については、倫理観の欠如や、個人情報の重要性に対する認識の欠如があったほか、幹部による指揮や統率が不十分だったことなどをあげました。 その上で、組織の運営に課題があるとして、再発防止策として

                鹿児島県警が再発防止策 逮捕者相次ぎ 改革推進研究会を設置へ | NHK
              • 濱口桂一郎『賃金とは何か』(朝日新書) 8点 : 山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期

                8月23 濱口桂一郎『賃金とは何か』(朝日新書) 8点 カテゴリ:社会8点 日本型の雇用をメンバーシップ型雇用として欧米のジョブ型雇用と対比させながら論じてきた著者が日本の賃金の歴史について論じた本。 日本の賃金の特徴については『ジョブ型雇用社会とは何か』(岩波新書)の第3章でも論じられていますので、単純に日本の賃金の特徴を知るのであればそちらのほうがいいかもしれません。 一方、本書はさらに細かく日本の賃金の歴史が深掘りしてあり、そして多くの人が気になっている「日本の賃金が上がらない理由」というものがわかるようになっています。 「上げなくても上がるから上げないので上がらない賃金」という謎掛けのような言葉が最後に登場しますが、本書を読めばその意味がよくわかると思います。 目次は以下の通り序章 雇用システム論の基礎の基礎第1部 賃金の決め方(戦前期の賃金制度;戦時期の賃金制度;戦後期の賃金制度

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