2020年04月27日11:55 【オリジナル】自殺したら僕だけを誉めない有名絵師の彼氏になった件 カテゴリその他オリジナル 1 : ◆wqJOdKDc/. - 2020/04/25 08:17:00.79 U1qw9Qt5O 1/69 紅い鮮血が、激しく吹き出した。 全身から力が抜け、ばたりとその場に崩れ落ちる。 「アシカ太郎さんっ!?」 茶髪のショートで小柄な彼女が、自身の愛と努力の結晶が載ったテーブルを迂回して。 信じられないことに、僕の下へ駆け寄ってきたんだ。 「どう……して……」 指で引っ掻いた時の痛み、それを何百倍にも何千倍にもしたような激痛が、僕の喉笛を走る。 そりゃそうだ、百均で買った果物ナイフで、スパッと自分の喉笛を切り裂いたばかりなのだから。 「前にお伝えした通り……ですよTERIA、さん。げふっ、がふっ……僕がどれだけ苦しかったか……がふっ、悲しかったか……ごほっ、が