リニア中央新幹線の建設にあたって、大きな注目ポイントになっている南アルプストンネル。携帯電話の電波も届かない静かな山中でいま、建設が進行中です。現地では、意外な点も多くありました。 人口が日本一少ない町で まず品川~名古屋間で、JR東海が建設を進めているリニア中央新幹線。南アルプストンネルは、その工事で特にポイントとなる箇所のひとつです。 山梨県早川町と長野県大鹿村を結ぶ長さ約25kmもの山岳トンネルで、標高3000m級の山脈を貫き、土かぶり(地表までの距離)が最大およそ1400mになることから難工事も予想され、リニア中央新幹線建設にあたり早期に着工されました。 また、このトンネルによって大井川の水量が減少する懸念があるとして静岡県が工事開始を認めておらず、2027年の開業予定に影響する可能性が出ていることからも、ポイントになっている箇所です。 拡大画像 リニア中央新幹線南アルプストンネル