熊本県天草市の滝周辺で水遊びをしていた高校生など合わせて46人が、20日までに相次いでおう吐や下痢などの症状を訴えていたことがわかりました。症状はいずれも軽いということですが、県は川の水を原因とする感染症の疑いがあるとして、注意を呼びかけています。 熊本県によりますと、今月13日、天草市天草町下田北にある「轟の滝」の周辺で水遊びをした高校生7人が、その後相次いでおう吐や下痢の症状を訴え、医療機関を受診したということです。 また、周辺の医療機関では、20日午前の時点で、この7人以外にも滝周辺を訪れたという39人が同じような症状を訴えているということです。 46人はいずれも症状は軽いということですが、県は川の水を原因とする感染症の疑いがあるとして、滝の近くに看板を設置し、遊泳などを控えるよう注意を呼びかけています。 また、19日から滝周辺の水質検査を行うなどして、原因の特定を急いでいます。