JR西日本東海道線塚本―尼崎間で、フェンスを乗り越え線路の敷地内に侵入し遊んでいた市立中学生2人の内の1人が、フェンスに面した最も外側の下り線路内で大阪発姫路行き「新快速」(3643M)にはねられ重傷を負った。負傷した中学生を救助するため、線路内に入った淀川消防署の消防・救急隊員6名の内2名が後続列車の京都発鳥取行きの特急「スーパーはくと11号」(61D)に接触し、1人は死亡、もう1人は重傷を負った。駅員や後続の特急「北近畿17号」(3027M)の運転士の連絡ミス、運行を指令する指令員の判断ミスなどで、救助作業中の安全確保が適切でなかったためである。 石垣の上のフェンス(高さ1.1m)を乗り越え、JR西日本東海道線塚本―尼崎間の線路の敷地内に侵入し遊んでいた市立中学生 2人の内の1人がフェンスに面した最も外側の下り線路内で大阪発姫路行き「新快速」(3643M)にはねられ重傷を負った。負傷し