対抗言論は繰り返すから意味があるんだよ。CNNを見ていると本当にそう思う。白人至上主義のテロが起こるたびに反レイシズムの特集をやる、特集じゃなくても毎日のニュースで徹底的に批判する。日本のように両論併記でしかも一回書いたら終わりにはしない。見ている方がウンザリするほど繰り返す。
ここに掲載された記事、評論等の著作権は、それぞれの著作者に帰属します。 なお、著者名・引用元の明示されていない文章の著作者は 高橋亨 です。
判決文を書く時間が無かったのかなぁ? ランキング参加中社会 暇空千尋訴訟で暇空敗訴 本件投稿1,2と摘示事実1~3の整理 「本件事実摘示の内容それ自体は原告の社会的評価を低下させない」 「評価の基礎の具体的根拠を指摘しない抽象的表現方法に過ぎない」? 一般人の投稿は「社会的関心を引く程度」を考慮?信用性無いからOK? 単なる感想でも誹謗中傷に渡る場合は違法:「カルト」は暇空にも言及 「訴訟提起が先にありネット発信してるから対抗可能でそうすべき」? 不法行為を認めなかった理由は対抗言論法理だけではないが… まとめ:暇空のみを請求棄却とするために用いられた数多の法理の誤用 暇空千尋訴訟で暇空敗訴 上掲記事である程度整理しましたが、暇空茜(@himasoraakane)が千尋というX(旧Twitter)アカウントの@white_rabbit_96(現在は@chihiro____dayo)に対して
ご報告です。 『対抗言論』という「反ヘイトのための言論誌」をはじめることにしました。 編集委員は私(杉田俊介)と櫻井信栄。 編集協力に川村湊先生。 出版元は法政大学出版局。 また法政大学出版局の編集者G氏も積極的に企画に参加しています。(ただし編集委員は2号以降、増える可能性があります)。 さしあたりは年に一回ほどの刊行で、3号までは企画書が通っています。 現在、1号の年内(12月末)刊行を目指して、最後の作業に入っています。 色々と準備している間に、2年ほどの時間が経過してしまいました。 私個人の書き物の中ではもちろん差別やヘイトの問題も扱ってきましたが、それだけでいいのだろうか、これでいいのだろうか、というもどかしさを感じていました。 日に日に悪化し腐敗していく状況、「これがどん底であり最悪だ」と思えること自体がまだ幸運であり、どん底よりもさらにずっと底なしに悪くなっていくこの状況に対
排外主義やヘイトスピーチが広がる状況を乗り越えていくための批評や文学、学問を扱った「言論誌」が創刊した。タイトルは「対抗言論」。「反ヘイトのための交差路になれば」という願いが込められている。 編集委員は、元障害者介助ヘルパーで批評家の杉田俊介さんと、韓国の元大学教員で日本文学研究者の櫻井信栄(の… ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!--
むしろそれ以外の所が重視されたと思う ランキング参加中社会 暇空茜千尋訴訟で東京地裁宍戸崇裁判官は請求棄却 東京地裁「インターネット・SNSで反論可能だから不法行為じゃない」 対抗言論の法理と応酬的言論の法理の違い、最高裁判例 「場外乱闘するな」を言いたいがために無理やり対抗言論の可能性を持ち出したか 暇空茜千尋訴訟で東京地裁宍戸崇裁判官は請求棄却 暇空茜(@himasoraakane)が千尋というX(旧Twitter)アカウントの@white_rabbit_96(現在は@chihiro____dayo)に対して提起した名誉毀損訴訟で、東京地裁民事第30部の宍戸崇裁判官は、令和6年10月2日付で原告暇空敗訴の判決を下しました。 この判決の論理構成が問題含みなので整理します。 どういう発言が問題になったのかは千尋訴訟 判決|暇空茜に掲載されている判決文と別紙に書かれていますが、「有料note
東京地判平成20年10月31日(Westlaw Japan 文献番号 2008WLJPCA10318031) 「原告は,まず本件ブログ上での反論を行い,それが効果を上げない場合に初めて,同項に基づく発信者情報開示請求を行うのが妥当であると考える。」 このように述べて、反論を何らしていない原告の発信者情報開示請求を棄却した事例である。 事案は、同僚の車が当て逃げされ、そのナンバーを控えていたことから判明した修理工場を当て逃げ犯人と決めつけたブログ記事について、修理工場からヤフーに発信者情報開示請求をしたというものである。 ヤフーは色々反論し、特に違法性阻却事由があると主張したが、これは認められなかった。 ところが、松田浩養裁判官は、プロバイダ責任制限法4条1項1号の要件を満たすのに、反論が困難だったり反論が功を奏しない場合であることを要するという。 単に権利が侵害されただけではなく,それが「
「警視総監、よく聞いて下さい。甘い捜査をやるようであれば、検察審査会に申立てをし、国民の名において捜査を断罪します」 6月16日、新大久保で行われた排外デモ中に、2件の暴行事件が起きた。排外デモの参加者が沿道の市民(NさんとKさん)に対して、蹴る、倒すなどの暴行を加えたのである。24日、この2つの暴行事件に対して全国152人の弁護士が名を連ね、告訴人代理人として新宿警察署に刑事告訴した。同日開かれた記者会見に参加した弁護士の一人、梓澤和幸弁護士は冒頭、強い口調でこのように語った。 受理された告訴状は2通。趣旨は、告訴人であるNさんとKさんに対する暴行、傷害に対し、厳重なる処罰を求めるもの。記者会見に出席したのはNさんのみだったが、参加できなかったKさんについては本人が綴った心情が文書で寄せられ、弁護士がこれを代読した。 「一歩間違えれば怪我では済まなかった。今でも恐い。今後、在特会とは関わ
差別や中傷、ヘイトスピーチ(憎悪表現)を封じこめるため、言論・表現の統制を強めるTwitter。対抗するかたちで言論・表現の自由をかかげるSNSとして「GAB」が脚光を浴びる。しかしその参加者には奇妙なかたよりがある。 GABは2016年に設立。本社をテキサス州オースティン市に置く。広告のないSNSをうたっており、クリエイターなどを主な対象とし、最近は米国などで言論・表現の自由をかかげて脚光を浴びる。流れる投稿をみると、なるほどTwitterなどで居場所を失った人々の避難所ではある。 だがGABがアイコンとしている緑のカエルは、「カエルのペペ(Pepe the Frog)」を連想させる。ヘイトスピーチの発信源の1つとして非難を浴びるAlt-Right(オルトライト)という過激な集団が、とある漫画の作者に無断で旗印として使っているキャラクターだ。実際、GABを立ち上げたAndrew Torb
ここに掲載された記事、評論等の著作権は、それぞれの著作者に帰属します。 なお、著者名・引用元の明示されていない文章の著作者は 高橋亨 です。
昨日26日、大阪地裁809号法廷で13時10分から、M君が野間易通氏を名誉毀損、プライバシー侵害にかかわる、損害賠償事件(平成28年(ワ)第4998号)、として提訴していた裁判の判決言い渡しがあった。 倉地真寿美裁判長は野間氏対して11万円の支払いを命じる判決の主文を読み上げた。大阪地裁809号法廷の前には、裁判開始30分以上前から傍聴を希望する人が集まりはじめ、最終的に19名が傍聴席で見守るなか、判決言い渡しが行われた。 原告席にはM君の代理人の姿が、被告席ではなく傍聴席に開廷5分前に現れた野間氏の姿があった。M君も傍聴席で判決を聞いた。 この判決は妥当であろうか。倉地裁判長は結審を急ぎ、M君側が提出しようとする主張や証拠に期限を設け、さらにはこの名誉毀損事件の背後にあった「M君リンチ事件」への関心を、充分に示すことがなかった。この事件の悪質性はリンチ事件の被害者である「M君」へのさらな
対抗言論(たいこうげんろん)とは、 言論などの表現活動について安易に侮辱や名誉毀損による民事責任、刑事責任が成立するとすれば、表現の自由の保障が阻害され、自由な表現活動に対する萎縮効果が生じるという問題意識を背景として、両者の調和を図る観点から認めるべきとされる法理である。 相手方からの言論などの表現活動によって自らの社会的評価が低下しかけた場合、相手方に対して平等な立場で反論が可能であれば、評価の低下を避けるために行うべきであるとされる表現活動をいう。 言論による名誉毀損はまず「さらなる言論」(英語: more speech)で対抗すべきだという考え方であり[1]、1927年のホイットニー対カリフォルニア州事件(英語版)判決で判事ルイス・ブランダイスはこう述べた: 重大な被害がもたらされる恐れがあるというだけで、自由な言論と集会への抑圧を正当化することはできない。(中略) 議論を通じて、
ダメ学生からダメ人間にジョブチェンジした七重がふと思ったことを何でも綴るブログです。 基本的にメンタリティは幼いのであまり期待しないように。 …どれだけ放置してたんだって話ではあるんだけど…あれだ、風邪で死んでたんだ。 この辺を書くきっかけになった18禁ゲームに関しては 「日本社会には、こういうものを「ネタ」として流通させられるほど現実の性暴力に対してのリテラシー(以下「現実へのリテラシー」)が現時点では定着していません」 で個人的にはFA(プレイヤーの方々の現実へのリテラシーは「世間」に比べて特別酷いということはなさそうだけど、「世間」と同程度に酷い、とも言えると思う)なのだけれど、「だから規制しろ」じゃなくて、 「「社会全体として」、現実へのリテラシーの底上げを頑張ってみましょう」 という方向に持っていった方が多分傷つく人は減る。ので、対抗言論として、現実へのリテラシーを身に付ける性教
もう3年前のことになるが、 ・「授業評価サイトは中傷でいっぱい?」(編集日誌、2006-05-25) http://d.hatena.ne.jp/arg/20060526/1148575116 で、こう書いた。 大学の教壇に立つ以上、その事実と評判とが流布されていくことは受け止めるべきではないだろうか。そして、反論や反証があるならば、自分の個人サイトを開設し、そこで大学として行なった授業評価結果や自らのコメントを公開すればいいのではないだろうか。 さて、この私のコメントを実践する教員が現れた。ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)でも何度か紹介している田中浩朗さんである。 ・田中浩朗研究室 - みんなのキャンパス http://ohst.jp/tdu/?cat=10 ・田中浩朗研究室 http://ohst.jp/tdu/ に、 みんなのキャンパスに書かれた「科学技術コミ
A5判 / 448ページ / 並製 / 価格 2,750円 (消費税 250円) ISBN978-4-588-61613-6 C0336 [2023年01月 刊行] 感染症と戦争の危機、蔓延する暴力、宗教とジェンダーの抑圧構造、主権者無視の政治……。社会と文化のますますの貧困化のなかで誰もが疲弊し、傷つき、無力感を強いられる世界。この時代の根本問題を撃ち、私たちの明日を祝福できるための言葉はいま、どこにあるのか? 元首相銃撃事件論からハラスメント問題まで、第一線の書き手たちが批評と文学の対抗力を蘇らせる、充実の第3号! 杉田 俊介(スギタ シュンスケ)杉田 俊介 1975年神奈川生。批評家。『宮崎駿論』(NHKブックス)、『ジョジョ論』『戦争と虚構』(作品社)、『無能力批評』『ジャパニメーションの成熟と喪失』(大月書店)、『橋川文三とその浪曼』(河出書房新社)、『神と革命の文芸批評』(法政
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く