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山下裕毅の検索結果1 - 14 件 / 14件

  • “ネットに未接続”のPCからデータを盗む攻撃 7m先からエアギャップPC内の機密情報を盗む

    このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 イスラエルのBen-Gurion University of the Negevに所属する研究者が発表した論文「RAMBO: Leaking Secrets from Air-Gap Computers by Spelling Covert Radio Signals from Computer RAM」は、インターネットに接続していないコンピュータ(エアギャップPC)から機密情報を漏えいさせる新たなサイドチャネル攻撃手法を提案した研究報告である。 「RAMBO」と呼ぶこの攻撃は、物理的に隔離したコンピュータのRAM(Random Access Mem

      “ネットに未接続”のPCからデータを盗む攻撃 7m先からエアギャップPC内の機密情報を盗む
    • 塗ると肌が一時的に透明になる「黄色い液体」 生きたマウスの皮膚を透過、内臓や脳内の観察に成功

      このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 米スタンフォード大学などに所属する研究者らが発表した論文「Achieving optical transparency in live animals with absorbing molecules」は、体内の臓器などの生体内部を、その上にある組織を可視光に対して透明にすることで非侵襲的に観察する手法を提案した研究報告である。この方法を用いると、生きている動物の皮膚を一時的に透明にし、内部組織を観察することができる。 生物の体の中を光で見ようとすると、光が散乱してしまい深くまで見えないという問題がある。これを解決するため、研究チームが用いたのは「タル

        塗ると肌が一時的に透明になる「黄色い液体」 生きたマウスの皮膚を透過、内臓や脳内の観察に成功
      • 幼少期のタブレット使用が多いと将来“怒りっぽく”なる? 300人以上の幼児を対象に調査

        このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 この研究は、カナダのノバスコシア州で行われ、315人の幼児を対象に3.5~5.5歳までの期間、タブレット使用と感情調整の関係を追跡調査したものである。対象となった幼児の内訳は、保護者の報告によると54%が男児、46%が女児。調査は2020~2022年にかけて、新型コロナウイルスによるパンデミックの期間中に実施した。 研究結果では、3.5歳時のタブレット使用量が約1日1.15時間増加すると、4.5歳時の怒りや欲求不満の表現が22%増加することが明らかになった。さらに、4.5歳時の怒りや欲求不満の傾向が約1日1.15時間増加すると、5.5歳時のタブレット使

          幼少期のタブレット使用が多いと将来“怒りっぽく”なる? 300人以上の幼児を対象に調査
        • 生成AIが大企業プログラマの仕事に与える影響 マイクロソフトなど企業4800人以上を調査した結果(生成AIクローズアップ) | テクノエッジ TechnoEdge

          2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にして紹介しているWebメディアのSeamless(シームレス)を運営し、執筆しています。 1週間の気になる生成AI技術・研究をピックアップして解説する連載「生成AIウィークリー」から、特に興味深い技術や研究にスポットライトを当てる生成AIクローズアップ。 今回は、生成AIが大企業におけるソフトウェア開発者の仕事に与える影響を調査した論文「The Effects of Generative AI on High Skilled Work: Evidence from Three Field Experiments with Software Developers」に注目します。 この研究では、マイクロソフト、アクセンチュア、そして匿名のFortune100電子機器メーカー(以下、匿名企業)において、合計4,867人の開発者を対象に実験が行

            生成AIが大企業プログラマの仕事に与える影響 マイクロソフトなど企業4800人以上を調査した結果(生成AIクローズアップ) | テクノエッジ TechnoEdge
          • 陰陽マーク? 「量子もつれ」をリアルタイムに可視化することに成功 国際チームが23年に発表(ITmedia NEWS) - Yahoo!ニュース

            イタリアのローマ・ラ・サピエンツァ大学とカナダのオタワ大学に所属する研究者らが2023年に発表した論文「Interferometric imaging of amplitude and phase of spatial biphoton states」は、量子もつれの光子をリアルタイムに可視化する技術を提案した研究報告である。 【画像を見る】実験セットアップ【全3枚】 量子もつれとは、離れている2つの粒子が互いに強く関連し合い、1つの粒子の状態を測定すると、瞬時に他の粒子の状態が決まる現象のことである。今回の研究では、光の粒子である2つの光子の量子もつれ状態を、リアルタイムで観察することに成功した。 具体的には、光子の「波動関数」の可視化に成功した。波動関数は、量子力学において粒子の状態を数学的に記述するものである。これは粒子の位置や運動量などの物理量の確率分布を表し、量子系の振る舞いを予

              陰陽マーク? 「量子もつれ」をリアルタイムに可視化することに成功 国際チームが23年に発表(ITmedia NEWS) - Yahoo!ニュース
            • 「鏡よ、鏡」と問う魚──自分のサイズを確認→“敵と戦って勝てるか判断する”現象 阪公大などが発表

              このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 大阪公立大学とスイスのヌーシャテル大学に所属する研究者らが発表した論文「Cleaner fish with mirror self-recognition capacity precisely realize their body size based on their mental image」は、魚(ホンソメワケベラ)が鏡を使って自身の体長を認識し、その情報を戦略的に利用する能力を持っていることを示した研究報告である。

                「鏡よ、鏡」と問う魚──自分のサイズを確認→“敵と戦って勝てるか判断する”現象 阪公大などが発表
              • 量子もつれで“消えるメッセージ”を送信できる「量子ホログラム通信」 中国の研究者らが開発

                このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 中国の香港科技大学に所属する研究者らが発表した論文「Metasurface-enabled quantum holograms with hybrid entanglement」は、量子ホログラム(量子力学とホログラフィーを組み合わせた技術)を用いて、消去可能なメッセージを送信する量子通信技術を提案した研究報告である。この技術は、量子もつれ(2つの粒子がどれだけ離れていても相関関係を保つ現象のこと)した光子対を利用してホログラフィック画像を伝送し、またその画像を選択的に消去することを可能にする。 「二重スリット実験」は量子力学の概念を示す実験である。粒

                  量子もつれで“消えるメッセージ”を送信できる「量子ホログラム通信」 中国の研究者らが開発
                • “ネットに未接続”のPCからデータを盗む攻撃 7m先からエアギャップPC内の機密情報を盗む(ITmedia NEWS) - Yahoo!ニュース

                  イスラエルのBen-Gurion University of the Negevに所属する研究者が発表した論文「RAMBO: Leaking Secrets from Air-Gap Computers by Spelling Covert Radio Signals from Computer RAM」は、インターネットに接続していないコンピュータ(エアギャップPC)から機密情報を漏えいさせる新たなサイドチャネル攻撃手法を提案した研究報告である。 【画像を見る】データ転送速度【全3枚】 「RAMBO」と呼ぶこの攻撃は、物理的に隔離したコンピュータのRAM(Random Access Memory)バスから発生する電磁波を利用して情報を外部に送信する。メモリアクセスパターンを操作して、RAMから制御した電磁放射を発生させ、データを送る。この際、オンオフ変調とマンチェスタ符号化を組み合わせて

                    “ネットに未接続”のPCからデータを盗む攻撃 7m先からエアギャップPC内の機密情報を盗む(ITmedia NEWS) - Yahoo!ニュース
                  • 量子もつれで“消えるメッセージ”を送信できる「量子ホログラム通信」 中国の研究者らが開発(ITmedia NEWS) - Yahoo!ニュース

                    中国の香港科技大学に所属する研究者らが発表した論文「Metasurface-enabled quantum holograms with hybrid entanglement」は、量子ホログラム(量子力学とホログラフィーを組み合わせた技術)を用いて、消去可能なメッセージを送信する量子通信技術を提案した研究報告である。この技術は、量子もつれ(2つの粒子がどれだけ離れていても相関関係を保つ現象のこと)した光子対を利用してホログラフィック画像を伝送し、またその画像を選択的に消去することを可能にする。 【画像を見る】量子もつれを利用して選択的に消去可能な量子ホログラムを生成するシステムの概要【全4枚】 「二重スリット実験」は量子力学の概念を示す実験である。粒子を2つの平行なスリットに向けて発射すると、その先の検出器上に波の干渉パターンが現れる。これは粒子が両方のスリットを同時に通過したかのような

                      量子もつれで“消えるメッセージ”を送信できる「量子ホログラム通信」 中国の研究者らが開発(ITmedia NEWS) - Yahoo!ニュース
                    • “ネットに未接続”のPCからデータを盗む攻撃 7m先からエアギャップPC内の機密情報を盗む (ITmedia NEWS)

                      Innovative Tech: このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 イスラエルのBen-Gurion University of the Negevに所属する研究者が発表した論文「RAMBO: Le...

                        “ネットに未接続”のPCからデータを盗む攻撃 7m先からエアギャップPC内の機密情報を盗む (ITmedia NEWS)
                      • “ネットに未接続”のPCからデータを盗む攻撃 7m先からエアギャップPC内の機密情報を盗む (ITmedia NEWS)

                        Innovative Tech: このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 イスラエルのBen-Gurion University of the Negevに所属する研究者が発表した論文「RAMBO: Le...

                          “ネットに未接続”のPCからデータを盗む攻撃 7m先からエアギャップPC内の機密情報を盗む (ITmedia NEWS)
                        • 陰陽マーク? 「量子もつれ」をリアルタイムに可視化することに成功 国際チームが23年に発表 (ITmedia NEWS)

                          ちょっと昔のInnovative Tech: このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。通常は新規性の高い科学論文を解説しているが、ここでは番外編として“ちょっと昔”に発表された個性的な科学論文を取り上げる。 X: @shiropen2 イタリアのローマ・ラ・サピエンツァ大学とカナダのオタワ...

                            陰陽マーク? 「量子もつれ」をリアルタイムに可視化することに成功 国際チームが23年に発表 (ITmedia NEWS)
                          • 陰陽マーク? 「量子もつれ」をリアルタイムに可視化することに成功 国際チームが23年に発表 (ITmedia NEWS)

                            ちょっと昔のInnovative Tech: このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。通常は新規性の高い科学論文を解説しているが、ここでは番外編として“ちょっと昔”に発表された個性的な科学論文を取り上げる。 X: @shiropen2 イタリアのローマ・ラ・サピエンツァ大学とカナダのオタワ...

                              陰陽マーク? 「量子もつれ」をリアルタイムに可視化することに成功 国際チームが23年に発表 (ITmedia NEWS)
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                              ちょっと昔のInnovative Tech: このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。通常は新規性の高い科学論文を解説しているが、ここでは番外編として“ちょっと昔”に発表された個性的な科学論文を取り上げる。 X: @shiropen2 イタリアのローマ・ラ・サピエンツァ大学とカナダのオタワ...

                                陰陽マーク? 「量子もつれ」をリアルタイムに可視化することに成功 国際チームが23年に発表 (ITmedia NEWS)
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