東京23区西部を南北に貫く山手通り、環七通り、環八通りのうち、環七は自転車で比較的走りやすいとも聞きます。実際にはどうでしょうか。それぞれ一長一短あり、区間により状況も異なってくるようです。 東京23区西部「タテの3路線」 走りやすいのは? 都心から郊外へ放射状に鉄道や主要道路が延びる東京都内において、それら路線をつなぐ「タテの路線」は、ありがたい存在でしょう。とりわけ、山手線外側の山手通り(環状6号線)、環七通り、環八通りは自転車のユーザーにも利便性の高い道路です。 なかでも、サイクリストたちのあいだでは環七が比較的自転車に優しい道路という意見が聞かれます。環状8路線のなかで唯一、「海から海(大田区~江戸川区)」を11区にまたがって結ぶ路線であり、延長は52.5kmと都道で最長ですから、ふだん、どこかしらの区間をよく使うという人も多いことでしょう。 では、山手通りや環八と比べて、実際に環