「会社で働いている時にもアイツは車がやっと一台通れるぐらいの細い道を凄いスピードで飛ばしたり、相手が何も悪くないのにあおり始めたりすることが多々あったんです。注意してもその場では言うことを聞くんですが、すぐに元の木阿弥。いつかはこうした車絡みの事故を起こしてしまうのではないかと思っていました」 こう語るのは、今年3月28日に自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)容疑で現行犯逮捕されたのちに危険運転致死罪で起訴された川島陸被告(27)が以前働いていた、車関連会社を営むA氏だ。 川島被告は大阪府堺市南区の府道で車を運転中、北島明日翔さん(28・あすか)が運転するバイクに約3分間に亘り幅寄せやあおり運転を繰り返した上、自らが運転する車と追突させ北島さんを死亡させた。