ホストクラブの支払いが困難になった女性客2人をデリバリーヘルス(派遣型風俗店)の経営者に紹介したとして、職業安定法違反(有害業務目的紹介)罪に問われた東北一の歓楽街、仙台市・国分町のホストクラブ「ノーブル」の元店長草苅亮二被告(36)に、仙台地裁(須田雄一裁判長)は17日、懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。 客1人について関わったとされ、懲役1年6月を求刑された元同店従業員日下野史弥被告(27)は懲役1年4月、執行猶予3年。 起訴状によると、草苅被告は2023年9月と10月、当時従業員だった男らと共謀し、デリヘル経営者に女性客2人を紹介し雇用させたとしている。日下野被告は9月の事件でのみ起訴された。