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愛国商売の検索結果1 - 16 件 / 16件

  • 旧統一教会・戦後保守・岸信介…安倍元総理銃撃事件犯人の世界観とは?(古谷経衡) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    世界を震撼させた安倍元総理銃撃事件から数日が経ち、犯人である山上容疑者の犯行動機が明るみになり始めている。報道によると、「家庭を壊した団体を日本に招いたのが岸氏(岸信介)で、その孫の安倍氏を狙った」とし、その「団体」とは世界平和統一家庭連合(旧統一教会、以下旧統一教会)であり、7月11日に田中富広会長が山上容疑者の母親が信者であり、「1カ月に1回程度の頻度で、教会の行事参加していた」旨を認めた。 ではこの「家庭を壊した団体を日本に招いたのが岸氏(岸信介)で、その孫の安倍氏を狙った」という山上容疑者の身勝手な世界観をどのようにとらえたら良いのだろうか。 結論として、銃撃は許されざる犯行であるが、山上容疑者の言う「家庭を壊した団体を日本に招いたのが岸氏」というのは、解釈の余地はあるが、事実として極めて的外れである、とは言えない。そして安倍元総理が旧統一教会と関係があるか無いかについては、「ある

      旧統一教会・戦後保守・岸信介…安倍元総理銃撃事件犯人の世界観とは?(古谷経衡) - エキスパート - Yahoo!ニュース
    • 「プーチン支持」の陰謀論で物議をかもす元駐ウクライナ大使、南丹市観光大使に就任~広報課に直撃取材~(古谷経衡) - エキスパート - Yahoo!ニュース

      *使用している画像は南丹市公式サイトからの引用です。 ・京都府南丹市が元駐ウクライナ大使の馬渕睦夫氏を文化観光大使に任命 2月24日のロシア軍ウクライナ侵攻以降、この戦争はDS(ディープステート,注:世界を陰で操る謎の組織)がロシアに対して仕掛けたもの、とする荒唐無稽な陰謀論を動画や書籍等の中で開陳している元駐ウクライナ大使の馬渕睦夫氏について、これが主に右派系の独立ネット動画局を中心に拡散され、日本国内の陰謀論者の根拠になっている事実を、筆者は2022年3月4日の記事「「プーチンさんを悪く言わないで!」という”陰謀論”動画の正体」に詳述した。 2月24日以降、馬渕氏は開戦前(2014年の、所謂マイダン革命以降等)から同様に陰謀論的世界観を広げ、「ゼレンスキーの背後にDSとユダヤ人がいる」、「ウクライナのロシア軍作戦地域での戦闘被害はすべてウクライナ側の自作自演」、「ブチャ(キーウ郊外の都

        「プーチン支持」の陰謀論で物議をかもす元駐ウクライナ大使、南丹市観光大使に就任~広報課に直撃取材~(古谷経衡) - エキスパート - Yahoo!ニュース
      • 日本第一党・桜井誠氏18万票の衝撃~2020東京都知事選、右派界隈に何が起こったのか~(古谷経衡) - エキスパート - Yahoo!ニュース

        1】桜井誠氏、18万票獲得の衝撃 2020年の東京都知事選挙はふたを開けてみれば大方の予想通り、現職小池百合子氏が前回(2016年)の得票を大幅に上回る350万票以上を得て圧勝した。立憲・共産・社民から支援を受けた宇都宮健児氏は健闘したものの、約83万票と伸び悩んだ。れいわ新選組代表・山本太郎氏も健闘したが基礎票とみられる約66万票を固めたものの、こちらもやや伸び悩んだ展開だったことは否めない。 そんな中、私が最も注目したのは、前回都知事選に出馬し、約11万4000票を獲得した日本第一党党首で、在日特権を許さない市民の会(在特会)元会長の桜井誠氏が前回を6万票以上上回る約17万8000票を獲得して、22人の候補者のうち得票数で5番手につけたことだ。今回の東京都知事選の投票率が55%と、前回を約5%弱下回る投票率だったのにもかかわらず、この票の伸びは無視できない。 桜井氏は海外報道でも「極右

          日本第一党・桜井誠氏18万票の衝撃~2020東京都知事選、右派界隈に何が起こったのか~(古谷経衡) - エキスパート - Yahoo!ニュース
        • リコール不正署名問題―立証された「ネット右翼2%説」(古谷経衡) - エキスパート - Yahoo!ニュース

          ・立証されたネット右翼2%説 昨年(2020年)8月下旬から11月にかけて行われた愛知県知事リコール署名活動について、現時点で様々な不正の疑いが噴出しており、刑事事件として捜査されていることは既報のとおりである。 愛知県知事リコール署名活動は、「高須クリニック」の高須克弥氏を筆頭とし、河村たかし名古屋市長の他、保守界隈やネット右翼界隈から多大な応援を受けたもので、「あいちトリエンナーレ2019 表現の不自由展」における昭和天皇の写真の焼却について「日本と日本国民の心を傷つけた」などという主張を苗床としたのがリコール署名の眼目である。 私は昨年の署名運動が沸き起こった時、その主張が保守界隈やネット右翼界隈の主張の外側に浸潤しえない極端にイデオロギー的なものであると捉えたので、署名によって集まる署名数は、愛知県の有権者(約613万人)の2%程度である10万筆~12万筆程度であると予想していた。

            リコール不正署名問題―立証された「ネット右翼2%説」(古谷経衡) - エキスパート - Yahoo!ニュース
          • 岡村隆史さん降板署名活動にみる「ネット右翼的」感性(追記あり)(古谷経衡) - エキスパート - Yahoo!ニュース

            4月23日放送の『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、岡村氏による「女性蔑視」発言が大きく取り上げられる中、この発言をめぐってネット上では、「女性軽視発言をした岡村隆史氏に対しNHK「チコちゃんに叱られる」の降板及び謝罪を求める署名活動」(Chang.org)なるものまで勃発した。 私はネット右翼研究を10年以上に亘って行っているが、その主張の軸は違えど、こういったネット上での署名活動の跋扈に対し、きわめて強いネット右翼的感性を見出している。 「ネット右翼的感性」とは何か。それは1「批判の根拠が一次ソースに基づいていない」、2「自分とは相いれない価値観を持つ個人や法人に対して、当該者が出演している他のメディアに対して圧力(電話突撃=電凸、署名)をかけるよう、ネット上でオルグする(組織活動や勧誘を展開する)」という二点である。 ・批判するなら最低限度一次ソース

              岡村隆史さん降板署名活動にみる「ネット右翼的」感性(追記あり)(古谷経衡) - エキスパート - Yahoo!ニュース
            • 百田尚樹氏の政権批判に戸惑うネトウヨ…保守界隈に何が起きてる?/古谷経衡 | ニコニコニュース

              ◆百田氏は保守界隈の毛利輝元 作家の百田尚樹氏が、新型コロナウイルスへの日本政府対策を巡って熾烈に官邸を批判し、安倍政権にNOと言わない保守系言論人を打擲(ちょうちゃく)する趣旨のツイートを連発したことで、所謂保守界隈にちょっとしたさざ波が立ち始めている。 保守界隈における百田氏の立場を簡単に言えば百万石以上の大大名と言ったところで、関ヶ原で例えれば西軍の総大将・毛利輝元(120万石)クラスに当たる。 当然このクラスになってくると、そこに無批判に追従する十万単位のネット右翼や、百田氏を頂点とする「お友達グループ」をひっくるめて「ネット上」では大勢力を有するのだが、安倍政権のやることなすことを全部肯定するのが「保守」と勘違いしている多くのネット右翼連中にとって、この「総大将によるいきなりの反アベ」は、怒髪天の「転向」と映っている。 新型コロナを巡っては、クルーズ船への対応を筆頭に、それ以外で

                百田尚樹氏の政権批判に戸惑うネトウヨ…保守界隈に何が起きてる?/古谷経衡 | ニコニコニュース
              • 「太平洋戦争はアジア解放のための戦いだった」説は本当か?(古谷経衡) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                今年は日本の敗戦から75年を迎える。20年前ごろから、一般書籍や雑誌などで、特に右派系のオピニオンリーダーから、「太平洋戦争(―彼らは大東亜戦争と呼称する)はアジア解放のための戦いであった」とする主張が乱舞するようになり、近年ではこの「先の戦争における日本の大義―アジア解放」を正当化する書籍等が跋扈している。戦後のいわゆる「東京裁判史観」を否定する右派は、長年この「大東亜戦争はアジア解放のための聖戦であった」説を用いたが、これを一般大衆に書籍として広めたのは漫画家の小林よしのり氏による『戦争論』(1998年)がその端緒であることは言うまでもない。 以後、「太平洋戦争はアジア解放のための戦いであった」という主張は、右派の狭隘な界隈を飛び越えて一般書籍や雑誌の中でも登場し、いまや一定の支持を得るにまで至っている。しかし、この「太平洋戦争はアジア解放のための戦いであった」という主張は本当に正しい

                  「太平洋戦争はアジア解放のための戦いだった」説は本当か?(古谷経衡) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                • 「ネット右翼的なるもの」に秋波を送って惨敗した立憲民主党と泉健太代表―参院大分失陥の衝撃(古谷経衡) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                  ・立憲民主党、「社会党の牙城」参院大分失陥の衝撃千葉5区補選の原因を作った薗浦前議員(自民)(写真:ロイター/アフロ) 今次衆院・参院補欠選挙は、岸田内閣に対する事実上の中間評価であると同時に、野党第一党である立憲民主党・泉健太代表体制への中間評価でもあった。2021年11月末に枝野氏に代わって選出された泉新代表は、2022年夏の参院選挙の洗礼を受けたが、振るわなかった。 とは言えこの選挙期間中に起こった安倍元首相銃撃事件、加えて巻き起こった旧統一教会と自民党議員等との関係性の批判など、参院選以降から今年にかけて政治情勢が激変する中、泉代表の指導力が問われた補欠選挙であったことは言うまでもない。また加えて、泉代表体制下で維新の会との共闘(現在は、小西議員の所謂”サル発言”を巡り停止中である)を行ったことに対する立民支持者の評価という側面も多分にあった。 結果として、衆院山口2区、同4区の補

                    「ネット右翼的なるもの」に秋波を送って惨敗した立憲民主党と泉健太代表―参院大分失陥の衝撃(古谷経衡) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                  • 古谷経衡氏「菅義偉が苦労人みたく言われているが、父親はいちご栽培で成功し売上げ3億円を記録。特に貧しい家庭だった訳でない。」→山本一郎氏「菅義偉さんの父親がイチゴ農家で成功したのは晩年になってから。ガセネタを流すのはよくない。」 - Togetter

                    古谷経衡@新刊『毒親と絶縁する』 (集英社新書) 好評発売中! @aniotahosyu 作家・評論家・文筆家/㈱オフィス・トゥー・ワン所属/社)日本ペンクラブ正会員/著書『愛国商売』『女政治家の通信簿』(小学館)『意識高い系の研究』(文藝春秋)『左翼も右翼もウソばかり』『日本を蝕む極論の正体』(新潮社)等。文化放送,茨城放送レギュラー等★お仕事の問い合わせ bit.ly/2yAyBNr★猫3匹飼育 furuyatsunehira.com 古谷経衡@新刊『毒親と絶縁する』 (集英社新書) 好評発売中! @aniotahosyu 菅義偉が苦労人みたく言われているが、苦労をしたのは満州に渡った父親とその一族で、命からがら満州から引き揚げてきた。菅自身は戦後生まれで、父親はいちご栽培で成功し売上げ3億円を記録。菅が中学生の時地元の町議会議員になっている。特に貧しい家庭だった訳でなくむしろ富裕な家

                      古谷経衡氏「菅義偉が苦労人みたく言われているが、父親はいちご栽培で成功し売上げ3億円を記録。特に貧しい家庭だった訳でない。」→山本一郎氏「菅義偉さんの父親がイチゴ農家で成功したのは晩年になってから。ガセネタを流すのはよくない。」 - Togetter
                    • 「ウイグル話法」とは何か?~リベラルは中国に甘い、という誤解~(古谷経衡) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                      ・ウイグル話法って何?「ウイグル話法」を知っているだろうか?保守界隈やネット右翼界隈(以下保守派)に少しでも知識・関心のある諸兄なら聞いたことがあるであろう。ウイグル話法とは、日本内外で人権軽視とされる舌禍を保守系の政治家や私人等が行い、世論から猛烈な批判を受けると、その対抗言説として必ず「ならばウイグル問題をなぜ批判しないのか」として、保守派が主にネット上で持ち出す言説の事である。 記憶に新しいところでは、東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会組織委員会前会長の森喜朗氏の女性差別発言に対するバッシングに対し、「森氏の女性差別を批判するのならば、同じく中国のウイグルでの人権問題を批判しないのはおかしい」という言説が噴出した。要するにある保守系の人物の人権に関する舌禍への批判への対抗として、ウイグルの人権状況への無批判を持ち出す。これがウイグル話法である。 ・ウイグル話法の例筆者制作

                        「ウイグル話法」とは何か?~リベラルは中国に甘い、という誤解~(古谷経衡) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                      • 失言王「森喜朗」から変質した自民党20年史(古谷経衡) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                        森喜朗氏の女性蔑視発言が国内外で大きな問題になる中、今次東京五輪開催もますます微妙な暗雲が立ち込めている。森氏の失言癖は今日・昨日に始まったことではない。森氏は2000年に当時脳梗塞で入院・急逝した小渕氏の後継として総理大臣となり、その期間約1年の短命内閣に終わった。 森内閣発足当初から森氏の失言・舌禍は大きな問題となり、内閣支持率は場合によっては一けた台に落ち込み、自民党は危機感を募らせる。森内閣と自民党への支持率低下を受けて「改革」「刷新」の声が急速に沸き起こり、小泉内閣の劇的な誕生へとつながっていく。 約1年の政権担当期間中、森氏は「失言総理」という印象ばかりが際立ち、多くの国民はそのことばかりを記憶している。しかし、今振り返ると森内閣はその後の自民党の「構造的変質」を決定づけたものであった。 端的に言えばそれまで自民党内で非主流派であった清和会の天下という派閥力学の交代と、森内閣倒

                          失言王「森喜朗」から変質した自民党20年史(古谷経衡) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                        • 自民党支持者が自民党候補の落選運動を展開―右派が英利アルフィヤ氏(千葉5区)を大批判した理由(古谷経衡) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                          ・自民党支持層が自民党候補の落選運動を展開 先般行われた衆参補欠選挙で、要衝とみなされた千葉5区(市川、浦安)で、自民党新人の英利アルフィヤ氏が立民公認候補の矢崎堅太郎氏に競り勝ち、今般初登院したのは既報の通りである。同区は、自民党前職(薗浦氏)の不祥事により発生した補欠選挙であること。また野党候補としては矢崎氏の他に、維新、国民、共産などが独自候補を立てたことで野党票が分裂し、そのゆくえなどが注目されたが、結果的に元県会議員として地盤がある矢崎氏が自民新人候補に敗北したことは立憲民主党執行部の責任問題に発展する、との声もあり今後の動静が注目される。 さて、この千葉5区にあっては、保守層、特に濃い右派層(以下右派、右派層など)が奇妙な投票動向を示した。一般的に、右派は自民党を支持する向きが強いとされるが、ここ千葉5区においては、彼ら右派層は自民党公認候補である英利氏へ極めて冷淡な態度をとる

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                          • 保守派に見放された菅政権の1年(古谷経衡) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                            保守派にとってみれば、2020年9月、電撃的な安倍晋三前総理辞任劇から総裁選を経て組閣した菅義偉政権は「安倍政権の正統的後継者」として一挙に期待を集めた。ところがその期待は長くは続かず、いつの間にか保守派は菅政権を見限り、2021年9月3日の菅総理が退陣表明を発する「前」の段階から、高市早苗前総務大臣に一挙に支持が集まり、同退陣表明後は安倍前総理も総裁選に於いて高市氏を支持する流れとあって、現在保守派の支持はほぼ高市総理・総裁待望論で圧倒されている。 安倍政権の路線を継承するとして始まった菅政権は、いかにして保守派の期待を集め、また見放されていったのか。1年間の動向を振り返る。 1)菅総理が読み違えた保守派の期待 安倍政権の路線を継承するとして始まった菅政権は、約7年8か月に亘った安倍政権が退陣したことで「安倍ロス」状態となった保守派の期待を一身に受けた。菅政権は安倍政権の金融緩和路線、構

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                            • 「終身会員なら100万円!?」ネトウヨ向け“サロンビジネス”はどのくらい儲かるのか | 文春オンライン

                              「愛国ビジネス」の実態に迫った衝撃の小説『愛国商売』(小学館文庫)をこのたび上梓した古谷経衡氏(37)が、作品の舞台裏を描く集中連載。第2回は、保守系言論人が主催する各種勉強会、いわゆる「私塾」の旨みを解説する(全3回の2回目/#1、#3を読む)。 ◆ ◆ ◆ 「信徒囲い込みビジネス」こそ生活の中核 ネット右翼に寄生される「保守系言論人」はどうやって生活をしているのか? 前回4パターンを紹介した。 (1)出版専業の保守系言論人として(地上波露出なし) (2)信者を囲い込む(各種勉強会、私塾等を主宰) (3)中小零細企業経営者などのパトロンを付ける (4)活動家方面に軸足を置いて任意団体を設立し、寄付や会費を募る そして地上波テレビには滅多に出ない(出られない――ただしネット番組を除く)が、出版の世界の中では不況を救う救世主として大きな権勢を誇る(1)「出版専業の保守系言論人」の生活や収入に

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                              • 日本はパンデミックをいかに乗り越えたか~100年前のパンデミック・スペイン風邪の教訓(古谷経衡) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                新型コロナウイルス禍がパンデミックの模様を呈している(2020年2月29日、WHO事実上のパンデミックを宣言)。パニックや流言飛語も相次いでいる。しかしこのようなパンデミックは、20世紀を含め過去に何度も起こり、そして人類はその都度パンデミックを乗り越えてきた。今次の新型コロナウイルス禍への対策と教訓として、私たちは人類が遭遇した過去のパンデミックから学び取れることは余りにも多いのではないか? 本稿は、20世紀最悪のパンデミックとされ、世界中で2000万人~4500万人が死亡し、日本国内でも約45万人が死亡した「スペイン風邪」を取り上げる。そして日本の流行状況と公的機関の対策を追い、現在のパンデミックに抗する教訓を歴史から得んとするものである。 また本稿の執筆にあたっては、日本に於けるスペイン風邪を詳細に分析した第一級の書『日本を襲ったスペイン・インフルエンザ 人類とウイルスの第一次世界大

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                                • 韓国「安倍首相土下座像」への日本政府苦言の違和感(古谷経衡) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                  冬季五輪が開かれた韓国平昌市の韓国自生植物園で、安倍首相をモチーフにしたと思われる銅像が慰安婦像に対し土下座しているモニュメントについて、日韓両国で大きく報道されている。 菅官房長官は7月28日、記者会見でこの銅像に対し、「国際儀礼上、許されない。報道が事実なら日韓関係に決定的な影響を与える」と強い拒絶感を示した。一方加熱する報道を受けて同日、韓国外務省報道官は一般論としながらも、「外国の指導者に対しては国際礼譲(儀礼)というものがある」と応じた。この銅像自体はくだんの民間施設の運営者が全くの私費を投じて2016年に制作したものだが、ここにきてにわかに国際問題となった感である。 国費を一切投じない民間施設の中に、どのような思想でどのようなモニュメントを作ろうとそれは自由である。確かに日韓関係が冷却する中で、私費を投じた民間施設であってもこの銅像が日韓問題に影響を及ぼすかもしれない、という思

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