10月31日 前回は取引銀行に断られた時に考える資金調達として、売掛金ファイナンスの次に考えていただきたい不動産担保融資の調達コストの問題をまず書きました。 本来なら、不動産担保融資の全体像を説明してから、調達コストの問題を説明するのが順番だと思いますが、銀行以外の融資の経験が少ない中小企業の経営者であるあなたにお伝えしたかったことは、ノンバンクの不動産担保融資と聞いただけで、よく理解しないで金利が高いと言うだけで敬遠し、資金調達の選択肢からまず外すようなことがないよう、まず取り上げました。 もちろん、あなたが経営する会社の経営が順調な時、わざわざ金利コストが高く、後ほど説明しますが、融資時に取られる事務手数料まで払うなんて馬鹿馬鹿しいと思われても当然と理解できます。 でも、もしあなたの会社が月末資金ショートの懸念が出て、取引銀行に追加融資を頼んだのに、「今度の決算が出てからにしてほしい」