太陽光発電の融資 プロジェクトファイナンス型ＡＢＬ（動産・債権担保融資） : 太陽光発電の豆知識

常陽銀行（本店茨城県）が、太陽光発電の仕組み全体を担保とするプロジェクトファイナンス型のABL（Asset Based Lending）を積極的に展開しています。 太陽光発電事業に対する融資は、融資期間が長い（固定買取制度の２０年が最長）にもかかわらず太陽光パネル等の設備が劣化してしまう等のリスク（不確実性）があります。 また太陽光パネルの設置場所は広い土地で地価の安い土地となるため担保価値が低いケースが多く、リスクを十分に担保できていないのが現状です。 そこで常陽銀行は、不動産（土地）も動産（太陽光パネル等の設備や売電債権）も含めた事業一式を担保とするABL（動産・債権担保融資）を構築しました。 動産、パネルメーカーのパネル保証、電力会社の売電契約、損害保険、土地の借地権や所有権等の事業にかかる資産の全てを担保とし、事業一式を第三者に譲渡できる形を目指しました。 一般的にＡＢＬの定義は、