イギリスで開かれている国連の気候変動対策の会議、「COP26」で議長国であるイギリスは、2040年までに世界の新車販売をEV=電気自動車などの排出ガスを出さない車にする目標をまとめ、20か国余りが合意したと発表しました。 一方で、自動車産業が大きい日本やアメリカ、ドイツなどは参加を見送りました。 なぜ日本は参加を見送ったのか。日本のEV開発の現状と課題を探りました。 日本の自動車メーカーで相次ぐEVシフト 今月11日、自動車メーカーのSUBARUが、EV=電気自動車を来年半ばまでに日本やアメリカなどに投入することを発表しました。海外でEVの開発・販売が加速するなか、国内でもここ最近、主要メーカーによるEVの発表が相次いでいます。