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  • 「オープンレター 女性差別的な文化を脱するために」の問題点|apj

    オープンレターそのものの問題点「オープンレター 女性差別的な文化を脱するために」が公開されているが、これは問題のある文書である。理由は次の通り。 広く女性差別的な文化をなくしていこうという運動のための文書なのに、なぜか呉座氏という特定の個人の言動を非難する内容が最初に書かれている。 きっかけが呉座氏であったとしても、一般性のある文書に特定の個人の情報を載せる意味はない。この文書は、呉座氏にことさら悪い印象を与える内容になっており、社会運動のために広く用いるには不適切である。これで署名者の数を頼んで何かをしようというのなら、魔女狩りか陶片追放もどきのシロモノにしかならない。 そもそも賛同した覚えのない人の名前が賛同者リストに出ていることがわかってきた。署名を集める時のチェックがザルで、なりすましのイタズラが混じった可能性もある。あるいは、発起人が勝手に名前を入れた可能性も否定はできない。 賛

      「オープンレター 女性差別的な文化を脱するために」の問題点|apj
    • ウエストランド井口と作家飯塚が語る「2023年10月のお笑い」 | 今月のお笑い 18本目

      井口はラッパー「RGあるあるライブ」飯塚 「RGがあるある歌い続けウエストランドがあるなしクイズし続ける会」(※)が話題になってた。 ※編集部注:来場者からもらったお題にまつわるあるあるをウエストランド河本が考え、井口が当てる「あるあるクイズ」を展開。あるあるはレイザーラモンRGが歌い上げる。河本があるあるで傑作を連発したのに加え、終盤は尾崎豊の曲に合わせて井口が悪口を述べるだけのソロステージが繰り広げられ、激情的なパフォーマンスに拍手喝采が沸き起こった。 「尾崎豊のカラオケにのせて井口が魂こめて悪口言うネタ」 井口 いろいろ反響ありましたけど、僕が何かすごいことをやったというよりは、RGさんのムーブがとにかくすごかったです。それまでやっていたことを急にスパッとやめて、「ここは井口だけにやらせよう」って即座に判断して。オチだけは事前に決まっていたんですけど、全部なしにしてやり切ったんですよ

        ウエストランド井口と作家飯塚が語る「2023年10月のお笑い」 | 今月のお笑い 18本目
      • 【論壇時評】2月号 冷戦時代に回帰する令和日本 文化部・磨井慎吾

        「新しい戦前」という言葉が取り沙汰されている。昨年末のテレビ番組で、タレントのタモリが今年はどんな年になるかを問われて答えたものだ。インターネット上ではこの発言を防衛費増額反対や政権批判のメッセージだと我田引水的に解釈して利用する向きも多いが、実際のところ真意は不明である。 ただ、日本を取り巻く国際環境が、台湾有事の可能性をはじめ平成期とはレベルの異なる軍事的緊張下にあるのは確かであり、その空気感を意識した発言であるのは間違いないだろう。そして現代日本が米国を中心とする西側陣営の一員であることをかんがみれば、状況理解のためのアナロジーとしては昭和戦前期よりも冷戦期の方が適当かもしれない。数十年ぶりに、自国が「前線国家」であることを直視せざるを得ない時代が日本に戻ってきたのだ。 「正論」の対談「緊密な日米協力が中国を悩ませる」では、防衛研究所の山口信治と米ハドソン研究所の村野将という優れた安

          【論壇時評】2月号 冷戦時代に回帰する令和日本 文化部・磨井慎吾
        • 西村賢太さんにお別れ…愛飲の焼酎捧げ|好書好日

          今年2月に54歳で急逝した作家、西村賢太さんのお別れの会が11日、東京都内で開かれた。祭壇には故人が愛飲した焼酎2ダースがずらり。読者100人ほどが献花に訪れたほか、親交のあった作家らが集まった。 読む喜び感じさせる文章芸、この世を楽しんだ 献杯のあいさつに立った島田雅彦さんは「芥川賞受賞以前からひそかに愛読していました」と話し始めた。西村さんを無頼の系譜に位置づけて、「時にむちゃをし、愚行を重ね、文句を言いまくり、けんかをする。やけっぱちに暮らす生活態度こそが、ふざけた時代にはふさわしいという考え方もある。西村賢太が示した生き方の研究は、今後未来に向かって有効に活用されうるのではないか」。 ともにヤクルトファンで神宮球場でよく観戦したという木内昇さんは「西村賢太という名前だけで勝負ができた人。文章を読む喜びを感じさせる文章芸だった」とたたえ、「(未完となった)『雨滴は続く』を最後まで読み

            西村賢太さんにお別れ…愛飲の焼酎捧げ|好書好日
          • 愉しいはずの書評が、なぜ読まれないのか - 松本裕喜|論座アーカイブ

            今年4月からこの「神保町の匠」も中身が変わった。2008年に三省堂書店の書評サイト「神保町の匠」(2014年から「三省堂書店×論座 神保町の匠」)としてスタートして10年余、書評のスタイルではネットではあまり読まれないので出版・書店・書き手など本の周辺の話題を書くことにしてはどうかとの「論座」担当者の提案を受けてのリニューアルである。 ネットで検索してみると、「書評ブログは読まれない」という記事が結構ある。 ネットだけではない。新聞書評もそれほど読まれないという。2003年から設けられていた毎日書評賞(2013年からは毎日出版文化賞書評賞)も2016年にはなくなっている。本そのものが読まれなくなっている現状が背景にあるが、本好きにとって書評は大切な読書の指針であるはずだ。なぜ書評は読まれないのだろうか。 丸谷才一『快楽としての読書 日本篇』(ちくま文庫)によれば、新聞・雑誌の書評の目的は第

              愉しいはずの書評が、なぜ読まれないのか - 松本裕喜|論座アーカイブ
            • 読む喜び感じさせる文章芸、この世を楽しんだ 愛飲の焼酎捧げ…西村賢太さんにお別れ:朝日新聞デジタル

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                読む喜び感じさせる文章芸、この世を楽しんだ 愛飲の焼酎捧げ…西村賢太さんにお別れ:朝日新聞デジタル
              • 明細書を見ろ!2019年扶養確認号 - 事務職員へのこの1冊

                わたしは読売新聞にはいいたいことがたーくさんありますが、一面のコラム「編集手帳」の文章芸と、くらし欄の「人生案内」だけは文句のつけようがない。出久根達郎や最相葉月が、相談者を一刀両断にする切れ味は、他の人生相談ではなかなか味わえない。そんな人生案内に、先日こんな相談が寄せられました。 30代女性会社員。専業主婦の存在に憤りを感じ、身近な友人や義理の母に嫌悪感を抱いています。 私は努力して国家資格を取得し、正社員になりました。夫に頼らなくても暮らしを守れるように経済的自立を果たしています。料理は週末にまとめて作って冷凍するなど、生活も工夫しています。 その一方、夫が会社員だというだけで、国民健康保険料や国民年金保険料を払いもせず、平然と生きている女性が許せません。多額の納税もせず、生活の工夫もしていないからです。今は女性が結婚後も働くことは、一般的で、生活を守るためにみんな必死に努力している

                  明細書を見ろ!2019年扶養確認号 - 事務職員へのこの1冊
                • タイ米で炒飯を作ったはてな民、脳を破壊される。「今までの全ての努力は無駄だった…」 [581480879]

                  0001番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (プチプチ MM8b-1Tix)垢版2022/08/08(月) 16:35:30.48ID:v3FJiNx1M0808●?2BP(2000) 2022-08-01 ■炒飯の米をタイ米に変えた 最高に旨いんだが、なんなんだ 今までパラパラにするためにやれ「冷や飯を使え」「炊き立てが良い」「炊くときに油を入れろ」「水加減を少なくしろ」「フライパンをガンガンに熱しろ」「卵でコーティング」etc...etc...etc... 巷にあふれ返る「米をパラパラにするエトセトラ俗説」に振り回されて、それでもダマになった炒飯を食べては夜露に袖を濡らしまくってた そう全ての日本男児には炒飯を人よりも上手く作ることに対するマウンティングスプラッシュ(人よりも優位に立った時の気持ち良さで絶頂しちゃうこと)が存在しパラパラの炒飯を作れる奴には中国の特級厨師

                  • 『外交官の文章 --もう一つの近代日本比較文化史』(筑摩書房) - 著者:芳賀 徹 - 張 競による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

                    著者:芳賀 徹出版社:筑摩書房装丁:単行本(ソフトカバー)(464ページ)発売日:2020-06-24 ISBN-10:448086119X ISBN-13:978-4480861191 天下を考え、文雅を忘れない近代日本において、文学的才能に恵まれた駐日大使は事欠かない。外交の第一線で活躍しながら、詩人だったり、文筆家だったりする人もいた。その筆頭格として挙げられるのはフランス大使のポール・クローデルであろう。むろん、日本の外交官も引けを取らない。対外交渉の現場で敏腕を振るいながら、名文家として誉れが高い人物はいくらでもいた。 著者はそのことに着目し、国際舞台で活躍した人たちが書いた文章の魅力と、そこに浮かび上がってくる豊かな個性や非凡な見識を、彼らが残した回想録や書簡、詩歌などを通して再現させた。 栗本鋤雲(じょうん)をはじめ、十人近くの日本人外交官と、オールコック、クローデルなど四人

                      『外交官の文章 --もう一つの近代日本比較文化史』(筑摩書房) - 著者:芳賀 徹 - 張 競による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
                    • ntさんの感想・レビュー

                      再読。1894(明治27)年から1939(昭和14)年、泉鏡花の作家歴ほぼ全期間にわたる「怪談」から抽出したアンソロジー。 いっときちくま文庫の「泉鏡花集成」を一気に読破したときはこの凝りまくったわがままな文体にも慣れたものだったが、久しぶりに読むとやはりスラスラと読めるものではなく、意味を把握しづらい箇所が沢山あった。殊に鏡花は文章のリズムにこだわっていたようだが、読んでいるとそのリズムに気を取られて文意を頭の中に形成することが疎かになってしまい、センテンスごとに文を読み返すような羽目になる。最近はついに「現代語訳泉鏡花」というものも出版されているのを書店で見かけ、「ああ、やっぱりこうなったか」と思ったものだが、しかし凝りに凝った文章「芸」の結実であるこの文体を味わわなければ、泉鏡花を読んだことにはならないという惜しさをも感じる。 文体も物語中に展開されるイメージ群も、作家の好みにおいて

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                      • 古典の中の地球儀: 忘却散人ブログ

                        わすれもの、うせものがたえない毎日を送る忘却散人(飯倉洋一)のブログです。2008年3月スタート。日本近世文学。 軽い読み物として、推敲もなしに書いていますので、学術論文などへの引用はお控えください(どうしてもという場合は、事前にコメント欄にでもご連絡下さい)。エッセイなどでの引用やSNSなどでのリンクはご自由にどうぞ。 荒木浩さん『古典の中の地球儀』(NTT出版、2022年3月)が刊行されました。 すでに川平敏文さんが、ブログで的確な書評を書いておられます。100%同感なので、何も言うことはないのですが、かつての同僚(私の研究室のお隣の研究室だった)である荒木さんの研究の進化(あるいは深化)と拡がりに感嘆している者として、「研究者荒木浩」について思うところを述べてみたく思います。 荒木さんの論文を拝読していると必ず驚くような自在な展開があります。その連想力、繋げる力は、もちろん該博な知識

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