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松尾匡の検索結果1 - 7 件 / 7件

  • 安倍政権下でなぜ日本は「縁故資本主義」になったのか、その本質的理由(松尾 匡) @gendai_biz

    安倍政権下でなぜ日本は「縁故資本主義」になったのか、その本質的理由 アベノマスク、持続化給付金問題の構造 コロナ禍以降、政治家や官僚との「縁故」が悪用されていると思しき事態が相次いだ。アベノマスクの生産では実績のない企業と随意契約が結ばれており、持続化給付金事業では実態のよくわからない企業が「再委託」を行って濡れ手に粟の金を稼いでいた。 今回だけではない。安倍政権下ではこれまでも、森友学園、加計学園の問題に象徴されるように、権力者との距離によって事業を有利に進められるか否かが決まっていると思われてもおかしくないような事態が起きてきた。 こうした縁故が物を言う資本主義を「縁故資本主義(=クローニー・キャピタリズム)」と呼ぶが、しかしこれは不思議な話ではないか。安倍政権は後で詳述するように「新自由主義的」な政策をとっていると見られてきた。新自由主義では、こうした非効率が打破され、効率的な行政サ

      安倍政権下でなぜ日本は「縁故資本主義」になったのか、その本質的理由(松尾 匡) @gendai_biz
    • 女性差別とセックスワークの問題は、黒人差別とスポーツ・エンタメの問題になぞらえると整理できそう|松尾 匡

      スポーツ・エンタメ界での黒人の活躍は、人種差別構造の結果アメリカのスポーツ界やエンタメ界は、今でこそそれなりに近代化されていると思うが、その昔はマフィアが関与する闇の深い世界だったと聞く。ひどい労働条件も人権無視も横行していただろう。 関係者の労働組合運動の闘いをはじめ、多くの人たちの多年の努力によって状況が改善されてきたのだ。 昔は、そんなスポーツ・エンタメ界に、よく黒人が活躍の場を求めてきた。一般の職業では出世の見込みがなかったり、そもそも多少まともな賃金のところには就職の機会さえなかったりしたからである。スポーツ・エンタメ界なら、ほかよりは黒人にも一攫千金の夢が開かれているはずだ…と。 こうして、成功した黒人たちがスポーツ・エンタメ界に目立った結果、黒人といえば力が強くて俊敏だとか、音感やリズム感が優れているとか、ダンスがうまいとかいったステレオタイプが形成されることになる。 こうし

        女性差別とセックスワークの問題は、黒人差別とスポーツ・エンタメの問題になぞらえると整理できそう|松尾 匡
      • 共産党さんの「経済再生プラン」はすばらしいが、大事なことがひとつ足りない|松尾 匡

        マクロ経済学入門講義は現在シリーズ4の途中ですが、シリーズに含まれていない番外編も作りましたので、まだフォローしてない人はぜひご覧ください。特に、米山・朴論争などに興味を持った人は、ご視聴、拡散バンバンしていただけたら幸いです。 こうした動画の編集が、パンパンのスケジュールの中にねじ込まれるのでまあ大変。 さらなる怒涛の日々一月ぐらいで根を上げて、冷静に自分の体調を考えてみたら、抗がん剤やめて男性ホルモン補充したからといって、元の身体にすっかり戻っているわけではなくて、そもそも約二年半分歳をとっているのでした。 いやあ、今年私は還暦だよ。こんな未熟者が還暦になっていいのかい。 しかも、もともとコロナ後喘息になって気温の下がる夜は酸欠気味になることは変わっていないのです。 こんな毎日の上に、12月には、経済学部の学生の研究発表会のイベントがあってその運営責任者だったもので、多忙さも極みを迎え

          共産党さんの「経済再生プラン」はすばらしいが、大事なことがひとつ足りない|松尾 匡
        • BLOGOS サービス終了のお知らせ

          平素は株式会社ライブドアのサービスを ご利用いただきありがとうございます。 提言型ニュースサイト「BLOGOS」は、 2022年5月31日をもちまして、 サービスの提供を終了いたしました。 一部のオリジナル記事につきましては、 livedoorニュース内の 「BLOGOSの記事一覧」からご覧いただけます。 長らくご利用いただき、ありがとうございました。 サービス終了に関するお問い合わせは、 下記までお願いいたします。 お問い合わせ

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          • 私利私欲を度外視した公共的理性が、唯一無二の生命を犠牲にする(松尾 匡)

            れいわ新選組の基本哲学ともいえる「人は生きているだけで価値がある」という訴え。これには、お金を稼げない人を責める「自己責任論」への批判だけにとどまらないからこそ、多くの共感を生んでいると経済学者・松尾匡氏は分析します。来たるべき「レフト3.0」の思想を説く連載の1回目では、一人ひとりの人間の価値と尊厳を守り抜く方法を考えます。 「人は生きているだけで価値がある」 「人は生きているだけで価値がある。」というのは、言わずと知れた、れいわ新選組の基本哲学みたいなものですよね。私としては一言もこれについて山本太郎さんに話した心当たりはないのですが、私の基本哲学と同じだなと勝手に感じ入っています。 『「はだかの王様」の経済学』(2008年、東洋経済新報社)とか、『自由のジレンマを解く』(2016年、PHP研究所)とか、もっと学術的なものでは『近代の復権』(2001年、晃洋書房)などで論じました。 私

              私利私欲を度外視した公共的理性が、唯一無二の生命を犠牲にする(松尾 匡)
            • れいわ新選組のウクライナ侵略非難国会決議への反対理由について思うこと|松尾 匡

              (すみません。コメント欄というものがあるとは知らず、コメントをいただき驚きました。もうしわけないのですが対応する余裕がありませんので、コメント欄がない設定にします。「プレミアム」になる必要があって、またクレジットカードの登録がうまくいかず一苦労しましたけど。) はじめてノートというものを使ってみます。 個人ホームページで四半世紀ぐらいエッセーを書いてきましたが、このところ滅多に更新しなくなっています。毎日忙しすぎるということもあるのですが、個人ホームページを書くのに使っていたネットスケープがいつの間にか使えなくなってしまったせいもあります。後継のシーモンキーというのもうまくいかないし、ワードを使うと変になるので、仕方ないので、直接平テキストでhtml文で書いているので、めんどくさくてなかなか書く気にならないのです。 いまさら新しいホームページ作成ソフトを買っても使いこなせる自信はないし、そ

                れいわ新選組のウクライナ侵略非難国会決議への反対理由について思うこと|松尾 匡
              • 松尾匡「れいわ新選組のウクライナ侵略非難国会決議への反対理由について思うこと」(22/3/9) の指摘は鋭い - kojitakenの日記

                ウクライナ戦争に関しては日本共産党が正しく、×××新選組は決定的に間違っているというほかないだろう。この件を機に、×××の信者が一斉に共産党批判を始めたとの話も聞くが、先祖返りをしたようにしか私には見えない。奴らの一部はオザシンをルーツとしているが、10年前のオザシンは「共産党は自公の補完勢力」と口癖にように言っていたものだ。 また、主張を突如豹変させた橋下徹については、あんな奴に丸め込まれる方がおかしいとしかいいようがない。例の「ヒトラー呼ばわりは御法度」の一件を私は未だに根に持っているのである。元フジテレビのアナウンサーにして現フリーの加藤綾子は論外だが、あの件で江川紹子氏や黒川滋氏らが橋下寄りのツイートを発信していたことを私は忘れていない。 ×××新選組の論調は、ほぼ同組の独裁権力者である山本太郎の意見に支配されていると言える。ウクライナ戦闘に関する同組及び山本に対する批判として、も

                  松尾匡「れいわ新選組のウクライナ侵略非難国会決議への反対理由について思うこと」(22/3/9) の指摘は鋭い - kojitakenの日記
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