オーストラリア西岸のシャーク湾でこのほど、米マンハッタン島の約3倍の広さにわたって広がっている海草が見つかった。地球上で最も大きな植物だという。この研究は学術誌「Proceedings of the Royal Society B」に1日に掲載された。
米国メーン州沖で採れた海藻類。(PHOTOGRAPH BY REBECCA HALE, NAT GEO IMAGE COLLECTION) アマゾンの森林火災が続くなか、二酸化炭素を吸収してくれる森づくりへの関心が高まっている。しかも、その「森」は焼失することがない。なぜなら、水中にあるからだ。(参考記事:「未曽有のアマゾン森林火災、動物への影響は」) 炭素の吸収源として重要な熱帯雨林が森林伐採による大打撃を受けている今、気候変動対策として、海藻に注目した研究が増えている。昆布の仲間のような大型の藻類からなる「海のジャングル」は、成長が速く、非常に効率よく炭素を貯蔵できる。また、海藻は酸性化や脱酸素化など、地球温暖化が海に与える影響を緩和することにより、海の生物多様性や、人々の食料をも守ることができる。(参考記事:「温暖化で「窒息」する海が世界的に拡大、深海でも」) 「ようやく海藻にスポッ
長崎市の水中自然観察家、中村拓朗さん(39)が西彼南部漁協福田支所と協力し、同市福田本町の沿岸で消失した大型の海藻アカモクの人工栽培に独自の方法で成功した。食害などにより藻場が消失することで沿岸漁業に深刻な影響をもたらす「磯焼け」の改善の一手となることが期待される。 アカモクは全長3~10メートルになる国内最大級の海藻。日本全域に分布し、春から初夏にかけて巨大な藻場を形成。魚のえさや生息・産卵場所にもなる。近年は気候変動などの影響で食害が深刻化し、福田本町の沿岸では2021年に完全消失した。 中村さんは水中ガイドなどの傍ら、同漁協と磯焼けの一因とされるウニの駆除などを実施。22年から同漁協福田支所と協力し、長崎大水産学部の桑野和可教授の助言を受けながら海中でのアカモク栽培に挑戦。費用は自身のユーチューブチャンネルの収益から捻出した。 当初は藻食魚の食害で失敗が続いたが、昨年5~12月にアカ
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「PIXTA」より 国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が8月に特別報告書を公表しました。この中では、温暖化の進行により食料供給のリスクが高まること、2050年に穀物価格が最大2割以上上昇する恐れがあること、食料生産にかかわって放出される温暖化ガスは全放出量の最大4割弱を占めること、などが指摘され、食品ロスの削減が温暖化対策に有効であることが示されました。 読者のみなさんも、日本国内で相次ぐ豪雨災害や日本近海での台風の出現など「最近、ちょっと異変が起きているのでは?」と感じていることと思います。日本の豪雨や欧米を襲う熱波などの極端な気象現象は、温暖化が原因である可能性が高く、そのような気象の異常は食料の安全保障や陸地の生態系に悪影響を及ぼします。 人口の急増が止まらない地球において、食料供給システムの能力向上は解決すべき喫緊の課題ですが、これが一方で地球の温暖化を加速する結果にな
2021年7月4日、大量の腐った海藻に覆われた、メキシコ、フンダドレス公園のビーチ。毎年春から夏にかけてホンダワラ類の海藻がカリブ海のビーチに打ち上げられ、生態系と観光経済に打撃を与えている。(EYEPIX/NURPHOTO/AP) 青く澄んだ美しい海で知られるメキシコのカリブ海ビーチが今、大量の海藻に占拠され、硫黄のような腐敗臭が漂い、ほとんど泳ぐこともできない状態となっている。 ユカタン半島のカンクンとトゥルムを結ぶ、パラダイスのような海岸線を苦境に陥れている海藻は、ホンダワラ類だ。 ホンダワラは標準的な量であれば有益な面もある。たとえばホンダワラが生育する海は、魚やエビ、カメなどにすみかを提供する。「ホンダワラは非常に重要な生息場所となっており、海中の『黄金の森』とも呼ばれます」と、米サウスフロリダ大学の光学海洋学教授チュアンミン・フー氏は言う。(参考記事:「浮遊性の藻類が育む「地球
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