映画『男と女 人生最良の日々』の感想・評価・内容・結末 何とも言えない映画です。もちろん恋愛映画です。過去を懐かしむ人たちがこぞって劇場に足を運んでいました。公開翌日であったからかもしれませんが、ほぼ満席でした。しかもお客さんの顔ぶれを見るとかなりの年配の方で占められていました。70、80歳くらいでしょうか。それだけ往年の映画ファンが多いということでしょう。この映画『男と女 人生最良の日々』は1966年発表された『男と女』の続編にあたります。監督はクロード・ルルーシュです。名作です。若者の荒れ狂う情熱を描いた画期的な作品です。カンヌ映画祭でパルムドールを獲得しています。 さて映画は54年前の恋愛に思いを寄せて人生の終焉をどう過ごすかについて説いている物語です。色んな想いが押し寄せます。“哀れ”“虚しい”“残酷”“懐かしい”等々。誰もが若かりし頃は美しかったでしょう。エネルギーも満ち溢れてい