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秘密外交の検索結果1 - 4 件 / 4件

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秘密外交に関するエントリは4件あります。 歴史政治ロシア などが関連タグです。 人気エントリには 『カール・マルクス『一八世紀の秘密外交史』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)』などがあります。
  • カール・マルクス『一八世紀の秘密外交史』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    カール・マルクス『一八世紀の秘密外交史 ロシア専制の起源』(白水社)をお送りいただきました。 https://www.hakusuisha.co.jp/book/b621504.html と、書くと、えっ?と思われる方も多いかも知れません。 いや、正真正銘の、あのひげのおじさんのマルクスの本です。ただし、浩瀚なマルクス・エンゲルス全集には収録されていない稀覯論文です。 なぜ収録されていないか?それは、レーニンや、とりわけスターリンの逆鱗に触れるような中身だからです。 タタールの軛がもたらしたものは? なぜロシアは膨張したのか? クリミア戦争下構想され、数奇な運命を辿ったマルクスによるロシア通史。 「ロシアが欲しいのは水である」 資本主義の理論的解明に生涯を捧げたマルクス。彼はこの『資本論』に結実する探究の傍ら、一八五〇年代、資本の文明化作用を阻むアジア的社会の研究から、東洋的専制を発見する

      カール・マルクス『一八世紀の秘密外交史』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    • カール・マルクス『一八世紀の秘密外交史 ロシア専制の起源』@『労働新聞』書評 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

      毎月一回寄稿している『労働新聞』の書評ですが、今回はマルクスです。とはいえ、一筋縄ではいきませんよ。 https://www.rodo.co.jp/column/150864/ 一昨年から毎月、書籍を紹介してきたが、今回の著者は多分一番有名な人だろう。そう、正真正銘あの髭もじゃのマルクスである。 ただし、全50巻を超える浩瀚なマルクス・エンゲルス全集にも収録されていない稀覯論文である。なぜ収録されていないのか? それは、レーニンやとりわけスターリンの逆鱗に触れる中身だからだ。そう、マルクスを崇拝していると称するロシアや中国といった諸国の正体が、まごうことなき東洋的専制主義であることを、その奉じているはずのマルクス本人が、完膚なきまでに暴露した本であるが故に、官許マルクス主義の下では読むことが許されない御禁制の書として秘められていたわけである。 本書の元論文がイギリスの新聞に連載されたのはク

        カール・マルクス『一八世紀の秘密外交史 ロシア専制の起源』@『労働新聞』書評 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
      • 一八世紀の秘密外交史 - 祖国は危機にあり(La patrie en danger) 関連blog

        マルクスが記した「一八世紀の秘密外交史」読了。前にこちらで言及した通り、この本はロシアに専制がもたらされた起源について、そして自身が生きた19世紀半ばにおけるロシアの持つ問題点についてマルクスが述べた文章を中心にまとめたもの、なんだが、実のところマルクス自身が書いた文章以外も含めたかなり重層的な構造をした本である。改めて言うまでもないが、ロシアのウクライナ侵攻があったからこのタイミングで再度出版されたのだろう。 マルクスのオリジナルは英文で、Secret Diplomatic History of the Eighteenth Centuryという題名で1899年に出版されている(ただし内容的には微妙に違っている)。さらに1981年にドイツで出版されたものに収録された歴史家ウィットフォーゲルの序を入れ、そして最後に翻訳にかかわった日本の研究者2人がそれぞれ解説とあとがきを記している、という

        • マルクスがのこした「幻の書」 『一八世紀の秘密外交史 ロシア専制の起源』|じんぶん堂

          記事:白水社 ロシアの強権体質は、どこからくるのか? カール・マルクス著『一八世紀の秘密外交史 ロシア専制の起源』(白水社刊)は、クリミア戦争下構想され、数奇な運命を辿った幻の書。マルクスによるロシア通史「近代ロシアの根源について」、「ロシアの海洋進出と文明化の意味」を収録。 書籍情報はこちら なぜ、この著作が長く入手困難であったのかは、マルクスの本文を読んでもらえば、すぐ理解していただけると思われるが、とりわけ本文に充ちている反ロシア的な描写の問題がある。それが20世紀社会主義の最高指導者スターリンの神経を逆なでして、マルクス・エンゲルス全集にさえ採録されなかった理由でもあるといわれている。すなわち、本書の存在は、マルクス・エンゲルスなど社会主義文献の収集者であり解説者であったリャザノフには既に知られており、そこからすれば当然全集に収録されてしかるべきものであった。また、そうでなければ全

            マルクスがのこした「幻の書」 『一八世紀の秘密外交史 ロシア専制の起源』|じんぶん堂
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