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米川正夫 ドストエフスキーの検索結果1 - 38 件 / 38件

  • 百合ラノベ、百合SF、百合ミステリその他、百合小説約30冊を読んだ - Close To The Wall

    ここしばらく百合小説を集中的に読んでいて、ツイッターでもその都度書いていた感想を適宜手を入れてひとまとめにした。アニメや漫画に比べてそういや百合小説ってそんなに読んでないなと思っていた時、百合ラノベ、百合SFが三月くらいにばっと出たのを機に、手持ちのなから百合と呼びうる本を集めたら結構な量になってしまった。積んだままなものもいくつかある。ここでは、性愛でないものまで含めた女性同士の関係を広く包含するものを百合と呼ぶ広めの解釈なので、同性愛を描いたものからバディものや友人関係のもの、一冊のなかの短篇一篇だけが百合というものも並べてある。 以下は読んだ順に並んでいる。とはいえラノベから読み出したので下に行くほどジャンル的に硬くなる傾向がある。 目次 鳩見すた『ひとつ海のパラスアテナ』 二月公『声優ラジオのウラオモテ ♯01 夕陽とやすみは隠しきれない? 』 みかみてれん『わたしが恋人になれるわ

      百合ラノベ、百合SF、百合ミステリその他、百合小説約30冊を読んだ - Close To The Wall
    • 世界文学全集を買った - ドイツ語教員が教えながら学ぶ日々

      『集英社ギャラリー世界の文学』をまとめ買い とてもきれいな本なので、箱イラストと内容を紹介したい 第1巻 古典文学集 第2巻 イギリス I 第3巻 イギリス II 第4巻 イギリス III 第5巻 イギリスⅣ 第6巻 フランス I 第7巻 フランス II 第8巻 フランス III 第9巻 フランス Ⅳ 第10巻 ドイツ I 第11巻 ドイツ II 第12巻 ドイツ III 第13巻 ロシア I 第14巻 ロシア II 第15巻 ロシア III 第16巻 アメリカ I 第17巻 アメリカ II 第18巻 アメリカ III 第19巻 ラテンアメリカ 第20巻 中国 アジア・アフリカ おまけ:新刊案内がおもしろい 『集英社ギャラリー世界の文学』をまとめ買い 少し前に秋草俊一郎さんの『「世界文学」はつくられる:1827-2020』を読み、世界文学全集に関心を持っていました。この本では、かつて日本で

        世界文学全集を買った - ドイツ語教員が教えながら学ぶ日々
      • ドストエフスキー 〜作家つれづれ・その1 - ことばを食する

        異常気象で雪が積もらなかった昨年と打って変わり、いつもの冬がやってきました。朝、目が覚めて見れば一面の銀世界。まるで世界をリセットしたよう。庭のサクラも雪をまとって、枝垂れ桜みたいな風情になっていました。 (今朝の庭) わたしの住む地では、基本的に雪をいい言葉で語りません。冬の生活が苦しいことの象徴でもあるからです。しかしわたしは子供の頃から変わらず、雪と冬が好きです。高校時代まで、あれほどロシア文学に惹かれたのは、そんなベースがあったからだと思います。 講談社から出た新訳のドストエフスキー「罪と罰」(北垣信行訳、2冊本)を買ったのは坊主頭の中学2年の時でした。当時、作家や作品に事前知識があったとは思えず、表紙カバーに使われていた美しいロシア人少女の写真(映画のソーニャ役)のせいだったのでしょう。 わたしが読む本を、見咎めた父が言いました。 「お前にその小説が分かるのか?」 生意気な中学生

          ドストエフスキー 〜作家つれづれ・その1 - ことばを食する
        • 【お題】最近、「カラマーゾフの兄弟」を読んでいますが - たぬちゃんの怠惰な日常

          ※この記事はアフィリエイト広告を利用しています。 今週のお題「最近読んでるもの」 「カラマーゾフの兄弟」(新潮文庫)、ドストエフスキー(著)、原卓也(翻訳) です。 【PR】 カラマーゾフの兄弟 上 (新潮文庫 新潮文庫) [ ドストエフスキー ] 価格: 1100 円楽天で詳細を見る 物欲の権化のような父フョードル・カラマーゾフの血を、それぞれ相異なりながらも色濃く引いた三人の兄弟。放蕩無頼な情熱漢ドミートリイ、冷徹な知性人イワン、敬虔な修道者で物語の主人公であるアリョーシャ。そして、フョードルの私生児と噂されるスメルジャコフ。これらの人物の交錯が作り出す愛憎の地獄図絵の中に、神と人間という根本問題を据え置いた世界文学屈指の名作。 (引用: 2023.11.08閲覧) なお、未完で絶筆ですが、それでも小説史上最高傑作のひとつと言われています。 まあまあきりのいいところで終わっていたと思う

            【お題】最近、「カラマーゾフの兄弟」を読んでいますが - たぬちゃんの怠惰な日常
          • これから読む徹夜小説

            はてな「徹夜するほど面白かった小説を教えてください」[参照]のエントリからピックアップして、一作家一作品でリスティング。続けて読むと睡眠時間がゼロになってしまい、生活に支障をきたす(かもしれない)ので注意しながら読むつもり。 た・の・し・み ~ (^^ アドバイスいただいた皆さまに大感謝。はてなポイントじゃ足りないぐらい ■これから読む徹夜小説 永遠の仔(天童荒太) 第六大陸(小川 一水) ガダラの豚(中島らも) 傭兵ピエール(佐藤賢一) ゼウスガーデン衰亡史(小林恭二) 魔術師(J.ファウルズ) 北壁の死闘(ボブ・ラングレー) イヤー・オブ・ミート(ルース.L.オゼキ) スワン・ソング(ロバート.R.マキャモン) シャドウ・ダイバー(ロバート・カーソン) カラマーゾフの兄弟(ドストエフスキー)米川正夫訳 /岩波文庫版 ■徹夜を覚悟・徹夜した小説 火車(宮部みゆき)某弁護士事務所では、新人

              これから読む徹夜小説
            • 文学批評/オペラ批評  シラー/ヴェルディの『ドン・カルロス』について - 秋谷高志 批評をめぐる試み

              <フリードリヒ・シラー> フリードリヒ・シラーのことは、世界史の教科書で、ゲーテと共に「シュトルム・ウント・ドランク Sturm und Drang」(18世紀後半、啓蒙主義、理性に反発し、感情の優越を唱えてロマン主義へつながる)時代の人物と教えられたくらいで、ゲーテと違って作品は知らない、というのが大勢ではないか。 しかし、ドイツやロシアでは違う。たとえば、ドイツのトオマス・マン、ニーチェ、ロシアのドストエフスキーはいろいろなところでシラーについて言及し、引用した。 トオマス・マンの『トニオ・クレエゲル』の冒頭近く、 《「僕この頃ね、すばらしいものを読んだんだよ、そりゃ素敵なものを……」とトニオは言った。二人はミュウレン街のイイヴェルゼン雑貨店で、十ペンニヒ出して買ったドロップスを、歩きながら一緒に、一つ袋から食べている。「君ぜひ読んでみたまえよ、ハンス。それはね、シラアの『ドン・カルロ

                文学批評/オペラ批評  シラー/ヴェルディの『ドン・カルロス』について - 秋谷高志 批評をめぐる試み
              • 名著93 「カラマーゾフの兄弟」

                世界文学史上の最高傑作のひとつとの呼び声も高い「カラマーゾフの兄弟」。ロシアの文豪・フョードル・ドストエフスキー(1821- 1881)の代表作です。ドストエフスキーが人生の集大成として執筆したともいえるこの名著を、現代の視点から読み解くことで、「生きるとは何か」「善と悪とは何か」「本当の意味での魂の救いとは何か」といった、人生の根本的な問題を深く考えていきます。 好色で老獪な田舎地主フョードル・カラマーゾフには三人の息子がいました。激情的で熱血漢の長男ドミートリー、冷徹な知性を持つ無神論者の次男イワン、心優しき修道僧の末弟アリョーシャ。そしてフョードルが産ませた私生児と噂される使用人のスメルジャコフも。父とドミートリーの間に起こった財産相続問題を話し合うために三兄弟が集結しましたが、ゾシマ長老の仲裁にもかかわらず決裂。更に問題をややこしくしているのは、父とドミートリーがグルーシェニカとい

                  名著93 「カラマーゾフの兄弟」
                • 初音ミクについて (hjgd 木澤佐登志, 2015)|hjgd|note

                  初音ミク 本記事であるが別段に秘匿性が高いため、以下の文章は転載禁止とさせて頂く。 こと本国のあっ、やぁ、ダメぁ、ああん、あ、いやぁ、何かへんだよぉ。えっ何、あああ、ダメ、ああ、はぁ、はぁうっ、うっ、ハァハァ、、、 こいつもうイッたぞ どうということもない、近い将来に工業用ロボットは白物家電として取り扱われ、シャブを筆頭とする違法薬物は聖なる粉末として不浄の地(大阪の西成を本拠地とし現在では各地に点在している)を もしほんとうに神があって、地球を創造したものとすれば、神がユウクリッドの幾何学によって地球を創造し、人間の知恵にただ空間三次元の観念のみ賦与(ふよ)した(=与えた)ということは、一般に知れ渡っているとおりだ。ところが、幾何学者や哲学者の中には、こんな疑いをいだいているものが昔もあったし、今でも現にあるのだ。つまり全宇宙(というよりもっと広く見て、全存在というかな)は、単にユウクリ

                    初音ミクについて (hjgd 木澤佐登志, 2015)|hjgd|note
                  • 『ドストエフスキーによるロシア・キリスト教』

                    はじめに ドストエフスキーの考えるロシアの本質というものを論ずるとき、ロシアのキリスト教であるロシア正教と離して考えることが出来ない。しかし、ドストエフスキーはヨーロッパ的教養を身に着けた人間であり、カトリックや社会主義、さらには無神論的傾向とも無縁ではない。また、ドストエフスキーの考えるロシア人のキリスト教は一種独特である。ここでは、ドストエフスキーが考えたロシア人のキリスト教の本質を、彼の文章の中から摘記しつつ、考えて行くことにしたい。 1.       『白痴』の例――背信者と神 ドストエフスキーは『白痴』のなかで、主人公ムイシュキン公爵に宗教(ここではキリスト教)について、次のように言わせている。 「宗教的な感情の本質はどんな理屈とも、どんな過失や犯罪とも、どんな無神論とも折り合わないものだ。そうしたものにはなにか見当外れのところがあって、しかも永遠に見当外れのままなんだよ。つまり

                      『ドストエフスキーによるロシア・キリスト教』
                    • 『戦争と平和』『ハックルベリー・フィンの冒険』の入力作業中、『戦争と平和』は一区切りつくまで最低でも6カ月以上かかる、『トム・ソーヤーの冒険』『死の家の記録』『賭博者』『貧しき人々』『分身』『スチェパンチコヴォ村とその住人』(ドストエフスキー作、米川正夫訳)の電子テキスト化はいちおう完了。(2024年4月2日付の記事) - 『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!]

                      死の家の記録 カテゴリーの記事一覧 - 『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!] 『賭博者』 カテゴリーの記事一覧 - 『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!] 『貧しき人々』 カテゴリーの記事一覧 - 『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!] 『分身』 カテゴリーの記事一覧 - 『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!] 『スチェパンチコヴォ村とその住人』 カテゴリーの記事一覧 - 『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!] 2024年3月1日から、最低0時間作業、10日で5時間ごとに報告。 (『トム・ソーヤーの冒険』、いちおう読書可能の状態する) 『トム=ソーヤーの冒険』 カテゴリーの記事一覧 - 『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバ

                        『戦争と平和』『ハックルベリー・フィンの冒険』の入力作業中、『戦争と平和』は一区切りつくまで最低でも6カ月以上かかる、『トム・ソーヤーの冒険』『死の家の記録』『賭博者』『貧しき人々』『分身』『スチェパンチコヴォ村とその住人』(ドストエフスキー作、米川正夫訳)の電子テキスト化はいちおう完了。(2024年4月2日付の記事) - 『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!]
                      • 梶村秀樹著作集の復刊作業にかかわって その1 一番こまったことは需要がわからないこと - 『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!]

                        梶村秀樹著作集の復刊作業にかかわって、いろいろと大事な事がわかってきたと思うので、いろいろと書く予定。いつ終わるかは不明。あまりしゃちほこばらずに書いていく予定だ。2025年4月ぐらいまで続けるだろうか? 梶村秀樹著作集の復刊作業にかかわって、一番こまったことは需要がわからないこと。つまり、梶村先生の著作のどれとどれとどれに、誰がどれだけ欲しがっているか、インターネット上でいろいろ検索していろいろな人をたずねてもわからないのである。たとえば、ドストエフスキーの四大長編だったら、『罪と罰』か『カラマーゾフの兄弟』を先に供給したほうがいい、というのは、インターネット上でいろいろな人をたずねれば、いちおう、しぜんとわかる。なのに、梶村秀樹先生の著作の場合は、『排外主義克服のための朝鮮史』しか読んでいないという風に読める人が多い(そうでないと思うが)ので、『排外主義克服のための朝鮮史』以外の著作の

                          梶村秀樹著作集の復刊作業にかかわって その1 一番こまったことは需要がわからないこと - 『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!]
                        • 読書好きワイ、一生かけても図書館の本の1%も読めない事実を知る : 雑ニュース

                          1 : 雑ニュー :2023/01/27(金) 22:52:16.34 ID:nKV9UHmT0 なんか悲しくなったわ 2 : 雑ニュー :2023/01/27(金) 22:54:03.31 ID:F9Q8tJrbM そう思うんやったらなんjなんかやってないで読め 2%くらい読めるかもしれんで 3 : 雑ニュー :2023/01/27(金) 22:54:45.95 ID:HGDph8KM0 またこのパターンかーってやつをダブりとみなして取り除いたら60%ぐらいは読めてそう 4 : 雑ニュー :2023/01/27(金) 22:56:17.33 ID:nmfI+9CFd 大長編とか分厚い本はすぐに読んだ方が良い 5 : 雑ニュー :2023/01/27(金) 22:57:00.21 ID:nKV9UHmT0 >>4 なぜ? 6 : 雑ニュー :2023/01/27(金) 22:58:03.4

                            読書好きワイ、一生かけても図書館の本の1%も読めない事実を知る : 雑ニュース
                          • 筑摩書房(Chikuma Shobo)/世界文学大系 全96巻+別巻2 1958-1968年

                            『世界文学大系01』 translator:呉茂一(Kure Shigeichi)/他 Publisher:筑摩書房(Chikuma Shobo) commentary:高津春繁(Kōdu Harushige) 1961 「オデュッセイア」 ホメロス(Homerus) 「イーリアス」 ホメロス(Homerus) 「ホメーロス論二編」 translator:井上究一郎(Inoue Kyūichirō) 『世界文学大系02』 translator:呉茂一(Kure Shigeichi)/他 Publisher:筑摩書房(Chikuma Shobo) commentary:高津春繁(Kōdu Harushige) 1959 ギリシア・ローマ古典劇集 「アガメムノン」 アイスキュロス(Aiskhulos) 「供養する女たち」 アイスキュロス(Aiskhulos) 「慈みの女神たち」 アイスキュロス

                            • 『賭博者』(ドストエフスキー作、米川正夫訳)P371-420(一回目の校正完了) - 『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!]

                              あなたもわたしに話して聞かせてくださいませんか……」 カフェは百歩くらいしか隔っていなかった。コーヒーが運ばれた。わたしたちはゆっくり腰をすえて、わたしは紙巻煙草をふかし始めた。ミスター・アストレイはなんにもすわないで、じっとわたしに視線をすえたまま、謹聴の身構えをした。 「ぼくはどこへも立ちのきなどしません、ぼくはここに残っています」とわたしは切り出した。 「わたしも残られるだろうと確信していましたよ」とミスター・アストレイは、さもわが意を得たりというように、口を入れた。 わたしは、ミスター・アストレイのとこへ、出かけはしたものの、ポリーナに対する自分の恋のことなど、いささかたりともうち明けようという意図を持ってはいなかった。それどころか、わざとそんな話はしないつもりでさえあった。この数日、わたしは彼と会っても、その話はひと口もしなかった。その上、彼はひどく内気なたちであった。ポリーナが

                                『賭博者』(ドストエフスキー作、米川正夫訳)P371-420(一回目の校正完了) - 『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!]
                              • 【朗読】ドストエフスキー『罪と罰・第一篇』訳:米川正夫/語り:西村俊彦 - シニア情報局

                                【朗読】ドストエフスキー『罪と罰・第一篇』訳:米川正夫/語り:西村俊彦 youtu.be 172,753 回視聴  2020/12/15  #罪と罰 #オーディオブック #朗読 ドストエフスキーの『罪と罰』 第一篇はラスコーリニコフと金貸しの老婆の対決です。酔っ払いのマルメラードフも意外なキーマン? 【目次】 0:00:00 一・金貸しの老婆 0:33:41 二・酔っ払い・マルメラードフ 1:50:27 三・母の手紙・妹の結婚 2:45:22 四・ボロボロの少女 3:42:04 五・馬の夢 4:27:21 六・斧を手に入れ 5:21:12 七・ラスコーリニコフと老婆 俳優・ナレーターの西村俊彦による朗読です。 【これまでの朗読作品一覧表はこちら】 https://note.mu/byoubyoubyou/n/n56b2f... 【朗読ノオトの更新情報はtwitterでも】 https://

                                  【朗読】ドストエフスキー『罪と罰・第一篇』訳:米川正夫/語り:西村俊彦 - シニア情報局
                                • 死の家の記録 P005―P048(3回目の校正完了) - 『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!]

                                  20240620 20240621-0625 約120分、校正カ所を確認 25分、 20240628 15分、 校正、2ぷらす6カ所 20240807 1906-1952、P003-P048、ふりがなのかくにん、3カ所校正 2120-2150、P003-P048、段落わけ、注記、1カ所校正 ■10-■50、40分、1カ所、「[#3字下げ]2 最初の印象[#「2 最初の印象」は中見」まで 死の家の記録 フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 米川正夫訳 - 【テキスト中に現れる記号について】 《》:ルビ (例)懐《ふところ》 |:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号 (例)競争場|裡《り》 [#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定 (数字は、JIS X 0213の面区点番号またはUnicode、底本のページと行数) (例)[#3字下げ]序詞[#「序詞」は中見出し] 〔〕

                                    死の家の記録 P005―P048(3回目の校正完了) - 『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!]
                                  • 『小林秀雄の――「Xへの手紙」を読む。』

                                    二葉亭餓鬼録 見たこと、聞いたこと、考えたことを記述します。 動画はYoutubeに出しています。 https://www.youtube.com/channel/UC6khpbbgMX-pdHJVvstdcVg 小林秀雄の―― 「Xへの手紙」を読む。 ぼくは小林秀雄の本をいつごろから読んでいたのだろうか。 なんだか遠いむかしのような気がする。小林秀雄が亡くなったのは昭和58年3月1日だった。「八十歳の若死に」と称したのは、恩師中村光夫だった。80歳になっても、彼は老人ではなかったという。何かやりはじめるだろうとおもわれていたらしい。水上勉はいっている。 「汲めども尽きぬ達道の芸」をもち、「先生という人はあの痩身のなかに言葉の井戸をお持ちで、いくら汲んでも水の切れないようなお方だったという思いを強くする。文学の話でも食い物の話でも、みんな達道の芸につながり、すべて小林というつるべから差し出

                                      『小林秀雄の――「Xへの手紙」を読む。』
                                    • 夕月夜の読書メモ ドストエフスキー著『カラマーゾフの兄弟』第1~3篇 - ほしづくよのドラゴンクエストX日記

                                      お久しぶりで~す、夕月夜で~す。 今回読む本は『カラマーゾフの兄弟』で~す。姉の書いた「『大審問官』と「大審門」の関係 そして明かされるモーモン王国と「荒野」の真実」という記事に影響を受けて読み始めました。 ロシア文学は人名がややこしくて挫折するケースが多いので、このメモは徹底的に登場人物中心で作りました。 底本は米川正夫訳の岩波文庫ですが、「ワ」に濁点などの容易に再現できない表記が多かったので、人名はwikiの表記を参考に書き換えました。 第1篇 ある一家族の歴史 1-1 フョードル・パーヴロウィチ・カラマーゾフは絵に描いたような俗物の地主。 アデライーダ・イワーノヴナ・ミウーソワはその先妻。駆け落ちして結婚するが夫に持参金の大半を奪われる。長男が3歳のときにまた教員と駆け落ちしてペテルブルクへ逃亡し、現地で死亡。 ドミートリイ・フョードロウィチ・カラマーゾフは長男。三兄弟で彼のみが先妻

                                        夕月夜の読書メモ ドストエフスキー著『カラマーゾフの兄弟』第1~3篇 - ほしづくよのドラゴンクエストX日記
                                      • 『無能』

                                        平凡よりずっと下の人生を生きているから書くことがないんだよね。昨日は祭ばやしが遠くから聞こえたぐらい。瀕死じゃないだけマシかもしれないけど、別に精神的に落ち着いているわけではないから苦しいんだよね。いつのまにやら苦しさってのは和らぐもんなんか知らんけど落ち着いてきたわ。とどのつまり時間が解決してくるってことかな。 ところで芸能界の性加害疑惑が問題になっているね。不同意性交罪が7月に施行されて、より性の問題って多くの人の意識に前面化していると思う。やっぱ不同意性交はよくないことだって強く自分でも胸に刻むよね。翻ひるがえって僕のことだけどド童貞だからセックスはマジでわからん。というか日々セックスする方々もよくわからないんじゃないかな。ある人はそれを上等なコミュニケーションだと言うけど、暴力性を強くはらむ場合があるから注意が必要だ。またセックスは少子化問題のなかで一番根幹なものだからより複雑だ。

                                          『無能』
                                        • ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』は誰の訳が好きですか? - 今まで四人の訳で読みました。原卓也(新潮文庫)、米川正... - Yahoo!知恵袋

                                          今まで四人の訳で読みました。 原卓也(新潮文庫)、米川正夫(河出書房新社)、亀山郁夫訳(光文社古典新訳文庫)、池田健太郎訳(中公文庫)です。学生時代に読んだ原卓也訳が自分のスタンダードです。研究しているわけではありませんが、いくつかの翻訳を読んだり、調べたりしていると昭和初期の米川正夫、小沼文彦などは長い長い晦渋な一文を区切ったりして分かり易く訳しています。それ以降の訳者は、例えば原卓也、池田健太郎などはその反発からか原文忠実な翻訳になっています。つまり長い長い晦渋な一文も区切らずそのまま訳しているといった感じです。そして現代、再び亀山郁夫の出現で分かり易い翻訳に回帰した感があります。もっともこれは時代の要請ではないでしょうか。つまり、もう一度古典を現代の若い読者へと。 同じ原文忠実派でも原卓也と池田健太郎では異なります。どちらかというと(個人的な印象に過ぎませんが)池田訳の方が簡潔でスピ

                                            ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』は誰の訳が好きですか? - 今まで四人の訳で読みました。原卓也(新潮文庫)、米川正... - Yahoo!知恵袋
                                          • トマス・パヴェル『小説列伝』に登場する本で、日本語で読めるものリスト|千野 帽子

                                            ガッツリ論じてるものから、題を挙げただけ、さらには仄めかしただけのものまで。 物量におののく。 縦組入稿をそのまま貼ったので、数字が漢数字・全角算用のままだけど、勘弁してね。 序章初期の選択肢と……紫式部『源氏物語』角田光代訳、河出文庫、全八冊 施耐庵『水滸伝』駒田信二訳、ちくま文庫、全八冊 羅貫中『三国志演義』立間祥介訳、角川ソフィア文庫、全四冊 曹雪芹『紅楼夢』伊藤漱平訳、平凡社ライブラリー、全一二冊 新旧・真偽・詩と散文アリストテレス『詩学』三浦洋訳、光文社古典新訳文庫 ホラティウス『書簡詩』高橋宏幸訳、講談社学術文庫 ピエール・コルネイユ『ル・シッド』岩瀬孝訳、『コルネイユ名作集』所収、白水社 ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル『美学講義』寄川条路監訳、石川伊織+小川真人+瀧本有香訳、法政大学出版局《叢書ウニベルシタス》 さまざまな小説史ダニエル・デフォー『ロビンソン・

                                              トマス・パヴェル『小説列伝』に登場する本で、日本語で読めるものリスト|千野 帽子
                                            • 【連載】エピグラフ旅日記 第1回|藤本なほ子|創元社note部

                                              「エピグラフ」とはなんぞや? ──書物をひらいたとき、扉ページの裏側やタイトルの左下などにそっと添えられている短かな(ときに長々とした)引用句。そう、アレです。 おそらくたいていの読者は、さらっと目をとおし、これから始まろうとしている世界の予感をキャッチして、「ではいざ」と視線を移し、本文の海に飛びこんでしまう。エピグラフは置き去りにされ、再び顧みられることは少ないかもしれません。 しかしエピグラフは、著者が本文には書き入れることのできない思惑や思い入れ、愛憎や怨嗟、読者へのメッセージ……などなどを、多くの場合は他人のテキストを引用することによって、こっそり仕込み、託し、読者へと伝えてくる隠されたコミュニケーションのフィールドです。 つまり、著者が自分の作品をどう見ているかというメタな視線とともに、著者の「ついつい」あふれだしてしまう思いが露呈していることも少なからずある、実はなかなかに興

                                                【連載】エピグラフ旅日記 第1回|藤本なほ子|創元社note部
                                              • 偶然性の倫理学・覚書 0、Ⅰ - 鳥  批評と創造の試み

                                                0 偶然性の倫理学・覚書 偶然性の倫理学・覚書 はじめに――「偶然性の倫理学」とは何か? そのⅠ 偶然と意志――ラスコーリニコフで考える 【参考文献】 【註】 ※本稿は未定稿です。本来なら行ういろんな手順を省いてあらすじだけを書きました。すぐにでも追加の調査や推敲をしたいのですが(するかも知れません)、ちょっと個人的な事情があって動けないかもしれません。「はじめに」は同居人の兎の危篤の報を受けて、K**市にある動物救急病院の待合室でスマート・フォンに書きました。そういう事情です。その兎のことは別稿を上げましたし、落ち着けば、本稿の1章として「偶然の家族」と題して書こうと思っています。 はじめに――「偶然性の倫理学」とは何か? 善きにつけ悪しきにつけ偶然に起こった出来事に対して倫理的な判断は下せないのだろうか?*[1] というところから始めてみよう。 つまり、仮に善行をなしたとしても、それが

                                                  偶然性の倫理学・覚書 0、Ⅰ - 鳥  批評と創造の試み
                                                • フョードル・ドストエフスキー「おとなしい女」第1章(米川正夫訳) - odd_hatchの読書ノート

                                                  おとなしい女 ――空想的な物語―― 著者より わたしはまずもって読者諸君に、今度、いつもの形式をとった『日記』の代わりに、一編の小説のみを供することについて、お許しを願わねばならぬこととなった。しかしながら、事実一か月の大部分、わたしはこの小説にかかっていたのである。いずれにしても、わたしは読者の寛恕を乞う次第である。 さて、これから、当の物語について一言する。わたし自身はこの物語を雌高度に現実的なものと考えているくせに、「空想的」という傍題を冠した。しかし、この中にはまったく空想的なところがある。というのは、物語の形式自体なのであるが、この点、まえもって説明しておく必要があると思う。問題は、これが物語でもなければ、手記でもないという点にあるのである。まず一人の夫を想像していただきたい。その妻は数時間前に窓から身を投げて自殺し、遺骸がテーブルの上に安置されているのである。彼は動顛してしまっ

                                                    フョードル・ドストエフスキー「おとなしい女」第1章(米川正夫訳) - odd_hatchの読書ノート
                                                  • ミラノ風ドリア「480円→290円」で売上数3倍…創業者が「サイゼリヤの料理は、まずくて高い」と語る深い理由 現状に満足してはいけないというメッセージ

                                                    毎月、新たに発売されるビジネス書は約500冊。いったいどの本を読めばいいのか。読書家が集まる本の要約サービス「flier(フライヤー)」で、6月にアクセス数の多かったベスト20冊を、同サービスの編集部が紹介する――。 第1位:『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(三宅香帆著、集英社) 第2位:『罰ゲーム化する管理職』(小林祐児著、集英社インターナショナル) 第3位:『このプリン、いま食べるか? ガマンするか?』(柿内尚文著、飛鳥新社) 第4位:『自律神経の名医が教える集中力スイッチ』(小林弘幸著、アスコム) 第5位:『なぜか話しかけたくなる人、ならない人』(有川真由美著、PHP研究所) 第6位:『メンタル脳』[アンデシュ・ハンセン/マッツ・ヴェンブラード著、久山葉子(訳)、新潮社] 第7位:『まっすぐ考える』[ダリウス・フォルー著、桜田直美(訳)、サンマーク出版] 第8位:『サイゼリヤ

                                                      ミラノ風ドリア「480円→290円」で売上数3倍…創業者が「サイゼリヤの料理は、まずくて高い」と語る深い理由 現状に満足してはいけないというメッセージ
                                                    • 【朗読】ドストエフスキー『罪と罰・第一篇』訳:米川正夫/語り:西村俊彦 - シニア情報局

                                                      【朗読】ドストエフスキー『罪と罰・第一篇』訳:米川正夫/語り:西村俊彦 youtu.be 174,565 回視聴  2020/12/15  #罪と罰 #オーディオブック #朗読 ドストエフスキーの『罪と罰』 第一篇はラスコーリニコフと金貸しの老婆の対決です。酔っ払いのマルメラードフも意外なキーマン? 【目次】 0:00:00 一・金貸しの老婆 0:33:41 二・酔っ払い・マルメラードフ 1:50:27 三・母の手紙・妹の結婚 2:45:22 四・ボロボロの少女 3:42:04 五・馬の夢 4:27:21 六・斧を手に入れ 5:21:12 七・ラスコーリニコフと老婆 俳優・ナレーターの西村俊彦による朗読です。 【これまでの朗読作品一覧表はこちら】 https://note.mu/byoubyoubyou/n/n56b2f... 【朗読ノオトの更新情報はtwitterでも】 https://

                                                        【朗読】ドストエフスキー『罪と罰・第一篇』訳:米川正夫/語り:西村俊彦 - シニア情報局
                                                      • 罪と罰 登場人物人名対照表しおり ドストエフスキー 読書の手引き

                                                        ロシア人の名前について 名前+親(〇〇の子の意味)+姓が基本形となり、姓については男性と女性で異なります。ただ、全く異なるわけではなく、末尾が異なることとなります。一般的には、「○○u」が男性、「○○a」が女性、○○ンと○○iナ(トルストイのアンナ・カレーニナ(カレーニンが変化)など)、○○スキーと○○スカヤ(女子アイススケート選手の○○スカヤの父親は○○スキーとわかります)など)の3パターンです。ロジオン・ロマーヌイチ・ラスコーリニコフであれば、ロジオン・ロマンの子・ラスコーリニコフ(男性)となります。女性の場合、ミドルネームは女性用のロマーヴナなどの「○○a」などとなります。名前+ミドルネームの呼び方は○○さん、という呼び方のニュアンスに近くなります。 こち亀で有名なシーンは? 中川「ラスコーリニコフが殺人へと向かう決定的な契機となった 横町で古着商人と老婆の妹との会話を 偶然耳にする

                                                          罪と罰 登場人物人名対照表しおり ドストエフスキー 読書の手引き
                                                        • 青空文庫 13棚目

                                                          0001無名草子さん (ワッチョイ 4a00-df24 [221.118.160.94])垢版2023/10/10(火) 01:20:52.44ID:MmEA4Swn0 !extend:checked:vvvvvv:1000:512 次スレを立てる方は↑を二行重ねて書いてください 青空文庫 https://www.aozora.gr.jp/ 【前スレ】 青空文庫 12棚目 https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/books/1672636336/ VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvvv:1000:512:: EXT was configured 0002無名草子さん (ワッチョイ 6300-df24 [221.118.160.94])垢版2023/10/10(火) 01:23:03.03ID:MmEA4Swn0 【過去スレ】 青空文庫 h

                                                          • 01/07@今年最初の図書館。 - 楽園に刻まれた愛の詩は

                                                            youtu.be 内田真礼「CHA∞IN」Music Video Full CHA∞IN - EP 内田真礼アニメ いのちをだいじに。 今年最初の図書館。 今年最初のパンケーキ。 まだInstagramとはてなの連携の障害が直ってないのねん。 YouTubeで 日向坂ちゃんねるの『【第二回】新春!夜の人狼生配信』 を観た。みんなかわゆいな!!! 『Kaguya Planet 0号』 無料で読めます。池澤春菜さんインタビュー載ってますぜ。 聴 Barry Adamson / Can't Get Loose - EP Eisfabrik / Götter in Weiss Martha Kato / Moonlit Martha Kato / Solúna Romy / Mid Air Ellen Allien / La Route du Rock 18.08.2018 (Arte Conc

                                                              01/07@今年最初の図書館。 - 楽園に刻まれた愛の詩は
                                                            • 「カラマーゾフの兄弟」カラマーゾフの兄弟は、どこの出版社(または翻訳)がいちばん良いと思いますか?その理由も教えていただけるとあり... - Yahoo!知恵袋

                                                              今までに読んだ五作品の特徴を述べます。ただし、あくまでも個人的な感想ですので別の感じ方があるかもしれません。(読了順) 原卓也(新潮文庫):1971年 最初に読んだ作品で自分にとってのスタンダードです。長い長い晦渋な一文を区切らずそのまま訳している、いわゆる原文に忠実な翻訳です。 米川正夫(岩波文庫):1918年 自分が読んだのは河出書房新社の全集です。なんと言っても訳が古いので言いましや使われている言葉に古さが否めません。格調ある訳ですが、長い長い晦渋な一文は区切ってわかりやすく読みやすくしています。 亀山郁夫(光文社古典新訳文庫):2007年 何かと批判の多い訳ですが、自分はとても読みやすかったと思います。意訳が多いとのことですが一般の読者にあっては全く気づきません。誤読に誘導などという批判は専門家のこだわりでしかありません。およそ強烈な毒をまき散らすドストエフスキーにあっては、そんな

                                                                「カラマーゾフの兄弟」カラマーゾフの兄弟は、どこの出版社(または翻訳)がいちばん良いと思いますか?その理由も教えていただけるとあり... - Yahoo!知恵袋
                                                              • 『賭博者』(ドストエフスキー作、米川正夫訳)P321-370 - 『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!]

                                                                被災者のみなさまへ、精神的に不安定なときに賭博は絶対にしてはいけません。絶対に負けます。 賭博者 ――一青年の手記より―― 第1章 とうとう、わたしは二週間の旅から帰って来た。一行がルレッテンブルグに移ってから、もう三日たっていた。わたしは、みんなが一利千秋の思いで待っていてくれるものとうぬぼれていたが、とんだまちがいだった。将軍はわれ関せず焉といったような態度を示し、高飛車な調子でふたことみこといったのち、わたしを妹の部屋へさがらせた。彼らがどこかで金を手に入れたのは明白である。それどころか、将軍は私の顔を見るのにいくらか気がとがめるのではないか、とさえも思われたくらいである。マリヤ・フィリッポヴナは恐ろしくそわそわしていて、わたしと話をするのにもあまり実が入らぬ様子であった。それでも金は受け取って、きちんと勘定し、わたしの報告も一部始終聞き終った。彼らはメゼンツォフと、例のフランス人と

                                                                  『賭博者』(ドストエフスキー作、米川正夫訳)P321-370 - 『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!]
                                                                • 番場恭治『ドストエフスキー全集』を刊行した小沼文彦 ネット版「Д文学通信」42号(通算1472号)  - 清水正ブログ

                                                                  大学教育人気ブログランキングに参加しています。応援してくださる方は押してください。よろしくお願いします。 清水正の著作、レポートなどの問い合わせ、「Д文学通信」掲載記事・論文に関する感想などあればわたし宛のメールshimizumasashi20@gmail.comにお送りください。 動画「清水正チャンネル」https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%B8%85%E6%B0%B4%E6%AD%A3%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB お勧め動画・ドストエフスキー『罪と罰』における死と復活のドラマ https://www.youtube.com/watch?v=MlzGm9Ikmzk&t=187s 今回の番場恭治氏の「『ドストエフスキー全集』を刊行した小沼文彦」はネット版「Д文学通信」1

                                                                    番場恭治『ドストエフスキー全集』を刊行した小沼文彦 ネット版「Д文学通信」42号(通算1472号)  - 清水正ブログ
                                                                  • 日本をゆさぶった翻訳―明治から現代まで

                                                                    日本をゆさぶった翻訳―明治から現代まで.pdf 媒介者 メディア としての翻訳——東西文化の懸け橋 翻訳の文化形成に関わる力は大きい。それはいつの時代にも当てはまることだが、とくに未知の新しい他者である西洋的知見と遭遇した明治期には、われわれの想像を超える大きな役割を担った。物質文明から精神世界にいたるまで、翻訳行為は東西の言語共同体を「媒介」し、受けとめる側の発想の枠組みを組み替えるだけでなく、われわれが拠って立つシステムを映し出す鏡にもなっていたと思われる。 しかし、発信者のメッセージを受けとめるべきことばも概念も持ち合わせていなかった明治の翻訳者たちは、原文の意味するところそのままに再現すべくもなかった。洋の東西を跨ぐのは容易なことではなく、そこには彼らの時に大胆で時に繊細な悪戦苦闘の歴史が刻み込まれている。「翻訳」とは、閉じられた空間に攪乱 かくらん と葛藤をもたらす媒介行為であり

                                                                      日本をゆさぶった翻訳―明治から現代まで
                                                                    • 『人間の運命』 by ショーロホフ - Megurecaのブログ

                                                                      人間の運命 ショーロホフ 米川正夫、漆原隆子 訳 角川文庫 昭和35年11月10日初版発行 平成20年11月25日改版初版発行 佐藤優さんが、『十五の夏』のなかで中学生の時に読んでモスクワのラジオ局に感想文をおくったことで、ラジオ局の人が覚えてくれていた、というお話ででてきた一冊。 megureca.hatenablog.com ショーロホフ(1905~1984年)は、ロシアを代表する作家。南ロシアのドン地方の商人家庭に生まれる中学生時代にロシア革命が起こり、後に赤衛軍の食糧徴発部隊員として働く。1922年にはモスクワに出て肉体労働に従事。24年『ほくろ』で文壇デビュー後、短編集『ドン物語』『るり色の曠野』を刊行。その後帰郷し、そこで執筆を続けた。ロシア文学の最高傑作・大長編『静かなドン』でスターリン賞受賞。65年にノーベル文学賞受賞。 ロシア文学は、結局なんだかよくわからん、、、という感

                                                                        『人間の運命』 by ショーロホフ - Megurecaのブログ
                                                                      • 『賭博者』(ドストエフスキー作、米川正夫訳)P421-467(3回目の校正完了) - 『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!]

                                                                        20240821 ■28-■32、64分、途中2分プラス2分のやすみ、P421上―P467下、注記と段落わけとつづり、 17カ所、wordでのスペルチェックをすべて確認、つづりのまちがいが多かった 20240825 ■33-■33、60分、P421上-448下、校正、9カ所 ■24-■46、22分、P449上ーP460下、3カ所 ■02-■12、10分P461上ーP467上、0カ所 あるのだ、あることでおれたちをだましたのだ、お祖母さんのやり方は不正直だ、卑劣だ、と叫んだものである。かわいそうなポタープィチは、その晩すぐ大負けのあとで、涙ながらこれだけのことを、すっかりわたしに話して聞かせた。 「あのふたりの衆は、お金を自分たちのポケットへ詰め込んだもので、現にわたくしはこの目で見ましたが、あいつらは恥も外聞もなくお金を盗んでは、のべつポケットヘ突っ込んでいるのでございます」とポタープィチ

                                                                          『賭博者』(ドストエフスキー作、米川正夫訳)P421-467(3回目の校正完了) - 『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!]
                                                                        • 『死の家の記録』『賭博者』『貧しき人々』『分身』『スチェパンチコヴォ村とその住人』(ドストエフスキー作、米川正夫訳)の電子テキスト化をすすめます。第一次作業の期間は最低15日間です。(2024年1月21日までこの記事はこのブログのトップにあります) - 『カラマーゾフの兄弟』『悪霊』『アンナ・カレーニナ』『白痴』『死の家の記録』『戦争と平和』『貧しき人びと』『分身』『賭博者』『作家の日記』(米川正夫訳)『辞典』の完全電子化をすすめるブログ[反万博!!!]

                                                                          もし注文があればぜひともコメントしてください。 2024年1月9日、全292ページの内240ページまでいちおうの読書可能。 2024年1月10日、全292ページのいちおうの校正完了。いちおうの読書可能。 死の家の記録 カテゴリーの記事一覧 - 『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!] 『賭博者』 カテゴリーの記事一覧 - 『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!] 『貧しき人々』 カテゴリーの記事一覧 - 『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!] 『分身』 カテゴリーの記事一覧 - 『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!] 『スチェパンチコヴォ村とその住人』 カテゴリーの記事一覧 - 『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!] 第一次作業の方針 〇原則全文

                                                                            『死の家の記録』『賭博者』『貧しき人々』『分身』『スチェパンチコヴォ村とその住人』(ドストエフスキー作、米川正夫訳)の電子テキスト化をすすめます。第一次作業の期間は最低15日間です。(2024年1月21日までこの記事はこのブログのトップにあります) - 『カラマーゾフの兄弟』『悪霊』『アンナ・カレーニナ』『白痴』『死の家の記録』『戦争と平和』『貧しき人びと』『分身』『賭博者』『作家の日記』(米川正夫訳)『辞典』の完全電子化をすすめるブログ[反万博!!!]
                                                                          • 『おとなしい女』―『作家の日記』より⑦―|SATOSHI

                                                                            『作家の日記』は、全体として時事評論的な文章が多い。 当時の世相や国際情勢を題材としてドストエフスキーが自身の立場や意見を表明するような、いわば政治的・社会的な性格が強く表れたものが目立っている。 例えば、第三巻(1876年7-12月)では、作家は、しばしばセルビアとトルコの紛争という時局的テーマを扱い、セルビアへの支援に向けたロシア国内世論の統一やスラブ民族の連帯を訴える議論に多くの紙数を割いている。 そのような中で、『作家の日記』1876年11月号は、例外的に全号が一編の中編小説『おとなしい女』に費やされている。 その筆致は、政治的・社会的な主張とは対極的に、個人的・内面的な性格を帯びる。 今回は、この小説をとりあげてみたい。 おおざっぱなあらすじ『おとなしい女』は、妻に自殺された直後の夫の心理を克明に描く。 妻のなきがらを安置した自宅の部屋の中で、そのような悲劇に至る経緯をなんとか整

                                                                              『おとなしい女』―『作家の日記』より⑦―|SATOSHI
                                                                            • シントピコン索引をちょっとだけ和訳してみた - 清く正しく小賢しく

                                                                              「シントピコン索引」をご存じだろうか。知らない人は シントピカル・リーディングについてみんなが誤解したままな理由:アドラー『本を読む本』 読書猿Classic: between / beyond readers に、簡潔にして胸躍るような説明があるので、読んでみてほしい。筆者はこの読書猿氏の紹介によって知ったが、アドラー『本を読む本』を読んで本記事にたどり着いた人も多いと思う。 Great books of the Western Worldについて興味のある方は、とりあえずこちらを。 ブリタニカ・ジャパン|Great Books of the Western World ちょうど通学圏の図書館にGreat books of the Western Worldがフルセットで揃っていたこともあり、高校の部誌製作にかこつけて、シントピコン索引をほんの少しだけ和訳してみたことがある。この度読書猿

                                                                                シントピコン索引をちょっとだけ和訳してみた - 清く正しく小賢しく
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