外国の通貨を売買する「FX取引」への投資をかたって60代の男性に電話をかけて現金をだまし取ったとして、容疑者7人が詐欺の疑いで逮捕されました。警視庁は、グループが実態の無い取引への投資を名目におよそ25億円をだまし取っていたとみて、実態解明を進めています。 逮捕されたのは、東京 羽村市の職業不詳、小俣一毅容疑者(24)ら7人です。 警視庁によりますと、去年からことしにかけて北海道に住む60代の男性に「海外のFX証券会社に投資すれば利益が出る」などと電話をかけ、現金40万円をだまし取ったとして詐欺の疑いが持たれています。 警視庁は、捜査に支障があるとして7人の認否を明らかにしていません。 警視庁によりますと、このグループは、FX取引の実態が無いにもかかわらず、「月15%の利益が出る」などと男性に持ちかけて、現金を口座に振り込ませた上、運用状況が分かるというアプリを操作し、利益が出ていると見せ