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  • 【書評】一日一話、読めば心が熱くなる 365人の仕事の教科書 藤原秀昭 致知出版社 - 京都のリーマンメモリーズ

    【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.関連書籍の紹介】 【4.出版社より】 【1.本書の紹介】 致知(ちち)という雑誌をご存知でしょうか? 「人間学」をテーマにした雑誌で、創刊40年を超える知る人ぞ知る、とても有名な雑誌です。 本書は、主に月刊誌「致知」の記事から、365名分を選び出した珠玉の話集になります。 人間の努力の大切さを感じる本で、稲盛和夫さんや王貞治さんを始めたくさんの著名人が登場しています。 そして、無名の方も同じ土俵に登場されます。 同じ日本人として、さまざまな人生経験がありますが、そこから得られた教訓が惜しげもなく紹介されいます。 日本を代表する人たち(そうでない人もいます)が、自分の経験から話しをしますので、中身が薄いはずはありません。 1日1話(1ページ)で完結するような作りとなっていますが、どんなお話が登場するのでしょうか? 【2.本

      【書評】一日一話、読めば心が熱くなる 365人の仕事の教科書 藤原秀昭 致知出版社 - 京都のリーマンメモリーズ
    • 「他社の類似品は出すな」「面白いと思うものをつくれ」任天堂・山内溥社長の経営哲学|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社

      祖父から継いだ花札とトランプのメーカーだった任天堂を一代で世界企業へと押し上げた山内溥氏。当時取材にあたった編集者は「とにかく型破りな経営者であるというのが山内社長の第一印象である。その勝負師然たる風貌は、取材中、終始くずすことはなかった」と記しています。今回は1989年に山内社長が語った貴重なインタビュー記事をご紹介します。 ◎各界一流の方々の珠玉の体験談を多数掲載、定期購読者数NO.1(約11万8000人)の総合月刊誌『致知』。あなたの人間力を高める、学び続ける習慣をお届けします。 たった3分で手続き完了、1年12冊の『致知』ご購読・詳細はこちら。 ※購読動機は「③HP・WEB chichiを見て」を選択ください 〈山内〉 人間の運というものは、死んでみないとわからんと思っているんだかね、そういう意味でいえば、私は運がいいか悪いかわからんが、今の時点で過去を振り返ったら、運がよかった部

        「他社の類似品は出すな」「面白いと思うものをつくれ」任天堂・山内溥社長の経営哲学|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社
      • 宝塚歌劇団に伝わる「ブスの25箇条」|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社

        「清く、正しく、美しく」をモットーとする宝塚歌劇団に、ある日突然貼り出された25の戒めがあります。その名も「ブスの25箇条」。こうするとブスになるという25箇条は、人間としてかくあるべきという資質を逆説的に説いています。元宝塚歌劇団男役トップスターで、現在は女優として活躍する貴城けいさんにお話しいただきました。 ◎各界一流の方々の珠玉の体験談を多数掲載、定期購読者数NO.1(約11万8000人)の総合月刊誌『致知』。あなたの人間力を高める、学び続ける習慣をお届けします。 たった3分で手続き完了、1年12冊の『致知』ご購読・詳細はこちら。 ※購読動機は「③HP・WEB chichiを見て」を選択ください 私が宝塚歌劇団を退団する1年ほど前だったと思います。ある時期から歌劇団の人なら誰もが目にする場所に貼り出された1枚の紙。 そこには「ブスの25箇条」とありました。 いつ、誰が、何のために貼っ

          宝塚歌劇団に伝わる「ブスの25箇条」|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社
        • 「イベルメクチン」は新型コロナウイルスの治療薬になり得るか?——大村智|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社

          オミクロン株など次々と変異株が登場し、いまなお世界中がこの未知のウイルスに翻弄されています。世界が直面するこの苦難に差し込む一筋の希望の光が、ノーベル生理学・医学賞受賞者である大村智博士が中心になって開発したイベルメクチンです。現在、イベルメクチンは世界の臨床実験によって、新型ウイルスに対する効果が確認されつつあるといいます。これまでも寄生虫病などに罹った数億人の命を救ってきたイベルメクチンは、果たしてコロナ禍を脱するための治療薬となるのか――大村博士への特別インタビューから抜粋してお届けいたします。 ※インタビューの内容は2020年10月当時のものです ――全世界で全人類が同時に、同じウイルスの感染拡大という苦難に直面する。こういうことは人類始まって以来でしょうね。 〈大村〉 おっしゃる通りですね。人類はこれまで幾度も大きな感染症を乗り越えてきましたが、全人類が同時に、ということはなかっ

            「イベルメクチン」は新型コロナウイルスの治療薬になり得るか?——大村智|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社
          • 比叡山で最も過酷な「十二年籠山行」を果たした師弟——堀澤祖門×宮本祖豊|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社

            「千日回峰行」と並ぶ比叡山で最も過酷な行の一つであり、その厳しさゆえに掃除地獄、静の荒行と呼ばれる「十二年籠山行」。その行を戦後初めて満行した三千院門跡第六十二世門主・堀澤祖門師。そしてその弟子であり、戦後6人目の満行者となった宮本祖豊師。過酷な行を超えて、いまなお厳しい求道の道を歩み続けるお二人が語り合う、「道を求める」生き方――。 (堀澤) 私は70年近く行を続けてきたわけだけど、行そのものには終わりはない。ただね、終わりはないけれども、いつまでも「まだまだ」じゃダメ。不安感で覆われてしまうからね。それを断ち切るにはどこかで「よし」という気持ちを持たないといけない。 「よし」ということは終わりじゃなくて、自分で納得してまた新たに進んでいくということ。進行形と、ゴールに既に着いているということは同時なの。 でも、自分で「よし」と手応えを感じるまでには50~60年かかったな。 (宮本) 5

              比叡山で最も過酷な「十二年籠山行」を果たした師弟——堀澤祖門×宮本祖豊|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社
            • 早川タダノリ on Twitter: "「WiLL、Hanada、正論、MAMOR、致知、Voice、Wedge、ザ・フナイ、ハート出版全点」回収ポストを設置したい https://t.co/MLoJMtWrYq"

              「WiLL、Hanada、正論、MAMOR、致知、Voice、Wedge、ザ・フナイ、ハート出版全点」回収ポストを設置したい https://t.co/MLoJMtWrYq

                早川タダノリ on Twitter: "「WiLL、Hanada、正論、MAMOR、致知、Voice、Wedge、ザ・フナイ、ハート出版全点」回収ポストを設置したい https://t.co/MLoJMtWrYq"
              • 『星の王子さま』の翻訳者 父・内藤濯の素顔|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社

                『星の王子さま』は、フランス人飛行士であり、作家でもあったサン=テグジュペリによって書かれた小説です。1943年に米国で出版されたのを皮切りに、世界中で出版されるようになり、今もなお多くの人たちの心を捉え続けている世界的ベストセラーとなっています。日本では1953年に翻訳出版されましたが、今回はその翻訳者・内藤濯(あろう)を父に持つ作家の内藤初穂氏に、在りし日の思い出を語っていただきました。 ◎各界一流の方々の珠玉の体験談を多数掲載、定期購読者数NO.1(約11万8000人)の総合月刊誌『致知』。あなたの人間力を高める、学び続ける習慣をお届けします。 たった3分で手続き完了、1年12冊の『致知』ご購読・詳細はこちら。 ※購読動機は「③HP・WEB chichiを見て」を選択ください おとなは、だれも、はじめは子どもだった。 (しかし、そのことを忘れずにいるおとなは、いくらもいない) ――『

                  『星の王子さま』の翻訳者 父・内藤濯の素顔|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社
                • 双葉山と木鶏の逸話|致知出版社

                  老子の後学で、恐らく老子とその最も代表的な後進である荘子と前後する人と思われるのが列子であります。 しかし、この人については、老子の後学で荘子の流(ながれ)であると推定される以外、全くわかっておりません。 その「列子」に「木鶏」の話があります。 「紀悄子(きせいし)、王の為に闘鶏を養ふ。十日にして而して問ふ、鶏已(よ)きか。曰く、未だし。方(まさ)に虚憍(きょけう)にして而して気恃(たの)む。十日にして又問ふ。曰く、未だし。なお影響に応ず。十日にして又問ふ。曰く、未だし。なお疾視(しつし)して而して気を盛んにす。十日にして又問ふ。曰く、幾(ちか)し。鶏、鳴くもありと雖(いえど)も、已に変ずることなし。之を望むに木鶏に似たり。其の徳全し。異鶏敢て応ずるもの無く、反って走らん」 これと同じ話が『荘子』外編に出ております。 紀悄子という人が闘鶏の好きな王(学者によって説もありますが、一般には周の

                    双葉山と木鶏の逸話|致知出版社
                  • 元トヨタ自動車技監・林南八氏が〝改善の鬼〟大野耐一に学んだ仕事の極意|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社

                    ――厳しい2人の師匠、大野耐一さんと(大野さんの右腕だった)鈴村喜久男さんから学ばれたことは何ですか? 〈林〉 まず鈴村さんとのエピソードで忘れられないのは、入社5年目の時のことです。トヨタ生産方式の柱の1つに、「異常があったら止まる、止める」というのがあるんですが、乗用車の組み立てを行うベルトコンベヤーで、1か所頻繁に止まってしまう繋ぎ目があった。 鈴村さんがチョークで床に丸を描いて、「林はここに立って見とれ」と。何を見ればいいのかよく分からんまま半日立たされた。鈴村さんが昼頃に来て、「何か分かったか」と聞かれたので、「分かりません」と答えたら、「おまえな、節穴の開いた五寸板を拾ってこい!」と。 えらい剣幕で怒鳴るもんだから板を探しに行こうとしたら、「たわけ! 何も見抜けんやつは節穴の開いた板と一緒だ。しかし、おまえには給料がつく。そのおまえの代わりに板立てとけ」と。 ――容赦のない言葉

                      元トヨタ自動車技監・林南八氏が〝改善の鬼〟大野耐一に学んだ仕事の極意|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社
                    • 「致知」の愛読者、SBIホールディングス北尾吉孝CEOに感じるウサン臭さ|佐高信「この国の会社」

                      北尾吉孝がワンマンの会社である。SBIはソフトバンク・インベストメントの略。菅義偉に取り入って地方銀行の再編に暗躍する人物といわれるが、「人間学を学ぶ月刊誌」の『致知』の推奨者としても知られる。 『致知』は先日も『毎日新聞』等に1面の広告を出していたが、そこに北尾は「…

                        「致知」の愛読者、SBIホールディングス北尾吉孝CEOに感じるウサン臭さ|佐高信「この国の会社」
                      • 心を熱くしたい人にオススメの一冊。「一日一話、読めば熱くなる365人の仕事の教科書(致知出版社) - Visionary

                        心を熱くし、仕事力や人間力を磨きたい人にオススメの一冊をご紹介します。 その本は、「一日一話、読めば熱くなる365人の仕事の教科書(致知出版社)」です。 一日の朝に、一話ずつ読むのも良いですね。 生きる活力が湧いてくると思います。 仕事にも人生にも真剣に向き合い取り組む、様々な分野に生きる人たちの言霊です。 365人の中から数人だけ、一部抜粋してご紹介します。 ■一番よい会社の条件(柳井正 ファーストリテイリング会長兼社長) ・僕が考える一番いい会社とは、末端の社員でも自分がトップの経営者だと思っている会社です。自分が全部のことを決められるし、この会社を支えている、あるいはコントロールしていると思える社員がたくさんいる会社です。 ・自分は会社という場所に、「自営業」をするために来ている。自分は給料を貰っている立場だとかじゃなしに、自分が会社を食わせている、というふうに思わないといけないと思

                          心を熱くしたい人にオススメの一冊。「一日一話、読めば熱くなる365人の仕事の教科書(致知出版社) - Visionary
                        • SBIホールディングス社長・北尾吉孝の〝魂〟を激しく揺り動かした森信三の教え|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社

                          最初に『修身教授録』を手にした時は魂の根幹が強烈に共感を覚えて、実はその日の晩は寝られなかったんですよ。何よりも自分の浅学非才(せんがくひさい)であることが悔しかった。 これはまさに「憤」ですよね。『論語』の「尭舜(ぎょうしゅん)何者ぞ」という顔回の気持ちです。同時に、この人は深いなと。そしてこの森先生の話を当時の天王寺師範の学生たちはどう受け止めたんだろうと思いました。 だって師範学校の学生といったらまだ15、6歳ですよ。 僕はこの本の内容を深く理解するには、ある意味で相当なベースが必要だと思う。そんな生易しい本じゃないから。 他のことは大概例外があるけれども、「人生二度なし」、これだけは例外はない。人生は二度ないから、どうするのか、いかに生くべきか。 そういうことがこの本の中にはいろいろな形で書かれています。 当時修身の授業は50分間、文部省の教科書は使わず、内容を自分で決めて自分で話

                            SBIホールディングス社長・北尾吉孝の〝魂〟を激しく揺り動かした森信三の教え|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社
                          • 憎しみは愛によってのみ消え去る。日本の恩人・ジャヤワルダナ氏が説いた「慈悲と勇気」|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社

                            一人の人間の中には、多くの人が重なり重なり生きているといいます。私たちがいま平和の中に生きていられるのは、数えきれない恩のおかげ――。国があることもそうです。本記事では、敗戦後の日本に大きな光を点してくれた恩人、セイロン(現・スリランカ)代表のジャヤワルダナ氏についてご紹介します。語り手は、スリランカへの支援活動に取り組む野口芳宣さんです。 〈野口〉 日本の敗戦から6年後の1951年9月、アメリカでサンフランシスコ講和会議が開催されました。 日本にとっては連合国との戦争状態を終結させ、主権を回復するための重要な会議であり、事前に作成された条約案についてアメリカは「復讐(ふくしゅう)の精神に基づいて書かれたものではない」と表明していました。 しかし参加国の間には、日本に膨大な賠償を科し、今後は戦勝国によって分割統治すべきだという主張もあり、会議の成り行き次第では、戦後復興の大きな足枷(あしか

                              憎しみは愛によってのみ消え去る。日本の恩人・ジャヤワルダナ氏が説いた「慈悲と勇気」|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社
                            • いまの家庭には「生活」がない——月刊誌『あなたと健康』45年、東城百合子さんを突き動かしたもの|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社

                              自身の闘病体験をきっかけに自然食を中心とする健康運動を立ち上げ、生涯を人々の健康のために尽くした東城百合子さん(令和2年2月22日、94歳で逝去)。『あなたと健康』の発刊や料理教室の開催などの実践にも並々ならぬ情熱を傾けた東城さんへ生前に行ったインタビューをご紹介します。 〈東城〉 『あなたと健康』をたった一人で創刊したのが昭和48年でしたから、もう今年(平成30年当時)で45年ですよ。それ以外にも毎週料理教室をやっているし、いまは息子に譲ったけど、少し前まで年に40回ほど講演もやっていました。 昔の人は、栄養が足りなくて体を壊したものだけど、戦後は経済成長で、皆食べ過ぎてがんになっているでしょう。そもそもいまの人はまともにお料理もしないで、添加物だらけのものを買ってきては食べているから、体をおかしくしているんです。 昔の人が丹精込めてやっていた掃除、洗濯、料理を、戦後は能力のない人がやる

                                いまの家庭には「生活」がない——月刊誌『あなたと健康』45年、東城百合子さんを突き動かしたもの|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社
                              • 不敗の名将・宮崎繁三郎 ~ノモンハン事件からインパール作戦まで唯一敗けなかった男~|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社

                                かつて「日本陸軍の良心」と称えられた指揮官がいました。宮崎繁三郎(1892~1965)中将です。 満蒙(まんもう)国境を巡るノモンハン事件や大東亜戦争におけるインパール作戦といえば、熾烈を極め、日本軍が塗炭(とたん)の苦しみを味わった戦いとして有名ですが、宮崎中将は負け戦が続く中にあって果敢に戦い抜き、様々な軍功や逸話を残し、部下からの信望も極めて厚いものがありました。 戦史上、永遠にその名を刻むべき名将の一人です。 宮崎中将は岐阜県に生まれました。陸軍士官学校、陸軍大学校卒業後、1933年には満洲事変の熱河(ねっか)従軍で大隊長として軍功を挙げ、功三級金鵄(きんし)勲章を受章しています。日露戦争を戦った乃木希典(のぎ・まれすけ)大将ですら功一級であることを思えば、その手柄の大きさが分かるというものでしょう。 さらに1939年、モンゴルと満洲との国境で発生したノモンハン事件には、陸軍大佐歩

                                  不敗の名将・宮崎繁三郎 ~ノモンハン事件からインパール作戦まで唯一敗けなかった男~|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社
                                • 宇野昌磨、浅田真央を育てた名コーチ・山田満知子が語る「伸びる人と伸びない人の差」|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社

                                  宇野昌磨さん、浅田真央さん、伊藤みどりさんら数々のフィギュアスケート選手を育ててきた山田満知子コーチ。小谷実可子さんなどを育て、日本のアーティスティックスイミング(シンクロナイズドスイミング)を牽引してきた金子正子さん。半世紀近く指導に携わる中で掴んだ、「伸びる人と伸びない人の差」を実感を込めてお話しいただきました。 〈金子〉 私は条件が悪い中で工夫するということは、選手についても同じことが言えると思います。素質や才能のある子は簡単にできてしまうから、あまりじっくり考えることがないんですね。才能があるのに伸びないという選手は、大体深く自分を考えることができない子が多い。 〈山田〉 はっきりいって頭が悪いのはダメですね。学校の勉強じゃないですよ。1を言って10を知るじゃないけど、コーチがいま何を考えているかとか、きょうは何を練習したらいいかとか、こちらが何も言わなくても察することができる。そ

                                    宇野昌磨、浅田真央を育てた名コーチ・山田満知子が語る「伸びる人と伸びない人の差」|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社
                                  • なぜサグラダ・ファミリアは、日本人の外尾悦郎に石を彫らせるのか|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社

                                    不世出の建築家アントニオ・ガウディが設計した「サグラダ・ファミリア教会」。着工から130年以上の歳月を経たいまなお未完のまま工事が続く壮大な聖堂の建設に、日本人として参加してきたのが彫刻家・外尾悦郎さんです。 建築家、彫刻家など計約200名が働くサグラダ・ファミリアの中で、最も長期間勤め続け、ガウディの意志を最も深く受け継いでいるといわれる外尾さん。本国の名だたる彫刻家たちを抑え、重要な仕事を任されてきた理由は何なのでしょうか。 ――スペインへ移住されてから今年で34年目(2012年当時)になるそうですね。 〈外尾〉 はい。私自身の気持ちとしては昔から何も変わっていませんが、ただはっきり言えるのは、34年もあそこで仕事ができるとは一度も思わなかったということ。いつもいつも「これが最後の仕事だ」と思って取り組んできました。 私は長らくサグラダ・ファミリアの職員ではなく、一回一回、契約で仕事を

                                      なぜサグラダ・ファミリアは、日本人の外尾悦郎に石を彫らせるのか|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社
                                    • バイデン政権の無能、止まらないインフレ、食糧不足……このままではアメリカは崩壊する??|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社

                                      写真左がエルドリッヂ氏、右がシュラ―氏 戦後の世界秩序の安定を担ってきた超大国・アメリカ。しかし、いまアメリカは国内に様々な問題を抱え、崩壊の道を辿っていると、政治学博士のロバート・D・エルドリッヂ氏と歴史研究家のマックス・フォン・シュラー氏は警鐘を鳴らします。 日本在住の親日家であり、国際政治・インテリジェンスに通暁するお二人に、アメリカの驚くべき実態と日本の進むべき道について語り合っていただきました。 ※掲載号発刊時(2022年6月)の情報に基づいた対談です。 〈シュラー〉 ……アメリカのいまを理解するには、大都会で急増している犯罪や物流の崩壊、食料不足、インフレーションの問題にも触れておかなくてなりません。 これは滞米歴30年以上の実業家、山中泉さんが著書『アメリカの崩壊』に詳しく書いておられますけれども、近年、特に民主党州である大都会(ロサンジェルス、サンフランシスコ、シカゴ、ニュ

                                        バイデン政権の無能、止まらないインフレ、食糧不足……このままではアメリカは崩壊する??|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社
                                      • 掃除の神様・鍵山秀三郎氏がすべての社会人に伝えたい「成功の要諦」|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社

                                        〈鍵山〉 私が20歳を迎えた昭和28年は、朝鮮戦争の直後で大変な不景気と就職難に陥っていました。私のように学歴もない、特別な才能もない人間は、さらに狭き門を潜らなければなりませんでした。 そういう時代に疎開先の岐阜県の高校を卒業し、上京したものですから、私が職を選ぶことはできません。相手が私を選んでくれるのを待つしかない、という境遇でした。そんな折、新聞に僅か3行だけ載っていた自動車用品会社の求人広告が目に留まり応募したところ、非常に運よく採用していただくことができたのです。 いま考えると、私が業種や会社を選べなかったことは僥倖(ぎょうこう)でした。どんなところであっても、仕事に就けたことに対して、ものすごく感謝の気持ちを抱いて社会に出ることができたからです。 もし好景気の時代で複数から内定をもらい、勤め先を好きなように選べたとしたら、きっと仕事に対するありがたさも、採用されたことに対する

                                          掃除の神様・鍵山秀三郎氏がすべての社会人に伝えたい「成功の要諦」|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社
                                        • 田中角栄と周恩来|致知出版社

                                          いま教科書問題などで中国との関係がギクシャクしていますが、もしいま安岡先生がいらっしゃれば、中国の日本に対する態度というのはずいぶん違っていたでしょうね。 思い出すのは、田中角栄さんが周恩来から「言必信行必果(げんかならずしん・ぎょうかならずか)」という色紙を贈られて得意満面の姿が新聞紙上をにぎわしたときの話です。 一見、素晴らしい人物評価に見えるんですね。 しかし安岡先生がすぐに、それは『論語』の人物評の一片で、三流の人物を表わすことを見抜かれて、周恩来の非礼を指摘されました。 「大平君がそばにおりながら、そういうことがわからないというのは、恥ずかしい話だ」とおっしゃったんです。 大平さんのことは先生も非常に買っておられたんですね。 それで、私はすぐ大平さんのところへ行ってそのことを伝えたら、大平さんは「いや、参りました。言われてみれば、まったくその通りだ」とおっしゃったんです。 よく私

                                            田中角栄と周恩来|致知出版社
                                          • 論客・先崎彰容氏の警鐘|戦後日本を支配してきた発想〈権力VS市民〉を脱せよ!|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社

                                            コロナ禍という言葉が耳慣れして久しい現在、降りかかる様々な事件や災害に対し、政府の対応の遅れが度々話題に上ります。なぜ、日本は危機へ迅速に処することが難しくなっているのか。気鋭の論客として活躍する先崎彰容氏(日本大学危機管理学部教授)が、この問題の本質を鋭く衝いています。対談のお相手は、ジャーナリストの櫻井よしこ氏です。 〈先崎〉 前略)お話のように吉田茂以来の日本の経済政策は、130億ドルを出したのに全く感謝されなかった湾岸戦争での対応で行き詰まったわけですが、僕が一番憂慮しているのは、今回のコロナ禍でデジタル構想、経済安全保障という言葉が出てきたように、危機的なことが起きないと従来のやり方を変えられないのが日本人の習性のようになっている点なんです。 ペリー来航の時も敗戦の時もそうだったかもしれないけれども、危機があって初めて現状を変えていこうという機運が生まれる。今後、戦争状態になって

                                              論客・先崎彰容氏の警鐘|戦後日本を支配してきた発想〈権力VS市民〉を脱せよ!|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社
                                            • 「日本精神」を失うな——台湾民主化の父・李登輝さんが『致知』に語ったもの|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社

                                              「私は22歳まで日本人でした。日本のよさは日本人以上によく知っている」――台湾元総統・李登輝さんが本誌『致知』のインタビューに対して語られた言葉です。 日清戦争を経て日本に割譲された台湾は、先の大戦が終結するまでの約50年間、日本の統治下にありました。その最中に生まれた李登輝さんは台北市長などを歴任後、1988年に台湾総統となり、様々な反発を受けながらも国の民主化に尽力されました。2020年7月30日に97歳で世を去った「民主化の父」が、生涯を懸けて訴え続けたものは何だったのか。生前、本誌の取材に2度応じてくださった際の中から、思いを馳せます。 ――日本のリーダー待望論は久しく叫ばれていることです。 〈李〉 それに関して、日本は震災よりももっと前から大きな問題にぶつかっていると感じています。小説家の宮本 輝さんは、それを司馬遼太郎賞受賞の挨拶の時にこうおっしゃっていました。 宮本さんは昭和

                                                「日本精神」を失うな——台湾民主化の父・李登輝さんが『致知』に語ったもの|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社
                                              • 技術バカではいけない ロボットクリエーター古田貴之博士の哲学|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社

                                                ――世界から注目を集めるロボットクリエーターの古田さんですが、最近ではどのような開発に力を入れていらっしゃいますか。 〈古田〉 一例を挙げると、4年前(掲載当時)、僕たちは「アイリー・エー」と呼ばれるロボットを開発しました。 これは縦長の三輪車のようなものなのですが、電動装置により一人用の乗り物として利用することもできれば、ショッピングカートや手押しの荷台車など用途によって変形させることができるんです。畳んで持ち運ぶことも可能です。 もう一つの特徴は、当時新開発した知能化安全技術を搭載したことで移動中に人が突然飛び出してきたり、障害物があったりすると自動的に止まる仕組みになっている点でしょうね。 僕は政府のロボット戦略にも携わっているんですが、「アイリー・エー」は来年の東京オリンピック・パラリンピック会場で実際に来場者に使ってもらえるかもしれません。 ―― 一大イベントに花を添えてくれるこ

                                                  技術バカではいけない ロボットクリエーター古田貴之博士の哲学|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社
                                                • 日本軍1万 vs アメリカ軍5万——ペリリューの戦いを指揮した中川州男に学ぶ将のあり方|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社

                                                  2015(平成27)年4月、天皇皇后両陛下が大東亜戦争の激戦地の一つ、パラオ共和国のペリリュー島を訪れ、英霊たちを慰められたことは記憶に新しいと思います。 ペリリューの戦いは日本兵1万人が米兵5万人を迎え打ち、その戦況は熾烈(しれつ)を極めました。島の規模は小さく、米国の海兵連隊は圧倒的な兵力で、当初2~3日間で決着をつけるつもりでいました。 しかし、日本軍は実にここで72日もの間、必死に戦い抜いたのです。 日本軍守備隊長を務めたのは、中川州男(くにお)という陸軍大佐でした。結果的に見れば日本軍は玉砕、中川も自刃したとはいえ、2か月以上に及ぶ戦闘に耐え抜き、敵軍を著しく消耗させたのは、この中川の卓越したリーダーシップによるものでした。 今回は日本人にはほとんど知られていない、この中川州男という名将にスポットを当ててみたいと思います。 中川州男は1898(明治31)年に熊本で生まれました。陸

                                                    日本軍1万 vs アメリカ軍5万——ペリリューの戦いを指揮した中川州男に学ぶ将のあり方|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社
                                                  • 柱を削って薪代わりに。極貧を乗り越えた幕末の英傑・勝海舟|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社

                                                    江戸城無血開城を成功へと導き、百万の町民を守った幕末の英傑・勝海舟。その歩みは苦難の連続でした。自身が幼い頃から海舟に魅了されてきたという、米沢藩士末裔の石川真理子さんに、自省自修の人・勝海舟の原点に迫っていただきました。 ◎各界一流の方々の珠玉の体験談を多数掲載、定期購読者数NO.1(約11万8000人)の総合月刊誌『致知』。あなたの人間力を高める、学び続ける習慣をお届けします。 たった3分で手続き完了、1年12冊の『致知』ご購読・詳細はこちら。 ※購読動機は「③HP・WEB chichiを見て」を選択ください 〈石川〉 幼い頃、父が私の手を引いてよく連れて行ってくれたのが、「洗足池(せんぞくいけ)」と呼ばれる小さな池でした。そこは生家からゆっくり歩いて小一時間のところにあって、歌川広重の「名所江戸百景」に描かれるほど、風光明媚な情景が広がっていました。 洗足池の畔に立つ勝海舟のお墓の前

                                                      柱を削って薪代わりに。極貧を乗り越えた幕末の英傑・勝海舟|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社
                                                    • 短期的にしか物事を見られない人の傾向〈京都大学名誉教授・中西輝政〉|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社

                                                      何かを計画する上で忘れてはいけないこと、それは〈長期的〉〈短期的〉の2つの視点を持ちながら、計画を実現していくこと――。時事問題の論客である京都大学名誉教授・中西輝政氏は、 日米戦争はこの視点を忘れた悪しき典型であると述べられています。 国際情勢に限らず、あらゆる場面において大切な原則を中西氏にご教示いただきました。 〈中西〉 私たちは目の前の危機に適切に対処すると同時に、長期的視野を決して見失ってはいけないことが理解できると思います。このことは国際関係に限らず、あらゆる面において言えることです。 長期的な視点がなぜ大事なのか。人間をして理性的な思考にさせるからです。短期的なことばかりを考えていると、人は得てして感情的、悲観的になったり、時に尊大になって自分の力を過信してしまったり、ついついバランスを欠く見方に陥ってしまいます。 つまりその時、人は我知らず感情の虜となったり、目の前や周囲の

                                                        短期的にしか物事を見られない人の傾向〈京都大学名誉教授・中西輝政〉|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社
                                                      • 『致知出版社の「人間力メルマガ」』 の記事一覧 - まぐまぐニュース!

                                                        『致知出版社の「人間力メルマガ」』の記事を紹介します。専門家がニッポンに「なぜ?」を問いかける総合ニュースサイト。各分野の専門家による「今すぐ使える」情報や、誰かに話したくなるウラ話、ディープでニッチなネタまで、既存のニュースや世論にカウンターを当てる粋な情報をお届けします。

                                                          『致知出版社の「人間力メルマガ」』 の記事一覧 - まぐまぐニュース!
                                                        • 小川三夫氏が語った、最後の宮大工棟梁・西岡常一の言葉に込められた意味|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社

                                                          〈小川〉 私が仕えた西岡棟梁も、自分が働く姿を見せることによって弟子たちを育てようとする人でしたね。 そもそものご縁は高校時代の修学旅行でした。まぁ私もいい加減な生徒でしたからね。皆で酒を飲んでべろんべろんになって、法隆寺を訪れたんです。そこに五重塔があって、ガイドの人が「この塔は1300年前に建ったものです」と説明されました。 塔の前に立って見上げた瞬間、1300年前にどうやって材料を運んだのか、相輪をどうやって塔の上に上げたのかという疑問が湧いてきて、気がつくと、「この仕事ができたらいいな」と思うようになっていたんです。 何も知らないのがよかったのでしょう。もし、本を読んでいろいろと法隆寺についての知識を身につけていたら、そういう感情は湧かなかったと思います。 栃木の家に帰って親父に「宮大工になりたい」と伝えると、銀行員の親父は「気持ちはよく分かるけれども、それは川の流れを遡るようなも

                                                            小川三夫氏が語った、最後の宮大工棟梁・西岡常一の言葉に込められた意味|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社
                                                          • セブンイレブン創業者・鈴木敏文はいかにして常識を覆してきたか(2021.04.19 4 by 『致知出版社の「人間力メルマガ」』)

                                                            • 『「イベルメクチン」は新型コロナウイルスの治療薬になり得るか?——大村智|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社』へのコメント

                                                              世の中 「イベルメクチン」は新型コロナウイルスの治療薬になり得るか?——大村智|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社

                                                                『「イベルメクチン」は新型コロナウイルスの治療薬になり得るか?——大村智|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社』へのコメント
                                                              • ビジネス書では異例の発売1か月で9刷、10万部突破!創刊42年の月刊誌『致知』の1年半がかりの渾身作  コロナ禍、心を熱くする本で日本に活力を | 作家・小説家・エッセイスト「#鬼岩正和」

                                                                「書籍の時代が終わった」とも言われるこの時代に、420ページ、2500円を超える本が大きな反響を呼んでいます。株式会社致知出版社(本社:東京都渋谷区/代表:藤尾秀昭)は、『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』を11月30日に上梓しました。 本書は、人がいかに生きるべきかを42年間追求し、のべ1万本以上の取材を行ってきた会員制月刊誌『致知』と刊行書籍の中から、心に刺さる話を選び抜いてまとめた1冊です。 「後世に残る言葉を、書籍として世に出したい」「『この雑誌だけは読み捨てられない…』と『致知』のバックナンバーを大切に保管している読者の喜ぶ本をつくりたい」という思いから担当編集者が発案し、編集長をはじめ編集部全員が総力をあげて、心に残る記事を精選。 稲盛和夫氏、王貞治氏、山中伸弥氏など、各界で活躍する人物の逸話を一日一話形式で読むことができるようまとめあげ、じつに1年半かけて完

                                                                  ビジネス書では異例の発売1か月で9刷、10万部突破!創刊42年の月刊誌『致知』の1年半がかりの渾身作  コロナ禍、心を熱くする本で日本に活力を | 作家・小説家・エッセイスト「#鬼岩正和」
                                                                • 【追悼:長岡三重子さん】100歳のスイマーが明かした、老いてなお輝く秘訣|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社

                                                                  大正3年生まれ、100歳の現役スイマーとして数々の世界記録を更新した長岡三重子さんがお亡くなりになりました。『致知』にご登場いただいたのは6年前。ちょうど100歳を迎えられた長岡さんは、お住まいの山口県から福岡市内の取材会場まで遠路をものともせずお越しになり、90歳を超えてなお現役スプリンターとして活躍する守田満さんと、輝かしい毎日を送る秘訣についてお話しくださりました。もともとご主人の跡を継いで家業を盛り立てていた女性が、100歳の峠を越えてなお泳ぎ続けられた理由は何か。故人を偲んでお届けいたします。 〈長岡〉 私が商売に成功したことも、結果的にはいまの水泳に繋がっているんだろうと思います。 私は籾殻の卸売りで得たお金で55歳の時から観世流の能を始めたんですね。まず謡を始めまして、仕舞や舞囃子、最後は能面と装束をつけて舞うくらいまでなりました。商売の傍ら、自分で稽古場もつくって能に打ち込

                                                                    【追悼:長岡三重子さん】100歳のスイマーが明かした、老いてなお輝く秘訣|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社
                                                                  • 田坂広志さんが生死の瀬戸際で掴んだ覚悟|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社

                                                                    日々刻々と様変わりする国際情勢、新型コロナウイルスの世界的蔓延など、いま私たちは出口の見えない危機、「死中」にあります。出口の見えないトンネルの中でどう光を見出し、人生の力強い一歩を踏みだしていくか――。重い病の絶望から立ち直った経験を持つ田坂広志さん(多摩大学大学院名誉教授)に、私たちに求められている「覚悟」について語っていただきました。 ◎【いまだけ!】お申込みくださった方に『渋沢栄一 一日一言』プレゼント!新生活応援CP実施中。この春、新たなステージに挑戦するあなたの「人間力」を磨き高めるために、人間学を学ぶ月刊誌『致知』をぜひご活用ください。 たった3分で手続き完了、1年12冊の『致知』ご購読・詳細はこちら 〈田坂〉 いまから38年前、32歳のとき、私は重い病を患い、医者から「もう長くは生きられない」との宣告を受けました。 医者から見放され、自分の命が刻々失われていく恐怖と絶望の日

                                                                      田坂広志さんが生死の瀬戸際で掴んだ覚悟|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社
                                                                    • 老舗が生き続ける4つの条件——田中真澄氏が教える商売繁盛の極意|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社

                                                                      老舗には私たちが学ぶべき点が多くありますが、参考にすべき例を紹介してみたいと思います。岡山県真庭市にある古見屋羊羹は、251年続く和菓子店です。 決して派手さはなく、質素で地味なイメージの店なのですが、ここには創業から今日まで一日も休まずに続けられている店主の日課があります。それが餡(あん)作りです。井戸水を汲み、北海道の農家から特別に仕入れた小豆を煮ながら秘伝の餡を作るのです。 仕込みの際に熱湯が飛び散ってくるので店主の顔や手には火傷が絶えることがありません。それでも、餡は古見屋羊羹の命そのものという高い意識のもと、江戸時代から九代にわたって日々の餡作りの伝統を受け継いでいることは極めて稀有(けう)であり、そこに深い感動すら覚えます。 この羊羹が岡山県を代表する銘菓となり、明治天皇・昭和天皇への献上、有力百貨店の人気商品として大きな注目を集めるのも、幾世代にわたる継続のなせる業だと思いま

                                                                        老舗が生き続ける4つの条件——田中真澄氏が教える商売繁盛の極意|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社
                                                                      • 大谷翔平、菊池雄星を育てた花巻東高校・佐々木洋監督が語った「何をやってもツイてる人、空回りする人の4つの差」|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社

                                                                        現在、メジャーリーグでの活躍がめざましい大谷翔平選手や菊池雄星選手など、数々のスタープレーヤーを育て上げてきた花巻東高校硬式野球部・佐々木洋(ささき・ひろし)監督。指導の中で見出した、名選手の共通点――「何をやってもツイてる人、空回りする人の4つの差」について、実体験を踏まえて語っていただきました。 〈佐々木〉 私は運気を上げるために気をつけていることが4つあるのですが、そのうち一番大事なのが「言葉」だと思います。 試合中、相手や審判を野次ったり悪口を言った瞬間に一気に運気は下がって、必ず次の回に点を取られたりするんです。 それは昨年の夏、準々決勝で大分の明豊高校と対戦した時にすごく感じました。 (エースの菊池雄星投手が背中を痛めて途中降板し、8回が終わって4対6。花巻東はここまでかと思われた) 9回表の攻撃に移る前、私は選手たちには「まだ2点差しかないぞ」と言ったんです。 言葉ってどう使

                                                                          大谷翔平、菊池雄星を育てた花巻東高校・佐々木洋監督が語った「何をやってもツイてる人、空回りする人の4つの差」|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社
                                                                        • 鈴木秀子 田坂広志 による特集記事 未来の世代に伝えたいこと|致知出版社

                                                                          カトリックのシスターとして永年、多くの人たちの悩みに寄り添い続けてきた鈴木秀子氏。田坂塾を主宰し、経営者のみならず幅広い人々に仕事や人生の意味を伝えている田坂広志氏。 人間の心を探究してきたお二人が行き着いた人生観には、驚くほど共通点が多い。 富士山を眺望できる田坂氏のご自宅で初めて対面したお二人が、次世代へのメッセージを込めて語り合う人間の生き方——。 すべてを必然だと肯定していくことで、人生に迷いがなくなり揺るぎない中心軸が自分の中に育まれるんです 鈴木秀子 文学博士 〈鈴木〉 きょうは久しぶりに東京を離れて、美しい富士山が眺望できる田坂先生のご自宅に伺うことができて、とても感激しています。周囲は大自然に囲まれていて、こういう清らかな場所で執筆をされていると、多くのインスピレーションを受けられるのではないでしょうか。まさに先生のために備えられた土地ですね。 〈田坂〉 この環境は天の配剤

                                                                            鈴木秀子 田坂広志 による特集記事 未来の世代に伝えたいこと|致知出版社
                                                                          • 仕事で成功する秘訣が凝縮!心に刺さる「1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」致知出版社

                                                                            そもそも…「致知」ってご存知ですか? (引用:致知出版社公式サイト) 一言で表現すると「人間学雑誌」です。 各界各分野で道を切り開いた人物の体験談を紹介している月刊誌「致知(ちち)」のこと。 誌名『致知』の由来 『致知』という名前は東洋の古典『大学』にある「格物致知(かくぶつちち)」に由来します。 とかく現代人は、知識や情報にばかり囚われがちですが、頭で分かっているだけの知識や情報はあまり役に立ちません。 体験することによって初めて、その知識や情報は生きる力になると言えるでしょう。 実践を通して本物の知恵を身につける、という意味を込めて、誌名を『致知』と名づけました。 致知出版社公式サイト「初めての方へ」 月刊誌「致知」の特徴 「致知」が他の雑誌と異なる点は… 1978年創刊、日本で唯一人間学が学べる月刊誌書店では購入できないけど、11万人を超える定期購読者数日本一プレゼントされている月刊

                                                                              仕事で成功する秘訣が凝縮!心に刺さる「1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」致知出版社
                                                                            • 「静の荒行」「掃除地獄」……極限の籠山行を通して見えたもの(宮本祖豊)|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社

                                                                              比叡山で最も厳しい修行の一つと言われる「十二年籠山行」。天台宗の開祖・最澄上人が眠る浄土院に独り籠り、毎日、開祖が生きているがごとく仕え切る「静の荒行」です。 満行できずに亡くなる人、消息を絶ってしまう人もいたというこの行を2009年に満行した宮本祖豊さん(当時:比叡山延暦寺円龍院住職)に、その原体験を伺いました。 ――仏道に入られたきっかけについて教えてください。 〈宮本〉 私は在家の出身ですので、高校を卒業するまではごく普通の毎日を過ごしていました。ところが、大学受験に躓きましてね。浪人生活というのは時間がたくさんありますので、自分を振り返って内省することが多くなりました。 その時に、自分の徳のなさというものを感じたんです。 昭和50年代というのは、頑張ればどこかの大学にも入れたし、就職にも困らなかった時代です。ですから、普通に大学に進学してサラリーマンになる道もあったと思うんですけど

                                                                                「静の荒行」「掃除地獄」……極限の籠山行を通して見えたもの(宮本祖豊)|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社
                                                                              • 【担当編集者が語る】山中伸弥さんと野口聡一さんはなぜ、どん底から立ち上がれたのか|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社

                                                                                『致知』2022年10月号 特集「生き方の法則」の表紙を飾っていただいた野口聡一さん。3度の宇宙飛行を経て、このほどJAXAを退職し、新たな挑戦と創造のスタートラインに立たれました。本誌では、奇しくも12年務めた京都大学iPS細胞研究所所長を退任し、本懐である研究により一層邁進していこうとする山中伸弥さんとご対談いただきました。 この二人の共通点はそれに留まりません。人生のある時期に燃え尽き症候群、どん底の状態を味わいながら、見事に立ち直って素晴らしい研究成果を出してこられました。企画・司会を担当した本誌編集長より、記事内容を一部抜粋しながら紹介します。 ――こちらの対談が決まった経緯を教えてください。 昨年5月に自身3回目となる宇宙飛行を終えて地球に帰還し、話題を集めていた野口聡一さんに興味を持って調べると、「人間は宇宙でいかにして安定するのか」「宇宙は人間をどう変えるのか」といった哲学

                                                                                  【担当編集者が語る】山中伸弥さんと野口聡一さんはなぜ、どん底から立ち上がれたのか|人間力・仕事力を高めるWEB chichi|致知出版社
                                                                                • 荒谷 卓 伊藤祐靖 による特集記事 特殊部隊に学ぶ 危機を突破する最強組織のつくり方|致知出版社

                                                                                  陸上自衛隊、海上自衛隊にそれぞれ〝特殊部隊〟を創設した荒谷卓氏と伊藤祐靖氏。死と隣り合わせの極限状態の中で任務を遂行する特殊部隊を一からつくり上げたお二人に、いかなる環境にも屈せず、危機を突破していく最強の人材、強靭な組織のつくり方、そして守るべき日本への思いを語り合っていただいた。 周りが全部反対しても、自分が本気でやろうと思い続けて行動すれば事は成る、深い闇も破っていけるというのが実感です 荒谷 卓 熊野飛鳥むすびの里代表 私は、真に日本を守り、日本を蘇らせていくために一番大事なのは、政治をどうにかしなければいけないとかいうことではなく、一人ひとりが日本人としての生き方をしっかり実践することだと思うんです。一人ひとりの日本人が伝統的社会規範に基づいた生活を実践しているからその地域、国は日本になる。 周りが全部反対しても、自分が本気でやろうと思い続けて行動すれば事は成る、深い闇も破ってい

                                                                                    荒谷 卓 伊藤祐靖 による特集記事 特殊部隊に学ぶ 危機を突破する最強組織のつくり方|致知出版社