橋下徹・元大阪市長の「小金稼ぎ」発言を受けて「たかじんNOマネー」(テレビ大阪)の生放送中に突如退席、そのまま番組を降板して世間を驚かせたのは6年前のこと。昨年には、格闘イベント「HATASHIAI」で幻冬舎の編集者・箕輪厚介さんと拳を交えたことでも話題に。50歳を過ぎてなお、「たけし軍団」の“イズム”を感じさせる水道橋博士さん。 その生き様に影響を与えたのは、ビートたけしさんをはじめ、各界の豪傑たち。数々の著名人の知られざる素顔に迫り、ベストセラーとなった著書『藝人春秋』(文春文庫)は、これまで水道橋博士さんが魅了された「カッコよさ」「美学」「ロマン」を軸にした人物評伝とも言えます。 「今どきのカッコよさ」をテーマにした対談連載「現代メンズ解析」。古くからの友人である湯山玲子さんが、水道橋博士さんが考える「カッコよさ」に迫ります。 女性には奇怪に映る 行き過ぎた通過儀礼 湯山玲子(以下、