結氷した湖面が山脈状に隆起する御神渡(おみわた)りの出現を待ち、長野県諏訪市の八剱神社関係者が連日、早朝観察を続けている。ことしは周囲の山が雪化粧し、湖畔の気温も例年よりは低め。4年ぶりの御神渡り出…
【長野】厳冬期、結氷した諏訪湖面が山脈状に隆起する「御神渡(おみわた)り」。古文書に「浜神の鳴動十数里に及ぶ」とある通り、かつては大音響とともに湖面を覆う氷板同士が激突し、重なった。さながら日本列島をつくるプレート同士のぶつかり合いのように。なぜそのような現象が起きるのか。45年にわたって御神渡り現象を調べてきた第一人者が、初めてそのメカニズムを論文にした。(依光隆明) ◇ 研究の集大成ともいえる論文を発表したのは、北海道教育大名誉教授の東海林(とうかいりん)明雄さん(83)。同様の現象が現れる北海道の屈斜路湖での観測・撮影データを整理して論証した。 東海林さんは氷の研究者として知られ、御神渡り現象についても1977年から研究を続けてきた。主なフィールドは屈斜路湖など北海道の淡水湖だが、「本場」の諏訪湖に足を運ぶことも。最後に御神渡りがあった2018年2月にも諏訪湖を訪れ、御神渡りの観察、
昨日は2月3日で立春でしたね。 今日スーパーに行ったら、お洋服売り場がほとんど春物になっていて、まだまだ寒いけれど、すこ〜し春が近づいたような気がしました。 (*˘︶˘*).。*♡ 春が近づくのは嬉しいことだけれど、一つ残念なことが。 それは、私が楽しみにしていた諏訪湖の御神渡りが今年も出現しなかったこと。 (長野県中部地方に住んでいます。^_^) 諏訪湖の御神渡りというのは、湖が全面結氷して(全部凍って)、氷がせり上がった道のようなものができる自然現象です。 氷が膨張したり収縮したりして複雑なメカニズムで出来るらしいですよ。 その御神渡り、1月になると地元の八剱(やつるぎ)神社の神主さんが、諏訪湖の様子がどうなっているか毎朝観察して、ニュースや新聞などで報告されています。 (もし御神渡りが出現した場合には、湖面の割れ目の状態からから、農作物のことから世の中のことまで占うらしいです。) そ
長野県の諏訪湖が全面結氷した際、凍った湖面が山脈状にせり上がって起きる「御神渡(おみわた)り」。その出現の有無を認定する八剱(やつるぎ)神社(諏訪市)の宮坂清宮司は4日、今季の「不出現」を宣言した。御神渡りが出現しなかった年は「明けの海」と表現され、2019年から5年連続になる。 立春のこの日、早朝の湖畔の気温は零下3・8度。観光客らを含む約50人が観察を見守った。湖岸は厚さ約6センチの氷が張り、氷上でも観察したが、沖は波が立ち、鳥が泳いでいた。 今季の湖面観察は小寒の1月6日に開始。毎朝午前6時すぎに宮坂宮司と総代ら十数人が集まり、気温や水温、氷の厚さなどを観測した。同月中旬には気温が零下にならない日が3日続き、1986年から観察を続ける宮坂宮司も「過去に経験がない」と驚いた。 一方、同下旬は「10年に一度」といわれた大寒波の襲来で冷え込み、何度か全面結氷。5年ぶりの御神渡りも期待された
死ぬまでに見たいものリストのひとつにオホーツク海の流氷があるふあららいです。 オホーツク海は遠いのですぐに見に行くことはできません。が、似たようなものがここ信州でも見られるチャンスがあります。 年明けから冷え込みが続いて諏訪湖の結氷が進み、御神渡り出現の期待が上がっています。昨日、様子を見に行ってきました。 岡谷市の湖畔公園を散策します。 なるほど~かなり結氷しています。 白い部分は雪がうっすら積もっていて、手前の白くない部分は水面のように見えますがしっかり凍っています。小石を投げたらコン!って固い音が鳴りました。 しかし全面結氷には至らず。黒い円状の部分は水面となっています。深さなどの要因で凍っていない所が残っていました。 一角に水鳥が集まっていました。 遊歩道を歩いて行くと、風に押されて集まった氷の板が積み重なっていました。 厚さは3~4センチといったところでしょうか。 日の光を受けて
解氷した湖面をみる宮坂清宮司=長野県諏訪市豊田の舟渡川河口付近で2022年1月28日午前7時7分、宮坂一則撮影 長野県の諏訪湖は28日、覆っていた氷の大部分が解け、御神渡(おみわた)りの認定と神事をつかさどる八剱(やつるぎ)神社(諏訪市小和田)の宮坂清宮司(71)は湖面観察後、「見てとれるところ(湖面が)ほとんど波打っている」と話し、御神渡りの出現について「非常に厳しいなと思います」と険しい表情を浮かべた。一時は2018年以来4年ぶりの出現に期待が高まっていたが、一転して厳しい見通しになっている。 湖面観察は小寒の5日に始まり、全面結氷認定は延べ9日間に上った。宮坂宮司と総代は17日には、初めて氷上に出て沖合30メートルで4・5センチの氷を切り出したのを皮切りに、22日には100メートルまで距離を延ばして厚さ10センチの氷を切った。
解氷した諏訪湖を背に、明けの海宣言をする宮坂清宮司(中央)=長野県諏訪市豊田の舟渡川河口で2023年2月4日、宮坂一則撮影 立春の4日、長野県の諏訪湖で御神渡(おみわた)りの出現に備えて小寒の1月6日早朝から湖面観察を続けてきた八剱(やつるぎ)神社(諏訪市小和田)の宮坂清宮司(72)は、今季はこれ以上の結氷は無理と判断し、御神渡りがない「明けの海」を宣言した。【宮坂一則】 最近では最後の出現となった2018年2月以降5季連続で、1989(平成元)年以降では26回目、記録が残る1443年以降では79回目。八剱神社は18日、明けの海を神前に報告する「注進奉告祭」を行う。 4日も午前6時過ぎ、宮坂宮司や氏子総代が舟渡川河口(諏訪市豊田)に集合。氷斧(こおりよき)で湖面の氷を割り、水温計のセンサーを入れた。気温は氷点下3・8度、水温0・5度、一夜氷の厚さは1・5ミリで、沖合30メートル先から湖の中
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