安倍晋三首相(当時)が2013年参院選直前、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の会長らと自民党本部の総裁応接室で面談し、選挙支援を確認していたとみられることを朝日新聞は写真付きで報じました。面談写真…
9月27日に自民党総裁選が終わり、永田町の住人たちは早くも「解散・総選挙」シフトの様相だ。しかし、自民党の「顔」が石破茂・新総裁に代わったことに騙されてはいけない。「裏金問題」や「旧統一教会問題」は全容解明にはほど遠い状況で、頬被りをしたまま次の選挙に臨もうとする候補者が大勢いるのだ。前編では裏金議員をリストアップしたが、後編では旧統一教会の“蜜月議員”をチェックする。【前後編の後編。前編から読む】 説明を拒み続けた義委員たち 裏金問題の次は旧統一教会問題だ。 「自民党議員は様々なやり方で教団と接点を持ってきた。問題点や疑惑を指摘された政治家は関係を包み隠さず明らかにして説明責任を果たしたうえで、有権者の投票判断を仰ぐべきです」 ジャーナリストの鈴木エイト氏はそう語ったうえで、教団との強い結びつきがある議員たちの行動を指摘した。 その基準は、「教団の政治への関与」「教団イベントへの協力」の
衆院選(15日公示、27日投開票)に向かう石破政権の新たな火種となるか。自民党所属の神奈川県議会議員の小川久仁子氏(71)が12日、神奈川県内で自民党離党記者会見を行った。 同日に配信された文春オンラインによると、小川氏は山際大志郎衆院議員の公設第一秘書として働くA氏が旧統一教会の信者であり「再調査が必要」と訴えている。山際氏をめぐっては、2022年の安倍晋三元首相銃撃事件をきっかけに、旧統一教会との関わりが相次いで表面化。小川氏も当時、山際議員の追及を始め、県連会長の小泉進次郎氏に調査を訴えたが、教団との関係を絶つとの誓約書を提出したことを理由に〝問題なし〟と判断されたという。 会見冒頭、小川氏は「山際さんを応援することはできないので離党しよう、と。党員でいながら地域にいれば応援を求められる。地域の人から同じ政党の議員として見られる。私が応援していると見られる。それは避けたいと思っており
〈安倍氏、旧統一教会会長と面談か〉──自民党総裁選の最中、朝日新聞の一面(9月17日付朝刊)に大見出しが踊った。記事によると2013年の参院選直前、安倍晋三・首相(当時)が旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の会長らと自民党本部の総裁応接室で面談。自民比例候補だった北村経夫氏(現参院議員)を教団側が支援することを確認したという。 【写真】「安倍氏、旧統一教会会長と面談か」 2024年9月17日付の朝日新聞朝刊 『自民党の統一教会汚染 追跡3000日』(小社刊)の著書があるジャーナリスト・鈴木エイト氏が語る。 「これまでも教団側の内部資料から、“安倍首相の要請を受けて北村候補を支援することが教団内で通達された”というところまでは掴めていました。実は、安倍首相はもともと教団とは一定の距離を置く発言をしていたのですが、この時の選挙支援がきっかけで関係が深まっていったとみられてきました。 今回の朝日
候補者が乱立する自民党総裁選(27日投開票)は三つ巴の展開だ。「選挙の神様」を陣営に引き入れた高市早苗経済安保相が猛チャージ。リードしてきた石破茂元幹事長や小泉進次郎元環境相を抜き去らんばかりだが、その勢いの影には問題集団の存在も見え隠れする。岸田首相が退陣理由のひとつに挙げた旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)だ。 【写真】高市、稲田両氏と2ショット 極右活動家とオウムの繋がり 党員・党友への電話調査と国会議員の支持動向調査を行った読売新聞(16日付朝刊)によると、高市氏と石破氏がそれぞれ123票を集め、同数トップ。105票の進次郎氏が後を追う。総裁選は国会議員票367票に、同数の党員・党友票を合わせた計734票で争うルールだ。誰も過半数に達さず、上位2人による決選投票にもつれ込むのは必至。そこへ進むには党員・党友票がモノをいう。 3年前の総裁選で高市氏がよりどころとした安倍元首相は、
【「トルーマン・ドクトリン」ってなに?】「反共政策と国際勝共連合と統一教会と米国」米国が日本政治支配維持するための「反共キャンペーン」~「3S政策」の生みの親、日本に原爆投下を命令したトルーマン米大統領「猿(日本人)をバカに変えて我々が飼い続ける」~ ■トルーマン・ドクトリン 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%89%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%B3 ~~~ トルーマン・ドクトリン (Truman Doctrine) とは、アメリカ合衆国が「武装少数派、あるいは外圧によって試みられた征服に抵抗している、自由な民族」を支援するとした、当時のアメリカ
宗教2世問題が知られるようになり、学校でも子どもへの被害の「早期発見・早期支援」が必要という文科省の動きも出てきていますが、学校が家庭の情報を得られる機会はどんどん減ってきています。 実際には、多くの2世問題があります 旧統一教会2世による元首相銃撃事件以降、旧統一教会と自民党の癒着関係が明らかになると共に、広く宗教2世の子どもへの虐待被害が一部知られるようになりました。2世問題は宗教に留まらず、マルチ商法、ワクチン陰謀論者等の2世(子どもたち)に深刻な被害をもたらし続けています。 また、子どもの虐待被害全体の事実が明らかにされないまま「隠蔽」され、被害者への十分なケアがされていない実態があります。メディア報道も徐々に少なくなりつつある中で先日読んだ毎日新聞の記事を紹介します。 ジャーナリストの鈴木エイトさんのインタビュー記事から(毎日新聞2024・9.14) <マルチ・宗教・陰謀論…広が
2024年9月20日、立憲民主党など野党による第67回統一教会国対ヒアリングが開かれました。自民党政権下で起こった政治不信は、裏金問題だけではなく、旧統一教会問題への党としての対応の不十分さが、今も尾を引き続けていることを改めて感じるものとなりました。 立憲代表「自民党が再調査をするべきことを明確に訴えていく」朝日新聞の報道で、2013年の参議院選挙前に安倍晋三首相が自民党本部の総裁応接室で旧統一教会の会長ら幹部と面談した写真が公開されました。 立憲民主党の泉健太代表は「これはかなり組織的な関係があったことを証明するものである。岸田総理は、国会答弁で繰り返し組織的関与はないことを言い続けてきたわけですが、個別の自民党議員に対する調査も不十分だし、この写真を見ても組織的関与は明らかです。立憲民主党としてはこれだけ多くの被害を出している旧統一教会問題で、政治との関与が疑われているなか、自民党が
自民党総裁選は12日に告示され、9人の候補者が出そろった。統一教会と関係を持つ候補者はいるのか。ジャーナリストの鈴木エイトさんは「統一教会は『解散命令逃れ』のために政界へのアプローチを続けている。総裁選候補者の中には信者がSNSで推すなど、教団が熱を上げる人物もいる」という――。 【写真】統一教会信者が密かに推している政治家 ■「統一教会との関係」追及を逃れている議員は多い 9月27日に投開票が行われる自民党総裁選は実質的にそのまま次の首相を決める選挙となるが、立候補者の中には「統一教会(旧統一教会/世界平和統一家庭連合。以下「統一教会」とする)」との関係が取り沙汰された議員も複数いることがわかっている。 自民党は2022年8月に、党国会議員に対し、統一教会との関係を調査しているが、ごく簡易的な自己申告制の点検で済ませており、すべての関係が明らかになったわけではなく、「中堅議員に対して教団
〈安倍氏、旧統一教会会長と面談か〉──自民党総裁選の最中、朝日新聞の一面(9月17日付朝刊)に大見出しが踊った。記事によると2013年の参院選直前、安倍晋三・首相(当時)が旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の会長らと自民党本部の総裁応接室で面談。自民比例候補だった北村経夫氏(現参院議員)を教団側が支援することを確認したという。 『自民党の統一教会汚染 追跡3000日』(小社刊)の著書があるジャーナリスト・鈴木エイト氏が語る。 「これまでも教団側の内部資料から、“安倍首相の要請を受けて北村候補を支援することが教団内で通達された”というところまでは掴めていました。実は、安倍首相はもともと教団とは一定の距離を置く発言をしていたのですが、この時の選挙支援がきっかけで関係が深まっていったとみられてきました。 今回の朝日のスクープで注目すべきは、掲載された集合写真に当時、総裁特別補佐だった萩生田光一氏
「安倍晋三と統一教会」というと、18年前に私がブログで政治について書き始めたきっかけがこの件だった。下記は2006年6月5日のカマヤン氏のブログ記事へのリンク。 kamayan.hatenablog.com 第3次小泉純一郎内閣で内閣官房長官を務めていた安倍晋三が、統一教会(統一協会)系の団体が主催する合同結婚式に祝電を送ったという話だった。上記リンクの記事によると、この情報の日本における最初の紹介者は、韓国語を解する2ちゃんねらーだったようだ。以下孫引きする。 924 :文責・名無しさん :2006/06/03(土) 19:40:50 安倍晋三内閣官房長官 統一協会主催合同結婚式に祝電 http://www.segye.com/Service5/ShellView.asp?TreeID=1052&PCode=0007&DataID=200605141645000294 民間次元の世界平和
朝日新聞が、自民党総裁選投開票まであとちょうど10日という2024年9月17日に物凄い特集をぶち込んできました。 朝日は、安倍晋三首相が統一教会(世界平和統一家庭連合)の会長らと、2013年の参院選直前に、自民党本部の総裁応接室で面会した際の写真を入手して掲載したのです。 自民党はこれまでの「調査」で、党として統一教会との組織的な関係はなかったと結論付けていますが、安倍元首相と教団の関係についての調査は行われていません。 それが選挙前に自民党総裁室で安倍総理総裁が統一教会の会長と会っちゃってるんですから、これは両者に組織的なつながりがあった何よりの証拠であり、これから自民党総裁選後半戦では、統一教会と自民党の関係を再調査するのか、全候補が毎回問われなければいけません。 【独自】安倍晋三氏と旧統一教会会長、自民党本部で選挙支援確認か 写真入手https://t.co/hRuxewH8Qc 安
■Xより TBS『news23』自民党総裁選9候補が出演 Q:統一教会と自民党との関係について何らかの再調査を行う方がいらしたら挙手を 手を挙げる候補者はゼロ。… pic.twitter.com/IAht35rzfz — 鈴木エイト ジャーナリスト/作家 (@cult_and_fraud) September 17, 2024 手を上げかけて、抑えた石破茂氏に、旧統一教会の闇を垣間見た。自民党は絶縁を宣言したのなら、何が怖いのか。鈴木エイトさんらが、旧統一教会を粘り強く追及してきた。だから関心が途切れず、朝日も一面ぶち抜きの記事を載せ、総裁選の論点に出来たのだと思う。 #news23https://t.co/NV900gZCY3 — 平元英治 Hiramoto Eiji (@eiji20170924) September 17, 2024 さすがムーニー自民党議員達だな。次期代表候補の誰ひ
〈安倍氏、旧統一教会会長と面談か〉──自民党総裁選の最中、朝日新聞の一面(9月17日付朝刊)に大見出しが踊った。記事によると2013年の参院選直前、安倍晋三・首相(当時)が旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の会長らと自民党本部の総裁応接室で面談。自民比例候補だった北村経夫氏(現参院議員)を教団側が支援することを確認したという。 『自民党の統一教会汚染 追跡3000日』(小社刊)の著書があるジャーナリスト・鈴木エイト氏が語る。 「これまでも教団側の内部資料から、“安倍首相の要請を受けて北村候補を支援することが教団内で通達された”というところまでは掴めていました。実は、安倍首相はもともと教団とは一定の距離を置く発言をしていたのですが、この時の選挙支援がきっかけで関係が深まっていったとみられてきました。 今回の朝日のスクープで注目すべきは、掲載された集合写真に当時、総裁特別補佐だった萩生田光一氏
自民党総裁選が終わり、永田町の住人たちは早くも「解散・総選挙」シフトの様相だ。しかし、自民党の「顔」が石破茂・新総裁に代わったことに騙されてはいけない。「裏金問題」や「旧統一教会問題」は全容解明にはほど遠い状況で、頬被りをしたまま次の選挙に臨もうとする候補者が大勢いるのだ。審判を下すにあたって、有権者はそのことを決して忘れてはならない。【前後編の前編】 国民を2度騙すつもりか 「ボロが出る前にやってしまえ」とばかりに、自民党は解散・総選挙に動き出した。10月1日召集の臨時国会で首班指名した後に衆院を解散し、最短で10月27日投開票の総選挙も検討されているという。有権者に「考える時間を与えない」作戦だ。 3年前の総選挙も自民党はそのやり方でまんまと批判を乗り切った。コロナ失政で支持率が急落した菅義偉氏から岸田文雄氏へと“表紙”を代えると即解散・総選挙を打ち、勝利したのだ。だが、有権者は2度も
自民党がようやく旧統一教会との関係をアンケート調査するというが、あまりに遅く、そして手ぬるい。9月26日に新刊『自民党の統一教会汚染 追跡3000日』を上梓するジャーナリスト・鈴木エイト氏は約9年間、3000日以上にわたって、議員と教団との関係を調査し、取材してきた。鈴木氏が「旧統一教会関連団体と関係があった現職国会議員168人リスト」を一挙公開する。 * * * 安倍晋三・元首相の銃撃事件以来、国民は自民党政治家のウソと誤魔化しのオンパレードを見せられてきた。 「これまで一切の関係を持っていない」 茂木敏充・幹事長が党と旧統一教会との関係をそう全面否定したかと思うと、同教団との接点が明らかになった議員たちは口々に、 「教団の関連団体とは全く知らなかった」 そんな白々しい言い逃れを繰り返した。 さらに岸田文雄・首相は2回も教団との“絶縁”を宣言し、それでも党内の旧統一教会“汚染”が続々発覚
【統一協会系「国際勝共連合」ってなに?】A級戦犯容疑者である「スガモ・プリズン三兄弟」笹川良一・児玉誉士夫・岸信介と統一協会=勝共連合の系譜 ■なぜ鬼畜米英を叫んだ戦前の右翼は、親米へと「華麗なる変身」を遂げたのか。靖国参拝しながら“アメリカは同盟国!”の思考分裂 集英社 2023.06.08 https://shueisha.online/culture/133352 ~~~ ・鬼畜米英を叫んでいたのに、いつの間にか犬っころに 親米保守という言葉がある。 読んで字のごとく「アメリカに親和的な保守」という意味である。 保守という単語にわざわざ親米と付けなければならないのは、そもそも保守という言葉の中に「アメリカ」という概念が入っていないからだ。 保守とは伝統や経験と切断された理性に立脚し行われる急進的な社会改良に対する懐疑や批判を示したもので、特定の国や団体への支持・不支持、友好的態度のあ
朝日新聞がスクープ。 安倍晋三首相が2013年の参議院選直前、統一協会の幹部らと自民党本部の総裁応接室で面談していた。萩生田光一・元経済産業相や岸信夫・元防衛相も同席していた。17日朝刊の1面に面談時の写真が大きく掲載されている。 朝日新聞17日朝刊(写真は2013年6月30日の面会) 写真には教団(世界平和統一家庭連合)の徳野栄治会長、教団関連団体の「全国祝福家庭総連合会」の宋龍天(ソンヨンチョン)総会長(後に教団世界会長に就く)、「国際勝共連合」の太田洪量(ひろかず)会長と勝共連合の幹部2人が並んでいる。 これは、「4日後に公示を控えた参院選で自民党比例区候補の北村経夫・現参院議員を教団側が全国組織を生かして支援することを確認する場だった」という。北村氏は元産経新聞政治部長で、結果は当選だった。自民党はこの前年、12年12月の衆院選で大勝し、第二次安倍政権がスタート。13年7月の参院選
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