日本政府が進める「デジタル庁」のプロジェクトのため、IT基本法改正の議論が始まっている。 ここで議論を呼ぶ提案が出てきた。「(仮称)データ共同利用権」というものだ。これに対して、鈴木正朝氏は強く反対意見を表明している。 いった… https://t.co/51R7hmuUqX
昨日の記事で、私が言及した情報法制研究所(JILIS)の鈴木正朝理事長よりツイッターで反論がありました。 https://twitter.com/suzukimasatomo/status/1225062182376755200 鈴木正朝 @suzukimasatomo いろいろ川上さんがまたブログに私のことを書いておられますが、あのような山本さんに対するリスペクトのかけらもないような発言はしておりません。私も口が悪いので、そのように聞こえた、いや言わないの水掛け論もする気はありませんが。 微妙に完全には否定していないところは学者の良心でしょう。しかし、山本一郎氏へのリスペクトを公言することには、びっくりです。実際、鈴木正朝氏は山本一郎氏の盟友のようです。鈴木正朝氏のツイッターアカウント@suzukimasatomoのトップの左上のプロフィール画像をクリックすると、山本一郎氏とのスリーショ
<2020.5.22 大幅に追記、さらに追記と長くなっております。> まえがき コンタクト・トレーシングの取材があった。プライバシー・個人情報保護法上の問題はないかと聴かれたので、下記の点をざっと話したら、もういいですと切られてしまった。まぁデータ漏洩ばかりが気になる感じの認識では問題の大きさと多さに理解が追いつかないところは理解できるし、とても新聞のコメントでは収まりきらない。ということで話した内容をここにメモしておきたい。以後はこの中から論点を拾い出したり追加したり修正しながら取材に対応したいと思う。全体が見えない中ではお互い辛い作業になる。 しかし、データの安全管理の重要性は論をまたないが、ここ10数年、FAXの誤配信、メールアドレスがCCに入っていなかったとか、過剰に漏洩ばかりを社会問題にしてきた。日本においてはその視点はもう繰り返すまでもないだろう(とは言え、しっかりやってはいな
1 1 医療情報の法的保護 2 2 脳内情報(守秘のみ) ⽂書管理(カルテ等のファイリングシステム) データ管理(電⼦カルテシステム) メモ 医療機器等の 表⽰・記録 散在情報(アナログ) マニュアル処理情報(アナログ) 散在情報(デジタル) コンピュータ処理情報(デジタル) 五官による診断情報 ⽂書作成義務 データ記録義務 家族・友⼈、飲み屋等のおしゃべり、盗み聞き等 メモの散逸・紛失等 コピー・抜取り等 機器の売却、盗み⾒等 漏洩・不正アクセス等 医療機器等による検査 データによる診断⽀援 検査結果 ⽂書による診断⽀援 医療情報の取得と利⽤、及び漏洩等のリスク 媒体情報(守秘&⽂書管理・データ管理) データ(処理情報)による個⼈の選別リスク 散 在 情 報 処 理 情 報 開⽰等請求権 第 三 者 ⼜ は 相 ⼿ ⽅ ︵ 無 資 格 者 ・ 無 権 限 者 等 ︶ 本 ⼈ 開⽰等請求の
画一教育から個別最適化教育へ昨今、文部科学省の「GIGA スクール」、総務省の「スマートスクール」、経済産業省の「未来の教室」といった、初等教育の情報化にかかる政策が次々と発表されている。デジタル社会を切り拓き、次世代を担う児童生徒を育むために、画一教育から脱して個別最適化教育に向かうという基本方針については、多くの賛同を得られるものと思われる。しかし、その実現のために児童生徒一人ひとりの多種多様な教育データを大量に取得し分析する必要があるとなると、データプライバシーや個人情報の保護の観点から本政策について懸念する人が出てくるのも当然のことであろう。既にこの点について問題視する意見が出はじめている。次世代基盤政策のひとつとも言うべき新時代の教育のあり方を問う国家百年の計であるという認識にあるなら、国民的議論は必要不可欠であり、建設的な論争はむしろ歓迎すべきことである。政策立案側も正面から受
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