米フロリダ州コーラルスプリングスでインタビューに応じ、体の傷を見せるアンソニー・ボルヘスさん(2019年8月9日撮影)。(c)Eva Marie UZCATEGUI / AFP 【12月15日 AFP】米国における銃暴力の悲惨さは公然の事実だ。毎年平均3万6000人、1日当たり約100人が銃を使った殺人、自殺、また警官による発砲などで死亡している。米国は世界で最も銃が出回っている国であり、毎日数百人が銃により負傷している。 以下3人の米国人は、銃身の先にいたために人生すべてが変わってしまった人たちだ。 ■コロンバイン高校銃乱射事件 1999年4月20日。コロンバイン高校(Columbine High School)の図書館にいたケーシー・ルッグセガー(Kacey Ruegsegger)さんは、外からパンパンという音がするのを聞いた。何が起きたのかと振り返ったが、音はそこでやんだので、ルッグ