#サンモニ 青木 理氏 「本当に僕ら怒ったほうがいい。モニタリング検査は1日1万件を目標にすると言ったが、今1000件に満たない。変異株の調査も、東京都の場合は陽性者の1割のみ。ワクチンの接種回数は100人あたり1%に満たない。解… https://t.co/DzameVOnhL
この国の刑事司法にへばりついた悪弊は数多く、いわゆる「人質司法」については本欄で問題点を何度か指摘してきました。警察や検察に逮捕され、容疑を否認すると起訴後もなかなか保釈を受けられず、場合によっては何百日も勾留が続いてしまう悪弊です。 だから警察や検察は保釈をエサにちらつかせ、耐えきれなくなった容疑者・被告人は、たとえ身に覚えのない容疑でも「自白」に追い込まれてしまう――文字通りの「人質司法」。これが過去、数々の冤罪(えんざい)の温床になってきました。 つい最近もその悪弊の典型例――というより、極北のような事件を取材しました。横浜市に本社を置く化学機械メーカー・大川原化工機に襲いかかった外為法違反事件。捜査にあたった警視庁公安部は2020年3月、生物兵器にも転用可能な機器を中国に不正輸出したとして同社社長ら3人を逮捕。続いて公安部は、類似の機器を韓国にも不正輸出したとして3人を再逮捕し、東
岸田文雄首相は8日、衆参両院の本会議で、初めての所信表明演説を行った。演説時間は約25分。岸田政権がどこを目指し、何を実現していくのかを国民に示したわけだが、新政権に期待できるのか。所信表明演説について、ジャーナリストの青木理氏は「1点か5点でもいいか」と語る。その理由とは…。 【ランキング表】1位は東大じゃなかった!2世3世議員の出身大学 * * * 「早く行きたければ一人で進め。遠くまで行きたければ、みんなで進め」 演説も終わりに近づいたころ、岸田氏は「ことわざがあります」と、2度繰り返した。 岸田氏はその意味を「一人であれば、目的地に早く着くことができるかもしれません。しかし、仲間とならもっと遠く、はるか遠くまで行くことができます。私は、日本人の底力を信じています」と語った。 このことわざは国民にはいまいちピンとこないが、青木氏も「こんなことわざ、僕も初めて聞きました。しかし
またも名古屋刑務所で刑務官が受刑者に暴行を重ねていたことが発覚しました。10日付の各紙朝刊によれば、22人の刑務官が昨年11月以降、受刑者に暴力を振るい、検察は特別公務員暴行陵虐容疑も視野に立件を検討中とか。 またも、と書いたのは、名古屋刑務所では20年前にも刑務官による凄惨(せいさん)な暴行事件が起きているから。これを機に刑務所内の処遇のあり方が問われ、明治以来の監獄法に代わって刑事収容施設法も作られたのに、改善が進んでいない実態が露呈した形です。 一方、愛知県警岡崎署では留置場に勾留中の男性の死亡事案が問題化。13日付の各紙朝刊によれば、男性は糖尿病の持病があったのに医師の診察も受けさせず、薬も与えず、捕縄などで100時間以上も身体を拘束し、こちらも特別公務員暴行陵虐の疑いがあると本紙は伝えています。
ジャーナリストの青木理氏が15日、「サンデーモーニング」(TBS)に出演し、日韓の最大の懸案である元徴用工訴訟問題について私見を述べた。 番組では韓国政府が元徴用工訴訟問題について公開討論会を開き、韓国最高裁が日本企業に命じた賠償の支払いを韓国財団が肩代わりする案が示されていることを取り上げた。韓国政府は今回の討論を解決案の公表に向けた最終段階と位置付けているが韓国国内では批判の声も上がっているという。 青木氏は「僕が見るところ韓国政府としては譲歩した案ですよ。つまり財団に韓国の企業が寄付をして、それで保障しようという案なんです」と評価した。続けて「これでまとまるかというと恐らくこれだけだったらなかなかまとまらないと思うんですね」と分析する。 韓国内でも相当な批判があることもあり「やっぱり日本が一歩譲歩して政府として表明してきた反省とかお詫びというものを改めて表明をし、できれば日本の当該企
「匿名の悪意」の被害はもう止められないのか? ネットに吹き荒れる誹謗中傷、国民を見殺しにする政府や権力者、強気を助け弱気を挫くメディアの病巣、日本の歪な現実の病巣を、いまもっとも硬派な論客、青木理氏(ジャーナリスト)と安田浩一氏(ノンフィクションライター)が語り尽くした+α新書『この国を覆う憎悪と嘲笑の濁流の正体』から、短期集中連載! 無責任とメンツによるその場しのぎ 青木 先日、東京新聞で長く防衛問題を取材してきた半田滋さんと対談する機会があって、いろいろと興味深い話を聞かせてもらいました(この対談は『時代の異端者たち』所収)。僕は防衛問題にあまりくわしくないのですが、半田さんによると、海兵隊の基地である普天間飛行場なんてさっさと返還させて、空軍の嘉手納基地と統合するのが一番合理的だというんですね。嘉手納は米軍にとって東アジア最大級の空軍基地で、3500メートル以上の滑走路を2本も擁して
立憲民主党の枝野幸男代表は11月2日、代表を辞任する意向を示した。衆院選で96議席と公示前を13議席も下回った結果に責任を取るかたち。立憲はなぜ敗北したのか。野党共闘は“失敗”だったのか。そして、次の代表は誰がなるべきなのか。ジャーナリストの青木理氏に聞いた。 【写真】立憲代表戦、有力候補者こちら * * * 早急に取り組むべき課題が山積し、敵失も多くあった中、野党にまったく風を吹かせられなかった枝野氏ら党執行部の責任が問われるのは当然です。 今回、野党共闘によって小選挙区の多くで候補者を一本化したのは英断でした。自民党幹事長だった甘利明氏や石原伸晃氏らが落選に追い込まれたのはその成果でしょう。ただし、全体としては立憲も共産も議席減。特に野党第1党の立憲は比例での得票を伸ばせなかったのが致命傷でした。 この間、政府の新型コロナ対応に多くの人びとは不満を募らせていました。また、甘利氏に代
全国津々浦々に30万人近い人員を配する警察組織内で、警備・公安部門は長く絶大な力を有してきました。かつては「反共」「防共」を最大のアイデンティティーとして主に共産党や新左翼、そのシンパをターゲットにした監視・取り締まり活動を行ってきましたが、90年前後に冷戦体制が終わり、国内では95年にオウム真理教事件などが起きると、公安警察の存在意義が疑問視されるようになった。 その前後から警備・公安警察は「テロ対策」などに活動の重点を移すとともに、もっと幅広い政治動向の収集にあたるよう舵を切ってきたフシがあります。マスコミなどとも積極的に接触し、そこから情報を吸い上げたり、逆に情報を流したりするようになった。内調の仕事もその延長線上にあります。 ただ、内調にさほどの調査能力はありません。強大なのは、やはり全国津々浦々に人員を擁する警察のネットワークです。たとえば杉田官房副長官が配下の警備・公安警察に「
青木理氏「日本の感染対策ってダメダメ」 ネット「どこが?」 拡大 ジャーナリストの青木理氏が12日、TBS系「サンデーモーニング」に出演し、日本のコロナ対策を「ダメダメ」と評した。 新型コロナウイルスのオミクロン株の拡大についての話題。国際医療福祉大学の松本哲哉主任教授の「日本で流行すれば第5波以上の感染者が出る可能性。ただし、重症化しづらければ医療のひっ迫度合いは第5波よりも低くなる」というコメントが紹介された。 青木氏は、日本で現状、感染が低い水準に抑えられていることに「よく分からないですよね」と苦笑い。感染対策と水際対策を訴えた上で「検査をやって、隔離、保護する、医療体制をきちんと確保して病床を確保する」と基本をキチンと抑えることの大切さを指摘した。 続けて「客観的に見て、日本政府の感染対策ってダメダメだったわけですから」と批判。「それが岸田政権になってどれくらいキチンとできるのかを
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