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  • 【コピー】読書しろ、読書しない奴はバカ : 【移転しました】旧ロブ速 (ロブ速)

    【コピー】読書しろ、読書しない奴はバカ カテゴリ : コピー雑談 2:名無しさん@涙目です。(江戸城):2011/10/14(金) 00:57:18.30ID:ABGvOH8h0 10代で読んでいないと恥ずかしい必読書 丸戸史明『この青空に約束を―』『パルフェ』『世界で一番NGな恋』 草壁祭『ゴアスクリーミングショウ』 麻枝准『ONE』『AIR』 『リトルバスターズ』 深沢豊『2nd LOVE』『書淫、或いは失われた夢の物語。』 foca『ロケットの夏』 菅沼恭司『奴隷市場』 三峰奈緒『夢幻夜想曲』『カナン』 藤木隻『ELYSION』 早狩武志『僕と、僕らの夏』『群青の空を越えて』 原田宇陀児『WHITE ALBUM』 田中ロミオ『CROS†CHANNEL』『最果てのイマ』『おたく☆まっしぐら』 星空めてお『腐り姫』『Forest』 呉一郎『水夏』『あした出逢った少女』 長岡建蔵『さよなら

    • 橋本陽介『物語論 基礎と応用』 - logical cypher scape2

      タイトル通り、物語論入門 理論編と分析編とに分かれており、後半の分析篇では実際の作品が数多く紹介されている。 理論編では、プロップ、バルトからの流れをおさえつつ、ジュネットの『物語のディスクール』を中心に説明されている。 この本のポイントとしては、日本語ではどうかという説明があるところだろう。 物語論の話だと、自由間接話法がどうたらというのをよく聞くのだが、個人的にいまいち分かっていなかったところだった。 まずそれがどういうものなのか改めて分かった点と、日本語にはないので、翻訳ではうまく表されなかったりして、どういうニュアンスが落ちてしまうのかということが書かれていた点が、よかった。 物語論の基本的な考え方と、それが英語と日本語とでそれぞれどのように実現しているのか、という点で比較できる。 それから、物語論に対する批判を紹介し、物語論がどういうものであって、どういうものではないのか、という

        橋本陽介『物語論 基礎と応用』 - logical cypher scape2
      • ニュー速民が紹介する、「心からオススメできる小説」とは?:哲学ニュースnwk

        2011年02月01日14:47 ニュー速民が紹介する、「心からオススメできる小説」とは? カテゴリ知識・雑学読み物 4: キビチー(神奈川県):2011/01/30(日) 15:07:56.43 ID:YNGi+SSG0 ニュー速民なら普通に人間失格だろ。 92: ポコちゃん(滋賀県):2011/01/30(日) 15:22:08.86 ID:hduPtKel0 >>4 教師が読むなと破り捨てた逸話があってだな あれは誰得なんだ? ひたすらブルーな気分にさせるだけ 544: ミミちゃん(チベット自治区):2011/01/30(日) 18:38:46.27 ID:vHH/PFpe0 >>4 ちゃんと読めよ 人間失格はリア充の話だ 579: モモちゃん(愛知県):2011/01/30(日) 19:08:32.07 ID:u6mmh6yd0 >>544 堕ちて行く人間の生き様は必見

        • http://homepage2.nifty.com/adawho/

          大和田俊之(おおわだとしゆき) 1970年5月2日生 博士(文学)/コロンビア大学客員研究員/慶應義塾大学准教授/国際日本文化研究センター共同研究員 tohwada@mac.com 専門 アメリカ文学(ハーマン・メルヴィル、19-20世紀小説、批評理論) アメリカ文化(20世紀アメリカ音楽史、音楽ジャンル論) ポピュラー音楽研究 所属学会 日本アメリカ文学会(東京支部事務局幹事'03~'05、本部編集室幹事'06~'08)、日本ポピュラー音楽学会、国際ポピュラー音楽学会、日本英文学会、アメリカ学会、MLA 『コロキア』同人(学歴、職歴など) 備忘録(はてな) 《書いたもの》 【分担執筆/共著】 ・「ハリウッド・ゴシック──1930年代のホラー映画に見る恐怖の構造」下河辺美知子編『アメリカン・テロル──内なる敵と恐怖の連鎖』彩流社、2009年、165-84頁。 ・

          • 若草物語 - Wikipedia

            [19] 派生作品[編集] 小説 吉屋信子『三つの花』大日本雄弁会講談社、1927年。:「少女倶楽部」に1926-1927年に連載 清水義範『パウダー・スノー』集英社、2003年。:短編集「首輪物語」(2005)に収録 Geraldine Brooks 著 March, 2005年 ジェラルディン・ブルックス 著、高山真由美 訳『マーチ家の父 もうひとつの若草物語』武田ランダムハウスジャパン、2010年。ISBN 978-4270005828。: 2006年度ピューリッツァー賞 フィクション部門受賞 彩戸ゆめ『転生若草物語』角川春樹事務所〈ハルキ文庫〉、2022年。ISBN 978-4758444989。 ドラマ シスターズ:韓国ドラマ。2022年9月にNetflixで放送開始。 続編[編集] 「リトル・メン」扉絵 ジョー以外の姉妹が物語の中心から退く続編『リトル・メン』(Little M

              若草物語 - Wikipedia
            • 2007-10-21

              ここ数日、はてな界隈で「私家版・世界十大小説」ってのが流行っていて、 http://d.hatena.ne.jp/idiotape/20071020/1192873365 のエントリーなんかを中心にいろいろと集まってる。 だいたいこういうのはみなさんのを眺めて終わりなんだけど、 今回は愛・蔵太氏が http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20071024/juudai で、 その中の1冊にドノソの『夜のみだらな鳥』をあげているので、この知られざる傑作をプッシュするためにも自分でも選んでみることにしました。 ・ ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』 ・ フォークナー『響きと怒り』 ・ ピンチョン『重力の虹』 ・ カフカ『城』 ・ ホセ・ドノソ『夜のみだらな鳥』 ・ カミュ『異邦人』 ・ レム『ソラリスの陽のもとに』 ・ サリンジャー『ライ麦畑で捕まえて』 ・ ガ

                2007-10-21
              •  『カルチャー・レヴュー』49号(2005.05.01) | 評論誌「カルチャー・レヴュー」Blog版

                ■連載「文学のはざま」第8回 鎌田哲哉の闘争 ねじりこむ批評の意地と熱意と鋭さのありか 村田 豪 今回は、批評家、鎌田哲哉を取り上げます。 いまやジャンルとしてはずいぶんマイナーに属するであろう純文学系批評の中で、さらに世間的に著名とはいいがたい鎌田哲哉を論じるのは、一種の狭さ、息苦しさがあるのですが、それは許容してほしいと思います。というのも、これまでこの連載小文をささやかながら書くにあたって、少なからぬ点で鎌田の批評を参考にしてきたという借りが私にはあり、ここらでその負い目をすっきりさせたい気持ちがあるからです。 もちろん真似をして書いたつもりはありません。それでも鎌田が刻みつけた批判=批評の水準を、意識せぬうちに踏まえてしまっていたのは事実です。福田和也やスガ秀実などを扱った回にはそれが顕著で、そのことは一度はっきり自註してもいます。ただ今回は、参照していた鎌田の批評のフレームを、こ

                • 『 世界傑作文学100選 』 ( 欧米編 ) by ノーベル研究所 - いつかどこかで:楽天ブログ

                  October 6, 2007 『 世界傑作文学100選 』 ( 欧米編 ) by ノーベル研究所 (4) テーマ:本のある暮らし(3197) カテゴリ:本 先日、ジョージ・オーウェルの 『 1984年 』 が世界最高文学100 に選ばれていると書いて、 じゃ、他の99 は ? と思い調べてみました。 公式リストなどは見つけられず、たまねぎさんと仰る方のブログで見つけました。 大変苦労してリストを作られたそうです。 では、世界傑作文学100選  <欧米編> ※ 文字数の関係で先ず、米・英・仏・独・伊・露・チェコ、まで 赤は 「 自信を持って、読みました 」 緑は 「 子供版で、とか、途中まで、とか、劇or映画だけ観たよ、とか、 読んだはずだけど思い出せない、とか 」 青は 「 自信を持って、読んでません 」 《 アメリカ 》 ラルフ・エリスン  『 見えない人間 』 ウィリアム・

                    『 世界傑作文学100選 』 ( 欧米編 ) by ノーベル研究所 - いつかどこかで:楽天ブログ
                  • カーソン・マッカラーズ、村上春樹/訳 『心は孤独な狩人』 | 新潮社

                    訳:小澤身和子 自作について、南部の作家であること、小説が生まれる時……1959年発表の名エッセイ 四歳くらいの頃、乳母と一緒に歩いていると修道院の前を通った。一度だけ、その扉が開いていたことがあった。コーンにのったアイスクリームを食べたり、鉄製のブランコで遊んでいる子どもたちを目にした私はすっかり魅了され、その光景をじっと見つめていた。中に入ってみたいと思ったけれど、乳母はいけませんと言った。あなたはカトリック信者ではないのだからと。翌日になると、門は閉まっていた。でも年を追うごとに、そこではいったい何が行われていたのだろうと、私が入れなかったあの素敵なパーティーについて考えるようになった。修道院の壁をよじ登りたかったけれど、それには体が小さすぎた。壁を叩いてみたこともあったし、最高のパーティーが繰り広げられているのはわかっていたけれど、中には入れなかった。 精神の孤独は、私が扱う大半の

                      カーソン・マッカラーズ、村上春樹/訳 『心は孤独な狩人』 | 新潮社
                    • 思いつく限り全方位に「ニンジャスレイヤー」をお薦めしてみる|TheBottle

                      0 はじめにこんな記事をごらんのあなたは、多少なりとも「ニンジャスレイヤー」というタイトルの、サイバーパンクニンジャアクション小説、あるいは、そこから派生したマンガやアニメに関心を持っていただいていると思います。しかし、あなたがインターネット等で偶々目撃した「ニンジャスレイヤー」の断片的内容は、おそらく、凡そあなたの理解を超えた意味不明に近い文章であり、あなたが「ニンジャスレイヤー」に対して抱いている印象は「ネット上の狭いクラスタの中だけでしか通用しないヘンテコなネットスラングを使ってクラスタ構成員がふざけあっているような代物」ではないでしょうか。 実際、わたしが初めて「ニンジャスレイヤー」の存在を知った時がそうでした。当時、出版されたばかりだった「ニンジャスレイヤー」の書籍第一巻が平積みされ、「ツイッター上でのリアルタイム翻訳が大人気」などの理解の埒外としか言いようがない宣伝文句によるポ

                        思いつく限り全方位に「ニンジャスレイヤー」をお薦めしてみる|TheBottle
                      • 【豪華訳者陣による唯一無二の新訳!】『ポータブル・フォークナー』刊行記念、池澤夏樹×柴田元幸×小野正嗣×桐山大介による翻訳奮闘話、公開!|Web河出

                        刊行記念 特集・コラム他 - 特設ページ 【豪華訳者陣による唯一無二の新訳!】『ポータブル・フォークナー』刊行記念、池澤夏樹×柴田元幸×小野正嗣×桐山大介による翻訳奮闘話、公開! ウィリアム・フォークナー 2022.09.21 フォークナーをノーベル賞に導いた奇跡の選集『ポータブル・フォークナー』発売を記念して、雑誌「文藝 2022年夏季号」に掲載した豪華座談「文体の暴れ馬『ポータブル・フォークナー』翻訳奮闘話」を公開いたします。 水道橋の薔薇事件 ―『ポータブル・フォークナー*1』の翻訳企画はどう立ち上がったんですか? 池澤 僕は個人編集をした世界文学全集(編集部注:第一期九巻にフォークナー『アブサロム、アブサロム!』を収録)と日本文学全集をつくる過程で編集・編纂が文芸活動にとって非常に重要であると、つまり創作、翻訳と並ぶ三本柱のひとつであると思うようになりました。みんな軽く見るけど、編

                          【豪華訳者陣による唯一無二の新訳!】『ポータブル・フォークナー』刊行記念、池澤夏樹×柴田元幸×小野正嗣×桐山大介による翻訳奮闘話、公開!|Web河出
                        • あなたの読書遍歴におけるベスト10

                          ■掲示板に戻る■ あなたの読書遍歴におけるベスト10 1 名前:吾輩は名無しである :01/11/21 09:44あなたの読書遍歴のうちで、この本はマジ面白かった、感動した、 影響受けた・・・etcという本を5冊あげてください。 これからの読書の参考にします。 タイトル・著者名・できれば出版社も。よろしくね。 ちなみに私は 『罪と罰』ドストエフスキー(新潮文庫) 『冗談』ミラン・クンデラ(みすず書房) 『果てしなき旅』E・M・フォースター(岩波文庫) 『青年の環』野間宏(岩波文庫・絶版) 『デミアン』ヘルマン・ヘッセ(岩波文庫) 『ツァラトゥトスラかく語りき』 『狭き門』アンドレ・ジッド(岩波文庫) 『夜の果ての旅』セリーヌ(中公文庫) 『フラニーとゾーイー』サリンジャー(新潮文庫) 『こころ』夏目漱石 です。 2 名前:1 :01/11/21 09:46>>5冊あげてください 10冊の誤

                          • best 100 of English-language novels

                            1999年夏、出版業界で働きたいと考えているアメリカ・ラドクリフ大学の学生100人(平均年齢25歳、女性が85%、マイノリティが17%)が、「英語で書かれた20世紀のベスト小説100」を選出した。以下がそのリストである。児童文学は何冊か入っている(7位、22位、47位)が、エンターテイメント小説は72位の『銀河ヒッチハイク・ガイド』のみ。 (なお、この一覧とほぼ同時期に、プロの編集者、ランダム・ハウス社の一部門であるモダン・ライブラリーの編集部が選出したベスト100 はこちら。残念ながら『銀河ヒッチハイク・ガイド』は入っていないが、モダン・ライブラリーが一般読者に投票を募ったほうの「ベスト100」では『銀河ヒッチハイク・ガイド』は選出されている。それぞれ、比較参照してみるとおもしろい。) 1. The Great Gatsby, F. Scott Fitzgerald 『華麗なるギャツビー

                            • 鼎談:「触れること」をめぐる冒険

                              文学にも「感触」を感じる? 皮膚感覚がパーソナリティと結びつく? 文学の触覚から、触覚の文学へ。『触楽入門』の刊行を記念して開催したトークイベント(2016年3月15日、青山ブックセンター本店)をもとに、『早稲田文学』2016年夏号に掲載された鼎談を、同誌のご厚意で公開いたします。(編集部) 仲谷   『触楽入門』の著者の仲谷と申します。僕は触覚の神経科学の研究をしていまして、触ることに新しい価値を与えられないか、触る文化みたいなものが作れないかと考えて、二〇〇七年に「テクタイル」という活動を立ち上げました。新しい触覚の技術をみなさんにお見せする展示会や、触ることに親しむワークショップを行っています。 僕が資生堂に勤めていたとき、だいたい二年強、傳田〔でんだ〕光洋さんとお仕事をする機会を得ました。傳田さんは二五年以上、皮膚の研究をされていて、この数年は皮膚感覚についても新しい仮説を提唱され

                                鼎談:「触れること」をめぐる冒険
                              • 掲示板

                                スレッド一覧 ◇11(0) ◇ハーゲンダッツの苦味成分と健康被害(0) ◇株暴落を手招きする投資家を絶対許してはいけない!(0) スレッド一覧(全3) 他のスレッドを探す スレッド作成 *掲示板をお持ちでない方へ、まずは掲示板を作成しましょう。無料掲示板作成 掲示板の目次は以下をクリックし右側です。 https://angel.ap.teacup.com/gamenotatsujinhttps://www.youtube.com/watch?v=2jy3JU-ORpo&t=241s JUST IN: Dr. Anthony Fauci tells our @JudyWoodruff the U.S. is "out of the pandemic phase." https://to.pbs.org/3MzB3rB https://twitter.com/NewsHour/status/1

                                • 20世紀の文学 - Wikipedia

                                  20世紀の文学では20世紀、おおよそ1900年代から1990年代までに創作された文学作品を扱う。 概要[編集] 20世紀文学の主な区分としては、1900年から1940年までに花開いたモダニズム文学と、1960年から1990年までに花開いたポストモダン文学に二分できる。大まかに言ってその2つは、第二次世界大戦によって区分される[1]。 20世紀文学の代表的作家としては、マルセル・プルースト、ジェイムズ・ジョイス、フランツ・カフカの3人をはじめ、アンドレ・ジッド、トーマス・マン、ロベルト・ムージル、ヴァージニア・ウルフ、ウィリアム・フォークナー、アーネスト・ヘミングウェイ、アルベール・カミュ、サミュエル・ベケット、ガブリエル・ガルシア=マルケス、トマス・ピンチョンらが挙げられる。 20世紀における技術進歩は書籍の製作を容易にし、その結果、大衆文学や瑣末な文学の地位向上をもたらした。それは、音楽

                                  • 村上春樹「<span class="yareyare">やれやれ</span>」調査団

                                    村上春樹「やれやれ」調査団 村上春樹の本にしばしば登場するキーワード「やれやれ」。あの「やれやれ」っていったい幾つあるんだろう? この疑問を解決すべく、村上春樹「やれやれ」調査団は発足しました。 調査は現在進行形で進められています。なので、内容は随時更新する予定です。 ジェイズ・バーにやってきた『1973年のピンボール』のピンボール会社の集金人兼修理人のやれやれ 週に一度、ピンボール会社の集金人兼修理人がジェイズ・バーにやってきた。彼は三十ばかりの異様にやせた男で、殆んど誰とも口をきかなかった。店に入ってくるとジェイには目もくれずにピンボール台の下にあるふたを鍵で開け、小銭をザラザラとキャンバス地のずた袋に流しこんだ。そしてその一枚を取ると、点検のために機会に放り込み、二、三度プランジャーのバネの具合を確かめてから面白くもなさそうにボールをはじいた。それからボールをバンパーに当ててマグネッ

                                    • わたしの本棚 (2)フォークナー - 考えるための道具箱

                                      20代の半ばごろ、フォークナーを始めて知ったときには、もうすでにフォークナーの翻訳の著作を入手するのは困難になっていた。それでもあれこれ動きまわって、入手したいくつかの著作がわが家の本棚にはある。 いまとなっては、なぜフォークナーを読もうと思ったのかよく覚えていないし、最初に読んだ作品はなんだったか、というのも忘却の彼方だ。おそらく、読み始めたのは、現在でも入手しやすい新潮文庫---『八月の光』、『サンクチュアリ』、『フォークナー短編集』---のいずれかだろう。『八月の光』だったろうか?いやそれとも、村上春樹の『納屋を焼く』のタイトルが、じつはフォークナーの短編「Barn Burning」から採られたものであることを知り(内容につながりはない)、この短編がたまたま「新潮」の臨時増刊である『20世紀の世界文学』(※1)で紹介されていたからか? まあ、「どれか」なんてのはどうでもいい話だ。大切

                                        わたしの本棚 (2)フォークナー - 考えるための道具箱
                                      • Amazon.co.jp: 響きと怒り (上) (岩波文庫): フォークナー (著), 平石貴樹 (翻訳), 新納卓也 (翻訳): 本

                                          Amazon.co.jp: 響きと怒り (上) (岩波文庫): フォークナー (著), 平石貴樹 (翻訳), 新納卓也 (翻訳): 本
                                        • ジャンルなんでもいいから面白い小説教えろ - ワナビ速報アーカイバ

                                          ジャンルなんでもいいから面白い小説教えろ 1 : 小梅ちゃん(千葉県):2011/02/10(木) 00:04:53.92 ID:ejY8wO8gP 人気ナンバーワンSF小説を世界初舞台化 キャラメルボックスがロバート・A・ハインラインの名作小説を舞台化する『夏への扉』の製作発表が2月8日、都内にて行われた。 しばしば人気SF小説の1位に選出される人気小説だが、これが世界初の舞台化となる。 http://ticket-news.pia.jp/pia/news.do?newsCd=201102090002     ※引用元 http://hato.2ch.net/test/read.cgi/news/1297263893/ 5 : 小梅ちゃん(熊本県):2011/02/10(木) 00:06:18.39 ID:mX1BS5EjP フルメタルパニックでいいよ クルツは生きてる     6

                                          • 『ライ麦畑でつかまえて』解説 - 白水社

                                            白水Uブックス版『ライ麦畑でつかまえて』には、これまで野崎孝氏による訳者解説が付いていましたが、原著者との新たな契約により書籍に掲載することができなくなりました。このホームページ上にて、訳者解説を再掲いたしました。ご利用ください。 もう2年以上も前になるが、アメリカの月刊誌『エスクァイア』(1981年12月号)に、“Catcher Comes of Age”と題する記事が載ったことがある。とりたてて言うほどの斬新な内容ではなかったが、その中で「長年にわたって、若い反逆者たちに、その人生を左右するような影響を与えてきたこの作品も、今や30歳という成熟の年齢に達した」という指摘に接したとき僕は、なるほど、The Catcher in the Ryeも出版以来もう30年か、といった感慨を覚えざるを得なかった。あれが出たのは1951年、朝鮮戦争のさなかであった。 最初サリンジャーが持ち込んだ出版社

                                              『ライ麦畑でつかまえて』解説 - 白水社
                                            • 30年間読書ほとんどしてこなかったおっさんにおすすめの本教えろ : 哲学ニュースnwk

                                              2020年05月05日23:30 30年間読書ほとんどしてこなかったおっさんにおすすめの本教えろ Tweet 1: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2020/05/05(火) 17:22:44.214 ID:WCkpt9xTp0505 暇すぎて読書始めようかと思う 2: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2020/05/05(火) 17:23:24.559 ID:yLt3HwVz00505 カラマゾフの兄弟 まじおすすめ最初の一冊に 3: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2020/05/05(火) 17:23:28.179 ID:ODC+QdDE00505 折原一 倒錯のロンド 4: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2020/05/05(火) 17:23:34.617 ID:6DP+QK/B00505 資本論 5: 以下、5ちゃんねるからVIP

                                                30年間読書ほとんどしてこなかったおっさんにおすすめの本教えろ : 哲学ニュースnwk
                                              • 講談社文芸文庫刊行書目一覧 最新版|かるめら

                                                2023年11月30日時点での既刊及び刊行予定の講談社文芸文庫全1,307点(日本1,235点/海外72点、ワイド版を除く)をあげた。 文庫の整理番号順に従って表記(一部変更あり)した。 編者、訳者は一部を除き割愛した。 【日本文学】 阿川弘之『舷燈』 阿川弘之『青葉の翳り 阿川弘之自選短篇集』 阿川弘之『鮎の宿』 阿川弘之『桃の宿』 阿川弘之『論語知らずの論語読み』 阿川弘之『森の宿』 阿川弘之『亡き母や』 阿部昭『単純な生活』 阿部昭『大いなる日/司令の休暇』 阿部昭『無縁の生活/人生の一日』 阿部昭『千年/あの夏』 阿部昭『父たちの肖像』 阿部昭『未成年/桃 阿部昭短篇選』 青柳瑞穂『ささやかな日本発掘』 青柳瑞穂『マルドロオルの歌』 秋山駿『知れざる炎 評伝中原中也』 秋山駿『舗石の思想』 秋山駿『内部の人間の犯罪 秋山駿評論集』 秋山駿『小林秀雄と中原中也』 青山二郎『鎌倉文士骨

                                                  講談社文芸文庫刊行書目一覧 最新版|かるめら
                                                • 『 英語で書かれた20世紀の小説ベスト100 』 (1~50) by大学生 - いつかどこかで:楽天ブログ

                                                  October 6, 2007 『 英語で書かれた20世紀の小説ベスト100 』 (1~50) by大学生 テーマ:本のある暮らし(3198) カテゴリ:本 英語で書かれた20世紀の小説ベスト100 ( 1~50 ) <1999年、出版業界で働きたいと考えている米ラドクリフ大学生100人 ( 平均年齢25歳、女性85%、マイノリティ17% ) による選出 > プロの編集者による選出は こちら 一般読者による選出は こちら cf.児童文学 7、22、47位 前回と同様、赤は 「 既読 」、青は 「 未読 」、 緑は 「 本は読んでないけど映画で観たよ (笑) 」 です。 1. The Great Gatsby, F. Scott Fitzgerald 『 華麗なるギャツビー 』   F・スコット・フィッツジェラルド 2. The Catcher in the Rye, J. D. S

                                                    『 英語で書かれた20世紀の小説ベスト100 』 (1~50) by大学生 - いつかどこかで:楽天ブログ
                                                  • アブサロム、アブサロム! - Wikipedia

                                                    『アブサロム、アブサロム!』(原題:Absalom, Absalom! )は、アメリカ合衆国の小説家ウィリアム・フォークナーの長編小説で、1936年に発表された。 紹介[編集] 南部ゴシック作品でアメリカ合衆国南部の3つの家族に関する話であるが、特にトマス・サトペンの人生に焦点を当てている。時代背景は南北戦争の前後約50年間であるが、語り手となるクウェンティン・コンプソン3世が生きている時代は20世紀初頭である。本作はフォークナーが創設したミシシッピ州ヨクナパトーファ郡を舞台とする連作第6作目である。 原題について[編集] 原題は、旧約聖書『サムエル記』に描かれる、イスラエル王国を建国したダビデの子アブサロムから採られている。アブサロムは父に対して反乱を起こし、ダビデが息子を優しく扱うようにと命令していたにもかかわらず、部下の将軍ヨアブによって殺される。そして、聖書にはもう一つのアブサロム

                                                      アブサロム、アブサロム! - Wikipedia
                                                    • 世界文学全集を買った - ドイツ語教員が教えながら学ぶ日々

                                                      『集英社ギャラリー世界の文学』をまとめ買い とてもきれいな本なので、箱イラストと内容を紹介したい 第1巻 古典文学集 第2巻 イギリス I 第3巻 イギリス II 第4巻 イギリス III 第5巻 イギリスⅣ 第6巻 フランス I 第7巻 フランス II 第8巻 フランス III 第9巻 フランス Ⅳ 第10巻 ドイツ I 第11巻 ドイツ II 第12巻 ドイツ III 第13巻 ロシア I 第14巻 ロシア II 第15巻 ロシア III 第16巻 アメリカ I 第17巻 アメリカ II 第18巻 アメリカ III 第19巻 ラテンアメリカ 第20巻 中国 アジア・アフリカ おまけ:新刊案内がおもしろい 『集英社ギャラリー世界の文学』をまとめ買い 少し前に秋草俊一郎さんの『「世界文学」はつくられる:1827-2020』を読み、世界文学全集に関心を持っていました。この本では、かつて日本で

                                                        世界文学全集を買った - ドイツ語教員が教えながら学ぶ日々
                                                      • 慶應義塾大学出版会|人文書

                                                        a 「ポスト」の意味 時代的な規定に関して、現代思想において近年もっともさかんに議論されてきた概念は、疑いなく「ポストモダン」(postmodern)という言葉であろう。ポストモダンという言葉は人口に上ること多く、建築から文学、哲学思想から社会現象にいたるありとあらゆるものに適用され、その内実を失ったまま曖昧に使われてきたというのが実状であろう。 そもそも「ポストモダン」という言葉は、文字通りには理解困難な言葉である。その辺りの事情を、フランスの文学史家アントワーヌ・コンパニョンが分かりやすい問いとして提起している。「「モダン」が「今のもの」「現にあるもの」だとすれば、「ポスト」という接頭辞は何を意味するのだろうか。この接頭辞は矛盾していないだろうか。 「現代性モデルニテ」がたえまない更新、時間の運動そのものだとすれば、この接頭辞が指示する、現代性の「後」とは何だろうか。どうして、ある時間

                                                        • 読もうとして挫折した文学作品 : なんJ PRIDE

                                                          読もうとして挫折した文学作品 2013年04月30日17:01 Category : 未分類 | コメント( 148 ) Tweet 引用元: 読もうとして挫折した文学作品1: 風吹けば名無し 2013/04/29 10:43:09 ID:limaNbhp カラマーゾフの兄弟 2: 風吹けば名無し 2013/04/29 10:43:43 ID:P6tuRk+/ 金閣寺 3: 風吹けば名無し 2013/04/29 10:43:49 ID:fdAm6Y38 レ・ミゼラブル 5: 風吹けば名無し 2013/04/29 10:44:07 ID:HeqCBuHl アンナカレーニナ 8: 風吹けば名無し 2013/04/29 10:46:42 ID:kDEWE2w+ ほとんどの名作がそれや 10: 風吹けば名無し 2013/04/29 10:49:41 ID:9SW+x4xm 悪の華 アニメに釣られて

                                                            読もうとして挫折した文学作品 : なんJ PRIDE
                                                          • 掲示板

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                                                            • 響きと怒り - Wikipedia

                                                              Told by an idiot, full of 'sound and fury', Signifying nothing — Macbeth、Macbeth by William Shakespeare 「白痴が話す話」という句からもわかる通り、この物語はベンジーから見たコンプソン家の様子から始まる。その概念は、クェンティンやジェイソンにも広がり、その叙述からそれぞれの愚かさが示されていく。さらに重要なことに、伝統的な南部の上流階級の衰退と死、すなわち「塵にまみれて死ぬ道筋」を語っている。最後の「何のとりとめもありはせぬ」が最も意味深長である。フォークナーは、ノーベル文学賞を受賞した時のスピーチで、人は心から来る物、すなわち「普遍的な真実」について書かなければならないと語った。 あらすじ[編集] この小説の4つの部は、多くの同じエピソードに関わっており、それぞれが異なる視点から語られる

                                                                響きと怒り - Wikipedia
                                                              • 奇妙な廃墟に聳える邪宗門 『福田和也コレクション1:本を読む、乱世を生きる』書評【酒井信】 (2021年5月10日) - エキサイトニュース

                                                                ■血気盛んな38歳の文芸批評家 太っている人を見ると「食べ物を分けてくれるいい人」だとつい勘違いしてしまうのが、人間の遺伝子に組み込まれた先入観なのだと思う。人間が食べ物に不自由しなくなった期間は人類史の中で微々たるもので、現代に至っても多くの人々が空腹に苛まれ、定住する「くに」を求めて彷徨っている。 「日本の文芸は、国にも、人にも、或いは言葉や土地にも先んじてある」(第五章「日本文藝の永遠」)と若き福田和也は、力んだ筆致で記しているが、当時の彼の暴飲暴食ぶりを見れば、彼にとって「文芸」や「国」や「人」よりも「食べ物」が「先んじてある」ことは明らかであろう。『悪女の美食術』や『無礼講 酒気帯び時評55選』(坪内祐三との共著)など、福田は食に関する仕事も多いが、彼は文芸批評家やナショナリストである以前に、経済大国となった「くに」にある食文化を蕩尽する批評家であり、食欲など俗世の情動を原稿料に

                                                                  奇妙な廃墟に聳える邪宗門 『福田和也コレクション1:本を読む、乱世を生きる』書評【酒井信】 (2021年5月10日) - エキサイトニュース
                                                                • 【6/29発売】ノーベル賞作家・フォークナーの記念碑的大作が94年の時を経て初の邦訳!ーー『土にまみれた旗』訳者・諏訪部浩一による「訳者あとがき」を先行公開|Web河出

                                                                  訳者あとがき 単行本 - 外国文学 【6/29発売】ノーベル賞作家・フォークナーの記念碑的大作が94年の時を経て初の邦訳!ーー『土にまみれた旗』訳者・諏訪部浩一による「訳者あとがき」を先行公開 諏訪部浩一 2021.06.15 米南部に生きる者たちの苛烈さを描き、ガルシア=マルケスや中上健次ら次世代の巨匠たちへ影響を与えた、20世紀最大の物語「ヨクナパトーファ・サーガ」。その記念すべき第一作『土にまみれた旗』の初邦訳が、今月末に刊行されます。 米本国でも、本作が完全な形で一般の読者のもとに届くことになったのは、1927年の完成からじつに約80年後のことでした(それ以前には、当時の出版社により約1/4を削除された形で『サートリス』として刊行されていました)。邦訳で560ページにおよぶ本作は、「若さ」と過剰なまでの「豊かさ」にあふれ、その後ノーベル賞を受賞する作家・フォークナーのすべてが詰まっ

                                                                    【6/29発売】ノーベル賞作家・フォークナーの記念碑的大作が94年の時を経て初の邦訳!ーー『土にまみれた旗』訳者・諏訪部浩一による「訳者あとがき」を先行公開|Web河出
                                                                  • 『英語で書かれた20世紀の小説ベスト100 』 ( 1~50 ) - いつかどこかで:楽天ブログ

                                                                    October 6, 2007 『英語で書かれた20世紀の小説ベスト100 』 ( 1~50 ) (7) テーマ:本のある暮らし(3197) カテゴリ:本 オーウェルの 『 1984年 』 は、「 英語で書かれた20世紀の小説ベスト100 」 にも選ばれているようです。 英語で書かれた20世紀の小説ベスト100 <1999年ランダム・ハウス社の一部門であるモダン・ライブラリーの編集部による選出> ( この他、一般投票、編集者を目指す大学生投票によるベスト100 あり ) 前回と同様、赤は 「 既読 」、青は 「 未読 」、 緑は 「 本は読んでないけど映画で観たよ (笑) 」 です。 1. Ulysses, James Joyce 『 ユリシーズ 』  ジェイムズ・ジョイス 2. The Great Gatsby, F. Scott Fitzgerald 『 華麗なるギャツビー 』 

                                                                      『英語で書かれた20世紀の小説ベスト100 』 ( 1~50 ) - いつかどこかで:楽天ブログ
                                                                    • アメリカの「ロストジェネレーション(失われた世代)」を知るための6冊|P+D MAGAZINE

                                                                      フィッツジェラルド、ヘミングウェイ、フォークナー……「失われた世代」と呼ばれる作家たちの背景を代表作とともに解説! 2016/06/01 1920年代から1930年代にアメリカで活躍した小説家たちは、失われた世代、ロストジェネレーションと呼ばれています。これはガードルード・スタインがヘミングウェイに投げかけた「You are all a lost generation.」(あなたたちは皆、失われた世代なのよ)という言葉が由来であり、広義では、20代の青年期に第1次世界大戦が勃発した世代のことを指しています。 近年では「自堕落な世代」(高見浩)とも訳されるこの世代の小説家たちはF・スコット・フィッツジェラルド、アーネスト・ヘミングウェイ、ウィリアム・フォークナーと、いずれもアメリカ文学の代表作となるような作品を多く残しています。今回はそんな失われた世代の小説家たちについて、キーワードと代表作

                                                                        アメリカの「ロストジェネレーション(失われた世代)」を知るための6冊|P+D MAGAZINE
                                                                      • アメリカ文学の最高傑作は?にわか「老人と海」意識高い系「グレート・ギャツビー」 : 哲学ニュースnwk

                                                                        2019年09月03日21:14 アメリカ文学の最高傑作は?にわか「老人と海」意識高い系「グレート・ギャツビー」 Tweet 1: 風吹けば名無し 2019/09/02(月) 22:37:14.11 ID:BT7VK2zO0 ワイ「ライ麦畑でつかまえて」 サリンジャーは神 3: 風吹けば名無し 2019/09/02(月) 22:38:49.57 ID:BT7VK2zO0 アルジャーノンとティファニーも悩ましいところだが 7: 風吹けば名無し 2019/09/02(月) 22:39:33.84 ID:QGuOjnvd0 ハリーポッターに決まってんじゃん エアプか? 11: 風吹けば名無し 2019/09/02(月) 22:40:29.74 ID:HNcVU7y+0 >>7 jkローリングはイギリス人やで ニワカか? 8: 風吹けば名無し 2019/09/02(月) 22:39:56.18 I

                                                                          アメリカ文学の最高傑作は?にわか「老人と海」意識高い系「グレート・ギャツビー」 : 哲学ニュースnwk
                                                                        • 地下生活者の日記 book list 100

                                                                          ■地下生活者の100冊 お世話になっているブロガーの風来坊さん(id:huraibou)が、ご自身が影響を受けた100冊の本を上げておられました。 この際、私も・・・ということでコバンザメ企画で100冊選んでみました。 風来坊さんとも、何冊かかぶってますね。 ★秋田昌美「ノイズ・ウォー」 ★浅田彰「ヘルメスの音楽」 ★東浩紀「存在論的、郵便的―ジャック・デリダについて」 ★阿部和重「アメリカの夜」 ★アラン「幸福論」 ★アンジェイエフスキ「灰とダイアモンド」 ★イーノ「ア・イヤー」 ★ヴァレリー「テスト氏」 ★ヴィアン「日々の泡」 ★ヴィトゲンシュタイン「哲学探究」 ★ウォーホル「ウォーホル日記」 ★オーウェル「1984年」 ★大江健三郎「万延元年のフットボール」 ★大岡昇平「野火」 ★大友克洋「AKIRA」 ★岡田暁生「西洋音楽史」 ★開高健「夏の闇」 ★笠井潔「テロルの現象学」 ★加

                                                                          • 『踊る自由』大崎清夏 - 隠し階段、踊り場

                                                                            おとといの夜、雨が降りしきる新宿をわたしは歩いていた。わたしの隣にはお腹をすかせた人が歩いていて、わたしはその人に連れられるままに、ブックファーストへ向かった。地下の入口へ下る階段に、まるで映画の撮影をしているかのように、ダイナミックに寝そべった男女が顔を密着させていた。雨などまったく気にしていないか、むしろ雨だからこそその行為を決行しているかのどちらかであるようにわたしには思われた。わたしはぎょっとして階段に踏み出すのをためらったが、お腹をすかせた人は力強く階段を下っていった。その背中がわたしにはたいそう頼もしく見えた。 店内に入り、海外文学の棚の前にふたりで立った。そこは、以前わたしが別の人と待ち合わせたのと同じ場所だった。そのときと同じ赤いボストンバッグを床に置いて──これは迷惑な振る舞いである──わたしはもうひとりの人と本棚を眺め、そこに刺さっている本について言葉を交わしあった。ま

                                                                              『踊る自由』大崎清夏 - 隠し階段、踊り場
                                                                            • 若い読者よ! 柄谷行人厳選50冊 - 柄谷行人を解体する

                                                                              文芸文庫を推す 柄谷行人 近代文学は終った。それはもともと歴史的な産物 であり、それが夢見た永遠性などありはしなかった。 だが、そのために死を賭した悲喜劇が演じられた 時代があったということは、否定しえない事実である。 今となっては、私は哀惜の念をもって近代文学をふり かえる。そして、文学とは近代文学にほかならないのだ、 と思う。ここに私は、文芸文学の中から、かつて愛読し 私自身を形成した作品の一部を選んだ。それらが 将来においてどのような意味をもつのか知らない。 しかし、若い読者よ、今後仮にも文学について云々 するなら、これらの本を読んでからにしてほしい。 講談社文芸文庫 創刊10周年記念 柄谷行人厳選50冊 単純な生活 阿部 昭 終りし道の標べに 安部公房 紫苑物語 石川 淳 思想としての東京 磯田光一 漂民宇三郎 井伏鱒二 由熙 ナビ・タリョン 李良枝 雨の音 宇野千代 桜島・日の果

                                                                                若い読者よ! 柄谷行人厳選50冊 - 柄谷行人を解体する
                                                                              • 28 ガルシア・マルケス『百年の孤独』 - 出版・読書メモランダム

                                                                                前回で「ゾラからハードボイルドへ」というタイトルの連載の目的は終わりにこぎつけたのであるが、番外編として、もう一編付け加えておきたい。このような機会を逸すると、あらためて書くこともないように思われるからだ。 これまで書いてきたように、私見によれば、十九世紀後半のフランスの社会と家族を描いたゾラの「ルーゴン=マッカール叢書」は、北アメリカにおいて、ハードボイルドとして継承されただけでなく、フォークナーの「ヨクナパトファ・サーガ」へとも接ぎ木された。そしてフォークナーを経由して、南アメリカへも移植され、二十世紀後半に出現したラテンアメリカ文学の豊饒な作品群に多くの影響を与えたのではないだろうか。 その典型的な例として、ガルシア・マルケスの『百年の孤独』 (鼓直訳、新潮社)を挙げることができる。「百年」というキーワードから連想しただけでも、ただちにゾラの『パスカル博士』 (拙訳、論創社)、フォー

                                                                                • ノーベル賞作家ガルシア・マルケスをFBIが24年間監視!「映画化希望」という声とは裏腹にマルケスファンには意外性なし!? | ダ・ヴィンチWeb

                                                                                  トップニュースノーベル賞作家ガルシア・マルケスをFBIが24年間監視!「映画化希望」という声とは裏腹にマルケスファンには意外性なし!? 「FBIがひとりの著名人を24年間も監視していた!」 まるで映画のような話を、米紙「ワシントン・ポスト」が報じた。しかも、日本でも人気を誇るベネズエラ出身のノーベル賞作家、ガルシア・マルケスが監視されていたということで、世間の注目が集まっている。 マルケスは、1927年にコロンビアのカリブ海沿岸にあるアラカタカで生まれた。両親と離別し、祖父母の元に預けられて過ごした幼年期は、3人の叔母、退役軍人の祖父と、迷信や言い伝え・噂好きの祖母と過ごした。代表作『百年の孤独』は、マルケスが17歳のときに執筆を決意した作品であり、祖父母の影響が色濃く残っているといわれている。 高校時代から執筆活動を始めたマルケスは、大学中退後、メキシコの「エル・ウニベルサル」紙やコロン

                                                                                    ノーベル賞作家ガルシア・マルケスをFBIが24年間監視!「映画化希望」という声とは裏腹にマルケスファンには意外性なし!? | ダ・ヴィンチWeb