FX投資家を告発 4000万円脱税容疑―東京国税局 2021年06月09日11時39分 東京国税局(東京都中央区) 外国為替証拠金取引(FX)の所得を一部申告せず、法人税計約4000万円を脱税したとして、東京国税局査察部が法人税法違反容疑で、「Funny Funny」(解散)の釣巻剛志元社長(39)=東京都中央区=を東京地検に告発したことが9日、関係者への取材で分かった。 「支払い調書」で税逃れ困難に 借名口座使用も摘発―FX脱税 関係者によると、釣巻元社長はFXのために同社を設立し多額の利益を上げていたが、税理士には一部だけ報告。2018年7月期までの2年間に計約1億7200万円の所得を隠し、法人税計約4000万円を脱税した疑いが持たれている。 隠した金はFXの運用資金やマンション購入に充てていた。すでに修正申告と本税の納付を済ませたとみられる。 釣巻元社長は短時間に売買を繰り返す手法で