前回に引き続き、クローズアップ現代「バーゲン・ジャパン 世界に買われる“安い日本”(2)労働力」を視聴しました。 ここ数十年、世界各国が経済成長している中で、日本だけが成長から取り残されています。そして日本は「安い国」となりました。前回は不動産にスポットを当てて、安くなった日本の不動産が世界中から買われている状況を特集していました。 chikyu-pf.hatenablog.com 今回のフォーカスは日本の「労働力」です。日本のモノは何でも安くなってしまったので、労働力もその例外ではない、ということですね。 近年、海外企業が続々と日本に進出しています。生産拠点を日本に構える外国企業も増えています。主な理由は、日本人の賃金が割安になってきたからです。 かつては日本が安い労働力を求めて外国、特にアジア各国に進出していました。しかしアジア各国では、ここ数十年で労働者の賃金が着実に上昇していきまし