パソコン、スマホにテレビにレコーダー、いまどきのデジタルガジェットはインターネットに接続して当たり前。合計すると数台どころか十数台、数十台ある家庭も少なくありません。だから、自宅に引いた光ファイバーなどのブロードバンド回線は、有線/無線LANに中継する「ルータ」を使い共有することが常識です。 そのルータは、子機に対してIPアドレスを貸し与える働き(DHCP)を備えています。貸し与える側のルータがDHCPサーバ、借りる側のデジタルガジェットがDHCPクライアントとなるわけです。なにやら難しそうですが、ルータが自動処理してくれるので心配はいりません。 DHCPサーバはIPアドレス以外の接続情報も伝達できます。そのひとつが「DNSサーバ」のアドレスで、とても重要です。DNSサーバは「phileweb.com」といった文字列(ドメイン名)とIPアドレス(IPv4の場合32ビットの整数値、「61.1