三国志では豪傑同士の一騎打ちが戦場の花形です。その中でも西涼の錦馬超こと「馬超(ばちょう)」は、曹操(そうそう)配下の猛将・許褚(きょちょ)や劉備(りゅうび)の義弟である張飛(ちょうひ)と一騎打ちを演じて引き分けています。馬超の強さは、まさにエース級なのです。 しかし、これは「三国志演義」のお話で、「三国志正史」には記載されていません。そもそも三国志正史には、一騎打ち自体が全体でわずか3つしか紹介されていないのです。今回は馬超の一騎打ちに関する逸話をご紹介いたします。 監修者 kawauso 編集長(石原 昌光) 「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FM