ニューヨーク(CNN) 人工知能(AI)の普及は、5年後の人々の生活にどのような影響を及ぼすか――。楽観主義者として知られる米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏が16日、CNNとのインタビューで持論を展開した。 AIの普及をめぐっては、国際通貨基金(IMF)が先日、世界の雇用の約4割に影響を及ぼし、適切な政策がなければ格差が拡大するとの見通しを示した。 ゲイツ氏は世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)でのインタビューで、IMFの予測に必ずしも異論があるわけではないと述べる一方、歴史を振り返れば常に、新たなテクノロジーは不安とともに新たな機会をもたらしてきたと指摘。 農業技術の発達で生産性が上がった1900年代を例に挙げ、「新しい職種もたくさん生まれるなど、みんなで農作業をしていた時代よりはるかに改善された」「今回も同じようになるだろう」と語った。 医師の仕事も事務作業はAIに任せられる
米ニューヨークで行われた、米紙ニューヨーク・タイムズ主催の気候変動関連行事に出席したビル・ゲイツ氏(2023年9月21日撮影)。(c)Bennett Raglin / GETTY IMAGES NORTH AMERICA / Getty Images via AFP 【10月6日 AFP】大富豪で慈善活動家のビル・ゲイツ(Bill Gates)氏は先週、米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)が主催した気候変動をめぐる討論会で、「私は植林はしない」と明言した。大規模な植林活動は気候変動との闘いにおいて本当に有用なのかという議論に参戦した形だ。 討論の中で、自身の活動から排出される二酸化炭素の相殺方法について問われたゲイツ氏は、「立証が不十分なアプローチの一部」は避けるようにしていると述べた。 そして、十分な植林を行えば気候危機を解決し得るという主張は「全くのナンセンス」だ
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