並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 11 件 / 11件

新着順 人気順

Biologyの検索結果1 - 11 件 / 11件

  • 統合失調症の患者が「幻聴」を聞いてしまう脳のメカニズムが明らかに

    思考や行動にまとまりがなくなる精神疾患である統合失調症の患者には、幻覚や妄想などさまざまな症状が現れます。統合失調症患者の中にも幻聴がある人とそうでない人が存在するとのことで、中国の研究チームが「統合失調症患者が幻聴を聴くメカニズム」を明らかにしました。 Impaired motor-to-sensory transformation mediates auditory hallucinations | PLOS Biology https://journals.plos.org/plosbiology/article?id=10.1371/journal.pbio.3002836 What happens in the brain when a person with | EurekAlert! https://www.eurekalert.org/news-releases/10594

      統合失調症の患者が「幻聴」を聞いてしまう脳のメカニズムが明らかに
    • 砂漠で発見された謎の種子から成長した木が「失われた聖書の木」である可能性

      イスラエルとヨルダン川西岸地区にまたがるユダヤ砂漠で発見された約1000年前の種子を発芽させ、木まで育てることに科学者らが成功しました。「Sheba」と名付けられたこの木は、聖書に登場する「tsori(צֹרִי/ヘブライ語で樹脂の意)」という樹脂抽出物を産出する木の正体かもしれないとのことです。 Characterization and analysis of a Commiphora species germinated from an ancient seed suggests a possible connection to a species mentioned in the Bible | Communications Biology https://www.nature.com/articles/s42003-024-06721-5 Lost Biblical tree re

        砂漠で発見された謎の種子から成長した木が「失われた聖書の木」である可能性
      • Google DeepMindがタンパク質設計のための新たなAIモデル「AlphaProteo」をリリース

        Google DeepMindが「標的となるタンパク質にうまく結合するタンパク質」を設計するための新たなAIモデル「AlphaProteo」を発表しました。 AlphaProteo generates novel proteins for biology and health research - Google DeepMind https://deepmind.google/discover/blog/alphaproteo-generates-novel-proteins-for-biology-and-health-research/ 鍵が鍵穴にぴったり合致するように、タンパク質は別のタンパク質と結合することでさまざまな細胞のプロセスを処理しています。これまでDeepMindが開発してきたAlphaFoldなどのタンパク質構造予測ツールはタンパク質同士の相互作用の仕組みについてたくさ

          Google DeepMindがタンパク質設計のための新たなAIモデル「AlphaProteo」をリリース
        • Common food dye found to make skin and muscle temporarily transparent

          Researchers have peered into the brains and bodies of living animals after discovering that a common food dye can make skin, muscle and connective tissues temporarily transparent. Applying the dye to the belly of a mouse made its liver, intestines and bladder clearly visible through the abdominal skin, while smearing it on the rodent’s scalp allowed scientists to see blood vessels in the animal’s

            Common food dye found to make skin and muscle temporarily transparent
          • ミミズはゲノムが「完全にごちゃまぜ」になっていると判明! - ナゾロジー

            あらゆる種でみられる生命現象もミミズでは通用しないミミズの祖先はかつて海から淡水に、そして淡水から陸上へ生活圏を移動させました。現在の系統樹にもその痕跡が残っています/Credit:Thomas D Lewin et al.,Molecular Biology and Evolution (2024)ミミズは、落ち葉や枯草を分解することで豊かな土壌を作り上げる手助けをしてくれます。 ミミズに似た生物は海や淡水にも生息しており、このニョロニョロした生物たちは一つの大きなグループ(環形動物門)に属しています。 たとえば海に生息するゴカイや淡水域に生息するヒルなども、ミミズの仲間として知られています。 しかし新たな研究では、私たちにとって身近な陸上のミミズたちのゲノムが、祖先の海洋生物と比べて完全にごちゃまぜになっていることが発見されました。 これまで様々な生物のゲノムが分析されてきましたが、先

              ミミズはゲノムが「完全にごちゃまぜ」になっていると判明! - ナゾロジー
            • AlphaProteo generates novel proteins for biology and health research

              Research AlphaProteo generates novel proteins for biology and health research Published 5 September 2024 Authors Protein Design and Wet Lab teams New AI system designs proteins that successfully bind to target molecules, with potential for advancing drug design, disease understanding and more. Every biological process in the body, from cell growth to immune responses, depends on interactions betwe

                AlphaProteo generates novel proteins for biology and health research
              • 数万量子ビットの量子コンピュータでも、現行コンピュータを超える速度で実用アルゴリズムを実行する方法を確立 : 富士通

                PRESS RELEASE 2024年8月28日 国立大学法人大阪大学 富士通株式会社 数万量子ビットの量子コンピュータでも、現行コンピュータを超える速度で実用アルゴリズムを実行する方法を確立 エラー訂正に基づく独自計算アーキテクチャの計算規模を大幅に拡大 大阪大学(注1)量子情報・量子生命研究センター(以下、大阪大学)と富士通株式会社(注2)(以下、富士通)は、このたび、量子コンピュータの早期実用化に向けて、共同で開発を進めている高効率位相回転ゲート式量子計算アーキテクチャ(注3)「STARアーキテクチャ」について、位相回転(注4)操作時の位相角の精度を向上させる技術、および量子ビットの効率的な操作手順を自動生成する技術を開発しました。 これらの新技術により、量子コンピュータの計算規模を飛躍的に拡大させ、誤り耐性量子計算(FTQC(注5))で現行コンピュータの計算速度を超えるのに典型的に

                  数万量子ビットの量子コンピュータでも、現行コンピュータを超える速度で実用アルゴリズムを実行する方法を確立 : 富士通
                • ウナギ稚魚の特殊な逃げ技:捕食魚の胃の中から消化管内を遡って脱出する

                  ウナギ稚魚の特殊な逃げ技:捕食魚の胃の中から消化管内を遡って脱出する 長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科(現:総合生産科学研究科)の長谷川 悠波 助教と河端 雄毅 准教授らは、ニホンウナギの稚魚が捕食魚に丸呑みされた後に、その胃の中から消化管内を遡ってエラの隙間から脱出することを明らかにしました(図1)。 ポイント ●  絶滅危惧種であるニホンウナギの特殊な捕食回避行動を明らかにした。 ●  ウナギが捕食魚の消化管内から脱出する様子(経路や行動特性)の撮影に成功。 ●  獲物にバリウムを注入し、X線映像撮影によって、捕食者体内における獲物の行動を観察する独自の手法は、ほかの生物種の行動観察にも応用可能。 【発見の経緯と意義】 ニホンウナギは重要な水産資源ですが、絶滅危惧種に指定されるなど、その資源量は著しく減少しています。長谷川悠波 助教と河端雄毅 准教授らはこれまでの研究によって、ニ

                    ウナギ稚魚の特殊な逃げ技:捕食魚の胃の中から消化管内を遡って脱出する
                  • 諦めない心。ニホンウナギの稚魚は捕食者に飲み込まれても消化管をさかのぼりエラから脱出する

                    自分を丸のみにした捕食者の体を突き破って脱出すると聞くと、「それって映画エイリアンで見たやつ」と思う人も多いが、「ニホンウナギ」の稚魚は、実際にそれに近いことをやってのけるそうだ。 とはいっても体を突き破るわけではない。飲み込まれると、胃から食道といった逆のルートで捕食者の消化管をさかのぼり、エラの隙間からするりと抜け出していくのだ。 長崎大学大学院の研究チームは、動物全体でもとびきり珍しいニホンウナギの稚魚による体内からの脱出劇を、史上初めてカメラで撮影することに成功した。 その秘訣は、やはりあのヌルヌルとした細長い体であるそうだ。 ニホンウナギの稚魚は飲み込まれた後に脱出することができる 夏の風物詩のようなウナギは、私たちに日本人にはお馴染みの食材だ。だがご存じのように、「ニホンウナギ」は乱獲から数が激減し、絶滅が危惧されている。 そんなウナギを守るには、その生態を解明することがとても

                      諦めない心。ニホンウナギの稚魚は捕食者に飲み込まれても消化管をさかのぼりエラから脱出する
                    • ホウボウの進化した胸ビレは、海底を歩くだけでなく、触覚や味覚も感じ取っていた

                      ホウボウという魚は、進化させた胸ビレが6本足のようになっており、それを使って器用に海底を歩くことができるが、他にも機能が満載だったことが判明した。 触覚として海底の砂にうもれた獲物を探し出したり、味覚としても機能する革新的なセンサー内蔵器官だったのだ。 最新の研究によると、それは意外にも私たち人間の手足の発達にもかかわる遺伝子が関係しているという。 ホウボウの脚(胸ビレ)は触覚と味覚が内蔵されたバイオセンサー 世界中の熱帯や温帯域に生息する「ホウボウ」は、とてもユニークなカサゴ目の魚だ。なんだか鳥の翼のような大きなヒレがあるかと思えば、カニのような足まである。 6本足のように見えるが、実はこれ、胸びれの一番下の軟条3対が発達したものだ。まさに適応進化と言えるかもしれない。 その6本足は海底を歩くことはもちろん、なんと触れたものを感じ、しかも味わうことまでできる触覚兼味覚センサーなのだ。 米

                        ホウボウの進化した胸ビレは、海底を歩くだけでなく、触覚や味覚も感じ取っていた
                      • 数万量子ビットの量子コンピュータでも、現行コンピュータを超える速度で実用アルゴリズムを実行する方法を確立

                        数万量子ビットの量子コンピュータでも、現行コンピュータを超える速度で実用アルゴリズムを実行する方法を確立エラー訂正に基づく独自計算アーキテクチャの計算規模を大幅に拡大 大阪大学量子情報・量子生命研究センター(以下、大阪大学)と富士通株式会社(以下、富士通)は、このたび、量子コンピュータの早期実用化に向けて、共同で開発を進めている高効率位相回転ゲート式量子計算アーキテクチャ「STARアーキテクチャ」について、位相回転操作時の位相角の精度を向上させる技術、および量子ビットの効率的な操作手順を自動生成する技術を開発しました。 これらの新技術により、量子コンピュータの計算規模を飛躍的に拡大させ、誤り耐性量子計算(FTQC)で現行コンピュータの計算速度を超えるのに典型的に必要と言われていた規模よりも1桁少ない6万量子ビットを用いて、現行コンピュータで約5年かかる物質のエネルギー推定計算をわずか約10

                          数万量子ビットの量子コンピュータでも、現行コンピュータを超える速度で実用アルゴリズムを実行する方法を確立
                        1