並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 18 件 / 18件

新着順 人気順

Biologyの検索結果1 - 18 件 / 18件

  • ポンペイの噴火から逃げる親子像、DNA鑑定したら赤の他人だった - ナゾロジー

    古代ローマの都市である「ポンペイ」は、西暦79年に起きたヴェスヴィオ山の大噴火で滅びました。 このポンペイの遺跡で有名なのが、火砕流で生き埋めになった市民たちの様子が火山灰の層に空洞となって残っており、ここに石膏を流し込むことで当時の様子が再現できたことです。 例えば、「母が子供を覆い隠して守ろうとする親子像」は有名であり、多くの人がその親の愛情と親子を襲った悲劇に心を打たれました。 しかし最近、ドイツのマックス・プランク進化人類学研究所(Max Planck Institute for Evolutionary Anthropology)に所属するアリサ・ミトニック氏ら研究チームが、その推察が全くの間違いだったことを示しました。 DNA鑑定により、その2人は親子ではなく、赤の他人であり、しかも母親だと思われていた人物は男性だったと分かったのです。 研究の詳細は、2024年11月7日付の学

      ポンペイの噴火から逃げる親子像、DNA鑑定したら赤の他人だった - ナゾロジー
    • 【吸血コウモリをランニングマシンで走らせる】「吸った血」の代謝メカニズムが明らかに - ナゾロジー

      なんとも奇妙で愉快な実験が行われました。 それが「吸血コウモリを」をランニングマシンで走らせるという実験です。 まるでモンハンのティガレックスを彷彿とさせる姿ですが、なぜこんな実験を行ったのでしょうか? カナダのトロント大学(University of Toronto)に所属するケネス・C・ウェルチ氏ら研究チームは、この実験から、血液を主な食事とする吸血コウモリが、血液からどのようにエネルギーを得ているか(代謝のメカニズム)が明らかになったと語ります。 吸血鬼は一体どの様に、他者から吸った血液をエネルギーにしているのでしょうか? 研究の詳細は、2024年11月6日付の学術誌『Biology Letters』に掲載されました。 目次 実は「歩いたり走ったりするのが得意」な吸血コウモリ吸血コウモリはどのようにエネルギーを得ている?ランニングマシン実験より、吸血コウモリの血液の代謝方法が明らかに

        【吸血コウモリをランニングマシンで走らせる】「吸った血」の代謝メカニズムが明らかに - ナゾロジー
      • 男性と女性では「ダイエットのために食べるべき栄養素」が違うとの研究結果

        男女で代謝が異なることに注目した研究により、男性は炭水化物から、女性は脂肪からエネルギーを摂取した方が、減量に成功しやすい可能性があることがわかりました。 Modeling sex-specific whole-body metabolic responses to feeding and fasting - ScienceDirect https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0010482524011090 Should men and women eat different breakfasts to lose weight? | Waterloo News | University of Waterloo https://uwaterloo.ca/news/media/should-men-and-women-eat-di

          男性と女性では「ダイエットのために食べるべき栄養素」が違うとの研究結果
        • 火山灰に埋もれた親子の遺体→実は他人同士だった 古代都市ポンペイの遺体をDNA解析 歴史の誤りが判明

          このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 イタリアのフィレンツェ大学や米ハーバード大学などに所属する研究者らが発表した論文「Ancient DNA challenges prevailing interpretations of the Pompeii plaster casts」は、古代都市ポンペイの火山噴火で埋没した人たちに関する歴史が、DNA分析により書き換えられることとなった研究報告である。 西暦79年、イタリア南部のヴェスヴィオ山が噴火し、小さなローマの町ポンペイとその住民たちを埋没させた。このポンペイ噴火は灰の層で全てを覆い、多くの遺体を保存することとなった。19世紀には考古学者た

            火山灰に埋もれた親子の遺体→実は他人同士だった 古代都市ポンペイの遺体をDNA解析 歴史の誤りが判明
          • Identity of casts of victims at Pompeii not all they seem, research suggests

            It is a tragic moment, frozen in time: a family of four shelters beneath a staircase as ash and pumice rains down on Pompeii. But scientists studying DNA of the victims say this famous scene is not what it seems: the “mother” of the group is actually a man. When Mount Vesuvius erupted in AD79, the Roman town of Pompeii was destroyed, and its remaining inhabitants were buried beneath a thick blanke

              Identity of casts of victims at Pompeii not all they seem, research suggests
            • AlphaFold 3がオープンソース化 – Google DeepMindが創薬革命の扉を開く - イノベトピア

              Last Updated on 2024-11-12 07:42 by admin Google DeepMindは2024年11月11日、タンパク質構造予測AI「AlphaFold 3」のソースコードとモデルウェイトを学術利用向けに公開した。この発表は、開発者のDemis HassabisとJohn Jumperが2024年ノーベル化学賞を受賞してから数週間後の予期せぬものとなった。 AlphaFold 3は、タンパク質、DNA、RNA、低分子間の複雑な相互作用をモデル化する能力を持ち、従来の物理ベースの手法を上回る予測精度を実現。原子座標を直接扱う拡散ベースのアプローチにより、分子モデリングにおける根本的な転換をもたらしている。 from:Google DeepMind open-sources AlphaFold 3, ushering in a new era for drug d

                AlphaFold 3がオープンソース化 – Google DeepMindが創薬革命の扉を開く - イノベトピア
              • Radar Trends to Watch: November 2024

                Developments in Biology, Hardware, Security, and More October had many language model releases. The mid-size models, and even the small models, are catching up to frontier models like GPT-4.5o in performance. But the release that blew us all away wasn’t a language model: It was Claude’s computer use API. Computer use allows you to teach Claude how to use a computer: how to run an application, clic

                  Radar Trends to Watch: November 2024
                • 火山灰に埋もれた親子の遺体→実は他人同士だった 古代都市ポンペイの遺体をDNA解析 歴史の誤りが判明(ITmedia NEWS) - Yahoo!ニュース

                  イタリアのフィレンツェ大学や米ハーバード大学などに所属する研究者らが発表した論文「Ancient DNA challenges prevailing interpretations of the Pompeii plaster casts」は、古代都市ポンペイの火山噴火で埋没した人たちに関する歴史が、DNA分析により書き換えられることとなった研究報告である。 【画像を見る】ポンペイの遺体【全2枚】 西暦79年、イタリア南部のヴェスヴィオ山が噴火し、小さなローマの町ポンペイとその住民たちを埋没させた。このポンペイ噴火は灰の層で全てを覆い、多くの遺体を保存することとなった。19世紀には考古学者たちがこれらの空洞に石こうを流し込んで等身大の像を作る手法を開発し、多数の石こう像を制作している。 研究チームは、修復中の86体の型のうち14体に焦点を絞り、石こう型と混ざった断片化された遺骨からDNAを

                    火山灰に埋もれた親子の遺体→実は他人同士だった 古代都市ポンペイの遺体をDNA解析 歴史の誤りが判明(ITmedia NEWS) - Yahoo!ニュース
                  • ギンザメの新種を発見、3億7500万年前から変わらぬ姿の深海魚

                    その奇妙な外見から、ギンザメは多くの異名を持つ。写真はカナダ、ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー島の沖で撮影されたスポッテドラットフィッシュ(Hydrolagus colliei)。(PHOTOGRAPH BY SHANE GROSS/ NATURE PICTURE LIBRARY) ニュージーランド沖の深海で、幽霊のようなサメの新種が発見された。幽霊のようなサメとは、世界中の海に生息する原始的な魚ギンザメのことで、“ラットフィッシュ(ネズミ魚)”“エレファントフィッシュ(ゾウ魚)”“ラビットフィッシュ(ウサギ魚)”などの別名もある。今回発見された新種は、英語ではオーストララシア・ナロー・ノーズ・スプークフィッシュと名付けられた。論文は学術誌「Environmental Biology of Fishes」に2024年8月に発表された。 大きな丸い目、とがった鼻、翼のようなひれを持つ

                      ギンザメの新種を発見、3億7500万年前から変わらぬ姿の深海魚
                    • 男性と女性では「ダイエットのために食べるべき栄養素」が違うとの研究結果 - ライブドアニュース

                      男女で代謝が異なることに注目した研究により、男性は炭水化物から、女性は脂肪からエネルギーを摂取した方が、減量に成功しやすい可能性があることがわかりました。 Modeling sex-specific whole-body metabolic responses to feeding and fasting - ScienceDirect https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0010482524011090 Should men and women eat different breakfasts to lose weight? | Waterloo News | University of Waterloo https://uwaterloo.ca/news/media/should-men-and-women-eat-di

                        男性と女性では「ダイエットのために食べるべき栄養素」が違うとの研究結果 - ライブドアニュース
                      • 英語の記号一覧|「カンマ」「ダッシュ」など、意味や読み方を分かりやすく紹介! | PROGRIT MEDIA / 英語学習者のための情報サイト

                        日本語の文章の中で使われる記号と言えば、「、」や「。」などの句読点くらいですが、英語には、文章を読みやすくするための記号が、よく使うものだけで14種類もあります。この記事では、そんな英語の記号を一覧にしてご紹介していきます。 英語の記号は種類がたくさん! 日本語で、文章を読みやすくするために「、」や「。」などの句読点を使うように、英語にもいろいろな記号が使われています。英語の記号は日本の句読点よりも種類が豊富で、ピリオドやカンマ、ダッシュやコロンなど、よく使われているものだけで14種類もあります。 今回は、そんな英語記号の中でも、よく使うものを一覧にして意味や読み方をご紹介していきます。 見たことはあるけど、読み方や意味が分からない記号があるという方は、是非ご覧ください。 英語記号の意味・読み方一覧①ピリオド・クエスチョンマーク・エクスクラメーションポイント まずは、英語の文末で使われる記

                          英語の記号一覧|「カンマ」「ダッシュ」など、意味や読み方を分かりやすく紹介! | PROGRIT MEDIA / 英語学習者のための情報サイト
                        • ホヤの変態において上衣細胞が成体のニューロンをつくりだす : ライフサイエンス 新着論文レビュー

                          Ependymal cells of chordate larvae are stem-like cells that form the adult nervous system. Takeo Horie, Ryoko Shinki, Yosuke Ogura, Takehiro G. Kusakabe, Nori Satoh, Yasunori Sasakura Nature, 469, 525-528 (2011) 要 約 ホヤは変態によって幼生から成体へと劇的に体制を変化させる.このとき,幼生の中枢神経系が制御している幼生の器官の多くは変態の過程で失われ,反対に新しく成体の器官が形成される.この変化に対応するため,成体の中枢神経系は幼生のものとは大きく構成を変える必要がある.ホヤ成体の中枢神経系が変態においてどのように再構成されるかについては,幼生の中枢神経系を構成する細胞のほぼすべ

                          • ポンペイの火山噴火の犠牲者のDNA分析で新たな事実が判明。これまでの仮説が覆される|カラパイア

                            この画像を大きなサイズで見るimage credit:Pixabay 西暦79年のヴェスヴィオ火山の大噴火でイタリア・ナポリ近郊にあった古代都市、ポンペイが壊滅し、大勢の人たちが火砕流などに巻き込まれ、そのままの姿で絶命した。 発掘された時には遺体部分だけが腐敗消失し、火山灰の中に空洞ができていたため、石膏を流し込んで、市民の最期の瞬間の姿が石膏像として復元された。その石膏像の中には遺骨も閉じ込められていた。 ハーバード大学、マックス・プランク進化人類学研究所などの新たな研究では、石膏像に含まれていた犠牲者の骨から採取したDNAを解析した。 その結果、これまで考えられていた家族構成や性別などの仮説が間違っていたことが明らかになったのだ。 火山噴火で一瞬にして生き埋めとなったポンペイの犠牲者たち ヴェスヴィオ火山の噴火時に発生した火砕流の速度、時速100km以上で、ポンペイの市民は到底逃げる

                              ポンペイの火山噴火の犠牲者のDNA分析で新たな事実が判明。これまでの仮説が覆される|カラパイア
                            • 「首長竜(プレシオサウルス)」はどう「泳いでいた」のか。ロボットを使って解明、東北大学などの研究(石田雅彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                              絶滅した生物がどのような生態だったのかを知ることは重要だが、恐竜の時代にいた水棲爬虫類の首長竜(プレシオサウルス)の泳ぎ方については長く論争が続いている。東北大学などの研究グループは、現生生物の動きを参考にした動きのシミュレーションを作り、それをロボットにさせてみて首長竜の泳ぎ方を復元した。 現生生物に当てはまらない首長竜の泳ぎ方 首長竜(Pliosauroidea:プリオサウルスとPlesiosauria:プレシオサウルスを含む総称。ここではプレシオサウルスをいう)は、海などの水中に棲んでいた爬虫類で、三畳紀の終わり頃(約1億8000万年前)に出現し、ジュラ紀、白亜紀(約6600万年前まで)を通じて繁栄した。ジュラ紀と白亜紀の首長竜の化石は、ほぼ全世界で発見されている(※1)。 首長竜の仲間の多くはゾウか小型のクジラくらいの大きさだったが、中には全長15メートルにもなる種(Liopleu

                                「首長竜(プレシオサウルス)」はどう「泳いでいた」のか。ロボットを使って解明、東北大学などの研究(石田雅彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                              • 数時間でシシャモ1000万匹がタラ250万匹の群れに食われる「史上最大の捕食イベント」を確認 - ナゾロジー

                                わずか数時間のうちに1000万匹以上のシシャモが姿を消す… そんな神隠しのような出来事がノルウェー沖で確認されました。 米マサチューセッツ工科大学(MIT)とノルウェー海洋研究所(IMR)の研究によると、これはシシャモの大群が約250万匹のタラに遭遇したときに起こったもので、研究者は「これまでに記録された史上最大規模の捕食イベントだ」と評しています。 しかしそんな短時間で大量のシシャモが食べられるとすると、種の存続に支障はないのでしょうか? 研究の詳細は2024年10月29日付で科学雑誌『Communications Biology』に掲載されています。 目次 シシャモは全長数十キロにおよぶ大群を作る!数時間で1000万匹が食べられていた! シシャモは全長数十キロにおよぶ大群を作る! 今回、大量消失が確認されたのはノルウェー沖に分布する「カラフトシシャモ(学名:Mallotus villo

                                  数時間でシシャモ1000万匹がタラ250万匹の群れに食われる「史上最大の捕食イベント」を確認 - ナゾロジー
                                • blog 水声社 » Blog Archive » 10月の新刊:調査的感性術——真実の政治における紛争とコモンズ

                                  2024年 10月 3日 コメントは受け付けていません。 調査的感性術 真実の政治における紛争とコモンズ マシュー・フラー+エヤル・ヴァイツマン(著) 中井悠(訳) 判型:四六判上製 頁数:281頁 定価:3000円+税 ISBN:978-4-8010-0765-9 C0036 装幀:宗利淳一 10月上旬発売! 《エステティクス》の拡張へ 壁に残る爆弾の破片、葉叢に残る戦車の跡、iPhoneで撮影された無数の動画、衛星写真……あらゆる存在物の《感性術》を経由しながら、事件の真実と暴力を隠蔽する政治を調査せよ! 【目次】 序章 第Ⅰ部 感性術 Aesthetics 第1章 知覚を超える感性術 第2章 感性術 第3章 超感性術 第4章 超感性術的イメージに住まう方法 第5章 感性超過――意味を形成しないこと 第6章 感性術的権力 第Ⅱ部 調査 Investigation 第7章 調査とはなにか

                                  • 大きさと重力の生物学

                                    Gravity is a force that acts on mass. Biological effects of gravity and their magnitude depend on scale of mass and difference in density. One significant contribution of space biology is confirmation of direct action of gravity even at the cellular level. Since cell is the elementary unit of life, existence of primary effects of gravity on cells leads to establish the firm basis of gravitational

                                    • 古代DNAで紐解くポンペイの真実:過去から新たな物語が浮かび上がる

                                      Tokyo古代DNA分析を用いた新たな研究により、79年のヴェスヴィオ火山噴火で犠牲になった人々についての理解が変わりました。ポンペイで発見された遺骨からの遺伝情報を分析することで、科学者たちは犠牲者の身元、性別、家族関係に関する知識を更新しました。 最近のDNA解析により、従来の考えに疑問を投げかける新しい情報が得られました。長年にわたり、人々は物事の見た目や配置から意見を形成してきました。しかし、遺伝子データによって、以下のような違いが明らかになっています。 思いがけないジェンダー・アイデンティティ 家族と考えられていた人々の間に遺伝的なつながりがない 多様な先祖が東地中海地域の移民にたどり着くことが判明 新たな発見は、歴史学者や考古学者に長い間の固定観念を見直すきっかけを与えています。例えば、一般的に女性のものとされてきた宝飾品が実は男性の所有物であった可能性や、密接に並べて埋もれて

                                        古代DNAで紐解くポンペイの真実:過去から新たな物語が浮かび上がる
                                      1