難治性気道感染症や肺炎などの感染症も精力的に診断を行っており、マイコプラズマ肺炎やクラミジア肺炎、レジオネラ肺炎などの異型肺炎の診療もしています。 間質性肺炎は、別名、肺線維症とも言われます。口から吸い込まれた空気は気管・気管支を経て最終的には肺胞という小さな袋に到達し、ここで酸素が吸収され炭酸ガスが排出されます。間質性肺炎では、この肺胞の壁を中心とした部分に、何らかの原因で炎症を起こして、柔らかい肺が固く縮んで呼吸ができなくなるのです。当科では、この間質性肺炎やびまん性汎細気管支炎などのびまん性肺疾患に関しても積極的な診療を行っています。また、厚生労働省のびまん性肺疾患研究班のメンバーとして、多くの研究実績があります。 気管支喘息については、外来診療を中心に発作を防ぐための日常の自己管理や発作が起こった時の迅速な治療に向けた協力体制を作っています。 肺癌の治療にあたっては、その診断と治療