スイス・ジュネーブのイベントにマスク姿で出席した、テドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長(2020年6月11日撮影)。(c)AFP 【6月22日 AFP】(更新)世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス(Tedros Adhanom Ghebreyesus)事務局長は22日、オンライン上で開催された会議で、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)はいまだに加速しており、その影響は今後数十年も感じられることになると述べた。 アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ(Dubai)当局が主催した保健分野に関するビデオ会議で同事務局長は、世界が直面している最大の脅威はウイルスそのものではなく、「地球規模の結束とリーダーシップの欠如」と指摘。 「分断された世界ではパンデミックを打ち負かせない」「パンデミックの政治問題化が事態を悪化させている。われわれが皆安全になるまで、われ