R-指定(Creepy Nuts) 写真/河西遼 Creepy NutsのR-指定が日本語ラップ愛を語り尽くす『Rの異常な愛情』。単行本第二弾の刊行も控えているので、アルバム制作が佳境極まる彼に今回も本編とは違う雑談を、と思いきや……。最近どハマリしているらしいスチャダラパーの話が始まったので、ゆるやかに“大ネタ”使いの新章スタートの兆しです! 「SDPとしての自意識」 R-指定 こないだちょっと体調を崩しちゃったんですけど、そのとき、めっちゃスチャダラパーを聴いてたんですよ。 ――具合が悪いときにフィットする音楽だったと。 R-指定 解釈に悪意があるわ(笑)。でも、スチャの楽曲も、めちゃくちゃテクニカルなのに聴きやすくて疲れない、ビートは渋い、しかも内容も面白いっていうことに、改めて新鮮に感動しましたね。ほんとに『スチャダラ大作戦』から聴き直して。 ――1990年5月リリースのインディで