フランスの戦闘機「ラファール」(2006年7月11日撮影、資料写真)。(c) ALAIN JULIEN / AFP 【10月1日 AFP】フランスの首都パリで30日、ごう音が鳴り響き、住民が一時パニックに陥る事態となった。原因についてパリ警察は、超音速で飛行した戦闘機のごう音「ソニックブーム」だったと明らかにした。 軍当局によると、無線連絡が途絶えた旅客機を支援するため、戦闘機「ラファール(Rafale)」1機が超音速での飛行を許可され発進した。パリ警察はツイッター(Twitter)で、「パリとその近郊地域で非常に大きな騒音があった。これは爆発でなく超音速飛行中の戦闘機だった」と説明。市民に通報を控えるよう呼び掛けた。 ごう音はパリ市内全域や郊外まで聞かれ、窓も揺れた。パリでは先週、風刺週刊紙シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)の元本社前で刃物による襲撃事件が発生したばかり。仏