GA4 と従来の Google アナリティクス(ユニバーサルアナリティクス、UA )で、セッション計測の数値が異なることにお気付きではないでしょうか? これは、GA4 と UA でセッションの定義(セッションが切れるタイミング)が異なるためです。 今回は「 GA4 と UA のセッション計測の違い」についてご紹介します。 2020年10月に、次世代の“新しいGoogle アナリティクス”として「Google アナリティクス 4 プロパティ(以下 GA4)」が、リリースされました。 従来の Google アナリティクス (ユニバーサル アナリティクス、以下 UA)ではセッションを中心とした計測でしたが、GA4ではイベントが中心となり、Webとアプリを統合して計測できるようになっています。 これに伴なって、セッションもイベントとして計測されます。 今回はGA4とUAのセッション計測の違いについ
Web担当者に役立つ最新情報JavaScriptのせいでSEOに大失敗したサイトの事例 元グーグル社員がシェア (Pedro Dias on Twitter) 海外情報サイトでJavaScriptを積極的に使うようにリニューアルしたことが原因で検索エンジンに正しくインデックスされなくなってしまったサイトの失敗事例を、元グーグル社員のペドロ・ディアス氏がツイッターに投稿した。 JavaScriptフレームワークを使ってブラウザ側でコンテンツをレンダリングするようにサイトを変更したところ、検索トラフィックが激減してしまったのだそうだ。 This is not a penalty. This is a website that migrated to a client-side rendered JS framework. Even with JS rendering on, most tool
企業のWeb担当者・マーケティング担当者は、この新たな送信者ガイドラインにどう対応すればいいのだろうか。WACULの執行役員 CMOであり、メールマーケティングのエバンジェリストとしても活動する安藤健作氏にお話を伺った。 Gmailの新しい送信者ガイドラインとは?利用者を日々悩ませている大量の迷惑メール。Gmailを提供しているGoogleでは、毎日約150億件のスパムメールをブロックしているという。 ┌────────── もともとGmailを含め、Emailの歴史とは『迷惑メールとの戦いの歴史』でもあります。今回のガイドライン強化は、Googleの情報の信頼性やプライバシーの保護の一環として、『迷惑メールを排除する』ことを目的に実施されたものです(安藤氏) └──────────
LINEリサーチとNHKは、新型コロナウイルスに関連したニュースや報道について、番組制作のための共同調査を実施した。フェイクニュースを含む情報の見極め、情報の拡散への関与、その判断根拠などについて、LINEユーザー2,000人に対しアンケートを行っている。 情報の真偽を見極めるのは「難しい」59%、しかし気になるニュースは「誰かに伝えた」83%まず「新型コロナウイルスの情報に関して感じていること」を聞くと、「どれが信頼できる情報か見分けるのが難しい」59%が最多。以下「感染拡大につながるような楽観的な情報は危険だと思う」「誤った情報やデマがひろがっている」が同率39%、「日々多くの情報が流れてくることに混乱する」37%が続く。フェイクニュースを含む真偽不明なままの情報が氾濫・拡散する“インフォデミック”の危険が、まさに現実化していると言える。 そこで、「新型コロナウイルスに関して気になるニ
オリコミサービスは、「Web広告を見て店に行く人」と「新聞の折込チラシを見て店に行く人」についての比較調査を実施した。折込チラシ/Web広告がそれぞれ“来店促進”に果たす役割を分析している。 「Web広告」を見て店に行く人より、「折込チラシ」を見て行く人が圧倒的に多いこの調査では「直近一年間で、新聞の折り込みチラシを見たことがきっかけでとった行動」と「直近一年間で、Web上の広告を見たことがきっかけでとった行動」について、まず全員(1,625人)に質問。折り込みチラシの場合は、「折り込みチラシの店に行った」が25.2%で最多だが、Web広告では「Web上の広告で見たお店に行く」は15.0%に留まり、来店促進にはチラシのほうが効果的だった。Web広告では、そのままPC/スマホから「商品・サービスについてネット等で調べる」28.8%がもっとも多い。 また「直近一年間ではいずれもない(アクション
1995年に本社にてコーポレートサイトを設立。それを皮切りに、国内外の関係会社がそれぞれコーポレートサイトを設立していったが、富士フイルムブランドとして一貫したイメージを訴求するため、2008年にワールドワイドでのデザイン統合を実施した。さらに2020年には、ガバナンス強化やコンテンツ拡充、マーケティング強化に向けて、ドメイン、CMS、インフラを統合し、すべてのコーポレートサイトが共通のプラットフォームで稼働するようにした。2023年春には、さらなるブランディング強化に向けて、再度ワールドワイドでの一斉デザインリニューアルを行っている。 私たち富士フイルムグループは、ヘルスケアや半導体材料など、多方面でビジネスを展開しているため、2020年の統合では、全事業部にヒアリングを行い、コーポレートサイトへのニーズを把握するよう努めました。CMSを統一したことで国内外でコンテンツを共有できるように
WACUL(ワカル)の社内研究所であるWACUL Technology&Marketing Lab.は、「コンテンツマーケティング」について調査分析した結果を発表した。Googleアナリティクスより得られる定量データに加え、運営コストや評価方法に関するアンケート調査による定性データから、各企業の運営体制を考察している。 なおコンテンツマーケティングは、「自社が運営するブログ・記事メディア(オウンドメディア)においてコンテンツを公開し、リード獲得・売上創出を狙う施策」と定義されている。また本調査の有効回答数は41社で、調査母数がきわめて少ない点に留意してほしい。 コンテンツの売上への貢献は6割超、ただし1年以上の長期取組は必須まず「ブログ・記事メディア経由で獲得したリードが売上につながっているか」を聞くと、「まだ売上につながっていない」とした企業は15社(36.6%)で、残る6割超が反応を得
検索エンジンからの流入増、つまりSEOは、Webサイトへの集客手法のなかでも最重要施策の1つといってよい。SEOは業種を問わずにニーズをもつユーザーにリーチできるのが大きな強みとなる。 弁護士約350名が所属する大手のベリーベスト法律事務所では、新規サービスの展開にあたって、SEOツール「ミエルカSEO」をフル活用したコンテンツ戦略により、狙いたい新規分野でのコンバージョンを2.5倍まで伸長させた。 「Web担当者Forum ミーティング 2023 秋」では、べリーベストの藤村真貴奈氏と、「ミエルカSEO」を展開するFaber Companyの月岡氏が対談し、ベリーベストのSEO施策におけるコンテンツ×キーワード戦略について語った。 SEOのためのコンテンツ作りは一石二鳥の役割を果たすSEOツール「ミエルカSEO」を展開するFaber Companyの月岡克博氏は、セッションの冒頭で、「S
Googleは、2019年Google検索ランキングを12月11日に発表した(調査対象期間:2019年1月1日~11月29日)。 本ニュースでは、Googleが発表したリリースの中から、47都道府県別の検索ランキング「2019年都道府県別Google検索ランキング」を紹介する。Google検索ランキングの詳細を見たい方は、記事末のリリースからGoogleのサイトで確認してほしい。 2019年都道府県別Google検索ランキング北海道選挙逆走meijiカップヒグマ事件あおり青森県青森山田 サッカー県議会 選挙青森山田 堀田コメダ珈琲エーネーション岩手県県議会選挙台風岩手県立博物館雲丹めかぶイシツブテ秋田県秋田商業 サッカー秋田中央高校県議会選挙鶴の湯温泉寒天山形県地震台風県議会選挙辛味噌 ラーメン山形パインサイダー宮城県台風県議会選挙丸森町方言 雷ダンロップ杯福島県台風谷川温泉選挙会津若松市
Instagram運用の「2大悩み」あるある製造者が直販するD2C(Direct to Consumer)では、良質なコンテンツを作るモチベーションが高い。例えば「原材料の仕入れ、製造の様子、製造のこだわり、販売、お客様の声を伝える、といった一貫したストーリーを伝えることができるので、コンテンツに困らないのが魅力」だと川谷氏は言う。一方で、ブランドがまだ小さいうちは、予算や人的リソースが不足しているのが課題だ。 低糖質パン・スイーツの専門店Fusubon(フスボン)は、2014年から実店舗と自社ECで販売している。店舗がオープンした当初は、コンテンツがないのでSEOでの集客は難しく、広告に頼らざるを得ないが、そうすると利益を出すのが難しくなる。そこで、広告費を使わずに集客する方法としてInstagramを始めた。 といっても、最初のうちは投稿が続かず、アカウントを開設したものの稼働しない状
『検索エンジン最適化(SEO) スターター ガイド』には『「パンくずリスト」を使用する』=てか、使え。と書いてある当ブログでは、つい先日まで「パンくずリスト」を実装していませんでした。そもそも当ブログが稼働している WordPress では、パンくずリストがデフォルトでは用意されていません。そりゃそうです、どの記事がどういう位置づけになるのか、記事の上位概念はなんなのか、といったサイトの論理的な構造は WordPress が直接管理している部分ではないため、作ろうにも作れないからです。 編集部で検討したところ、この現状は改善すべきだよね、ということになり、パンくずリストを実装することになりました。そこで頼りにするのがGoogleのSEOガイドラインこと、『検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド』。実際、以前の記事 7年ぶりに改訂されたGoogleのSEOガイドラインについてざっくり
なぜ、データが必要とされているのか?「データはシステムが記録した結果であり、人々の行動そのもの。データを理解するのは、その向こう側にいる人を知ること」とKT氏は話す。そしてデジタルデータは、時空間を超えて即時共有でき、理解できるという特性がある。 データが必要とされている理由として、KT氏は次の3つをあげる。 理由1 業務がデジタル中心に記録されるようになったかつては手作業で行われていた業務の多くがデジタル化されたことで、大量のデータが蓄積されるようになった。同時に、大規模なデータ処理によりたくさんの人に同時に販売するようなビジネスも可能である。反対に小規模ビジネスの迅速な展開も可能で、個人がハンドメイド作品をECサイトで限られた数だけ販売するような、店舗なしで個人のビジネスを実現できるようになった。 理由2 リアル世界の事象もデジタルデータ化が進んでいるWebサイトに限らず、人流データ、
ブログが普及の兆しを見せた2000年代中頃から、UGC(User Generated Content:一般ユーザーによって作成されたコンテンツ)の話題は尽きない。ユーザー自身が発信・投稿する、いわゆる“口コミ”の存在感も、SNSの台頭を追い風に、ますます高まっている。 こうした時代には、広告・マーケティングの在り方もまた当然変わると指摘するのがアライドアーキテクツの村岡弥真人氏だ。「Web担当者Forum ミーティング 2019 秋」に登壇した村岡氏は、売上貢献につながる「生活者を軸にしたマーケティング施策」について語った。 SNSによって変わるマーケティング像アライドアーキテクツは2005年に設立され、現在は、企業のデジタルマーケティングや、ソーシャルメディア活用の支援事業を主力としている。村岡氏の入社は2012年だが、その当時もTwitterやFacebookの企業利用は、いまだ黎明期
LINEの調査サービス「LINEリサーチ」は、「スマホで調べものをするときの検索行動」に関する調査結果を発表した(有効回収数:15,731サンプル)。スマホで検索する内容、検索手段、年代別の傾向などについて分析している。 「Google」が全年代で1位ながら、2位以下は男女・年代の差が顕著にまず「インターネットで検索する際に使うデバイス」を聞くと、「スマホ」93%、「パソコン」38%、「タブレット」15%、「インターネットで調べたり探したりしない」1%となった。パソコンを利用するとの回答は男性20代、40代以上が多かったという。 以降は「スマホでの検索」を中心とした質問となっている。まず「スマホで調べものをするときに、特に重視していること」を聞くと、40代を除くすべての年代で「知りたい情報を見つけやすいこと」が1位だった。一方2位以降については、10代・20代は「正確な情報が得られること」
100点を目指す必要はない。80点に効率的に到達するための定石をおさえよ!宮坂: 成果を上げることで発言権を得て、マーケティング全体の最適化、KPI設計などに踏み込んでいくんですね。正しい打ち手である定石を知っていれば、無駄を省いて成果を上げられるということですが、A/BテストをしてPDCAをまわすようなやり方は、間違いですか? 垣内: テストして数字を見て改善することは必要なので、それを否定するつもりはありません。ただ、100点満点中80点をとれればそれ以上やらず、もっと他のことに時間を割くべきです。80点は少し勉強すれば到達できますが、100点をとるのはものすごく時間がかかります。80点は定石で到達できますが、95点はユーザー理解が必要、100点を目指すのはアートだと思っています。 LPのCVR(コンバージョン率)で言えば、たとえば1%から2%にあげることはできますが、2.5%、3%を
先日、STORES 株式会社のCTO 藤村大介がXに、「カンファレンスのノベルティ、いらなくないですか?」という内容の投稿をしました。 【問題提起】テックカンファレンスで用意されている各社のノベルティ、実はいらなくないですか…?この問いを投げかけるのは若干緊張感があるんですが、採用広報って観点でもコミュニティへの貢献って観点でも、別の有意義な使い方がある気がする — 藤村 (@ffu_) August 29, 2023実はこの投稿をする場に私もいました。STORES もいくつか秋のカンファレンスに参加する予定があり、その直前だったので「このタイミングで何を投稿してくれるねん」という気持ちもあったのですが、ふたを開けてみると予想以上に多くの反響があり、大変勉強になりました。 今回はこの投稿を受けて、私がカンファレンスでどのような思いを持ってノベルティを配布しているのかを紹介します。 テックカ
「EasyMail」を2002年から販売されている買取型の有料のメールフォームCMSでした。 しかしながら時代のトレンドでクラウド型のサービスの台頭により注文数は減少していきました。 そこでビジネスモデルを180度転換し、有料販売でもなく、有料レンタルでもないダウンロード型のオープンソースソフトウェアとして提供を開始しました。 「EasyMail Ver.2」はMITソフトウェアライセンスの下で自由に利用していただけるWEBアプリです。 MITライセンスは、改変でも、再配布でも、商用利用でも、有料販売でも、どんなことにでも自由に無料でつかうことができます。 (※ソースコードに含まれる弊社のライセンスである表記を取り除かない条件) EasyMail URL:https://www.ezy-mail.jp/ EasyMail Ver.2の特徴1)無料のオープンソースソフトウェア 2)PHP+M
ウクライナ情勢が緊迫してきた2022年2月以降、日本政府は度々セキュリティ対策強化の注意喚起を出しています。それほど、国内企業に対するサイバー攻撃のリスクは高まっているのです。 サイバー攻撃なんて私には関係ない話……と思ったそこのあなた。あなたが管理しているサイトも知らぬ間にサイバー攻撃に加担=加害者になっているかもしれないことを知っていますか? 自身・自社に被害がないことはもちろん大切ですが、サイト訪問者をサイバー攻撃の被害者にするような事態も避けなければいけません。日本全国のWeb担が加害サイトの管理者とならないことを願って、最新のWebセキュリティ事情から特に注意すべき3つのケースについて、概要と対策を解説します。 ケース① 正規サイトがコンピュータウイルスの置き場所にされる一口にサイバー攻撃と言っても様々なものがあります。なかでも最近猛威を振るっているのが「Emotet(エモテット
クイズ 企業にとって「良いサイト」とは、どんなサイトでしょうか?あなたはどんな風に考えたでしょうか。「かっこいいサイト」「楽しいサイト」「役に立つサイト」などでしょうか。 でも、実はそれらは残念ながら外れです。個人の趣味のサイトならば「かっこいい」「おもしろい」ようにするのはアリですが、企業がコストと人件費を使ってWebサイトを作るのならば、それではいけません。そのWebサイトが「自社のビジネス」にどんな役割を果たすのか、言い換えれば「事業に貢献できるのか」を定める必要があります。 つまり、「企業にとって」の「良いサイト」とは、その企業のビジネスに何らかの形で貢献できるサイトです。さらに、「Webでなければできないこと」や「Webだからこそより良くできること」を役割としてもっていれば、さらに「企業にとって」「良いサイト」だといえるでしょう。 キレイなサイトを作る、かっこいいサイトをつくると
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