人権団体Amnesty Internationalが7月18日に公開したイスラエルNSO Groupのスパイウェア「Pegasus」に関するフォレンジックレポートによると、米AppleのiPhoneの場合、18日時点の最新版「iOS 14.6」に更新済みの「iPhone 12」でもPegasus感染が確認されたという。 Amnestyのレポートでは主にiPhoneをターゲットとする攻撃が解説されているが、「これはAndroidなどと比較してiOS端末のセキュリティが相対的に低いということではなく」、フォレンジックトレースの対象としてAndroidよりもiOS端末が多かったためとAmnestyは説明した。 Pegasusについては18日、米Washington Postが同メディアの記者を含む記者や人権活動家、企業幹部のスマートフォンにPegasusが不当にインストールされ、悪用されたと報じ