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  • クラムボンが一歩踏み出して話す、アーティストの「お金」の話 - インタビュー : CINRA.NET

    クラムボンが、クラウドファンディングサイトのCAMPFIREを使って、「クラムボン×岩井俊二『日比谷野外音楽堂ライブ』映像化大作戦」を5月31日まで実施している。これは8年ぶりの日比谷野音公演を映像化すべくスタートし、しかもその監督を岩井俊二が務めるという、実に豪華なプロジェクト。長年DIYな活動を続けてきたクラムボンがクラウドファンディングに参画するということには、とても大きな意義があると言っていいだろう。 さらに6月1日からは、流通を通さず、ライブ会場でCDを直売する『モメントツアー』を昨年に引き続き開催。4年ぶりの小淵沢での合宿から制作がスタートした新作『モメント e.p. 2』を携えて、昨年回り切れなかった場所を中心に、サイン会も行いながらの全29公演が予定されている。そんな多忙の合間を縫って、最近では珍しいメンバー三人の全員インタビューが実現。「三者三様」のクラムボンの現在地が浮

      クラムボンが一歩踏み出して話す、アーティストの「お金」の話 - インタビュー : CINRA.NET
    • ニュース記事一覧 | CINRA

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        ニュース記事一覧 | CINRA
      • スカート×tofubeats 異なる機材でそれぞれが極める「ポップス」 | CINRA

        澤部渡によるソロプロジェクト、スカートが2ndアルバム『トワイライト』を6月19日にリリースした。 前作『20/20』からおよそ1年8か月ぶりとなる本作は、映画『高崎グラフィティ。』の主題歌“遠い春”などの既発シングルに加え、Kaede(Negicco)への提供曲“あの娘が暮らす街(まであとどれくらい?)”や、書き下ろしの新曲など全11曲入り。極上のメロディーラインや、ヒネリの効いたコード進行など「澤部節」は相変わらず健在だ。以前、CINRA.NETでのインタビューで澤部は、「自分が聴いてきた音楽の解釈で、なんとか曲を作っている」と語っていたが、シンプルでオーガニックなアンサンブルのなかには、ポップ〜ロックミュージック史を彩ってきた名曲たちのエッセンスがふんだんに散りばめられている。 今作に収録された“高田馬場で乗り換えて”は、DJ MARUKOMEへの楽曲提供をセルフカバーしたもの。原曲

          スカート×tofubeats 異なる機材でそれぞれが極める「ポップス」 | CINRA
        • 宇多田ヒカルは本当に時代と関係なく生きてきた?『初恋』を考察 | CINRA

          「驚き」を生む宇多田ヒカルの新作『初恋』。自身以外のコーラスを大々的に援用した楽曲 宇多田ヒカルの7枚目のオリジナルアルバム『初恋』は、これまでの宇多田ヒカルのディコグラフィーの中では極めて異色の作品だ。もしこれを機に今後の宇多田ヒカルの作風が変わっていくのだとしたら、本作はそのターニングポイントということになる。アルバムがリリースされてから1か月近く経つにもかかわらず、(もちろんすべてのレビューに目を通しているわけではないが)あまりそのような指摘がされていないのが気になっていたところに今回の原稿依頼が来たので、まずはそのことについて明らかにしていきたい。 最初の驚きはアルバムの1曲目“Play A Love Song”からやってくる。前作『Fantôme』の1曲目“道”同様、四つ打ちのビートと、ピアノが主導するアップリフティングな旋律が印象的なアルバムのオープニングソングだが、今回の“P

            宇多田ヒカルは本当に時代と関係なく生きてきた?『初恋』を考察 | CINRA
          • 坂本龍一 追悼連載vol.1:そのラディカルな晩年性と『async』 | CINRA

            3月28日に71歳で逝去した音楽家、坂本龍一。CINRAではその膨大な音楽作品に向き合うべく、「追悼・坂本龍一:わたしたちが聴いた音楽とその時代」(記事一覧はこちら)と題した連載を始動させる。第1回の書き手は『STUDIO VOICE』の元編集長・松村正人。『async』(2017年)をとりあげて「坂本龍一の晩年性」について寄稿してもらった。 昨年の暮れあたりだったか、ふとしたはずみで友人と大江健三郎の話になり、だれもが『万延元年のフットボール』(1967年)で事足れりとするけれども後期大江こそいまいちど読みなおすべきではないかとなり、たしかに私自身敬して遠ざけてきた感なきにしもあらずであったと反省し、1982年の『「雨の木(レインツリー)」を聴く女たち』あたりから読みなおし、そういえばデヴィッド・シルヴィアンらJapanの後身にRain Tree Crowなるバンドがあって、1991年の

              坂本龍一 追悼連載vol.1:そのラディカルな晩年性と『async』 | CINRA
            • きゃりーぱみゅぱみゅは、なぜ今変わる? 世間へのプチ反逆を語る | CINRA

              原宿を象徴する存在として、強烈なインパクトをもって18歳でデビューした、きゃりーぱみゅぱみゅ。彼女を思い浮かべるとき、金髪のツインテールに大きなリボンをつけ、パステルカラーやキャンディーのモチーフの衣装を身にまとった、デビュー当時のイメージのままだという人も多いだろう。 しかし、25歳になった彼女は今、変化を遂げるタイミングにいる。テレビCMで黒髪にほぼすっぴん姿で登場し、ヘアスタイルや衣装もクールな印象になった。「kawaii」を全身で体現していたころの奇抜さはない。かと言って、本インタビューで語る彼女の姿は、「大人っぽくなった」「落ち着いた」という平たい言葉で括られるものでもない。きゃりーぱみゅぱみゅは確実に次なるステップに「進化」している真っ最中なのだ。 この進化は、なかなか刷新されない世間からのイメージへの「プチ反逆」でもあると語る彼女が、今変わる理由とは? 新しいきゃりーぱみゅぱ

                きゃりーぱみゅぱみゅは、なぜ今変わる? 世間へのプチ反逆を語る | CINRA
              • 「五輪ファースト」の排除の歴史 記録映画『東京オリンピック2017』8月公開 | CINRA

                映画『東京オリンピック2017 都営霞ヶ丘アパート』が8月13日から東京・アップリンク吉祥寺ほか全国で公開される。 『東京ドキュメンタリー映画祭2020』特別賞を受賞した同作は、国立競技場に隣接する都営霞ヶ丘アパートから強制退去させられた住民の2014年から2017年にかけての記録を通して、「五輪ファースト」の陰で繰り返される排除の歴史を映し出すドキュメンタリー。慎ましい生活や団地のコミュニティーの有り様、有志による東京都、五輪担当大臣への要望書提出や記者会見の様子などを捉えている。 1964年東京オリンピック開発の一環で建てられた都営霞ヶ丘アパートは、住民の平均年齢が65歳以上の高齢者団地。2012年に東京都から「移転のお願い」が届き、2020年東京オリンピックの開催に伴う再開発によって2016年から2017年にかけて取り壊された。 監督、撮影、編集を務めたのは、同作が初の劇場監督作品と

                  「五輪ファースト」の排除の歴史 記録映画『東京オリンピック2017』8月公開 | CINRA
                • 『映画の未来へ』黒沢清×是枝裕和 | CINRA

                  今回で第10回目となる東京フィルメックスは、節目を記念してシンポジウムを開催した。マスタークラスの北野武監督に引き続き、もはや日本映画の代表となった黒沢清、是枝裕和の両映画監督が登壇し、『映画の未来へ』をテーマにトークを繰り広げた。日本を代表する名匠であるお二人にとって、この10年はどんな意味を持っていたのか。そんな話題からスタートし、映画祭の楽しみ方や、映画制作を「教えること」についてまで話が及んだ今回のシンポジウム。映画ジャンルの魅力を再認識できる、刺激的なトークショーの模様をお届けする。 (テキスト:松井一生 撮影:小林宏彰) 黒沢清 1955年7月19日兵庫県生まれ。立教大学在学中より8mm映画を撮り始め『しがらみ学園』で1980年度ぴあフィルム・フェスティバルの入賞を果たす。その後1983年に『神田川淫乱戦争』でデビューし、『勝手にしやがれ!!』シリーズ(1995〜96年)や『復

                    『映画の未来へ』黒沢清×是枝裕和 | CINRA
                  • Perfumeのアルバム5作品がアナログ盤に、全部入りボックスも登場 | CINRA

                    Perfumeのアナログ盤6作品が、2016年2月17日に同時リリースされる。 今回リリースされるのは、徳間ジャパン時代の2005年から2012年の間に発表されたアルバムのアナログ12inch盤。全て180グラムの重量盤となり、受注生産限定で販売される。 ラインナップは、2006年発売のベストアルバム『Perfume ~Complete Best~』、2008年発売の1stオリジナルアルバム『GAME』、“ワンルーム・ディスコ”などを収めた2009年発売の『⊿』、“ねぇ”“ナチュラルに恋して”などを収録した2011年発売の『JPN』、「海外向けの入門編」を意識した2012年発売のコンピレーションアルバム『Perfume Global Compilation“LOVE THE WORLD”』、さらに上記5作品をボックスに収めた『Perfume Complete“LP”BOX』の6タイトル。ジ

                      Perfumeのアルバム5作品がアナログ盤に、全部入りボックスも登場 | CINRA
                    • どうなる? 相次ぐ閉鎖による、首都圏ライブ会場不足問題 (CINRA.NET) - Yahoo!ニュース

                      ■東京厚生年金会館、渋谷公会堂、中野サンプラザという「御三家」 2月1日、赤坂BLITZで行なわれたリッチー・コッツェンの来日公演を観たが、椅子席が用意された全席指定ライブだった。興行の規模や客層に配慮した措置と思われるが、ライブハウスでの座席指定は列ごとの段差が生じないために、自分の背丈や前の客の図体によってはとことん視界が塞がってしまう環境が生まれやすい。ライブハウスで一度定まった席から動けないというのは、スタンディングで見えにくい位置取りになった、とは違った煩わしさがあるし、大きい会場だから仕方ないと諦めることもできずにもどかしい。他の同規模のライブハウスでも何度か全席指定のライブを体験したが、なかなか慣れることがない。 【もっと写真を見る】 海外アーティストが、ひとまずクラブギグで来日して夏フェスで改めてやってくる流れがすっかり慣例化しているが、15年ほど前まで中堅クラスの来日公

                        どうなる? 相次ぐ閉鎖による、首都圏ライブ会場不足問題 (CINRA.NET) - Yahoo!ニュース
                      • メジャーでやる意味って何だ? Sugar's Campaign×tofubeats | CINRA

                        まずは、大阪。Avec AvecことTakuma Hosokawaが高校時代に結成した3ピースバンドを母体に、大学のサークル仲間だったSeihoのサポート参加をきっかけとして、2011年に2人組のユニットSugar's Campaignを結成。2012年にYouTubeで公開した“ネトカノ”が音楽好きの間で大きな話題を呼んだ。そして、神戸。ネットを拠点に活動し、こちらも2012年に発表された“水星”がアンセム化していたtofubeatsは、2013年にアルバム『lost decade』をリリースし、同年ワーナー内の「unBORDE」からメジャーデビューを果たした。ふたたび、大阪。それぞれのソロ活動を経て、遂に“ネトカノ”がパッケージとしてリリースされると、今度はSugar's Campaignがビクター内の「SPEEDSTAR」からメジャーデビュー。1月にファーストアルバム『FRIENDS

                          メジャーでやる意味って何だ? Sugar's Campaign×tofubeats | CINRA
                        • 『デザインあ展』が科学未来館で開催。体験型作品も多数の会場内をレポート | CINRA

                          22万人動員の展覧会が5年ぶりに開催 NHK Eテレの番組『デザインあ』から生まれた展覧会『デザインあ展 in TOKYO』が、7月19日から東京・お台場の日本科学未来館で開催。7月18日に報道陣向けの内覧会が開催された。 子供たちにデザイン的思考を伝えるNHK Eテレの教育番組『デザインあ』のコンセプトをインタラクティブに体感できる『デザインあ展』。2013年に東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催され22万人を動員した前回展から作品を新たにし、様々なテーマを掘り下げていく。 デザインと関わりのないものは何一つない 内覧会には展覧会総合ディレクターの佐藤卓、映像ディレクターを務める中村勇吾(tha ltd.)、音楽ディレクターを務める小山田圭吾が登壇。 佐藤卓は自身が総合指導を務める『デザインあ』の番組について「デザインと関わりのないものは何一つない」という考え方に基づ

                            『デザインあ展』が科学未来館で開催。体験型作品も多数の会場内をレポート | CINRA
                          • 宮沢章夫のNHK番組『ニッポン戦後サブカルチャー史』書籍化、終戦から現在辿る年表も | CINRA

                            書籍『NHKニッポン戦後サブカルチャー史』が、10月10日に刊行される。 同書は、宮沢章夫がナビゲーターを務め、8月1日からNHK Eテレで放送された番組『ニッポン戦後サブカルチャー史』から生まれた書籍。番組と同様に、戦後日本に浸透した「サブカルチャー」の歴史を、「サブカルチャーとは何か」という序章に始まり、「五〇年代にサブカルチャーの萌芽を見る」「六〇年代の表現者たち 大島渚、新宿、『カムイ伝』」「極私的、七〇年代雑誌・音楽変遷史」「セゾンとYMOで八〇年代を語る」「『サブカル』の出現と岡崎京子」といった切り口で時系列に辿っていく。さらに、1945年から2014年までの70年間に起きた出来事を1年ごとに振り返る関連年表「サブカルチャーの履歴書」が、約140ページにわたって掲載されている。 なお、10月19日には東京・代官山蔦屋書店で同書の刊行を記念したトークイベント『ニッポン戦後サブカル

                              宮沢章夫のNHK番組『ニッポン戦後サブカルチャー史』書籍化、終戦から現在辿る年表も | CINRA
                            • 渡辺信一郎総監督アニメ『スペース☆ダンディ』に大友克洋、寺田克也、向井秀徳ら集結 | CINRA

                              1月から放送されるテレビアニメ『スペース☆ダンディ』の参加クリエイターと、音楽に参加しているミュージシャンが発表された。 『スペース☆ダンディ』は、宇宙を旅して新たな宇宙人を発見する宇宙ハンターの冒険を描いた作品。総監督を『カウボーイビバップ』『サムライチャンプルー』『坂道のアポロン』などで知られる渡辺信一郎が務めるほか、脚本には渡辺信一郎監督とたびたびタッグを組んでいる佐藤大や、『第146回芥川賞』を受賞したSF作家の円城塔、『∀ガンダム』『コードギアス 反逆のルルーシュ』などで知られる大河内一楼らが名を連ねている。アニメーション制作はボンズが担当。 参加クリエイターには大友克洋、田島昭宇、谷口悟朗、玉盛順一朗、寺田克也、やくしまるえつこ、山本沙代、ニトロプラス所属のクリエイターらが名を連ねている。また参加ミュージシャンとして、主題歌を担当する岡村靖幸のほか、泉まくら、川辺ヒロシ(TOK

                                渡辺信一郎総監督アニメ『スペース☆ダンディ』に大友克洋、寺田克也、向井秀徳ら集結 | CINRA
                              • 『細野晴臣イエローマジックショー2』正月に放送、星野源や宮沢りえも参加 | CINRA

                                特別番組『細野晴臣イエローマジックショー2』が、2019年1月1日にNHK BS4K、1月2日にNHK BSプレミアムで放送される。 1969年にエイプリル・フールのメンバーとしてメジャーデビューを果たし、同年にはっぴいえんどの前身となるヴァレンタイン・ブルーを結成した細野晴臣。2019年で音楽生活50周年を迎える。 『細野晴臣イエローマジックショー2』は、2001年の正月に放送された『細野晴臣イエローマジックショー』の第2弾。細野の縁のある出演者たちが出演し、音楽の演奏やコントを展開する。出演者は細野晴臣、小山田圭吾、小池美波(欅坂46)、坂本龍一、清水イチロウ、清水ミチコ、ジョイマン、高橋幸宏、東京03、ナイツ、星野源、水原希子、水原佑果、宮沢りえ。 番組中では高橋幸宏、宮沢りえ、星野源、水原希子、坂本龍一が扮する細野一家の家族コントや、YMOメンバーの演奏、星野源とYMOメンバーによ

                                  『細野晴臣イエローマジックショー2』正月に放送、星野源や宮沢りえも参加 | CINRA
                                • 俗世間から隔絶された男子修道院に初密着、音楽・照明・語り無しのドキュメンタリー | CINRA

                                  フランス・アルプス山脈の山地に建つ男子修道院に密着した映画『大いなる沈黙へ ―グランド・シャルトルーズ修道院』が、7月12日から東京・神保町の岩波ホールほか全国で公開される。 同作は、カトリック教会の中でも戒律の厳しさで知られるカルトジオ会のグランド・シャルトルーズ修道院を追ったドキュメンタリー映画。1984年に同修道院の撮影を断られたフィリップ・グレーニング監督が、16年後に突然「準備が整った」との連絡を受けたことから製作がスタートしたという。 修道士たちの会話は日曜の決められた時間にのみ許され、持ち物も小さなブリキの箱1つに制限されるなど、俗世間から完全に隔絶された静かで孤独な生活を、何世紀も変わらずに送っている同修道院。世界で初めて同所の修道士を記録する許可を得たグレーニング監督は、6か月間にわたり修道士たちと共に暮らし、撮影を行った。なお、同作は修道院側の条件に従い、ナレーション、

                                    俗世間から隔絶された男子修道院に初密着、音楽・照明・語り無しのドキュメンタリー | CINRA
                                  • 坂本龍一の音楽番組がNHK教育テレビでスタート、ゲストに幸宏&晴臣も | CINRA

                                    坂本龍一が監修する全30巻の音楽全集『commmons: schola』シリーズの映像編となる番組『“スコラ” 坂本龍一 音楽の学校』が、NHK教育テレビで4月3日からスタートすることが明らかになった。 同番組は「音楽の学校」というコンセプトのもと、各界の専門知識を持ったゲストを迎えた対談やワークショップなどを通じて、豊富な資料映像とともに音楽を深く知ることを目的としており、音楽を志す中学生から高校生を主なターゲットとなる。 第1シーズンとなる今回は「バッハ」「ジャズ」「ドラムとベース」の3シリーズを対象に、ひとつの音楽テーマを4週間にわたりで学問として掘り下げていく。ゲストは、「J.S.バッハ」 の回に浅田彰、小沼純一、岡田暁生の3名、「ジャズ」の回に山下洋輔、大谷能生、「ドラムとベース」の回に高橋幸宏、細野晴臣が登場。番組の最後には、坂本龍一による放送テーマにあわせた楽曲の演奏も予定さ

                                      坂本龍一の音楽番組がNHK教育テレビでスタート、ゲストに幸宏&晴臣も | CINRA
                                    • 原一男監督『ゆきゆきて、神軍』絶叫上映を敢行、8月開催の特集上映で | CINRA

                                      原一男監督のドキュメンタリー映画『ゆきゆきて、神軍』の絶叫上映が、8月4日から東京・アップリンク渋谷で開催される特集上映『挑発するアクション・ドキュメンタリー 原一男』内で行なわれる。 1987年に公開された『ゆきゆきて、神軍』は、天皇の戦争責任に迫るアナーキスト・奥崎謙三に肉薄した作品。生き残った元兵士たちから戦争の実態が明かされる。今村昌平が企画を担当。 同イベントでは『ゆきゆきて、神軍』に加えて『さようならCP』『極私的エロス 恋歌1974』『全身小説家』『ニッポン国VS泉南石綿村』の5作品を上映。会期中には、原監督自身が撮影秘話を語るオーディオコメンタリーの上映や、トークイベントを予定しているほか、スタンプラリーでスタンプを集めると『ゆきゆきて、神軍』公開当時の復刻ポスターが先着でプレゼントされる。上映スケジュールなどの詳細はイベントの特設サイトで確認しよう。 原一男監督のコメント

                                        原一男監督『ゆきゆきて、神軍』絶叫上映を敢行、8月開催の特集上映で | CINRA
                                      • キューブリック監督『時計じかけのオレンジ』アレックスがねんどろいど化 | CINRA

                                        スタンリー・キューブリック監督作品『時計じかけのオレンジ』の主人公アレックスの「ねんどろいど」が7月に販売される。 アレックスのねんどろいどは、名画などに登場する懐かしいキャラクターを立体化する「ねんどろいどクラシックシリーズ」のラインナップ。「ドルーグ」のコスチュームに身を包んだアレックスに、交換用の腕や足を付け替えることで劇中のポーズを再現することができる。交換用表情パーツとして「ニヤリとした顔」「真剣な顔」「特徴的なマスク」を用意。ミルクや杖などのアイテムと組みあわせることもできる。 グッドスマイルカンパニーのオンラインショップでは3月4日21:00まで予約を受付中。なお6月には、スティーヴン・キング原作の映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のキャラクター・ペニーワイズのねんどろいどが販売される。

                                          キューブリック監督『時計じかけのオレンジ』アレックスがねんどろいど化 | CINRA
                                        • シュワがゾンビ化していく娘を前に苦悩、主演映画『マギー』 | CINRA

                                          映画『マギー』が2月6日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開される。 同作は、感染するとゾンビ化する壊死性ウイルスが爆発的に流行している近未来のアメリカが舞台。ウイルスに感染してゾンビ化していく16歳のマギーを前に、父のウェイドが苦悩する様や家族愛が描かれる。 血の繋がらない娘であるマギーをそばに置こうと、隔離命令のために現れた警察を追い返すウェイド役を演じるのは、同作のプロデューサーも務めるアーノルド・シュワルツェネッガー。実母を数年前に亡くしたマギーを『ゾンビランド』などのアビゲイル・ブレスリンが演じる。メガホンを取ったのはドラマ『ウォーキング・デッド』のメインタイトルのディレクターなどを務め、同作が長編初監督作となるヘンリー・ホブソン。 シュワルツェネッガーは同作について「アクション映画なら世界を救うことも出来るが、『マギー』では、ゾンビ化していく娘に対して、何も

                                            シュワがゾンビ化していく娘を前に苦悩、主演映画『マギー』 | CINRA
                                          • 杉咲花×ミヤタ廉×浅田智穂による『52ヘルツのクジラたち』鼎談。トランスジェンダーの表象と、日本映画界の課題 | CINRA

                                            町田そのこによる同名小説を原作とする映画『52ヘルツのクジラたち』が3月1日、公開された。 親から虐待を受けながら義父の介護を強いられ、自由を奪われた主人公・三島貴瑚(みしま きこ)役を、杉咲花が演じている。そんな貴瑚に手を差しのべ、物語の鍵を握るのがトランスジェンダー男性である「アンさん」こと岡田安吾(志尊淳)だ。 映画やドラマでのトランスジェンダーの描き方をめぐっては、当事者の俳優がキャスティングされる機会が少ないという現状や、非当事者が役を演じることで実像からかけ離れたイメージが広がり、誤った偏見を観客に植え付けてしまうといった問題などが指摘されてきた。当事者の監修やLGBTQ+インクルーシブディレクターが参加した本作でも、キャスティングや安吾の描き方をめぐり、さまざまな議論があったという。 本作の制作はどのように進められ、どんな話し合いがあったのか。自身の希望で脚本打ち合わせにも参

                                              杉咲花×ミヤタ廉×浅田智穂による『52ヘルツのクジラたち』鼎談。トランスジェンダーの表象と、日本映画界の課題 | CINRA
                                            • こだわり家具屋の店主がIKEAの創業者を誘拐、珍道中描く北欧映画 | CINRA

                                              映画『ハロルドが笑う その日まで』が、4月から東京・恵比寿のYEBISU GARDEN CINEMAほかで公開される。 同作のあらすじは、ノルウェーで小さな家具店を40年にわたって営んできたハロルドが、イケアの創業者であるイングヴァル・カンプラードの誘拐計画を決行するというもの。こだわりの家具を作り続けてきたものの、イケアの大型店舗がオープンしたことによって閉店に追い込まれたハロルドと、地位と名誉を手に入れた時代の寵児であるカンプラードという対称的な境遇の2人と、誘拐計画に加わる孤独な少女エバによる道中の模様がユーモラスに描かれる。 店だけでなく最愛の妻も失ったことで自暴自棄になるハロルド役を演じるのはビョルン・スンクェスト。実在の人物であるカンプラード役にはビヨルン・グラナートがキャスティングされている。

                                                こだわり家具屋の店主がIKEAの創業者を誘拐、珍道中描く北欧映画 | CINRA
                                              • ジェーン・スー×堀井アナに訊く生きのびる術 戦い方は人それぞれ | Kompass(コンパス) ミュージックガイドマガジン by Spotify&CINRA

                                                さまざまな課題に直面するコミュニティーや社会的マイノリティーの人々の声をポッドキャストによって発信し、社会における「声の多様性」を推進する目的で2018年に始まったSpotifyの次世代ポッドキャストクリエイター育成プログラム『Sound Up』。これまで世界数か国で実施されてきたこのプログラムが、日本でもこの秋からのスタートに向けて受講生の募集を開始した。日本での公募対象は、ポッドキャストを始めたい女性。アメリカのアネンバーグ財団による調査の結果では、世界でポッドキャストを配信する女性の割合は全体の20%に満たないと言われている現状のなかで、女性たちが自分自身の考えやストーリーを音声によって自由に表現し、世の中に発信できるように、番組を企画・制作・配信するためのノウハウや機材を提供する。 そこで今回Kompassでは、『JAPAN PODCAST AWARDS2020』においてベストパー

                                                  ジェーン・スー×堀井アナに訊く生きのびる術 戦い方は人それぞれ | Kompass(コンパス) ミュージックガイドマガジン by Spotify&CINRA
                                                • 『縄文族 JOMON TRIBE』展、謎多き原始日本のタトゥーを「復興」 | CINRA

                                                  展覧会『縄文族 JOMON TRIBE』が本日9月16日から東京・阿佐ヶ谷のTAV GALLERYで開催される。 『縄文族』は大島托とケロッピー前田によるアートプロジェクト。大島はインドやボルネオなど世界各地の民族を訪問し、現地のデザインを取り入れながら制作を行なうタトゥーアーティストだ。前田はフォトジャーナリストとして、雑誌『BURST』などで世界のアンダーグラウンドカルチャーを紹介してきたほか、アーティスト、キュレーターとしても活動している。 同展では縄文時代の文様を参照してデザインされたタトゥーを公開。未だ解明されない点の多い縄文人のタトゥー文化を、現代に呼び起こす試みだという。なお期間中には、パフォーマンスや文化人類学者らをゲストに迎えたトークイベントなども予定されている。詳細はTAV GALLERYのオフィシャルサイトで確認しよう。 ケロッピー前田のコメント 『縄文族』とは、タト

                                                    『縄文族 JOMON TRIBE』展、謎多き原始日本のタトゥーを「復興」 | CINRA
                                                  • 園子温×井上三太対談 前代未聞の映画『TOKYO TRIBE』 | CINRA

                                                    近未来の「トーキョー」を舞台に「トライブ(族)」たちが繰り広げる抗争を描いた、井上三太の漫画『TOKYO TRIBE2』(1997年-2005年)。1990年代ストリートカルチャーを盛り込み、累計250万部を超えるなど一世を風靡したこの作品が遂に実写映画化された。メガホンを取ったのは、近年ますます話題作・問題作を連発する鬼才・園子温。鈴木亮平や染谷将太、窪塚洋介、竹内力といった豪華キャストに加えて、オーディションを勝ち抜いて大役を射止めたYOUNG DAISをはじめとした一流のラッパーたちが多数登場する本作は、全編にわたってヒップホップミュージックが流れ、さらにセリフがラップで語られるという、前代未聞のバトルラップミュージカルだ。園子温はストリートのリアルをどのように映画に持ち込み、いかにして極上のアクションエンターテイメントを作り上げたのか? 本作で俳優としてのデビューも果たした原作者の

                                                      園子温×井上三太対談 前代未聞の映画『TOKYO TRIBE』 | CINRA
                                                    • 中村佳穂が語る『竜とそばかすの姫』 シェアされ伝播する歌の姿 | CINRA

                                                      中村佳穂に、大きな転機が訪れている。その底知れない才能がより広く知れ渡ろうとしている。 中村佳穂は、7月16日に公開された細田守監督の最新作『竜とそばかすの姫』に主人公・すず / ベル役として出演。millennium parade × Belle名義でリリースされるメインテーマ“U”など数々の劇中歌の歌唱も担当する。 そのニュースを知って驚いた人は多いだろう。本人がそれを告げたのは6月2日、約1年半ぶりとなる有観客のライブ『うたのげんざいち 2021 in 東京 LINE CUBE SHIBUYA』のステージでのことだ。同日には高揚感あふれる新曲“アイミル”もリリースされたばかりである。 大きな反響を巻き起こした『AINOU』(2018年)以降も、中村佳穂はミュージシャンとして着実に進化を遂げてきていた。2019年にはシングル『LINDY』『q』『Rukakan Town』をリリースし、

                                                        中村佳穂が語る『竜とそばかすの姫』 シェアされ伝播する歌の姿 | CINRA
                                                      • 「なんて嫌なプレイリストだ…」上司とカラオケに行く前に練習しておきたい曲のプレイリストが色々考えさせられる

                                                        ISO @iso_zin_ フリーのライターです。劇場プログラムをはじめ、月刊MOE、プレデリスタイル、CINRAなど多数の媒体で執筆 J-WAVE 81.3 FM PEOPLE’S ROASTERY月イチ出演 お仕事履歴▶note.com/iso_zin_/ ご依頼はこちらのアドレスまで▶dfa1izonu@gmail.com note.mu/iso_zin_

                                                          「なんて嫌なプレイリストだ…」上司とカラオケに行く前に練習しておきたい曲のプレイリストが色々考えさせられる
                                                        • cero高城晶平×折坂悠太 10年代のインディ音楽の萌芽と開花の記録 | CINRA

                                                          2021年4月17日(土)、渋谷のWWWオープン10周年記念イベントとして、ceroと折坂悠太のツーマンライブが行われる(会場はWWW X)。両者にとっては初のツーマン。この10年の音楽の潮流の拡散に寄与するなど、さまざまな意味で日本のインディを象徴している存在であり、2010年代前半からこのコロナ禍に至るアーティストの意識の変化、リスニング環境の変化を、当人たちの意図を超えたところまで含めて体現してきた2組と言える。 ceroのフロントマンである高城晶平は、ひと世代下から登場した折坂悠太の音楽や存在をどうとらえているのか。いっぽう折坂は、ある意味でceroの存在はソロで音楽活動をはじめるきっかけでもあったと語った。 両者が見てきた景色やバンド / シンガーとしての実感の変化を通じて、2010年代という時間が持っていた豊潤な混沌からの学びと2020年代への予見が浮かび上がる対談を、2つの記

                                                            cero高城晶平×折坂悠太 10年代のインディ音楽の萌芽と開花の記録 | CINRA
                                                          • 古谷実の衝撃作『ヒミズ』が園子温監督で実写映画化、2012年公開予定 | CINRA

                                                            古谷実の漫画作品『ヒミズ』の実写映画化が発表された。 2001年から『週刊ヤングマガジン』で連載された『ヒミズ』は、『行け!稲中卓球部』などギャグ要素の強い作風で知られていた古谷が、シリアスなストーリーに挑んだことでも話題を集めた作品。「普通」に憧れる中学3年生の少年・住田が、ある事件をきっかけに変化していく姿と共に、人間がもつ暗い内面を生々しく描かれている。 監督は、『愛のむきだし』『冷たい熱帯魚』などで話題を集める日本映画界の異端児・園子温。映画化について園は「原作は大好きで何回も読み返していました。実写で映画化する事は、大変な名誉であり、冒険だと思っています。この先の見えない不安な世界に住む若い主人公と一緒に、素晴らしい青春映画を作りたいと思います」とコメントしている。 映画『ヒミズ』は2012年公開予定。キャストの発表など、続報も楽しみに待とう。

                                                              古谷実の衝撃作『ヒミズ』が園子温監督で実写映画化、2012年公開予定 | CINRA
                                                            • 荒木経惟インタビュー 77歳でなお勢いを増すアラーキーの生き方 | CINRA

                                                              アラーキーこと荒木経惟の爆進がとまらない。今年5月に喜寿=77歳を迎え、国内外で数多くの個展が目白押し。まさにアラーキー・イヤーとでもいうべき勢いだ。近年の前立腺ガンや右目失明も乗り越える、そのパワフルさを支えるものを探ろうと、このインタビューははじまった。 開口一番に語られたのは、自らのデジタル嫌いの告白だった。しかし、それは変化に追いつけないという意味での「老い」ではなく、むしろ鋭敏さゆえの流儀。陽子夫人ら愛する者との死別さえ写真の糧にした生き方は、非情の天才というより、写真とは人生だと覚悟した「私写真家」の道のりだった。 荒木の写真には、進行形の愛と情、そしてより濃厚になった生と死があふれている。優しさは弱さではないし、センチメント=関わりから生まれる感情こそ人生を豊かにする、と語りかけるかのように。 スマホや最新機器は、便利だからこそ使わない。いまの「才能あふれるカメラ」では、被写

                                                                荒木経惟インタビュー 77歳でなお勢いを増すアラーキーの生き方 | CINRA
                                                              • 音楽家・大友良英を描くドキュメンタリー映画『KIKOE』、『爆音』で先行上映も | CINRA

                                                                音楽家・大友良英の活動に焦点を合わせたドキュメンタリー映画『KIKOE』が、7月25日(土)からユーロスペース他、全国順次ロードショー公開される。 『KIKOE』は大友の90年代から2007年までの活動を描き、前衛的活動を展開するミュージシャンや、批評家など総勢100名以上のインタビューとライブ映像などで構成されている作品。監督は、国内外の音楽家のプロモーションビデオの制作などを行っている岩井主税。岩井は映像、平面、立体、インスタレーションなど、手法や素材を超えて「記録/版」という現象自体に言及するクリエイションを続けているほか、2006年には大友と共に吉祥寺のイベントスペース「GRID605」をオープンするなど交友が深い。 ロッテルダム映画祭をはじめ、中国、ポルトガルなどでも上映され好評を博した作品。5月29日(金)から吉祥寺バウスシアターで行われる『爆音映画祭'09』で先行上映も決定し

                                                                  音楽家・大友良英を描くドキュメンタリー映画『KIKOE』、『爆音』で先行上映も | CINRA
                                                                • MobileHackerz再起動日記: いまPDFなどで読むことができる書籍・雑誌のまとめ

                                                                  2011/04/07 ■ いまPDFなどで読むことができる書籍・雑誌のまとめ 被災時に役立つ正しくまとまった情報を多くの人に読んでもらうため、震災の影響でインクや紙の調達・配本が難しくなっておりそのままでは楽しみにしていた読者に届けられないため… さまざまな理由がありますが、いま各出版社では「自社の書籍(の一部)をPDFなどで公開する」という動きが広まっています。漫画雑誌から高度に専門的な書籍まで、非常に有用な書籍たちが読めるようになっていますので、私が捕捉できた範囲でまとめてみます。有料でもDRMフリーのPDFがダウンロードできるもの、ごく一部のみの公開でも震災がきっかけで公開されたものは含めています。 これが入ってない!という情報がありましたら、Twitterなどで教えていただければ随時追加します。 ※13:10 「マンガ・愛ちゃんのボランティア神戸日記」追加 ※4/9 「週刊ヤングジ

                                                                  • 音楽家歴約45年。矢野顕子が「自分の限界」を認めて学んだ喜び - インタビュー : CINRA.NET

                                                                    矢野顕子がニューアルバム『Welcome to Jupiter』を完成させた。年代もジャンルも問わない顔ぶれがトラックメイカーとして名を連ねていた前作『飛ばしていくよ』(2014年)に引き続き、今作でも矢野はtofubeats、冨田恵一、Seihoら気鋭のアーティストたちを共同制作者として招聘。1970年代からYMOのメンバーと共に活動を行い、日本におけるテクノ黎明期の一端を担っていた彼女が、ここでは現代のエレクトロニックミュージックと融合しながら、新たなサウンドを生み出しているのだ。音楽家として活動を始めてから、もうすぐ45年。今も進化し続ける矢野の姿がここにはある。 今回のアルバムに収録された11曲中、カバーおよびセルフカバーは合わせて5曲。そのうち3曲は矢野がみずからトラックを手がけており、もちろんそちらも素晴らしいアレンジに仕上がっている。もし今回のようなコラボレーションという形を

                                                                      音楽家歴約45年。矢野顕子が「自分の限界」を認めて学んだ喜び - インタビュー : CINRA.NET
                                                                    • 丈青×菊地成孔対談 リアルジャズシーンから発信する現代への批評 | CINRA

                                                                      ピアニストの丈青と、サックス奏者の菊地成孔。一言で「ジャズ」と言っても、クラブシーンとロックシーンを横断するSOIL& "PIMP" SESSIONS(以下、ソイル)や、その別働隊であるJ.A.Mなどでの丈青の活動と、ソロ、DCPRG、ペペ・トルメント・アスカラール、ダブ・セプテットと多彩な名義を使い分ける菊地の活動は、共に一括りにはできない多様性を含んだものである。そんな二人が邂逅を果たしたのは、2010年のDCPRG再始動時における丈青の加入。お互いの多忙なスケジュールの関係で、12年の末に惜しまれつつ脱退しているものの、約1年半の活動の中で丈青は、まさにマイルス・デイヴィスのバンドにおけるキース・ジャレットのような強烈な印象を残した。 13年はソイルのメジャーデビュー10周年イヤーで精力的なバンド活動を行った丈青だが、今度はキャリア初のソロピアノアルバム『I See You Whil

                                                                        丈青×菊地成孔対談 リアルジャズシーンから発信する現代への批評 | CINRA
                                                                      • サカナクション山口がD.A.N.を取材「正直、D.A.N.は羨ましい」 | CINRA

                                                                        D.A.N.が約2年ぶりとなる2ndアルバム『Sonatine』を、7月18日に発表した。彼らの名を世に広めた1stアルバム『D.A.N.』のリリース後は、全国各地のフェスやイベントへの出演、James BlakeやThe xxといった海外の大物アクトのオープニングを経験。外部からのさまざまな刺激を受けつつも、決してぶれることはなく、むしろ自分たちの信念をより強固に貫くことによって、素晴らしい作品を作り上げてみせた。 そんなD.A.N.の音に早くから魅了されていた1人がサカナクションの山口一郎。2016年に開催された『SAKANATRIBE NF CAMP in JOIN ALIVE』にD.A.N.を招き、その後もLIQUIDROOMのパーティーで共演するなど、親交を深めていた。先日行われたワンマンツアー『SAKANAQUARIUM2018』東京公演のMCでは、D.A.N.との会話のなかの

                                                                          サカナクション山口がD.A.N.を取材「正直、D.A.N.は羨ましい」 | CINRA
                                                                        • ネット3世代が紡ぐ「新しい物語」 fhanaインタビュー | CINRA

                                                                          バンドシーンに属しながらも、いち早くネットでの楽曲発表を行ってきた佐藤純一を中心に、ニコニコ動画でボカロPとしても活動してきたyuxuki waga、ネットレーベルから作品を発表してきたkevin mitsunagaの「ネット3世代」で結成され、後にメインボーカルとしてtowanaが加入する形で4人組のユニットとなったfhana。ネットを通じて知り合い、2.5Dで初めて全員が対面、その後メイド喫茶へ行って、ビジュアルノベル『CLANNAD』の話で意気投合したという、何とも「今っぽい」エピソードを持つ彼ら。『CLANNAD』に通じる泣ける世界観、ピュアなセンチメンタルを核とした楽曲は既に高く評価され、これまでに発表した3枚のシングルはすべてアニメのテーマ曲となり、最新シングル『いつかの、いくつかのきみとのせかい』も、TBSのアニメ『僕らはみんな河合荘』のオープニングテーマに起用されている。

                                                                            ネット3世代が紡ぐ「新しい物語」 fhanaインタビュー | CINRA
                                                                          • 「ゲーム音楽」はなぜ多くの音楽家を虜にする?神曲と共に考察 | CINRA

                                                                            「Hyperdub」が手がける日本のゲーム音楽コンピ『Diggin In The Carts』 tofubeatsやTom-H@ck、kz(livetune)といった新しい世代の音楽家たちが「ゲームミュージック」からの影響を公言している。そのことにより、これまでゲームミュージックを「音楽作品」として意識することのなかった人たちの間でも、「ゲーム音楽には、知られざる名曲がたくさん眠っている」という事実が、一昔前よりも広く認知されるようになった。とはいえ、そういった人たちが自らの「好みのゲーム音楽」を、その大海からピックアップするとなると、これまた至難の技。「届くべき人の元に届かない」という状態は相変わらず続いていた。 11月17日、そんなゲームミュージックを取り巻く状況を変えるかもしれない作品が発表される。英国のエレクトロニックミュージックレーベル「Hyperdub」からリリースされる『Di

                                                                              「ゲーム音楽」はなぜ多くの音楽家を虜にする?神曲と共に考察 | CINRA
                                                                            • あの人の音楽が生まれる部屋 | CINRA

                                                                              アーティストのプライベートスタジオ、プライベートルーム。1人楽器をつま弾いたり、レコードコレクションを聴いたり、思いついたフレーズやアイデアを録音したり、友人を招いてジャムセッションをしたり……。世界中で愛されている、あんな名曲やこんな迷曲も、はじめはそんな風景から何気なく生まれてきたのかもしれません。 ふだんならまず見ることのできない、アーティストのプライベート空間を取材させていただこうというこの連載。音楽を生み出すためのたくさんの機材や楽器が並んでいる空間。よくわからないけれどワクワクする、さっそくそんな部屋を覗いてみましょう。

                                                                              • 中納良恵×原田郁子 音楽バカの若者が歌で大人になるまでの20年 | CINRA

                                                                                2016.05.06 Fri Sponsored by EGO-WRAPPIN'『ROUTE 20 HIT THE ROAD』 今年結成20周年を迎えたEGO-WRAPPIN'(中納良恵 / 森雅樹)を祝うべく、同じく1996年に結成し、先頃20周年を迎えたばかりの3ピースバンド、クラムボンを招いて実施する対談企画の第二弾。大阪と東京、クラブジャズとポップミュージック――まったく異なるコンテクストの中で生まれながら、結成当初からブレのない一貫した音楽を追求していること、記名性の高い女性ボーカルを擁していることなど、実は共通点も多い。 その音楽性において鍵を握るEGO-WRAPPIN'の森雅樹(Gt)とクラムボンのミト(Ba)の対談に続き、それぞれのバンドのフロントマンとして、さらにはバンドが生み出す世界観の中心に位置するボーカルとして、艶やかな歌声を響かせてきたEGO-WRAPPIN'の中

                                                                                  中納良恵×原田郁子 音楽バカの若者が歌で大人になるまでの20年 | CINRA
                                                                                • 「フジワラノリ化」論 第14回 押切もえ 知的路線へのモデルウォーキング 其の四 あるアパレル系勤務女性との対話 | CINRA

                                                                                  其の四 あるアパレル系勤務女性との対話 前回の末尾に記したが、この論のきっかけはある女性読者から「フジワラノリ化」論で倉木麻衣を取り上げて欲しいというメールが来たことに端を発する。アパレル系に勤務する彼女と何度かメールをやりとりする中で、彼女と押切もえとその周辺について話を交わしてみるのは、「押切論」の現在を露出させるために有効ではないかと思い立った。案の定、膨らみのある議論が交わすことが出来た。「日経エンタテインメント!」にもこれくらいの分析力が欲しい。現場は、冷静だ。そして、冷酷なのだ。 武田(以下、T):今回、「是非、フジワラノリ化論を倉木麻衣で書いてください」とメールを貰ったわけですが、なぜそう思ったんですか? アパレル業界で働いていらっしゃるとの事ですが、女性誌にいきなり登場してきた彼女への反応ってやっぱり厳しかったんでしょうか? アパレル系勤務K田さん(以下:K):倉木麻衣って

                                                                                    「フジワラノリ化」論 第14回 押切もえ 知的路線へのモデルウォーキング 其の四 あるアパレル系勤務女性との対話 | CINRA