1月6日に米議会に押し寄せた群衆が最も熱心に探し回ったのは、共和党の政治家のマイク・ペンス副大統領だった。 地元の空港で群衆に取り囲まれ、ヤジを飛ばされたのも共和党のリンジー・グラム上院議員だった。 どちらも過去4年間、お世辞たらたらでドナルド・トランプ大統領に仕えてきたが、昨年11月の大統領選挙でのトランプ氏の敗北を正式に認めた時、そんなことは大した意味を持たなかった。 あるデモ参加者の言葉を借りるなら、その純潔の欠如のために、彼らは「永遠に」追い回されることになる。 過激主義の一つの特徴は、味方を攻撃する際の嬉々とした態度だ。 教えを疑う人と分派を唱える人は、頭から教義を信じない人よりも大きな怒りを買う。 このため、主流派の共和党員はこれから、保守運動の乱暴な周縁派閥との熾烈で終わりのない戦いに入る。 「グランド・オールド・パーティー(GOP、共和党の通称)」だけが危険にさらされるので