トルコ・イズミルで、倒壊した建物のがれきから生存者を捜索する救助隊員ら(2020年10月31日撮影)。(c)OZAN KOSE / AFP 【10月31日 AFP】(更新、写真追加)トルコ・ギリシャ沖のエーゲ海(Aegean Sea)で30日午後に発生した地震で、両国では複数の建物が崩壊し、少なくとも26人が死亡した。救助隊は日付が変わった31日も、重いコンクリートの塊を素手でかき分けながら、必死に生存者の捜索に当たった。 この地震で、エーゲ海に浮かぶサモス(Samos)島では小規模な津波が発生、またトルコ西岸の町は濁流に襲われた。 米地質調査所(USGS)によると、震源はサモス島の町カルロバシ(Karlovasi)の沖合14キロで、地震の規模はマグニチュード(M)7.0だった。 トルコ・イスタンブールとギリシャ・アテネの両市でも揺れが感じられ、長年敵対する両国には外交的機会も生まれた。ギ