スマホを使った物理実験 筑駒の型破りな授業の狙い筑波大学附属駒場中学・高校(下) 教育ジャーナリスト・おおたとしまさ2020 / 5 / 17 超進学校と言える筑波大学附属駒場中学校・高等学校(筑駒、東京・世田谷)。その授業風景は受験対策に偏ったものではなく、スマホを使って音楽を編集する実験をするなど、かなり型破りな内容だ。生徒自ら課題を決めて、とことん探究する姿勢を伸ばすためだ。教育ジャーナリストのおおたとしまさ氏が訪ねた。 <<(上)筑駒生が文化祭で学ぶ裏方としてのリーダーシップ <<(中)都会の超進学校・筑駒 なんでコメ作りをガチで体験? 超音波の特性を利用してカンニング!?驚異の東大進学率を誇る超進学校、筑駒だが、授業のなかで大学受験に特化した指導を行うことはほとんどない。たとえば理科では、高校2年生になっても3年生になっても、実験が中心だ。 高2の物理の授業を見学した。2コマを続