ギニアの首都コナクリ(Conakry)市内にある病院の隔離病棟で、防護服を着る国際医療支援団体「国境なき医師団(Doctors Without Borders、MSF)」のスタッフ(2014年6月28日撮影、資料写真)。(c)AFP/CELLOU BINANI 【8月12日 AFP】過去最悪のエボラ出血熱の流行が西アフリカで拡大する中、製薬会社大手や研究機関による治療薬やワクチンの開発が急ピッチで進められている。 感染者の約90%が死亡するとされるエボラ出血熱に関しては、数種類の実験薬が存在するのみで、その多くは動物実験の段階を超えていないのが現状だ。 ■ワクチン 世界保健機関(World Health Organization、WHO)のワクチン担当、ジャンマリー・オクウォブレ(Jean-Marie Okwo-Bele)氏は、フランスのラジオ局に対し、英製薬大手グラクソ・スミスクライン(